ひぽこんコラム

2007年06月12日(火) 足裏デトックスは詐欺?

PS・今日は試写会で「ブラインドサイト」という映画を見た。またそのことを書きます。素晴らしかったから。


 足裏デトックスって知ってる?

 フットバスに足を入れると、足の裏からドロドロした汚れが出てきて健康になります♪とかいうので、そのデトックス用フットバス機械は何十万もして、エステサロンとかにその機械が置かれて、1回数千円とかかかるらしい。

 ココの途中あたりみていただくと分かる。

 で。これが実は真っ赤な偽物だというのを、今朝の10チャンネルのワイドショーでやっていた。

 そりゃそうだよな〜〜〜〜〜。うちの近所の整体院でもこれやってて、写真がいっぱい貼ってあり「ウソじゃありません。本当です。あなたもこれでデトックス」とかなんとか書いてあったが。アチャ〜〜〜〜。あの整体院どうするんだろう? 信用ガタ落ちだろうに。たとえ他の治療が万が一(→んなところ万が一、だ。んなものを使うなんて、最初からお笑いだもん)良くても、ウソデトックスでお金取っていたなんて、あ〜〜あ、客来ね〜〜ぞ〜〜〜。

 なんでもこれ、ただの金属反応を利用しただけのことで、出てきているものは「サビ」みたいなもんだという。逆にそんなところに足を突っ込んでいるのは身体にいいことは、ない。ということ。

 デトックス、なんて流行りの言葉を悪用した、とんでもない詐欺だ、という。

 でもさ。考えたら、足をお湯につけて、マイナスイオンでの反応が起こるんです!!とか言いながらでも、あんなまっ茶色とかのゴミみたいのが出てくる身体だったら、もう死んでるっての!!ありえないだろ? どうしてそんなの信じてしまうんだろう? 私は最初に近所でその写真を見たときに、これはなんか薬品を入れているのかなぁ?と思った。

 流行の岩盤浴も、場所によってはカビだらけという話も聞いた。流行の健康療法は気をつけないといけない。何せ流行りだから、付け焼刃というか、儲かるぞ!!と適当に始める人が多いんだから。

 ちなみに足もみは好き。自分で足の裏を揉んでいる。足の裏には確かに身体の反応が集まっているらしい。揉んでいると楽になるし、歩けばもっと楽になるし。でも真っ黒とかまっ茶色とかの液体は出ないはず。エクトプラズマも出ないはず。

 あ。しかし。足裏に貼るといいという樹液シートは買ったことある。貼ったが、な〜んもなかった。トクホン買えば良かったと、激しく後悔した。だまされてやんの、オレ。

↑なんだこのこと、今日TVでやったけど、もう2月にはどっかの雑誌に載っていたんだ。このブログで分かった。ということは、こういう風にウソだと世の中に出ても、まだまだ毒素が出ますなんてみんな商売していたんだ。すごいなぁ。
 でもTVとかはどうしてもっと早くやらないの? こんだけ溢れていたのに。

PS:出かけて、帰りに、その、近所の整骨院を覗いてきたら、なんと!まだこの足裏デトックスの広告をでかでかと貼りだしてあるっ。びっくり。このずうずうしさというか、鈍感さというか、なんだろ? とにかくびっくり。まぁ、10チャンネルの朝のワイドショーを誰も見てないんだろうが。。。。
 そういえば、ザ・ワイドって終わるんだね。師匠がときどきコメンテーターで出ておりますが。。。有田さん、それで参議院に出るって、それって転職ってこと? すげぇ。 ま、元々やりたかったのかもしれないが、あまりにタイミング的に「転職」にしか見えない。それをどう払拭するのだろうか? それはもし本当に議員になれたら、だよね。そのときにどう働くか? だろに。今は罵詈雑言言われても(↑このように)ただ耐え、議員になったら、ちゃんと働き、それを覆す。人はそうするしかないのね。
  

