ひぽこんコラム

2007年07月31日(火) K1でもいいもん

 朝青龍帰ってきて、泣いちゃった。。。。。いいんだ。もう大相撲クビになったらK1に行って。私、K1のファンになるから。もう相撲なんて見ないからさ。。。。バァ〜〜カバァ〜〜カ、アッカンベー。です。これが白鵬で「モンゴル政府に頼まれて怪我をおしてサッカーしました」と言ったらOKだろうな。嫌われ者だから、ウワッと叩かれる。でも嫌われ者なんだからもっと行動に気をつければいいのに? いやいや、そうじゃなくてその場でいいっすよ!と言ってしまう朝青龍だから朝青龍なんじゃ。そこがいいんじゃあああああ! がるるる〜〜〜。

 では今日はマーズ・ヴォルタの取材へ行って来ます。オマーとセドリックに会ってきますわんっ。
 こんな顔してる。カトちゃんペッ。。。みたいなオマー。

・・・そんなこんなで、マーズ・ヴォルタに会ってきました。
 おおおおお。おおおおお。やっぱりすごい変わってる人たちで、思わぬ話に! オカルトかっ???みたいなぁ。いやぁ、びっくり。世界には変わった人達がまだまだいる。。。。。しみじみそう思いつつも。しかし私はいつもどおりにキャピキャピ〜〜〜。写真撮って〜〜〜〜〜と叫び。サインまでもらい。ただのワンフ?ワンフ? んだんだ。バカだ。



 しかしあまりにオカルトなんで、色んなことがちょっとビクビクでしたわん。
 でもこのあいだの金毘羅さんの岸岱やら応挙はん、さらには広重の絵ハガキを幾枚かあげたら、ものすごく喜ばれた。
 とくに岸岱の絵は、彼らが好きなプログレバンドYESのジャケットを手掛けてきたなんとかさんという人の絵(忘れた、名前→分かった。ロジャー・ディーンという人だ。確かにその絵はそのロジャーという人の描くのに似ていたわ。でも岸岱は300年前だからねぇ。すごいねぇ、日本の画人)にそっくりだとかで「そうか、彼はこれをインスピレーションにしていたんだ」と発見があったみたいで、ヨカッタ。別れ際にも、絵、ありがとうありがとうとセドリックは喜んでいた。ヨカッタ。

2007年07月30日(月) アタシがモンゴルに行くわ

 今週1番のいかれぽんちさん

 教えてくださった某アカミカ先生は「微妙な笑顔が不気味」と言ってました。私は「変態にしか見えない」などと暴言。

 この人いったい。。。いったい、いったい? 
 この人なりのユーモアだろうか?

 しかし、裸は朝青龍のがキレイ↓。

(↑よもや分からない人はいないと思うが、これはマーク・ジェイコブスの秋のコレクションのポスターにハゲちんが採用されて、その写真です。こんなポスターがマーク・ジェイコブスのステキなNYだのロンドンだののお店に貼られるのかと思うと・・・・・ハッ! 東京の店も????・・・盗みいくか?・・・爆)



 ったく。嬉しそうに書くなぁ〜〜。意地悪。

朝青31日謝罪へ 北の湖理事長に事情説明
7月30日8時5分配信 スポーツ報知
 仮病疑惑の渦中にある横綱・朝青龍(26)=高砂=が31日に東京・両国の日本相撲協会で、北の湖理事長に一連の騒動を説明し謝罪することが29日、分かった。この日、師匠の高砂親方(元大関・朝潮)が明かした。朝青龍は30日、モンゴルから来日する。
 高砂親方は朝青龍が来日する30日に直接面談し、事情聴取することも明かした。その上で31日に2人で北の湖理事長を訪問し、騒動の経緯を説明し謝罪する。また、巡業部が27日の緊急会議で夏巡業からの追放を決めたことには「巡業部が決めたことに対してコメントはできない」と話す一方で、「私としてはけがが治っていれば巡業に出なさいと言うし、そうでないのなら入院させます」との方針を示した。
 事態は31日にヤマ場を迎えそうだが、最悪なのは朝青龍が30日来日の約束を破った場合。万が一、日本に戻らなければ「私もさじを投げる」と高砂親方はクビ宣告も辞さない態度を表明した。こうした動きに北の湖理事長は「事態を正式に把握するまでは話せない」と慎重な態度を見せた。

