ひぽこんコラム

2007年09月06日(木) ラジオ体操とダブリンライブDVD

 すいません・・・食券乱用で・・・・じゃない、職権乱用で(?)1早く、11月発売のハゲちんらライブDVD見ちゃいました〜〜。

 いやああああああああああああああ。すげええええええええええええええええええ。おめぇ、日本公演、手抜きしたっぺ?

 そう言いたくなる、そう責めたくなる、そんな勢いでございます。

 REMを知らない人が見ても「このバンドって売れてるんじゃない? スターじゃない? だってこのボーカルの人、すごいよ。すごいエネルギーだよ。こんな人、いないよね?」と言いたくなるような、そんな感じです。

 しかもセット違うじゃん。ヨーロッパだけあんなセットというかバック映像だったんけ? というのもあり〜〜〜〜。ぐそおお。

 とりあえずそんなんで。

 しかし台風で。私はもう午前中から頭痛で、徐々に胸苦しくなり、イライラし、ギエエエエエエエと雄たけび上げて、いつものワイパックスをペロリ。ラジオ体操なんてして、気晴らししておりました。そうそう、NHKラジオでね、午後3時からラジオ体操やってるのよ。それが終わった後の英会話放送をまた最近聞いているので、英会話の前にラジオ体操です。「ああもう死ぬかも」と思ってるのだが、ラジオ体操すると、意外とスッキリする。偉大なり、ラジオ体操。

 話戻ると、そのDVDでオープニングがハゲちんがあの青いアイシャドーを顔にグリグリ塗り捲る図からなんだが、それってなんだか→ドサ回りの劇団。そこの座長。女形ですわ。「ほらほら、谷ちゃん(←誰?)さっさとやっちまいなよ」などと言ってる風〜〜〜で、笑えます。おもれぇオッちゃんだよな、ハゲちん。
 朝青龍がお休みしている間、オレを楽しませてくれ〜〜〜〜!

 ちなみに9月9日から大相撲っすがね。

2007年09月05日(水) リトル・ミス・サンシャイン!

 ずっと見たかった映画『リトル・ミス・サンシャイン』をDVDでレンタルしてきて、やっと観た! ヒャッホ〜〜〜〜!! 最高の映画!! 楽しかったです〜〜〜!

 ストーリーはこんな↓

田舎町アリゾナに住む9歳のオリーブ。なんともブサイクでおデブちゃんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。オリーブ一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指すことに。人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった……!

 とにかく、出てくる人、みんな全員世の中で言う「負け犬」ってヤツ。イエ〜〜イ! しかしみんな魅力的。第一オカンの役を演じてるのはトニ・コレットちゃん(←ハゲちんのお友達だ。キディランドでハゲちんがお土産を買って帰ったという人だ)。キレイじゃんか〜〜〜!などとツッコミ入れてみたり。

 しかしとにかく最高なのが、老人ホームを追い出された不良ジジイ! 彼は人生をの真実を分かってる。孫に諭す言葉もいちいちグーだぜ。「負け犬ってのは、結果を恐れてトライしないヤツのことだ」とか言う。本当〜〜〜〜にそのとおり。負け犬って結果論だと思われてるけど、そうかな? 結果なんてさ、人生なんて山あり谷ありなんだから、いいときもあれば、悪いときもある。結果はどうにでも変わっていくんだからさ。一瞬いいように思えても実は悪かったり、その逆だったり。
 んだから、なんでも、やらなきゃ、だよね?
 でもってジイさんが15歳の孫に「とにかく色んな女とヤリまくれ」と言うのがさらにグーだわ。ステキすぎ。

 具合悪い中見たが、ゲラゲラ大爆笑しちゃった。『リトル・ミス・サンシャイン』、ぜったい大推薦っすよ!

2007年09月04日(火) ボブ・ディランがあなたのメッセージを届けます

 あのボブ・ディランがあなたになり代わってメッセージを送ってくれるというステキなサイトはここ!! 英語ONLYですが、メッセージ欄はローマ字で大丈夫です。かなり爆笑できます。ディランを知ってる人も知らない人も、ぜひ!!(これもまたS社の熱き男、Sさんが教えてくれました。Sさんはディラン担当でもある。。。。笑)

 それにしてもディランはかっこいいね。ディランと言うと、日本では今やまたあのビバリーヒルズのディラン・マッケイだが(あの物まねは最高に楽しいので大好き!)。

 ディラン父には会ったことないが、ディラン息子には会ったことある! 自慢っ! ちょ〜〜〜〜ハンサム君。

 。。。。。。その後、あまりに楽しくて↑これを送りまくり。開けあれないMACの赤尾さんからは泣きが入る。激しくマイ・ブーム! たまらんぜ! そうそう、サブタレニアン・ホームシック・ブルースのあの有名なビデオを使ってるんだ。すごいよ〜〜。すごいよ〜〜〜〜。

 ↑わあああん、でも迷惑メールに間違えられてる〜〜。評論家の中安先生から「迷惑メールだよね、これ?」というのが着た。違う〜〜〜〜。ひ〜〜〜。英語だから迷惑メールに思われて消されちゃう! 私のお友達たちよ! BOB DYLANというタイトルのメールが行ったら、それは私ですから〜〜〜〜〜〜〜!

