ひぽこんコラム

2010年02月10日(水) アメリカの郵便局はまったく信じられない

 12月中旬頃に出したクリスマスカードが今日、届いたと、メンフィスの友達からメールが。。。。


 アメリカ。おお、アメリカ。

 バカか、アメリカ。くそったれアメリカ。

 郵便くらいちゃんと配達しろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 23年後に届いた、とか時々ある話も納得だ。

 どこにいたんだ、クリスマスカード。。。。。

 メンフィスだからエルヴィスの家にでも行っちまったんだろうか。。。。なんだろうか。

 
 あ。朝さまに功労金ちゃんと払ってやれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ。ドル箱スターだったんだああああああああああああああ。当然だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!




 お祈りは欠かさず。。。

 

2010年02月09日(火) The Gossip〜ゴシップのライヴ

 昨日はゴシップのライヴに恵比寿まで行った。

 ゴシップ。アメリカのバンド。

 コレです、コレ。とにかく見てください。

 そうです。まるでマツコ・デラックスのような。。。巨漢。女性です。そしてレズビアン。かっこいいドラマーはよく見えませんが、女性で、そしてレズビアン。

 ボーカルの子はベス・ディットーと言いますが、前に取材したんですが、このパワフルなボーカルとは真逆にシャイで小声で話す子だった。
 この身体でしょう?子こどもの頃はいじめられてね〜と言ってた。友達はあんまりいなくて、安いスーパーで安いカセットとか買って、音楽をたくさん聞いていたらしい。

 そんなゴシップのライヴ。良かった!!! とても良かった! 最初の方こそ、今年最初の、久々のライヴだそうでなかなか調子でなかったけど、どんどん上り坂になって、最後のアンコールじゃ、なんかもう涙出てきちゃうような高揚のある、理想的なライヴだった。良かったよ〜〜。

 なんかもう、この子は自分のコンプレックスをすべて糧にして、それをエネルギーにして放出する子だ。しかもネジ曲がることなく、それをまっすぐに放出できる子だ。ポジティヴに。なんら自らを恥じることなく。
 そのまっすぐなエネルギーは人に元気を与える。

 とにかくサービス精神にあふれてて、観客に語りかけて、コミュニケーションを図る。プロだ。そして優しい。どんなときも彼女の優しさがステージを支配する。

 そしてそれを黙々と支えるバンド。いいバンドだなぁ。ずっと続けて欲しいし、ずっと続けてくれそうだ。

 ベスちゃんはヌードになったりと、イギリスではその名のとおりにゴシップ・スター。去年ダブリンのデパートでは、彼女がお店の大きなポスターになってた。

 女性の、しかもロックやポップ・スターなんかに求められるのはきれいで、痩せてて、そしてレズビアンなんかじゃないこと。でも彼女はその真逆。でもその真逆を全部さらして、あけすけなほどに表現して、それはときに粗野にも見える。でもその裏には彼女が乗り越えてきたものがあるし、見せることが彼女のコンプレックスを打ち破る方法だし、結果それは人を勇気づける。すばらしい。
 彼女を受け入れるイギリスの音楽ファンもすばらしいなあ。

 それにしても女性のシンガーに課せられた様々なことを乗り越えていく彼女に、女性の表現が手に入れた自由、みたいなことも考えた。朝さまが「日本は民主主義の国かと思ったら、社会主義みたいだった」と言ってたけど、アメリカも同じ。そんな中で彼女がこういう自由を手に入れて歌ってることにすごいなぁとしみじみ感じた。

 昨日はけっこう落ち込んで行ったけど、元気をもらった。ありがとう、ゴシップ。音楽はすばらしい。


 PULPのジャーヴィス・コッカーとライヴで歌うなんてのもありました。。なんかジャーヴィスが懐かしいなあ。。。

 このライヴはミニスカで頑張ってます! 盛り上がってるわぁ〜〜。すてき〜〜〜〜。

 音楽を愛してるなぁ、この子は。。。昨日はホールニューワールドなどのディズニー曲からティナ・ターナーからビキニキルからニルヴァーナからダフトパンクまで即興で歌ってたなぁ。なんかそういうのもうれしかったなぁ。音楽への愛を感じさせてくれるライヴは、すごく幸せだなぁ。

