ひぽこんコラム

2009年10月11日(日) 男子たる者、四股を踏め!

 幼児教育。。。。子供を鍛えるとか、こうすれば子供は伸びるとか。。。なんだかどんなものを見ても余計なお世話に思える。今、テレビでたまたまやってて、水が怖い子供を川に入れたり。。。。って、別に怖いものは怖いままでいいじゃないか。何かそれがいけないのだろうか。怖いには怖いなりの理由がある。それを後々に考えていくことの方が大切に思うのだが。
 さらに男子は魚を採って、女子は畑で収穫って。。。男子も女子も同じことさせ〜〜や〜〜と思うし。どうしてそんな役割分担させるの? 女子だって魚採りたかったら採るし、男子だって畑で収穫したいかもしれないし。
 しかも川に飛び込むのは男子だけとかって。。。女子だって飛び込ませてやれっての。やりたい子だっておるだろうに。
 
 大人が望む、こうなってほしい、というものに矯正しようとするのって、気持ちが悪い。聞き分けのいい、なんでもポジティヴにこなしていく子供なんて、なんだかキショいわ。軍隊かっての。

 ところで。この男子、女子、いう呼び方ですが、〜〜〜〜男子というのは、どうしてこうもイメージが変わってしまったのだろうか?

 かつて男子、と言えば「日本男子」とか、すごく凛々しいイメージだったのに、最近は弁当男子とかね、なんだかすっかり軽薄になってしまった。〜〜〜〜男子なんて描いてある記事見つけると、それ、ぶっち破りたくなる。そしてそこに映り込む20代30代の優男を見ると、全員相撲部屋に送り込みたくなる。

 四股踏め、四股を!

 みたいな。。。。あたしが一番矯正したがってる???

 

 

2009年10月10日(土) 傑作!

 きのうはEMIでノラ・ジョーンズの新しいアルバムを試聴させてもらったんだ。

 ノラ、ずっといっしょに音楽を作っていた恋人と別れて、新しい仲間たちと音楽を始めた。自分で歌を書き、自分の足で立ち、成長した。

 以前、ミュージックマガジンで、能地祐子さんがノラ・ジョーンズは「まかせ上手」って、絶妙な言葉で表現していたけど、まかせ上手を辞めたんだ。

 失恋したことで歌の陰影がより濃くなって、すごくいい。情景が思い浮かぶ。自分で自分の歌を追い求めて行ってる。しっかりと。

 そうやって女性シンガー・ソングライターたちは、ジョニ・ミッチェルも、リッキー・リー・ジョーンズも、みんな男=だいたいプロデューサーとかバックのミュージシャンとか共作者。。。と別れると一皮向けて成長する。

 が。ノラという「ぜったいに儲かる安心株」みたいな存在にしがみつく奴らがいる!! ジェシー・ハリスとか、そういうヤカラたち。そうそう、ノラで大儲けしてきたオッサンたち。

 オッサンたちは「オレらがいないとダメだろおお?」とでも言ったのだろうか? しつこくノラにまとわりつき、しつこく共作などをして、つまらない、以前のような、変りばえしない曲を書いて、アルバムをつまらなくしてしまった。

 ノラ、きっといい子なんだろう。断りきれなかったんだろう。でもここは断らなきゃ。それともEMIのアメリカのスタッフがバカなのだろうか? ここは断らなきゃ。

 せっかく彼女が成長するきっかけを、新しい一歩のすばらしいアルバムになるはずだった作品を、寄ってたかって壊してしまった。

 とは言え、大半以上はノラ一人で書いた曲。だからアルバムはいい。オッサンたちの曲は飛ばして聴けばいい。ああ。。。。だからダウンロードって便利なのかも? それは買わなきゃいいんだからねぇ。

 やはり作品に妥協はよくない。どんなにいい人でも、作品を作るときは鬼にならなきゃ。鬼になって「あんた、いらない」と言える人が傑作を作る。傑作の影では意外と泣いてる人がたくさんいるはずだ。

 傑作はそういう影も背負ってるからこそ、傑作なんだ。

 

2009年10月09日(金) かいじゅうたちのいるところ

PS:今日は赤坂へ。
 なんか道端にベンチ出してるアイリッシュパブみたいな店があり、夕方前から日本人男女3人の若いのがギャハハハしてる。
 そぐわない。似合わない。どうしてああも外のベンチで飲むとかいうのが日本人て似合わないんだろうか。。。カフェとかも、似合わない。
 でも日本人に?なのか? それとも日本という土地にか?
 ところで夜、帰り道、また同じところを見たら、今度はそこに外人リーマンが座ってビール飲んでた。似合ってた。。。
 やはり日本人が似合わないんだな。妙にはしゃぐからだろうか?
 にしても。アイリッシュパブで外にベンチは本場では滅多にありえないと思う。なぜかというとすぐに雨が降るから。



 超有名なモーリス・センダックの絵本「かいじゅうたちのいるところ」が映画になった。日本でも1月から公開で、話題になってるんだ、なってるところでは。

 そのサントラを、ヤーヤーヤーズというパンクのオネエちゃん、カレンちゃんが手掛けてるってのが最高だ。センダックの絵本にパンクのオネエチャン。イエエエエエエエエエエイ。最高でしょう?