2007年09月03日(月) お神楽、あれからご無沙汰してた

このお祭の石見神楽が見たい。すごいらしい。島根県か。
 わーいわーい、お神楽お神楽♪

ところで今日は朝からずっと頭の中で「フェイク・プラスティック・トゥリー」byレディオヘッドが流れてて、やっと、さっき、聴いた。すごくいい歌だなぁ。12年も前の歌だ。でも昨日出来た歌みたい。激情がそのまま流れている。そこに。巨大な自己卑下、実は自己顕示欲の塊がドッカリいやらしくそこにある。すごいわ。こんなものをずっと抱えていたら死ぬね。

 そして朝からなんだか出たり入ったり。バタバタしてる。バタバタしながら聴いたジェイムス・ブラント。甘い〜〜〜。それの原稿を書かなくちゃいけないのだが、落ち着かず、出来ないでいる。

 ところで、きのうのこのHPのイラクの話を読んでくれた友達が、『HIBAKUSHA』というDVDをぜひとも見てください!!と教えてくれた。借りて見なくちゃ。
 そういえば、あれからまた大田洋子の原爆ものの本(人間襤褸という短編とかを集めた本)を読んでいるのだけど、辛くてなかなか進まない。『屍の街』もすごいけど、その後も彼女はずっと原爆について描いていたのですね。『屍の街』は原爆直後に書いたもので(それこそわら半紙に鉛筆でやっと書いたんだって)もう自分は死ぬだろうから、急いで書かなきゃと思いながら書いたとか。
 でもGHQの検閲にあって長らく出版できず、出版できても削られて本当のものは出版できず、彼女は本当に腹たてていた。そういう後日談も読んだ。

 大田洋子は本当に素晴らしい人。気骨があって、憧れる。素晴らしい。今生きていたら、ぜったいに会いたかった。中野(鷺宮)に住んでいたなんて! 近所じゃないか! ううう。勿体無い。会いたかったぜ。

2007年09月02日(日) イブラヒム先生のお話会

 朝6時に目が覚めて、マラソンを見る。
 1位になったケニアの選手はとにかく勝つことにこだわっているのが分かって面白い。2位の中国の選手は国の威信みたいのを背負って、これまた何が何でも勝とうとしている。3位の日本の選手も日本人らしい少々浪花節的なド根性で勝とうとしている。女3人、いずれも必死に勝とうとしている姿が面白かった。
 と。マラソンて長いから、勝手にドラマが組み立てられるのがいいのかも。日本人ってだから好きなのかな?

 それにしても大阪方面はまだ暑いのか、とビックリする。そうなんだよな。関西とか南の方はまだ暑いんだよなと思う。東京は今日も涼しい。日は照ってるけど、秋の日差しのようで涼しい。嬉しい。

 今日は師匠が開く、イラクの小学校の先生のお話会を聞きにいく。イラクの現状を語ってくれるらしい。その人の子供も白血病で死んだらしい。アメリカが何をしてるのか、聞いてこよう。日本が何に協力しているのか、聞いてこよう。

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というわけで、聞いてきましたイブラヒムさんのお話。
 小学校の先生だと思っていたイブラヒムさんは、イラクのバスラにあるガンの子供たちの病院内に、彼が開いた教室で教えている人だと分かった。

 生徒はみんな白血病やガン。アメリカが、湾岸戦争のとき、それからこの間の戦争状態のときも(今も?)落とし続けている劣化ウラン弾の影響で、イラクでは子供たちに白血病やガンが多いのは知られているところ。でも病院に行くお金がなかったり、テロなどの危険があって病院まで来れないからだったりで、ギリギリまで子供たちは病院に来なくて(つれてこられなくて)、来たときには、もう重病で死んでしまう子も多いのだとか。でもだから、世界各国のNGOとかも「どうせ死んじゃうんだろ?」とあまり手を伸ばしてくれない。もっとみんな派手で、目立つ援助をやりたがる。年数もかかり、希望も少ない子供のガンを治すなんて活動は、日本と、ほんの数カ国のNGOが細々とやっているのだとか。