 幸せをくれる子だ。。。。

 新譜はソニーさんから。
Music For Men/ミュージック・フォー・メン
Gossip/ゴシップ
SICP-2539/アルバム/2010.1.6/\2,520(税込)


 ↑これ、ドラムの女性です。男前や〜〜〜。


 そうそう。久々に。



 お祈り〜〜〜〜。
 

2010年02月08日(月) ネコは消えた

 ネコ、消えた・・・・。

 今朝はバイトでバタバタしてたから見に行くことができなくて、今帰ってきて行ってみたらもぬけの殻。ダンボール箱とか、湯たんぽだけ乱雑に残されて。。。

 誰かが病院に連れて行ったとは思えない。たぶん、死んで、誰かが区役所に通報して、もう連れて行かれたんじゃないかな。。。

 そう思ったら涙が出た。

 一瞬だけのポカポカしかあげられなかったけど。。。ネコ、バイバイ。

 天国に行ってほしい。ネコ。

 ネコ。。。。小学生のボクはどうしてるんだろ?
 少年なら、ネコの死も淡々と受け止めていそうだ。

 少年はあるがままの見方をしていた。
 生きていれば生きることだけを見つめ、死ねば死だけを淡々と見つめる。

 私はアワアワいつも死を見てばかりいるが、子どもはそこを見ない。

 あとでまた片付けよう。。。。ダンボールとか。
 サヨナラ、ネコ。。。





 そしてバイトでは、またメール便の金もらい忘れたりとか、とんだバカばかりしてる私だ。

 何かしら次々に失敗を犯す。なるべく2度は同じ失敗は繰り返したくないのだが、やらかしてしまう。。。。

 やらかす。。。。
 いつも、やらかす。。。。でもヘラヘラ笑って誤魔化す。


 
 

2010年02月07日(日) 野良猫が死んでいく

P×6S:そして夜。見に行ったらダンボール箱を解体してネコにナナメにかけてあった。ハンカチにくるんだホッカイロを置いてきたけど、熱いかな。。。。とにかくまだ生きてる! 箱のけてみたらシャアアアアアアアと言った。


P×5S:少年が指を切って血出してた、ということに改めて思い至り、絆創膏とイソジン消毒薬とティッシューを持って行く。消毒して、絆創膏をあげた。ネコは動かない。少年は寡黙で、ありがとうございます、しか言わない。野良猫と少年は似てる。
 とか言いながら、どうしよう、少年が今、野良猫介抱記録とかtwitterで随時更新してて、スターになってたら。。。それ目的とか。。。
 なんてことはあり得ない、純朴そうな小学生だ。涙が出る。


PPPPS:こんなに汚くして。。。これだからネコ好きの人は困るのよね
 と言われたらいやだから、ウンコまみれになったネコの居場所のグチャグチャを片付けた。新聞で包みながらゴミ袋に入れて。でもウンコはそのままだけど。。。すまん。こびりついてる。

 少年はまだいた。「動かなくなっちゃった?」と聞いたら、「ううん、寝てるだけだよ」って。
 子どもは状況をただ見るだけで判断する。その素直さがすばらしい。
 湯たんぽでネコが温まってくれたようだ。良かった。。。でもそれ以上に少年に見守られてる安心感だろう。
 このままネコは死ぬだろうが、最後のときに安心したんだ。
 

PPPS:また行ってみたら、なんと、隣のアパートの小学生の少年がネコを脇の50センチほどの通路に寝かせ、ホッカイロで温めながら見守っていた。。。。まだ死んでいない。だからウンコまみれ袋から湯たんぽを取り出して、また湯を入れ替えて、帽子に包んで少年に渡した。少年はネコにシャアアアアアアアアされて、指から血を出してるのに、ウンコまみれネコのお腹に手を入れて、湯たんぽを入れてあげた。なのにまたシャアアアアアアア。でも暖かさに気がついたらネコは少年を見つめていた。
 少年とネコ。
 この2人の純粋な愛に比べたら、大人の私はなんて中途半端で、そして ウンコにもシャアアにも手出しできなくて。意気地なしだ。