 この記事のイヤらしさは冒頭に「仮病疑惑の渦中にある」というもの。これを最初に持ってくるところにこれを書いた記者の穿った姿勢がうかがわれる。イヤだ、イヤだ、こんな文章ばかり書いてるときっと背中は曲がり目つきは斜めドロリ目の、よく沢野画伯が描いていたドロリ目の男、、、みたいなんだよ。プンプンッ。

 朝青龍はきっとニコニコ帰ってくる。帰ってこなかったらそうだなぁ〜〜〜、アタシがモンゴルに行くわっ!(爆)


PS:だからぁ〜、腰の疲労骨折って、腰の骨が折れてるのとはちゃうんだってば〜〜〜〜。腰椎剥離みたいんだろ? だから折れてないってば。折れたら一歩も歩けない。私は尾骨にヒビ入っただけで、1センチ歩行だったし。違うんだってば。疲労骨折はさ、足でもそうだけど、動けるんだってば。
 そんなことも分からずにこんな言葉がどうして出るのか、理解できないって。イジメだ。

<朝青龍>サッカー問題で理事長に謝罪…「反省しています」
7月30日19時58分配信 毎日新聞

 大相撲の横綱・朝青龍が腰骨の疲労骨折などで夏巡業の休場届を出しながら、モンゴルでサッカーをしていた問題で、朝青龍が30日、日本に戻って日本相撲協会に出向き、師匠の高砂親方(元大関・朝潮)とともに北の湖理事長に謝罪した。朝青龍は「反省しています。日本で治療して、来場所頑張ります」と話した。高砂親方は、朝青龍が31日に入院することを明らかにし「巡業には出られないと思う」と述べた。
 この日、診断書を出した担当医の所見が協会を通じて発表された。所見は「左ひじのけが(靭帯=じんたい=損傷など)はX線検査上、今でも手術しなくてはいけないほど」「腰の骨折は検査と本人の訴え、診察所見を総合した」「約6週間程度の休養、加療は手術をしたことを考えて決定した」としている。
 だが、休場届を出した25日に、モンゴルで元日本代表の中田英寿氏らとサッカーをした映像が日本のテレビに流れた。巡業部は「腰の骨を折ってサッカーができるのはおかしい」と不快感を示し、朝青龍抜きでの巡業を検討していることを30日、理事長に報告した。
 高砂親方と朝青龍の理事長への事情説明は、当初31日の予定だったが高砂親方は「本人の希望で理事長に面会をお願いした」と謝罪を急いだ経緯を説明。「(サッカーは)モンゴル政府に頼まれて出たと聞いたが、許されることではない。私の監督不行き届きもあり、反省している」と語った。
 8月1日に緊急理事会が招集され、朝青龍と高砂親方に処分が下される方針。【上鵜瀬浄】
 ▽日本相撲協会・大島巡業部長(元大関・旭国) すでに朝青龍が休場したものとして計画を進めている。処分については理事会で、上(北の湖理事長)が判断することでしょう。


2007年07月29日(日) 選挙デー・・・金刀比羅宮 書院の美

 そんなこんなで参議院選挙に行って来ます。。。

 2004年の大統領選挙@ワシントンDCで、買い物するたんびにレジんところで「選挙行ったか?」と言われたのを思い出す。日本もあんくらいシツコくしないとね。

。。。選挙に行って、それから上野の東京芸大美術館に行ってきた。そこで金刀比羅宮の書院の美というのがやっていて、応挙はんやら若冲ちゃん、岸岱(がんたい)さんの絵が、書院を再現して見してくれる、というやつ。