2007年06月11日(月) ラッコラッコラッコ♪




 きのう嵐の一家の(笑)車に乗っているときに、子供向けの歌というのをたくさん聞いた。

 NHKの教育番組でやっているようなヤツで、しまじろうの声優さんが歌ったりしてて。それになんだかカンドー。
 子供の歌は、ものすごくリアルでありのまま。うんち、おしっこどうしたこうした。子供の生活がそのまま歌になっている。

 もちろんそうじゃない、昔の童謡のリリカルな世界もあり、それはそれでいいのだけれど、私はそのうんち、おしっこな、やけにハイパーでワックワクな子供向けの歌に何やらカンドーした。

 アメリカとかだと、子供向けの音楽もやたらアバンギャルドだったりとかなんとか、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツも最近はすっかり子供向け音楽をやってるし! 子供向けとうたいながらも、実は大人向けだったりもする。

 でも本当のリアル子供向けの音楽もまた実はすごいんだ、ということを見つけて、何やら興味津々になってしまった。どういう人がどういうところで作っているのだろうか?
 オリコンとかに頼んで、そういうのをレポートさせてもらおうか?(と、またミーハー魂がうずく)。

 んで、おしっこの歌を聞かせてもらい、その直後に自分で勝手に作った、鼻水をかむ歌というのを作って歌っていたら、I家の愛娘たちが聞いていて覚えていた。おおっ! 反応あり。子供向け歌の作詞家になるか? キラキラッ・・・師匠に再び弟子入りか?(爆)。

 子供向けの音楽は、生活と密着している。そこがすごい。大人になればなるほど音楽から離れてしまう日本人なのに。子供の生活は音楽と共にある、実は。

 ↑タイトルのラッコラッコラッコ〜〜〜♪の歌は、水森亜土ちゃんが歌ってます。

PS:ところで、あの♪シャ〜〜ンティシャンティ〜〜とおなじみ(?)ラヴィシャンカールの弟子というシャベンドラさんというインドのおじさんがやってきてライブを開きます。その手のものが好きな人はぜひっ!
http://www.studio-yoggy.com/topics/t07027.html
で、チェックをば。今度の土曜日。
それにしてもこのタイコのおじちゃんが、やたらイケメンなのは
どういうことだ?

2007年06月10日(日) 嵐の中、嵐の一家と進む!

 今日は嵐の中、嵐のような一家(ごめんなさい→笑)と農園へ。

 嵐の一家の正体は文春文庫の、私の文庫の担当さんであったIさんの一家。おとん、おかん、娘2名。以前いっしょに江ノ島にも行ったが、またいっしょに今度は私の畑へ。しかし、車でウチまで迎えに来ていただいたのにも拘らず、練馬に近づけば近づくほど雨が強くなる。そしてピカッゴロゴロゴロゴロ。。。。ついには雷まで。そして車のウインドウのあの右左右左。。。。マシンが超高速に動いても雨で前が見えないほどに!

 仕方なく近所のロイホに行こうと駐車場に入れたが。私らはお弁当を持って来ている→勿体無い→それにすごい雨→ということで。ロイホの駐車場でおにぎりとサンドイッチを食べる。モグモグモグ。謎の図。

 しかしそれでも雨やまず。ロイホの駐車場からドアまでの5秒も歩けないほど。ならば、と駐車場で勝手に弁当だけ喰らい、そのままスウウウと消えて、大泉学園のOZへ。ここなら地下が駐車場で、濡れずにファミレスに入れる。みんなでワイワイとファミレスへ。嵐の一家とキャアキャアア騒ぎながらお茶を飲み、ピザをまた食べたりして、ごちそうになる。しかし外の嵐は収まる。
 いざ、畑へ!!

 巨大化したお化けキュウリから、巨大化した大根から、初収穫のいんげんやら、色々収穫してワワアアアアキャアアア大騒ぎ。娘2名は泥だらけになり、わざわざ最後に着替えたのに、それからまた転び、再度泥だらけに。てえ〜〜した騒ぎだ。

 そして収穫物を分け合って、いざ帰ろうとしたら、今度はI一家の車の後輪がいきなりパンクしてるっ!!
 なぬ〜〜〜っ???

