ひぽこんコラム

2007年05月25日(金) 猫の頭

 考え方がネガティヴな方向に行ってしまうときってとてつもない妄想的なことにまで心配が及び、昨日は朝青龍みたいな人だってこんな風に負けるんだから自分もダメ。。。的な、朝青龍と自分を混同しちゃうようなことまで考えていた気がする。んでもって、それはそれでワシとはカンケイないんじゃないか? と気がつくまで一晩。大馬鹿である。時間の無駄。

 しかし中々私のようなネガティブな思考に陥りやすい人間は、自分の未来や、いや、未来はおろか、今この一瞬にも常に疑心暗鬼で、自信がもてない(だからこそいっつも具合悪いんだし)。いつも不安定で小さな船で太平洋に乗り出しちゃったかのようで、フラフラとして、今にも小舟は転覆しそうだ。

 そのくせ、これからまずやらなきゃいけないこととか、やるべきことなどについては思考は素通りして、ずっとその先のまだ起こってもないことを心配して、ああぁもうダメかも。いくら何をやっても同じことの繰り返しで無意味だなどと思ってしまう。

 そしてダメダメな自己卑下の嵐。自分がしてきたことに何一つ自信がもてず、これからも何も出来ないと思う。自己卑下ばかりしていると、他人からも卑下されてしまう。そういう風に見られる、そういわれるけど、自信満々の自分なんて想像だにできない。

 でも実はそう自分を卑下するのは、結局自分に過大な評価をして、それがうまく果たせなかったりの結果だったりして、結局は自信満々なのと同じ。そこにあるエゴは形が違うだけで、まったく同じイヤらしいものに変わりはない。過ぎたるものはすべからく同じなんだ。

 自信満々な私も、自己卑下の私も、やりすぎな私も、ひきこもりの私も、ぜんぶ同じところから出発し、同じところに行き着く。だからそれらをうまくバランスよく排出したりひっこめたり出来たらいい。しかしそうは問屋が卸さない。

 だからまた自分が今いる場所は正しいのか間違っているのか? ううん、やっぱり自分がやってきたことはいや、やっぱり間違っているに違いない。だからこの先もダメだ。そう思う。すべてが失敗に通じるように思う。

 でもそういうすべてはたった一言で終わる→「考えたって始まらない」。

 んだんだ。考えたって始まらんのだ。先々を心配しすぎてもしょうがない。なるようにしかならず、あれこれ計画をバラ色にたてても、色んな不可抗力が起こり、自分に自信があろうとなかろうと、自己卑下しようとしまいと、未来を絶望しようと希望に満ち溢れようと、起こることは同じで、しょうがない。

 そのことに気がつくまでいつもいつも堂々巡りして、そして飽きずに何度も何度もそこを通る。トコトコトコトコ。太った猫顔して、ニャアニャア言いながら。

 猫の頭だから、すぐ忘れちゃって同じところばかり通ってしまう。

2007年05月24日(木) 自転車暴走族

 R.E.M.HQやmurmurs.comにレコーディング風景の写真やら映像やらが落ちてましたが、どこ見てもハゲちんおらず。
1.murmurs.comのイーサンが撮影してたが、イーサンが嫌いだ
2.レコーディングに参加してない
3.歌入れだけやるの、アタシ
4.オフショットに写るには耐えられなくなってきた
5.トイレ行ってた
 どれだろうか? あ。6.カンヌ行っちゃった・・・とかもあるな。とにかく不思議だった。

 ところで八百長@相撲on週刊現代がまたyahooとかのニューストップとかに上がっていたが、そこに寄せられた一般の人達のコメントとか読んだ。ふ〜〜ん。思うのは、色々ガタガタ言う人は相撲なんて普段興味なくて見てない人。週刊現代の人達だって忙しくて相撲なんて見ちゃないだろうし。
 でもこの間の分は提訴して今度はしないって、今度は本当なんだ、と思われちゃう。相撲協会ってやることが中途半端だなぁ〜〜。なら最初から提訴なんてしなきゃいいのに。週刊現代はどっちにしろ話題にのぼり、おいしい〜〜だけなのに。大して売り上げは伸びてないだろうけど。

 それから八百長よりも、自転車暴走族をどうにかしてほしい。さっきもユルユルと私自身チャリに乗って病院&薬局めぐりしていたら(そうそう、またあの漢方のジイさま病院へ。まだまだ全然良くなりません。まったく良くなりません。が。とりあえず飲み続けてみましょうもうすこし、というわけで、また同じ薬をもらいました)→すっごい勢いの自転車たちとたくさん遭遇して、死にそうになったこと多数。