 数は少ないが、これは良かった。すばらしく良かった。

 一部、壁画んところは仕方なく複製になってたけど、それはまぁ壁をブッ壊して持ってくることはできないので仕方ない。しかし応挙の丹頂鶴の絵がさ〜〜〜〜〜〜、も〜〜〜〜〜〜〜最高でした。ふすまの絵がさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、ありえねぇ〜〜〜〜〜という感じで、うわああああああああ!と思った。ものすごい幽玄な美。立ち上ってくるものはおそらく300年、変わらないのだろうなぁ。

 それからこれまで知らなかった岸はんの陵王図・桜樹太鼓図衝立というのが、入っていきなりあったのだけど、いきなりモッて行かれました。グオオオオオッと心臓ワシ摑みされて、そのまま引きずり込まれてウワウワウワッと叫びそうになった。すんげえええええっ。びっくりした。すんげぇ。すんげぇとしか言えない。とにかくすんげぇえだからさ。すんげぇだ。

 これはかなり見る価値のある展覧会ですわ。しかも同時開催で、歌川広重の名所江戸百景が、100点全て展示されているの!
 これは有名な版画ですが、これが100点全部勢ぞろいすることはものすごく珍しいらしい。エレベーターん中でうんちく兄ちゃんがそう言ってた。へぇ〜〜、そうなんだぁと思って、楽しく見た。華やかな江戸。江戸時代に町娘で生まれたかったなぁ〜〜〜とか妄想して、すっかりその絵の中にいちいち入り込み、そこここを歩き回った感じで、出てきたらすんげぇ疲れてしまい、なんだかフラフラッと雷雨気味の中をボオオオとさまよい、途中見知らぬ寺院にもぐりこんだり、セブンイレブンでパンを買ってモグモグ歩き食べながらいたら、気がついたら根津だった。。。。私、江戸を彷徨ってしまったのかしら?(などと言っておこう・・・セブンイレブンは江戸時代にはないって?)

 この両方が見られて1300円(ネットの割引券を持って行くと1200円でひた)は文句ナシですが、美術館は休むところが少なくて、疲れちゃったなぁ。それだけがブー。しかしコレクションは本当に素晴らしいなぁ。
 金刀比羅宮、行きたい行きたい行きたい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

 ちなみに両方とも9月9日まで。夏休み中開催という感じかな? 前の若冲展みたくバカ混雑ということはないので、大丈夫です。夏休みに東京にいらはる方は、ぜひっ!

PS:ところでこの人が気になるわ。ニャマスレンって苗字がステキすぎ。

2007年07月28日(土) 暑いはぐるじい

 あづい。あづい。あづい。

 今日はこんなクソ暑い中、朝の7時過ぎに家を出て、チャリをブッ飛ばし、農業に行った。健康? いやいや、大変すよ。ヘロヘロ。途中ヘバりまくりながら、何度も「もう死んだ」と言っていたアタシ。詳しくはブログをよろしかったら見てください。

 で、帰ってきてからは爆寝。疲れ果て。

 で、起きたらミュージックマガジンから「原稿直せ」のメールが。なんだか妙にカッとなり、すごい勢いのメールを編集長に送り返してしまった。もう仕事ないかも? わはははははは。

 とにかく暑い。暑くて汗が出て、全身が痒い。ぐげええええ。

 でも採ってきた野菜はうまかった。お日様が出ると、野菜がうまくなる。お日様はありがたい。

 それにしても朝青龍いじめはもう呆れ果てだ。日本人はいじめが好きだなぁ。子供にはいじめはイケナイなんて言いながら、さ。外国人を差別するのも大好き。金髪にはぺこぺこするのに。未だにアジアの王者のつもりでいるのか? アホくさい。
 それにしても高砂部屋の掲示板などを覗くとみんな我こそは!という感じで悪口を書きまくっている。みんな楽しいのかなぁ? そんなことしてて。

2007年07月27日(金) 今はフジロックらしい

PS:わーいわーい。火曜日にマーズ・ヴォルタに会うことが決まった〜〜。嬉しい嬉しい。音楽がイマジネイションの源だということを強く強く感じさせてくれる、激しいプエルトリコとメキシコ系アメリカ人の、ルックスはショボショボの二人。でも憧れの芸術家。今日フジロックに出ているらしい。前に電話インタビューしたときもすごくいいことをたくさん言っていた。本物の芸術家だ。心が色んなところをいつも旅している。想像力だけで生きているような人達。