 冷たい和田。じゃ、これで〜〜〜。じゃああねえええ〜〜と送り出す。すごい冷たい女。でも無事に近所のトヨタのお店で直せたらしい。その間に娘2人は畑の絵を描いてくれた。すごく可愛い。私の畑ブログに載せました。

 Iさんと私。すごく実は似ている。いろんな意味で。ふたりとも「なんかしようとすると、必ずとんでもないことが起こる」。今日はそんなふたりがいっしょだったから、大嵐だし、タイヤのパンクだし。
 そうそう。実は10数年前に、実は私たちは、歩いて1分もない距離に住んでいたことが判明した。すごくビックリした。よもや、だ。私が病院に行きまくり、キイキイしていた時期に、彼女はそのすぐ裏に住んでいた。そしてそのことを書いた本を、彼女が文庫にしてくれた。すごい縁だ。その頃、会っていたのかもしれない。ただ、誰ともなく、通り過ぎていたのかもしれない。ビックリした。
 私の人生で、Iさんに出会えたことはすごく大きい。紹介してくれた北尾トロさんに大感謝。そうそう。トロさんの大ベストセラーを担当しているのも、Iさんだ。

 娘2人とすっかり仲良くなれて、嬉しい。でも「おまえら」とか呼んだら、「おまえら、なんて言わないで」と怒られた。そのとおりだ。悪かった。
で。ブログの方に入りきれなかった娘Hちゃんの絵。枝豆の絵。
 可愛い。

2007年06月09日(土) パリス・ヒルトン再収監

 北尾トロさんの裁判傍聴記『裁判長! これで執行猶予は甘くないすか』などを読むと、裁判ってのはまぁ裁判に関わる人達の個人的な思惑とか考え方一つでどうにもなるような気がしてきますが、アメリカもエエかげんですな。グチャグチャ、という感じ。
パリス・ヒルトン再収監ですか。当然だけど。最初から入れておけよ。どうなってるんだ?

ヒルトン受刑者、独房へ逆戻り=「優遇」批判受け米地裁が命令
6月9日8時0分配信 時事通信
 【ロサンゼルス8日時事】米ホテルチェーン大手ヒルトン・ホテルズ創業者一族で女性タレントのパリス・ヒルトン受刑者(26)が7日、女性刑務所から異例の短期間で仮出所した問題で、ロサンゼルスの地裁は8日、仮出所を無効とし、刑務所の独房に戻るよう命じた。
 ヒルトン受刑者は飲酒運転をめぐる保護観察処分の条件に違反し、当初45日間の禁固刑を言い渡された。しかし、収監から5日目に郡警察が「健康上の理由」で仮出所させ、残りの刑期は豪邸での自宅謹慎となったため、「金持ちでセレブ(有名人)だから優遇された」との批判が殺到し、異例の見直しを迫られた。
 検察当局は「仮出所を決める権限は郡警察にない」として、地裁に再考を要請していた。

 バカらしい。

 今日は朝から雨降ったりヘンな天気で、最悪気分。ふうううう。

ところで平安寿子は読んだことないと思っていたら、前にそういえば「くうねるところすむところ」とかいうのを読んでいた。忘れていた。あれも面白かった。でもこの人が描くような女の姿を、実は大方の日本の男の人は好きじゃないんじゃないか?なんて思った。どうなんだろう? 意見を聞いてみたい。

 図書館の予約で、平作品を全部予約しちゃった。あああ。早く全部読みたい。なら買えよ。。。そうだな。ブックオフでも行くか(爆)→だから定価で買え? しゅ〜〜ん。貧乏なのぉ〜〜〜(爆)。

 PS:REMHQにあった、ブライト・アイズがハゲちんについてこんなコメントを。ベタ誉めだな。本当か? そんなんか? マジか? なんか派閥あるんか? 実はスタイプ会とか業界にあって、締め上げられてるんか? 邪推するで〜〜〜。
TBT: How were the shows opening for R.E.M.?