 中でも、ごくごく普通のオバちゃん@サンバイザー被ってTシャツ着て小太り。。。がものすごい勢いで私の横を通り過ぎ、ちょうど西武新宿線の遮断機が上がったら、さらにものすごい勢いでビュウウと走りぬけようと強引にして、まだのんびりと走り出そうとしたOLさん風女性やら、歩いているおばあさんやらをほとんど突き飛ばさんばかりの勢いで、知らん顔して行っちゃった。
 目の前には交番があるのに。。。

 ああいうオバさんを見ると「こういう人がきっと給食費とか保育園のお金とか払わないんだろうな」と思う。ああいうオバさんの頭の中は自分だけで完結してて、そして嵐のようなんだろうな、とか思った。いや、ただ風がビュウビュウ吹き荒れてて、しかし本人もそんなことさえ気がつかず、何も考えず、自分の都合のいいことだけ考えてる。自分の周りの人にだけはいい顔して、しかし自分がもっとも大切な人からは全く愛されないオバさん。とか。

 そういや、昨日はヘッドフォンつけて、ヘタな歌をガナりながら猛スピードで疾走する高校生男子もいました。そいつとも下手すりゃ(私もスピード出していたら)事故るところでしたが、そいつは音も聞こえてないんだから、何も見えず。
 自分は平気と思い込んでいるその想像力のなさとか、責任感のなさとか、自分が凶器であり狂気であることの事実に全く考えが及ばないその愚かさに驚く。事故るだろう、そのうちに。

 そのときに自分が死ねればいいけど、人を殺してしまい、その大きさに次第に打ちのめされたらどうするのだろう? いや、打ちのめされたりしないのだろうか? 

 いやいや。今時の高校生、そういうときはいきなり弱気だろう。「38歳のごく普通の主婦と接触(←さっきのサンバイザーおばとかさ)。主婦は転倒し、頭を強く打ち、死亡。主婦には5歳と2歳の子供がおり、夫とは離婚。ひとりで育てていた。子供の養育費を生涯かけて払っていくのか?」なんて場面が急に訪れて、あたふたして、泣き喚き、親も阿鼻叫喚。「武彦ちゃん(←仮名っす)、どうして? どうしてなの?」なんて息子に親が泣きすがったりして。その親自身も自転車暴走族だったりしてさ。そして「僕は僕は僕は。。。」と背負いきれない十字架に人生を呪う。

 う〜〜む。自転車暴走族、物語はいっぱいだが、しかし本当にそうなるんだから、どうにかして。近所には警察の、「自転車と人の事故の目撃者を探してます」というボードも見かけた。本当にどうにかしてほしい。

PS:がぁ〜〜〜んがぁ〜〜〜ん。朝青龍が2敗。これで今場所の自力優勝はなくなってしまった。ああ。。。。。。強い人が負けて、しかもかつてなく2場所続けて優勝を逃し。影が差して来る瞬間。なんともいえない哀感がある。この感覚の辛さは本人しか絶対に分からないけど。。。う〜〜ん。う〜〜〜ん。強い人が負けるということの意味合いの大きさに、ドカ〜〜ンと私も衝撃です。
やっぱり朝青龍は、強くて、にくったらしくて、悪くて、というヒール・キャラだからこそ愛すべき人なんだ。だからこそ私は大好きなのに。
 それが哀感なんて漂うと、本当に悲しい。
 それぞれにはそれぞれのキャラがあってさ。朝青龍は朝青龍が果たすべきキャラを必死に果たしてきて、負けちゃそれが台無しだと分かっていて、そうやってきたのに。。。。
 そりゃ魁皇とかならいくら負けてもプニッと可愛いからOKみたいなのがあるが(と、相撲好きじゃないとワケわからん話)。ああああ。辛い。辛いですううううう。


 

2007年05月23日(水) 国技館帰り

そんなこんなありますが、今日は午後1で国技館へ!!

 升席をまたいただいたので、鼻息も荒く(→昨日朝青龍が負けてるからね)早目に向かったわけですわ。

 で。着くとさっそくいつも弁当を食べます。おなか空いてようが空いてまいが、とにかく出るので、食べるわけです。ビバ升席@しかも招待サンキューベリーマッチ!!!