 朝青龍に強制帰還命令だって。

 あああ。かわいそうかわいそう。だからぁ、疲労骨折って、そうそう寝てるようなもんじゃなくぅ。逆に少し動いた方がいいって話もある。そんなに疑うなら、公開検査でもしたらいいじゃないか? もう。何度も言うが朝青龍ってすごく繊細な人。なんかそういう本質を人間てイヤらしいからどっかで見抜いてて苛めてるようにも思えてくる。あぁ、イヤだイヤだ。

 ところで今日からフジロックらしい(笑)。今まで一度も行ったことのないロックの祭典(笑)。さっきご近所友達のユキさんが現地写真を写メールして送ってきた。へぇ〜、こんな風景なのねぇと思った。ユキさんはフジおオフィシャルフォトグラファー。もう第一回目からやってるらしい。毎年大変なこっちゃ。

 それにしても少し前はフジロック教みたいに、フジロックに行く人達が行かない人たちに「ええ?なんで行かないの?」などと異様に強要するような場面も見受けられたが、最近はそんなのもなくて、落ち着いてきて、単なる一つの行事になってきたようで、いや、よかったよかった。未だ騒いでいるのはネタに困ってる雑誌メディアくらいとかで、ああいうの見ると「お手軽やなぁ」と思う。もう少しひねった企画やれや〜〜。

 ところで今からエイミー・ワインハウスという新人のシンガーのレビューを書かなくちゃならないのだが、その前に彼女が影響を受けたであろうエラ・フィッツジェラルドだのニーナ・シモンだののCDを取り出してきて聴きまくったら、そっちのがもちろん死ぬほど断然すばらしくて、途方に暮れている(笑)。憧れててソックリ、というのはもちろんOKなんだが、ソックリを超えて何か強烈なものがあればいいんだがなぁ〜〜。強烈な、突拍子もない、ブチ飛んだものを持ってるシンガーってそうそう滅多にいない。最近は特に。

 あぁ。。。。意外と織田くん好きのアタシとしてはこれは「アチャ〜〜」なニュースだ。しかしこの大学関係者は悪い。送っていけよ。↓
フィギュアスケート選手織田信成選手(20)=関西大=が27日、酒を飲んでミニバイクを運転したとして、大阪府警高槻署に摘発された。同署は道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検する。
 調べによると、織田選手は27日午前0時45分ごろ、高槻市内をミニバイクで走行中、飲酒検問で同署員に停止を求められた。検査の結果、基準値を越えるアルコールが検出され、酒気帯び運転として反則切符を交付された。
 織田選手は26日午後8時から約2時間半、大阪市北区の飲食店で、大学関係者とビールジョッキ2杯と焼酎の水割りを1杯飲んで、高槻市の自宅へ帰る途中だったという。

ところで、この雑誌欲しい。最近はフォトグラファーとしても頑張るハゲちん、載せてもらえたんだね。あの一応毎日アップされてる写真日記はご覧になってますか? 僕ちんのお気に入りのボーイズたち写真館みたくなってますが。。。。震える。写真に明らかな愛があるんよね、ボーイズに対してはさ。えっ? うがった目だ? でも。。。。
で、MOJOに載ったこの間のライブ評
MOJO spies at two nights of R.E.M.’s current run of live rehearsals at Dublin’s Olympia Theatre have returned full of praise for the band’s rediscovery of rock, guitars, vocal harmonies and, most importantly, good songs.

“THIS IS NOT A SHOW” said the slogan projected behind the stage, but these were more, not less than shows.

The idea was that R.E.M. test new songs in front of friends over five nights before retreating to producer Garrett “Jacknife” Lee’s Dublin studio to record an 14th full studio album. The result was an informal vibe and uninhibited music making, the new songs largely based on Peter Buck’s Rickenbacker and sparkling with Stipe/Mills vocal harmonies. “We are R.E.M.,” announced Stipe on the Wednesday night, “and this is what we do when you’re not looking.”