 イブラヒムさんを今回連れてきたのは、長野県に本部があるJim-Netというところで、日本イラク医療支援ネットワークが正式名称。ここに行くと詳しく分かる。

 ガンが悪化した子供たちは、白血病だと顔や腕も内出血しまくり、真っ青になって腫れあがる。肉腫のようなものが顔を覆ってしまって宇宙人みたくなってしまった子供もいる。そういう子には、ほかの子たちも怖がって近寄らず、家族にも見放され、病気で痛くて孤独だ。そんな立場になったらどうな気持ちだろうか? そういう子供にイブラヒム先生は絵を描かせてみたりして、気持ちを穏やかにさせてあげるらしい。絵を描くってすごいね。

 で、これも白血病の子供の絵。なんて綺麗。



 どうしてイラクはああなってしまったか? これからどうしたらいいのか? あまりにも複雑に絡み合った問題を今すぐにはどうしようもないというか、手出しが出来ない。ただ子供は未来だ。子供は希望だ。その子供たちを救うことは、混乱と混沌への唯一の希望で、解決の第一歩になるように思う。

 憎しみには憎しみが返されるけど、愛情には愛情が返されるから、憎しみの連鎖を解かなきゃ。日本はイラク攻撃にOK!を出したバカな国だ。その責任を私らは感じなきゃ! 何も感じないよ、という人は、たぶん心がつかれきって麻痺してるよ。可愛そうに。今すぐ抗ウツ剤を!

 TVはモンゴルに朝ちゃんを追いかけていくお金やヒマがあるなら、こういうことをもっとちゃんと正確に報道してほしい。
 知らないことだらけだった。初めてイラクを身近に感じた。死んでいった子供たち一人一人に、あたりまえだけど名前があって、生きたい!という気持ちがたくさんあったことを知って、初めて「ごめんなさい」と強く思った。

 ちなみに彼らの薬代は1日400円。彼らの命が1日長らえるための希望の光は、バスの往復代くらいだ。

PS:書き忘れてた大切なこと! このNGO↑団体とかがイラクのガンの病院や人達を支援するまえに、援助していたのって、ポール・ニューマンがやっている基金だったそうで、イブラヒムさんの奥さん(白血病で亡くなってしまった)も、ポール・ニューマン基金でずっと治療を受け、家族も援助されていたのだとか。すごいぜ、ポール・ニューマン! 彼は地元でもガン基金をやってるのを聞いたことがあるが、あれこれ騒がず黙って金を出す。大物や!
 ↑って、それが大切なこと?
 うんだうんだ。おらぁ、ファンだもの。引退は寂しいんだもの。

2007年09月01日(土) マイクのインタビュー

 ビルボードにマイクのインタビューが載ってます。今度のアルバムの話で、今度のアルバムにはケンは参加してないようです。それはキーボードはあんまり使わないから! ってことは本当にギターギターギターなアルバムになるってことか! イヤッホ〜〜イ。楽しみだわさ。

 今日は涼しい。涼しいということの素晴らしさを思い知る。暑いと、閉じ込められてる気持ちがするの。朝ちゃんじゃなくても、籠城しちゃうわ。
 
 ところで今日は畑の帰りに、大泉学園の駅前で、「あっけし」とかなんとかいう名前の居酒屋でお昼を食べた。
 今日のランチは580円で、ご飯とお味噌汁とオシンコと小鉢の煮物と、お魚の煮付けと、ハンバーグという豪華版で、ものすごい大繁盛。ほかにもメニューはたくさんある。

 今までどうしてここに気がつかなかったのかしら?と氏家さんと後悔する(笑)。とにかく次々にオジちゃんやオバちゃんや若い人も入ってきて、そこのオジ&オバちゃんだけじゃ片付けとか間に合わないから、みんな入ってきた人が勝手に前の人のを片付けたりして、どんどん座って、お茶もみんな自分で入れて、飲んだり食べたり。すごいいい感じ。私の好きな、気軽で、おいしくて、安くて、そうそう小汚くなく、いい感じだ。そういうところで食べると、また腹いっぱい食べちゃう。困った。しかしすごく嬉しい気持ちになる。

2007年08月31日(金) ブルース・スプリングスティーン『マジック』

 今日で8月も終わる。去年の今頃は横井くにえさんのお葬式で京都にいたっけ・・・(29日で一周忌でした。早いなぁ。29日はお空のくにえさんに手を振りました)。

 苦しく辛いばかりだった8月が終わる。9月はノンビリした気持ちで暮らしたいです。ハイ。モンゴルで、私も並んで温泉治療をしたいっすね(爆)。

 ところで昨日もここに登場したS社。。。ぶっちゃけのソニーという会社ですが。そこにSさんという男性社員がいます。私より1つ年上で、そうそう、前にここに「片付けられない机」を紹介した人っす(笑)。あのグチャグチャの、雪崩のような荷物の山を抱えるSさん。。。。片付けなさい。。。。。。
 で。そのSさんは、片付けられないが、ものすごい熱い男だ!