 監督はスパイク・ジョーンズ。ハゲちんのお友達。。。。

 カレンOと子供たちの歌もとにかく最高にいい。この映画、早く見たいなぁ〜〜〜。

 それにしても大阪の橋本は人には文句つけるが、自分が文句つけられたら首? あいつは橋本ジョンイルだな。日本て北朝鮮のことをいろいろ言うけど、日本の方がよほどジョンイル体制だ。自由に発言も出来ない国。そして独裁者が勝手する。東京もオリンピックとかに150億円も使われて。橋本ジョンイルと石原ジョンイルの2大都市の独裁者は、アホな男が権力というものを持っちゃうとどうなるかをよく見せている。どうしてこういう男たちを当選させるんだろう、日本。日本よ、もっともっと覚醒しろよ!

 

2009年10月08日(木) Bombay Bicycle Club

PPPPS:ノーベル文学賞は春樹先生じゃなくて、ドイツ人の女性作家さんだったんですね。コーエンももらえなかったかぁ。


PPPS:今日は気圧の変化と、イヤなことが重なったので、昼間ほぼ4時間おきにワイパックスを飲んでみた。今のところは大丈夫。あまり眠くもないし、しっかりしてる。1日3回とか言われたけど、これから寝る前に飲んだらオーバーしちゃうな。うううむ。でも飲まないとダメそうだから、飲んじゃえ。いいや。。。


PPS:お相撲友達でもある(?)ライターの大宮くんが和田にインタビューしてくれて、和田のバカバカ人生を素敵な記事にまとめてくれました。偽名で載ってますが、これ、オレ〜〜〜〜〜〜〜〜。。オレ〜〜〜〜〜。バブルに学べ、ってのおおおお。オレ〜〜〜〜。オレ〜〜〜〜〜〜。

PS:↓に書いたボンベイ・バイシクル・クラブの日本語ホームページも見っけ。ビデオも見られる。若い。若い。カワイイ。オレの子です、みたいな。。。。


 テレビは台風情報やってれば、金はかからないし、視聴率とれるしってかんじで大騒ぎしすぎ。バカじゃなかろうか。慌てて消してラジオをつける。別所のつたないしゃべりに、やれやれいつもとおりと思う。別所。。。永遠にうまくならない男。

 そして窓を開けて雲を見る。もう雨は上がって晴れてる。朝8時半。まるで早送りみたいに雲が南から北へ、急がなくっちゃ急がなくっちゃと、走っていく。見てて飽きないわぁ。

 こうやって雲を見上げてるのは、ダブリンにいるとき以来かも。あんときは暇で暇ですることなくて、空ばかり見てたから。

 でも今も暇で暇で空ばかり見るかも。バイトの面接でもまた受けてこようっと。そういや、手話教室がいっしょのオバちゃまが、友達が清掃会社の社長だから聞いてあげようか?なんて言ってたな。掃除のオバさんになろうかしらん?

 そうそう、このあいだイギリスの若いバンドなんてみなクソクソだなんて書いて、その直後にライブに行っていた私ですが、昨夜からはイギリスの若いバンドに夢中になっています。。。。なんてウソつき。。。。。ボンベイ・バイシクル・クラブ。80年代、90年代UKギター・バンドが好きだった人は萌え燃え間違いナシっする。ボーカルもかわゆす。なんかときどきロディ・フレイムっぽいような。。。ちがうか? とにかくガッツ感じるっする。アルバムがとてもよかったする。

2009年10月07日(水) 今日は三叉神経痛がひどいですから

ps:ずっと前にここで、お神楽〜〜〜お神楽〜〜〜と騒いでいたのを覚えていらっしゃいますでしょうか?
 図書館に行ったら、3回の無料お神楽講座が中野であることを発見した。さっそく申し込む。ご近所友達のユキさんも誘うが、何それ〜〜〜と相手にされず。ちいいい。お神楽の楽しさをわかってないな! お神楽のあのシャンシャンシャンというのが、たまらない魅力に思える。。。。きゃあああああ。お神楽。当選しますように。。。たった20名なんだ。。。。でも20名もいないかも?
 お神楽お神楽。ランランランッ♪