Conor Oberst: Amazing. Those guys are so generous and thoughtful and encouraging. Really great people. All of them. Michael Stipe, especially is just a great friend of mine, and a really sweet person through and through, and very intelligent. I admire him a lot musically and for how he conducts his business--conducts himself with the causes he champions and the issues he chooses. He's a good role model for people in that middle-age of a rock career...I feel like he's still kind of creating his canon of music and his legacy as a musician is still being formed.

  ・・・・ハゲちん、頭いいんか〜〜〜〜。笑う。なんか笑う。いや、そうだけどさ。なんか、笑うね。うん。でもいい人、ってのはそうだと思う。それはそう思う。たとえ気難しいとしても、いい人だと思う。ものすごく。気のいいオッちゃん。気のいいオカマちゃん。

2007年06月08日(金) 事足れば 足るに任せて 事足らず

 昨夜はとても7時間も8時間も続くREMマラソンなんて全部聞けず、とっとと寝ました。でも聞いていた最後の方にはドン・ディクソンが登場してました。そうそう、最初のプロデューサーですな。で、『マーマー』の話とかしてんの。25年も前のアルバムの話を今頃熱く語るアメリカのラジオ。不思議だ。すごい。ドンさんは「いや、僕はそんなにREMとは当時仲良しというわけでもなかったから」とか細かく色々語っていたようだ(眠くて聞き取れず)。あのラジオ局はどの辺りのものだったんだろう? 天気予報とかも織り込まれてなんか楽しかった。ネットラジオは楽しいね。まるでそこの国にいるみたいな気分になるわ。

 でも一転、今日はまた気圧がすごく悪くてグルグル。。。。お友達のたごちゃんと、気圧で死ぬメールを交換している。グルグル。気圧によって体調が悪くなる、のは当たり前の話なのに、日本ではあんまりそのことは報告されないというか、天気予報でもあまり言ってくれない。喘息やら関節炎やら私のような心臓バクバク自律神経に気圧の変動は最悪なのだ。

 しかしぼちぼちと仕事もし。合間に音楽を聞いている。今日は最近流行り〜〜〜のフレンチ・テクノの雄とか言われているジャスティスを。うううむ。私はやっぱり硬質なデスっぽい音は苦手、というのがよく分かり。オサレ〜〜な人たちの間ではステキステキということらしいが、私にはなんだかすごくネガティブな音楽に聞こえた。苦手〜〜〜〜〜。
 それからまたダンス・ミュージック。グルーヴ・アルマダっていうディスコさんな音楽を。はぁ〜〜〜。今度は一転ハイパーアクティブ。ノリノリイケイケドンドンパ〜〜〜〜ン。これはおクスリ。。。しかもああいうおクスリやって、ワハハキャアハハハハ・・・パリスヒルトンと御揃いの刑務所製足わっかでもハメて、ワハハハキャハハハハ騒ぎながら聞く音楽だわ、とブチッと切りました。お皿洗うときに聞けばいいやと。少なくとも病院の原稿書きながら聞く音楽ではなかったわ。でもこれは悪くないです。良く出来ております(←エラソーな評論家発言)。
 ダンス・ミュージックは苦手なんかもな。今頃気がついたが。

 それにしてもパリスヒルトン報道、日本でもどうしてあんなに加熱??? 何かを隠すためにまた利用されているのかしらん?
 そうそう、今朝、東京新聞の占い(毎朝占いを載せるのが東京新聞ですな)にいい言葉が。そうそうその占いは占いというより、なんか格言紹介みたいな欄なのだが→事足れば 足るに任せて事足らず 足らで事たる身こそ安けれ・・・・・・だって。いい言葉だ。朝からガアアアアアアアアアアンときた。私に必要な言葉だわ。そしてパリスヒルトンにも欲望にまみれた色んな人達に必要な言葉。もしかしたら昨日の方位シスターズな友達にも。