 そして風邪ひいちゃった。。。


PPS:また行ってみたら、なぜか道の反対側にいた。昨日のバスタオルを誰かがかけてくれてある。でももう死にそうだ。虫の息。おばあさんが通りかかって「死んでるの?」と聞いた。何もできない自分。消えていく命。祈るしかできない自分は中途半端だ。

PS:その後、ネコはどこかに移動しようと、少しずつどこかに向かって移動している。しかし近づいてももはや目も開けない。でもまた見に行くと移動している。最後の力でどこに向かおうとしてるのか。。。
 汚れた物は夜中にこっそり片付けようか。。。






 昨日、相撲友達と朝さまについて話した。白鵬が子どものように泣きじゃくったのが朝さまがどういう人かをよく表していると話した。

 そして帰ってきて、家の目の前まで来たら、道の脇に黒白で長毛のネコがいた。ありゃ?と声をかけると、シャアアアアアとはむかう。でもなんか変。動けない様子だ。どうしたんだ?と聞いたが、シャアアアアと答えるのみ。牙むいて、爪を出す。だから小さな持っていた手ぬぐいをかけたが、さらにシャアアアと怒る。

 どうしよう?と思って、とりあえず家に入って。。。。。あのままだと凍死するかも?と思って、家を探すと。。。。小さな湯たんぽが出てきた。これだ!と思って、それに湯を入れて、そして捨てる予定の汚いバスタオルを見つけた。それも持った。

 急いでネコんとこに戻る。相変わらずシャアアアアアアアアアアアアアア。ものすごい形相で怒る。正直、怖い。萎える。。。

 箱も持って行って、入れてあげようとか思ったのだが、それは諦めた。パッと湯たんぽを腹の横に置き、パッと上から無理やりタオルをかけた。

 シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア。

 ものすごい怒る。箱を横に置こうとするが、シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア。逃げようとする。

 分かった、分かったよ、とにかくタオルと湯たんぽから離れるな!とだけ言って、逃げてきた。

 シャアアアアアアアアアアアアアに負けた。

 でもそれからずっと気になって。。。。シモマンに連絡する。折り返しかかってきて。。。。とりあえずネコは寒さに意外と強いから、箱だけ置いてきてあげれば、自分から入るかも?と言われて、そうすることにする。

 また外へ。と、ネコの横に見知らぬお兄さんがいる。「なんか見ちゃったから気になって。この子、いつもこのあたりにいる野良猫ですよね。車にひかれたのかな。。。」と言う。そうなんだ、知らなかった。シモマンと、そのマンションから落ちたのかも?とか言ってたんだけど。。。

 とりあえず箱に入れられるといいと思い、お兄さんにタオルでつかんでくれないか?頼む。お兄さん、トライ。が。シャアアアアアアアアアアアアアアアアアア。そしてズルズル動かない足で逃げる。逃げる。逃げる。あ。。。冷たい金属のドブ板の上に。。。ダメだよ、そこ、冷たいって。。。と焦るオレとお兄さん。

 さらに迫ると、壁際に行った。さらに逃げようとする。分かった。分かった。そこにいろ!と箱を横に置き、湯たんぽも。。。大分冷めちゃったけど、置いた。タオルも上からかけた。

 「これが限界だね」お兄さんはそう言う。私もそうだ。これ以上やってあげられることはない。飼ってあげられるわけじゃないし。病院に連れて行く金もない。ごめんなさい。お前を見捨てるんだ。ごめんなさい。

 それからやりきれない思いが沸き起こり、シモマンに何度もメールする。。。。

 シモマンから、最後のときに親切にしてもらえば幸せだと言われて、そうかも、と思う。ネコは淡々と死んでいくと言われて、そうかも、と思う。

 ネコ。どうにもできない。

 ふと思った。私は戦場にいたら発狂するなと。誰も助けられない無力感に、死にそうになるな、と。いや、災害地もそうだな。そういうのに耐えられないなとか。無力さに本当にイヤになる。

 そして朝になった。
 グウグウ寝たオレ。そんなものだ。。。

 思いついて、水筒に湯を入れて、プラスチックトレイにお湯とジャコを入れて、行ってみた。。。死んでるか。。。生きてるか。。。。

 いたっ!

 生きてる!

 が。。。。誰かがさらにかけてあげたのだろう、お兄さんかもしれない。。。。Tシャツなんかがあって。。。。でも。。。。それらすべてがウンコまみれになっていた!!