 こんな風にときどき、テレビ番組に対する雑誌の記事を読む。ネットで。立ち読みで。喫茶店で。でもそのたびにハァとため息が出る。。。。むろん、ナンシーがいたら。。。という、しょうもないため息。ナンシー。なんて大きな存在を失ってしまったことか。私たちから喜びをひとつ奪った神様を恨む。

 ナンシーがもしこの240時間マラソンとかについて書いたら、どれだけ面白かったろうか。この人の記事。。。うん。そのとおりなんだけど、そのとおり、というだけなんだ。そこに面白さはない。意外性がなく、何よりユーモアがないんだよねええ。TVに、芸人に、笑いを求めながらも、あなたの記事に一番笑いがないんじゃ?と突っ込みたくなる。←人んことはいくらでも突っ込みますから、アタシ。

 ナンシーはどんな対象も面白がって見ていた。そして、まるでペンか何かで突っつくようにツンツンしてた。そのツンツンっぷりが面白かった。かわいかった。ナンシー。また図書館で借りてこようっと。。。。←買えよ? 本はほとんど買わない、いや、買えない私っすから。

 そういや、まだ1Q84も読めてません。なんか第三段も出るんだよね。その頃にまとめて読もう。春樹先生はノーベル賞を受賞するのだろうか。ノーベル賞には数年前にレナード・コーエンの名前も挙がったりしたね。

 にしても。昨夜から三叉神経痛です。

 

2009年10月06日(火) ショーン・レノン〜〜腹話術人形「ちょうどいい!」

 難民を助ける会がフィリピン台風とスマトラ島沖大地震被害者への募金を緊急に始めている。ここをクリックするとインターネットで募金できる。ここはちゃんと領収書も送ってくれるから税金対策にも使えます。お金のあまってる人????よろしくです。写真を見ると、ふだんから貧しい人がよけいに貧しくなり、明日をも知れず困ってる。

 ところで。
 ・・・さっき、たごちゃんからメールがあり、徹子の部屋にオノヨウコが出てて、胸の谷間がとんでもないことになってる!というから、慌ててTVつけた。

 すっ、すげえええええええええええええ。

 谷間が。。。。おっぱいが半分くらい出てるかんじ。。。でもこの人、こんなにおっぱいあったっけ?

 どっから寄せてきた?

 新しいブラをゲットしたか?

 そして老眼鏡のようにしてサングラスをかけてて(老眼鏡なのかも)。

 ナナメに向かい合う徹子はピエロみたいな服着てる。

 ひいいいいいいいいいいいいいいい。コユイ。。。。

 それだけでもすごい面白いのに、そこにあまり日本語もできない息子ショーンが登場。蝶ネクタイで、トッちゃん坊やっぷりが、もう、いるだけで爆笑。ワハハハハハ。お母ちゃんのお人形、っていうか、お母ちゃんの腹話術人形だな、この子はさあああ。そして32歳になりましたぁとか日本語で言ってた。ワハハハハ。
 
 かなりかなり楽しい3人の図。最後は強引にお蕎麦の話で終わった。「あら、ニューヨークにもおいしいお蕎麦ありますわよおお、オホホ」と徹子が笑って。。。。

 コユかった。再放送してほしいわ。
 
 たごちゃんからメールで「徹子の服を紹介する本を作ってほしい」とあった。中居君の私服本より面白いよねって。うん、私も欲しい。すごいもん。徹子。

 でもショーンの腹話術人形も欲しいかもな。

 ジョンさんよぉ、お前の息子、たいへんなことになってるで〜〜〜。

2009年10月05日(月) ヤザワ道

PS:↓んなこと書き散らしていたくせに、夕方いきなりユッコに誘われて、クワトロでUKバンドを観に行った。。。若者。。。。オレって。。。。なんていう無節操。ウソツキ。

 でもそのバンドのCDを出してる人が金沢に住んで、一人でレーベルを運営してる、なんて聞いたので、それでその人に会いたくて行ったんだ。一人で頑張る人は応援したいじゃないか。一人インディーズ。

 でもって観たバンドはカイトとかいうの。若い。若いけど若々しさがない。一人インディーズの人、ごめんね。シガーロスのパクリン見たいのが多かった。でも客はいっぱいで、みんなシ〜〜ンと身動きひとつしないで見てた。クロスビートのH君がいたから「あんた、これ好きなの?」「マジ?」「なんで動かないで見てるの?」とか質問しては邪魔をした。それからユッコと「このドラムの音はないだろう」とか「またパクッてる」とか「あのベースは体育会系のバカ」とかさんざなことをボソボソしゃべりあう。