MOJO heard at least five bona fide future classics. The churning psych-rock of Mr Richards (“Pay attention! Pay attention!” keened Stipe) stood out. Disguised had to be started twice on the Wednesday – Mills and Buck appeared to disagree as to whose fault it was – before revealing itself as a marvellously melodic glam rock animal. Until The Day Is Done takes a folk turn into Automatic For The People territory, and Horse To Water may be the band‘s most intense assault since Monster’s Circus Envy. MOJO’s spies were at loggerheads over On The Fly – what a Wednesday viewer thought brooding and magnificent in a Country Feedback vein was described on the strength of Thursday’s performance as tedious and overlong, with even Buck losing interest towards the end.

Other new songs included Living Well, Middle Distance, Houston, Man Sized Wreath (about “Lillian Hellman giving Dashiell Hammett a blowjob with a mouthful of snow”, apparently) and Accelerate.

The so-called “olive branch” to an audience otherwise treated as (albeit very willing) guinea pigs was the slew of fanbait songs from the back catalogue. Wednesday night [setlist below] saw particularly fine versions of Harbourcoat, Second Guessing, These Days, 1,000,000, Wolves, Lower and West Of The Fields, and the sense that this was R.E.M. putting the lacklustre Around The Sun behind them and reconnecting with what has made them great was palpable.

After the shows, a relaxed Buck mingled, revealing his dissatisfaction with Around The Sun (the headline of MOJO’s album review “Do Go Back To Rockville” appears to have been taken to heart) and his approval of the band’s new methodology. A smattering of celebrity gladhanders – Robyn Hitchcock, Divine Comedy’s Neil Hannon and Snow Patrol’s Gary Lightbody – seemed to agree.

R.E.M. are a guitar band again. Thank ye gods for that.

2007年07月26日(木) 朝青龍をイジめないでよっ!キィィッ〜CREA新連載

 また朝青龍が叩かれてる。

 せっかく優勝したのに。すごいのに。
 なのに、「疲労骨折してるから夏の地方巡業は休むと申請したくせにモンゴルに帰ってヒデとサッカーしてるバカ野郎」だって。。。。

 どうやらその姿がテレビで映されて問題になったらしいが。テレビで映し出された姿なんて一瞬でしょう? その一瞬は頑張っていただけかもしれないのに。ものすごいサービス精神があり、ヒデ側に頼まれたからやったのに、せっかくモンゴルに来てくれたヒデのために、モンゴルのために、モンゴルPRのためにテレビに映ったその瞬間はがんばり、あとは「いててててっ」とのんびりしていたかもしれないのに、だ〜〜〜れもそんなこと言ってくれない。親方また知らん顔だ。みんなテレビの映像を鵜呑みにしてる。バカじゃないの?

 この国の大方の人はものの一面しか見れないんだよなぁ。バッカみたい。マスコミやテレビが垂れ流してること、そんなに鵜呑みにしてどうするんだろ? 今にみんなで戦争に行くぞ、そんな風だと。

 それにしても蒸し暑い。うげえええ。

 と。今日の夕方、なかなか進まない本の取材のために新宿の脳神経クリニックに赴き、先生にお話を聞き、その帰りにタワーレコードに久々に行ったら、偶然ファウンティンズ・オブ・ウェインのインストア・ライブに出くわした。おお、ラッキー! 
 彼らのライブを見るのは実は久しぶりかも? 地味なオヤジ2人。しかしアダムは相変わらずリズムのいいキーボードを聞かせて上手いなぁ。ちなみに彼らを知らない人へ→このアダムって奴はですね、大昔にトム・ハンクスが監督した映画『すべてをアナタに』のすてきな主題歌なんて作ってアカデミー賞までもらっちゃったポップ職人野郎ですわ。

 何曲かやって、アダムが日本はカントリーミュージックのふるさとだから、みたいなわけのわからんジョークを言って歌ったカントリーの歌がよかったなぁ。それから昔のシングル。。。タイトルも忘れちゃったようなのとか。ただメロディがいいとかじゃなく、ヒネリが効いてピリッと胡椒味。リズムが決してダレず、やっぱり才人だ、彼らは。