 湯たんぽにもウンコが。。。。

 そして本人はハアハア虫の息だ。。。すごい苦しそう。なのに私を見ると、またシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア。

 分かった分かったよ、と湯たんぽのウンコのついてないところを持って、中を取り出し、水を捨てて、湯にとりかえる。そしてまたネコの横に。シャアアアアアアアアアアアアア。一瞬怒ったが、その暖かさに気がついたのか。スッとだまった。そのまま横にジャコ入りのお水をおいた。何も言わない。

 こっちを見るネコ。

 もうお別れかもね。ネコ。。。さようなら。

 このウンコまみれ具合からして、相当悪いし、それにこのマンションの人が黙ってないだろう。。。。

 何せ入り口のすぐ横だ。。。。

 最後のときを、湯たんぽで温まって欲しい。

 誰かがおまを気にしたことを感じて死んでほしい。って、分からんだろうが。。。でも1人じゃなかったんだから!

 私ができるのはここまでだ。さようなら、野良猫。オレは無力だ。お前と同じくらいに。

 オレもいつもシャアアアアアアと牙むいて生きてきた。同じだ。

 シャアアアアアアアアアアアアアアアアア!


2010年02月06日(土) バイトに行った





 虚ろな目をしてようが
 悲しみの底だろうが
 バイトには行かなきゃ。

 終わった後、怖いオバちゃんに「和田さんてそうやって大人しそうに見えるのに、意外とそうして朝青龍が好きだとか、かなり荒々しい面が中にあるのね」と言われた。

 だんだん、人は、どんなに隠しても、本性が見え始める。ズルズルと。

2010年02月05日(金) 悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい


2010年02月04日(木) 新年明けましておめでとうございます

 2005年という1年間は、思い返せば私の人生で一番辛い1年でした。今も辛いけど、もっともっと辛くて、朝起きると、布団の中で死にたい死にたい死にたいとだけ考えて、朝からただただ泣いていました。希望の欠片もなくて、絶望だけに覆われていました。
 実際何度も手首を切ってみたり、包丁をお腹につきたててみたり、何度も何度も死のうとしていました。どうして死ななかったのか分からないけど、それはただ私が意気地なしだからだっただけです。四ッ谷駅で電車に飛び込もうとしたこともありました。
 そんなときに友達がお相撲好きで、よくお相撲の話をするから、何気なく見ました。何度か、あまり気にせずに。
 そのときに朝青龍を見ました。とてつもなく強くて。強くて強くて。そして白黒はっきりつけて。たった一分ですべてが決まり。私は瞬く間にひきつけられました。
 勝とうとして勝つ人。その強さに、弱さにばかり引きずられている自分を引き上げてもらえるような気がしました。
 強さ、というもの、気迫というものを、初めて目で見ました。
 そしてその人にすごくひきつけられました。
 たったそんなことが私を勇気付けました。生きるという気持ちは不思議なものです。ほんのささいな、小さなことでいいのです。何も1億円当たらなくても、白馬の王子様が現れなくてもいいのです。
 TVの向こうのたった一人の人が、その気迫を見せてくれるだけで、それは沸き起こってくるのです。
 大げさじゃなくて、そのときに生きることが出来たのは朝青龍のおかげです。ありがとう、朝青龍。心からありがとう。本当にありがとう。たとえ誰が何を言おうと、私は命をもらったと思っている。
 今はただそれだけです。ありがとう、朝青龍。あなたのおかげで私は今生きています。

 
 











 昨日のオレ。
 恵方巻食べて
 マメ食べて「福は内」
 ソバ食べた。






 初めてスキャナー使ってみました。元々は師匠に送ったFAXですわぁ。

 スキャナー、使い方がよく分かりません。。。。難しい。

 食べすぎ。

 新年だあああああ。

 ↑で。
 バイトしてて、店にあった、なんかお菓子? 恵方巻みたいなお菓子を見ていたら、西南西ってあって、方角が東西南北描いてあって。。。よぉく考えたら、きのう、私、まったく逆に向かって恵方まきをほおばっていたことが判明。。。。

 があああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん。

 ショック。。。。
 何のために。。。。

 バカすぎる。
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