 アンコール途中で出てくると、その前座にやっていたらしい女のこボーカルのバンドがいた。ユッコが気に入って「良かったって言ってくれ」というので、下手くそな英語で伝える。そのまま、その子たちと話すことに。イケメンを追い求めるユッコはそのうち消えてしまい、私とその女の子、名前も何も知らないその女の子と話す。北ウェールズ出身で、髪型がレディ・ガガみたいで、そう書かれたとか言ってた。明るくていい子だ。しかしオレはその子たちのライブは間に合わなくて見ていない。名前も何も知らない。聞いたこともない。

 それなのに成り行きで前に座ってまた下手な英語でいろいろ聞くことに。ちょうどいいやと思い、クソつまらんロンドンのバンドが最近いっぱいいるのはどうしてなんだろう?と思ったから、よもやクソつまらない、とは言えないが、どうして?と聞いたら、物理的に新しいベニューがどんどん増えて若いバンドが次々にプレイできるからだと言ってた。へええ、そうなんだ。昔は汚いクラブが多かったよね、とまた下手な英語で言う。

 それから好きな音楽って?と言ったら、意外なことにヴァン・モリソンなんて言われて、一気にきゃああああ。ヴァン話で盛り上がる。彼女にあなたは?と聞かれて、レナード・コーエンなんて言う(笑)。あたし、ジジイでも構わないのとか、ワケわからないこと言う。オールドマン・グレートとかなんとか。。。。

 こうして↓こんなことを書きながら、ロンドンで頑張る、若いバンドの子と交流した。最後まで名前はわからなかった。すまんねえ。表に出たら楽屋入り口に名前が貼ってあった。。。これ↓



 そしてクアトロのひっそりとしたケータリングもパシャリ。



 なんだか久々に楽屋、みたいなところに行った。ユッコは水を得た魚のようになって、どっかに行ってしまった。
 オレはウソツキジャーナリストのままクアトロを出た。
 




 なぜだかここ数日はずっと原稿書きだ。でもこれが終わるともうまったく仕事ナシナシだから、今度こそバイト探さなきゃ。マジ〜〜。マジ〜〜〜。

 でもって、今やったのがニール・フィンさまに関して短い文章。
私の王子様シリーズの一人。
 
 書きながら思った。日本人のロック好きってさ、バカだから、こういう想像力を要する音楽は分からないんだよねって。ほんと、バカだから。様式にこだわったり、僕は悲しい悲しいと不幸ぶってるのとか好きでさ。バカじゃねえかと思う。見た目だけで判断して、何がロックだ? 浅はかだよなぁ。ロックってのはもっと自由な精神だろう。その精神が萎縮して、見た目だけでしか判断できないで、何がロックだ。バーローバーロー。

 特に僕は悲しい悲しいと不幸ぶってるイギリスのロックというのを日本のロック雑誌とかは応援するんだが、あんたさ〜〜、奴らは中産階級とかに生まれて左手でソーサー持ち、右手で紅茶カップを持ってオホホホとか言ってる奴らだぞおお。そいつらの悲しい悲しいなんてさ、金持ちのタワゴトだっての。それを狭いウサギ小屋の時給850円少年が聞いて、僕と同じだと思わせるなんて詐欺だね、詐欺。違うっての。あいつら、金持ちの戯言だからねえええとオバさんは思う。オバさんはそんなのに騙されないんだからっ。

 ところでロックの様式だが、あのエイちゃんはそのロックの様式というのを自分なりに解釈して、その型。。。。まるで合気道の型のように、型を繰り返してるうちに、もう、日常も話し方も何もかもがその様式になってしまった、ロック道なのだと思いました。きのうだかNHKでやってたドキュメンタリー見て。

 誤った解釈。。。。ロックの様式。。。。そ、それは違うだろ?

 そのポーズ。そのしゃべり方。その発音の仕方。すべてがおかしい。

 しかし、永遠にやり続けることで、まるで合気道とか武道のように、1つの美しき型となり、彼は家元となり、ヤザワ流ロック道として定着した。すごいね。やるね。

 「道着」は長〜〜〜〜〜〜い足元まであるマフラー。。。。今ドキあれはどこに売ってるのだろうか? 
 
 ファンはタオルを買うが、合気道もおそろいのタオルとか作ったよな。似てる。。。

 
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