夏休み第一弾、ということで御岳山に行きました。
知ってます〜〜? 御岳山(みたけさん)。奥多摩のちょっと手前。青梅の少し先。ま、東京都ですわ。ウチ(中野)からだと中央特快でぴゅ〜〜っと立川まで。そこから青梅線に乗り換えてゴトゴトと4,50分。そこに御嶽山はあります。
しかしそこからさらにバス〜ケーブルカーを乗り継ぐと山の中腹に着きます。御岳山にある御嶽神社は『関東の三大霊場』とか言われちってて、霊場ってくらいだから、山は激・急。普通には登れない、苦しくて。ちょっとバス→ケーブルまでの2分ですでに息切れ。即死〜〜とか言いながら行きました。
で、昨日は出かけたのも遅く、雨だったし、しかも昨日は地上も涼しかったが、山の上は「気温はこちらは7度くらい違うんですよ〜」by宿の人・・・というわけで、クソ寒いし、ケーブル駅→宿までの15分ですでに疲れきり、さっさと宿に入って、相撲を観戦(爆)。朝青龍のすばらしぎる一番を見て号泣したりしてました。
で、宿なんすが、いわゆる宿坊ってやつですね。宿坊。もともとは参拝者のために社寺境内に作られた宿舎=「宿坊」で、私ら(私と友達)が泊まった宿坊も、御嶽神社の神主さん(→神主さんがたくさんいるらしい)がやってるところでした。
な〜〜んて言うと、なんだかスピリチュアル? わっはは。
あ、いや、そこはマジにスピリチュアルなところだったらしく、ちゅうか。宿のその主人がスピリチュアル好きだったらしく、スピリチュアル系の本とかに紹介されちゃってて、有名らしい。hanakoとかの記事もあった。「癒しの宿」とかあった。「気功」とかあるらしい。
朝には「朝拝」とかやってて、2千円とか払うとお祓いもしてくれるとあった。
とにかくスピリチュアル好きには有名らしい。
んがっ。実像は「民宿」みたいなもんすよ。みなさん、「宿坊がブームですっ♪」などと言われてブームに乗っていくとダメですよ〜〜。私たちはあらかじめ「貧乏だからこんくらい」というノリで行ってます。あ、でも、料理はね、すんごくおいしかった。そのこだわりの神主おじさんが畑もやってて(→オレもやってる!と対抗したことはもちろんだ)畑直送の野菜が主なヘルシーメニューで、お魚は川魚を蒸してておいしかったし、とにかくご飯は激おいしくて、私らはその宿をかなり気に入りました。朝ご飯もおいしくて↓コレ

また行っちゃうかも〜〜。ちなみに山楽荘というのです。
でもあとは民宿ノリです。座布団はヨダレ跡みたいのがたくさんあって、テレビはアンテナにもつながってなかったから私がつなげ、部屋はカビ臭かったからお香をもらって炊き、布団を敷いたら鼻水大王になっちまってマスクして寝たほど(ホコリとカビですね)。それにお風呂も薬風呂でいいのだが(温泉ではありません)、「今、孫が入ってるのでちょっと待っててください〜〜」と家族と一緒です(爆)。まっ。オレっちしか客もおらず、仕方ないのだがね。でもだから完全に「オタクにお邪魔しちゃってますぅ」というノリですね(私のこんなノリに、宿の神主オヤジは物足りなさそうだった。。。。)
→→だってオヤジは本当にスピリチュアル。 帰り際に犬の散歩から戻った神主おじさんに、神社に救いを求める私の友達が「奥の院(神社のもっと山奥にある、本尊かな?)ってどれくらいで行けますか?」なんて聞いたら、「あそこは霊感スポットですよ、ふふふ」なんて笑ってた。私的には「なんじゃ、そりゃ?」だったが。友達はすっかりその気に→でも神社にいた人に聞いたら「細い山道で今日は雨だし無理でしょう」と言われてあきらめた友達。ああ、よかった。。。。。
それでも神社は楽しく(狼のマークなんだぜぇ)↓

帰りに立川駅のルミネでチョコパフェ喰らって思い切り俗世してきたです。
うぃ〜〜っ。
そして朝青龍は今日も勝った! ステキ〜〜〜。愛子様も号泣してるはずだ。昨日とかさ。。。
PS:ところでお友達のたごちゃんが教えてくれたのだが、あのダンボール肉まんはヤラセだったとか。チッ、、、つまんねぇ。ちゅうか、本当はヤッてるだろ、それくらい? もっとスゲエことやってるだろ? なのだ。ヤラセとか言いやがって。それがヤラセじゃねええのかああ? と中国の報道をとことん疑うオレ。
PS2:そうだ。火曜日夜にラモーンズの映画=ジョニー・ラモーンのトリビュート・コンサート映像を中心としたドキュメンタリー第2弾を見たのですが、また泣いてしまった。ラモーンズ、、、まったく知りません。なのに映画見るたびに号泣しちゃうの。なんかもおおお、ウワアアアという気持ちになる。
映画は日本でジョニーの命日の9・15に公開らしい。
同じ日に、ご近所友達のYUKIさんの本『I LOVE RAMONES』(写真エッセイ集)が発売になる。fromリトルモア。これはものすごおおおおおおおおおおおく面白い本。YUKIさんはラモーンズファンクラブの日本会長で、カメラマン。彼らとものすごく親しかったのだが、そんなこと云々じゃなく、私にはYUKIさんがラモーンズそのものに見えてくる、この本を読むと。ユキ・ラモーン(笑)。パワフルでムコウミズ。ムコウミズ、ということの素晴らしさをラモーンズとYUKIさんは同じ分量で体現してて、それがこの本には現れているように思える(って前半部分しか読んでないけど、そう思うよ〜)。映画以上にこの本をオススメしますわ。