 そうしてちょっと疲れてるときに音楽に浸れて、音楽のある生活は美しいと思った。帰ってきて、さっそくタワーで買ってきたブロッサム・ディアリーの67年のライブCDを聴く。ステキ。かわいい声。でも意志のある声。ノーブルな声。ある風景に連れて行く声。ブロッサムちゃんはもう今は亡くなったジャズ・シンガーです。きっと彼女の「Tea For Two」はダレもがどこかで聴いているはずだ。

 それにしても今日は朝から、クレアの連載のための取材の件でアタフタアタフタ。。。。来週のマーズ・ヴォルタの取材の件でアタフタアタフタ。これから書かなくちゃいけないエイミー・ワインハウスのレビューのことでアタフタアタフタ。そして病院へ取材でアタフタアタフタ。まったく違うことを同時に進行してて、マーズ・ヴォルタに「指圧するんだっけ?」とか、そんなワケ分からなくなりそうな具合でした。

 ちなみにクレアの連載は、タイトルも決まりました。「病院マニア和田靜香のプチ不調駆け込み寺」といいます!! CREA8月7日発売号から掲載になります。ぜひぜひ見てください! 読んでください! 和田のヘタ絵も載ってます!
 実は昨日その次の号のための取材をしたのだけど、これが今ひとつで、また改めて行くことになったのだけど、そのことでアタフタしていたのです。でもおそらく他の雑誌とかだったらたとえ今ひとつ取材に終わっても、「いいですよ、適当にそんくらいで」というようなところを、私のワガママで、「納得できないので、もう1つやらせてくれ」なんて言ったらそれをOKしてくれる編集部に感謝感謝だ。なんてありがたい。
 CREAで連載が始まります、と宣伝すると、いろんな人が「クレアねぇ、昔は読んでいたわ」と言う。ナンシーとかが書いていた頃か? でもどうか今も読んでくださいね〜〜。お願いします。
 昨日は担当のM嬢に「クレアで相撲特集やらねか?」などと無理なことを行ってたアタシ。

2007年07月25日(水) 喪服じゃなかった

 昨日はお通夜でした。若い人のお葬式とかってやっぱり辛いです。写真も、そんなの用意してあるわけないじゃん? おそらく誰かと撮ったものをトリミングしたような、そんなもので、あぁ、本当に急だったんだなぁと思った。

 そしてMちゃんが喪主の席に座ってて。一瞬見たらものすごい悲しさがあって、とてももう目が合わせられなくて、私はうつむいてしまいました。去年、一緒に沖永良部島に行ったMちゃん……。あのときはMちゃんが本当に生き生きしてて楽しそうで、人生を謳歌してて輝いて見えたのに。人生て分からない。

 精進落としの席には色々な人がいた。昔から音楽業界にいる人達がいっぱいいて、名前は忘れちゃったけど知ってる顔がいっぱい、みんな年をそれぞれとって、座っていた。それぞれが悲しそうで、なんてこったいという顔をして。音楽業界なんて小さい、中小企業の集まりだから、なんかみんなどっかでつながってて知り合いで、こんな狭い中でみんな必死であたふたしてて、そうして忙しい中で体を酷使して早く亡くなる人も多い。亡くなったHさんもほんの1週間前に新しい仕事が始まったばかりだったという。

 ところで私は去年のくにえさんのお葬式の後に、ついついクリーニング代をケチって喪服をエマールで洗ったら縮んだ・・・・・んで、昨日は黒っぽいようなでも普通のワンピースとかで行ったら全員きちんと喪服でやんの。通夜は別にいいのよ〜〜というが。ちっ。みんなそう言ってたのに喪服で全員来てやったぜ。またバカが浮いてしまった。

 ・・・・天気予報はまだ梅雨だというが、東京はもう梅雨明けしてる気がする。夏の空気じゃないか?

 ところで練馬区でブルーベリーが摘み取れる農園が次々オープンした。今度の畑の帰りにでも行こうかな。ブルーベリー、大好き!
詳しくはここを見てください。

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