 それから今、平安寿子の「素晴らしい一日」を読んでいる。平さんの本は実は初めて読んだ。すごく面白い。すごい。ストーリーテラーとしてすごいし、ユーモアがあり、人生があり、暗さがなくて、読書の楽しみをガシッと味わえる。私がすごく好きなタイプの、そして私が目指しているような世界観の人。はぁ〜〜こんな文章が書けたら幸せ〜〜と尊敬。田辺聖子の世界を継投していくのはこの人だろうな〜〜。イヤミがなくて素晴らしいわぁ。平さんの人間性の素晴らしさを感じるわ。

2007年06月07日(木) 方位シスターズ

PS: 今(7日夜です)http://www.wbwc.com/viewArticle.asp?article=640行くと、REMラジオマラソンというのを放送中。ずっとずっとREMをオンエア中だよおおおお!!!笑う〜〜〜〜。

 最初は笑ったが、朝から夜までやるこの企画、すごいいいい。今現地時間は朝の9時過ぎだ。まだまだやる気だ。本当にREMの曲、誰かによるカバー、サイドプロジェクト、ライブ秘蔵曲など満タンREMっす。いやぁ〜〜〜、ハゲちん、スターやな(とか)。
 でもサマーマラソンとかなんとか言われると、そうかぁアメリカとかだと今、夏!!ってイメージなんだ、と驚く。そうだよな。もう夏休みだしなぁ。なんかいいなぁ〜〜。解放感だなぁ。
 今アメリカで、夏で、夏休みで、ダラダラで、という妄想に浸りながらラジオを聞こうっと。


 今日は昼に友達と、昔懐かしい友達に会ったのだけど、その友達ふたりが、いわゆる「方位」をすごく気にする、方位シスターズだったから驚いた。

 だいたい、今日出かけたのも、友達が「方位」のために引越しをすることになり、その手伝い、というものだった。方位のために引っ越す? なんじゃ?

 ええ。えええ。私も友達に「なんでそんな勿体無いことをするのだ? その銭あったら私に恵んで」などといっぱいいっぱい言ったのだが、本人はマジなので、仕方ない。と言うか。そうすることで自分のモチベーションを上げたい、何かのきっかけにしたい。ひいては今の自分の不安を軽減させたい、ということなんだから、まぁ、そうも責められないというかなんというか。

 今、その方位に引っ越すと、幸せになると言われたらしい。

 今日もそれで色々話していると、シスターズそれぞれ、自分たちがいくら方位を気にしたところで、どうにもならないこともあるし、チュ〜〜か、どうにもならないことだらけだ、とは分かっている。でももう一度気にし始めたら止まらない止まらない♪行くところまで行く!というカンジみたいだった。

 まぁ、私が病院に行きまくるのにもある意味似ている。

 でも方位だ。方位のために、海外旅行も止めるとか言ってる。方位に縛られて出来ないこともいっぱいあるらしい。
 バカバカしい。。。。。
 そういうときは「STAND」byハゲちん・・・でも歌ってな〜〜、北向いて南向いて東向いて西向いて。。。なんじゃが(←知らない人のために←そういう歌詞の歌なんです)。う〜〜む。でもマジだからね、シスターズはマジだから。

 私からしたら、そのふたりはまず「お金持ち」(笑)。それだけで十分うらやましすぎる。
 しかも家庭もあり、家族もあり、安定がある。住んでいる場所もいい。もう〜〜〜〜たくさん色んなものを持っていて、健康だし、友達もいるし、仕事もあるし、ないものはないくらい。

 でも幸せじゃない。いや、幸せなんかもしれないが、確たる手にギュウと感じる幸せが分からなくて、不安で、方位ばかり見てしまう。

 世の中、一体誰が幸せなんだろう?