 Sさんは昔からブルース・スプリングスティーンの担当をしているのだが、日本ではちぃ〜〜〜とも売れない(って失礼よね?)「売れない売れない」といわれるREMよりもっともっと売れない(だから失礼よね? ちなみにREMはみんなが思っているより売れているので安心してください)そんなブルースを担当しているのだが、しかし彼は熱い。どんなに売れなかろうが、ブルースへの愛は世界1。たぶんマネージャーよりもブルースを愛してるんだと思う。プロジェクトXなSさん。

 もうじきブルースは『マジック』という新作をリリースするのだが、Sさんからは連日のように熱い熱いメールがやってくる。その熱さといったら、「わかったわかった。観念するよ」というところから始まり(最初は)、しかしあまりの連呼に、次第に「あれっ? そうなのか?」(次は)と思わされ、しまいには「アタシってば、ブルースの魅力を分かってなかったのかしら?」(最後には)と、思わされる。Sさん、すごいのである。

 どうやらSさんは、大学生時代にブルースに惚れて、本当は別のメーカー(しかもデパートだ!)に就職したものの、ものすごい情熱でソニーに転職。そしてブルースの担当になった! なんだか音楽ファンとしては古典的にして、ミーハーで、かわいい。ま、よくよく考えるとエリートなんだが。だってソニーだしさ。

 そして全身全霊で仕事してる。すごい。本当にすごい。こんな人、見たことない。私がアーティストだったら、こんな人と仕事できたら泣く。号泣しちゃう。嬉しくて。
 ああ、私にとったら文藝春秋社のIさんがこんな人。Iさんもある意味、Sさんと同じくらい熱くて、そして人(書き手)を信じてくれて、背中を押してくれる。私はIさんに出会えたことに本当〜〜〜〜〜に感謝しているが、きっとブルースもSさんのことを感謝してるはずだ。
 って、知ってるのか? ブルースよおおお! もし万が一ブルースに私が会うことがあったら、まず開口一番に「ハゲちんが白いスーツでお邪魔しまして」と謝った後(爆)、「Sさんのがんばりをあんた〜〜は知ってるかね?」とぜったいに告げたい。

 アーティストのすごさにも感動するけど、そのアーティストを応援する人の姿のすごさにも同じくらい、実は人を感動させるものがある。Sさんはそれを見せてくれるすごく貴重な人だ。今どき滅多にいない。
 
 では、Sさんの熱いお手紙を勝手に引用。
「ブルース&Eストリート・バンドのライブはブルースをたとえ知らなくても感動するはず。きっと次世代のロック・ファンにも、一生忘れることのできない一夜になること間違いなし! かくいう僕も大学時代の85年の代々木でノックアウトされ、現在の仕事に至っているわけで、そんな素晴らしい瞬間をたくさんの方々に味わっていただきたいという思いです。その後の人生が変わる奴もぜったいいるはず。
 きっと次世代のロック・ファンにも、一生忘れることのできないインパクトを与えられて、ロックの素晴らしさを伝えられるはずなので、是非そのためにも、このアルバムで日本において何が何でもブルースの完全復活を試みたいと思っておりますので、今回は心からお願いします。「本物」のアーティストの「本物」のアルバム。
 ブルース完全復活のために何卒何卒よろしくお願いできればとおもっております」
 最後は選挙活動みたくなっちゃってるSさん(笑)。
 そのブルース・スプリングスティーンのアルバム『マジック』は10月24日発売です。ソニーです。値段は2520円です。どうぞどうぞ買って、聴いてあげてください。アメリカの鼓動を聞いてあげてください。

 とか言いながら、くにえさんと行ったNY旅行@ハゲちんツアー。そんときに偶然SさんもNYにいらしてて、「これからブルースのコンサートに行きます。ありえないけど、チケットあるんで、行きませんか?」と言われたのに「疲れてるんで、いいです〜〜。ごみ〜〜ん」と答えて、本村庵でソバだけちゃっかりゴチになった私でした。。。。Sさん、あんときはごみんに。
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