 本当は、シスターズに言いたかった。「自分の幸せじゃなくて、誰かの幸せ、全くの他人の幸せのために動いたら、充実感が得られるかもよ」と。でもなんだか言えなかった。そんくらい、彼女たちも不安で自信がなくて、どうしたらいいのか全く分からなくて、でもとっても意地っ張りで頑固で、そして震えるヒヨコちゃんみたいだったから。

 私はいつも自分こそが誰よりも不安でちっぽけでダメダメで今にも死にそう、と思っているのに、シスターズと話していたら、自分がものすごく強固な自我を持ち、ゆるぎなく、やるべき道を進む、たくましさ1億な人間に思えてしまった。
 そんなことないんだけど。

 それにしても方位って考え方は狭苦しい。それは自分を基点にしてるから。地球とか月とか太陽とか宇宙とかを基点にしたら、方位なんて意味がないもん。それから自分の心を基点にしたら、方位なんてまるっきりありえない。ただの空間で漠として広いだけのこと。

 引越しして友達が何かをつかめたらいいのだけど。

2007年06月06日(水) アズテック・カメラのラヴ

 心臓バクバクバクバクなどと書きまくっていたら、ここを読んでくださっている親切な方がメールをくださり、そういう自律神経失調、及び更年期オバはん的バクバクには、卵油がいいらしい。ふ〜む、プチ卵油っすか? 何か今度試してみるか? でも油? 自分で作る?(笑)探検してみます。教えてくださり、ありがとうございまする。だんだんここ、「安心」「爽快」的HPになりつつあるのか?????

 ところで!!! 注文していた黒糖が沖永良部島から届きました。10個も!!
 でも1個120円で、送料は遠い遠い島からでも920円だった。だから黒糖一袋あたり210円。東京で買ったら500円以上するから、涙涙涙。安い。しかもおいしい〜〜〜〜。嬉しい〜〜〜〜〜〜〜〜。しかもオバちゃんは、沖永良部特産の「やじマミ」という、黒糖のかかったお豆もオマケに1つ入れてくれている。なんだか涙が出そうだ。素朴な親切。ありがとう。
 払い込み用紙には、マジックで「ご注文くださいまして誠にありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます」と書いてあった。
 ら○く○んとか、そういうネットショップなどで売ろうなんてしてない、すごく素朴な素朴な工場。ちなみに松元精糖といいます。ここはやっぱり広めてあげた方がいいだろう。
 FAXは0997−93−2632
 おいしい黒糖を10個単位で買いたいなら、ぜひ。

 ・・・・昨夜のディーコン・ブルーですっかりいい歌を求める女となった私は、あれから久々に、同じ1987年に発表されたアズテック・カメラの『ラブ』なんか取り出して聴いた。すばらしい。「パラダイス」とか「キラーモント・ストリート」とか、泣ける。特に「キラーモント・ストリート」はディーコン・ブルーと同じく、グラスゴーの歌。
 グラスゴーはイギリス1つまんない街、とイギリス人が言う街だけど、私は大好き。何がある、というわけじゃないけど、あの街に流れているどっか荒っぽい、でもすごく生き生きとした、そして一方ですごく情に厚くて、センチメンタルなところが好き。

 きのうここを書いてから、自分の人生でやっていないことで、今やってみたいことは? と言われたら、グラスゴー大学に留学する、っていうのはかなりの大きなことだな、とか思った。そんな銭ないんすがね。宝くじに当たったら、やりたい。。。とかなんすがね。

 さて、次はプリファブ・スプラウトでも聴くかね(笑)。
 ↓
 と思ったけど、インペリアルさんが送ってきてくれた、Polly Paulusmaの『fingers & thumbs』という新作を聴く。女性シンガーソングライター。これが素朴でよろしい。いい歌だ。黒髪の、気の強そうな女の人。ギターを弾きながら歌う。声は可愛いけど意志があるわ。
 
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