 升席のお弁当って? 焼き鳥がつくって本当? など聞かれますが、そうです。焼き鳥はつきます。弁当は冷えてますが、まぁまぁです。コレです。豆もあります。



 これ、全部いっぺんにはとても食べれないので、チクチクとのんびり食べたいんですが、なにせ升席は狭いっ! エコノミークラス症候群必須の狭さなんで、最初は隣が空いてたからそこでチクチク食べていたんですが、そのうち「接待のリーマン4人組」が来ちゃって、もうチクチク焼き鳥などノンビリ食べてる隙間もなく。ビールだけチクチク飲みながら(→飲んでるし。。。)ワアワア叫びながら見ておりましたわ。声援送りまくりっした。

 で。朝青龍は和田の「朝青龍がんばって〜〜〜」の大声援のお陰で(笑)勝ちましたが、完全ヒール役の彼にはほぼ声援も飛ばず、ずっとゴルフの話ばっかりしてた、隣の腹立つ4人組(ちっとも相撲など見なくて、知らなくて、ゴルフの話して、酒飲んでるだけ。すごい感じ悪くて最悪)なんて、「朝青龍負けろ〜〜」とか叫んで、和田に「呪い」をかけられていたようなもんです。ふんっ。

 まぁとにかくやっぱり。何だかんだぁ言いながらも、国技館に行くと妙〜〜〜〜〜に興奮しちゃうわけですわ。今日もまた興奮してヘンなものとか買いそうになったが、心を鎮め、このあいだ会ったメディアファクトリーの方の同僚が制作したという本「かわいい大相撲」なる本だけ購入。升席で友達一家と奪い合いながら読んだり(笑)。

 それにしても。接待組がほんの数ヶ月前よりまたずいぶんと増えました。日本の大企業のみにおける景気回復は本当なのですね。でも私のような朝青龍マッチラブなオババからすると、本当に接待組みは邪魔でしかありません。相撲やってるのに、立ち上がって名刺交換とかするから「おじさん、邪魔っ邪魔っ」とはっきり言ってやりました。どっかのエラソーなジジイだったが、知らんこっちゃないわ。んなところで営業なぞしてるなっての〜〜。外でやれっての〜〜〜。

 でもそれでも。朝青龍の炎がメラメラ燃え立つような気迫に今日もゾッコンラブ(笑)。いやあ〜〜〜〜、すごいわ。この人に「八百長」だとかバカ言う人の気がまったくしれない。ちゅう〜〜かさ。そういう人ってすんごい鈍感なんだなぁと思う。「お〜〜ほほほ。アナタ何も見えてないのね」by美輪さん。。。とか、んな感じだよな。ほんと。すごい炎なんだよぉおお。あれは勇気というか、やる気というか、人間の力の限界というか、いろんなことを教えてくれて、やっぱり元気くれます。本当にありがたいっ。

 ・・・と。興奮しまくったら、知らない間にアイシャドウやらマスカラやらが全部落ちてて、家帰ってきて目パンダになっていたことに気がついた。ひいいいいい。オレ、オカルトだったわ。隣のリーマン組もさぞや恐ろしかったことだろう。

2007年05月22日(火) アウトサイダーアート(イケメンお兄さん)

 そんなわけで朝から病院へ。24時間心電図ホルターをはずしてもらいました。「ホルターつけてるとなんか平気で」というと、「みんなそう言うんだよねえ」と先生。「もう一生ホルターつけていたいです」なんて言って笑われて帰って来ました。

 そして午後はこっそりまた別の病院へ(爆)。れいの漢方病院。行ったらなんか留守で、外で待ってたらジイさん先生が慌てて帰ってきて、「すいませんすいません」と恐縮し、すぐに診てくれる。しかしあんまり調子よくないことや、薬作るのに時間がかかること、さらには明日はそこがお休みなこともあり、とりあえず3日分だけ疎経活血湯というのをもらうことにする。これから飲みます。どうなるやら?

 で。その帰り道。前から存在は知っていたが入ったことのない福祉施設が運営する喫茶店の入り口にフリマ服が置いてあったので覗いていると、恐ろしいほどイケメンのお兄さんが「どうぞどうぞ中も見てください」と言うので、誘われるまま(笑)ホオオオオと中へ。オバちゃん、イケメンに弱し。

 で。誘われるまま(笑)「じゃあ、アイスココアください」などと注文し、中で中古服を見ていると、あら!100円で欲しかったジャージなど発見!! これはラッキー!!とニコニコと座っていると、「ちょうどオヤツの時間なんですよ」とお兄さんが言って、そこでお手伝いとして働いている障害者の方々と並んで、私までイチゴやチェリーをオヤツにいただく。お兄さん、、、ハゲしくイケメンなうえに、なんて親切。もう私ったら、すっかりチンマリとすわり、ニッコニコにいただく。当然だわさ。

 しかしお兄さんばかり見つめていたら変質者で通報されてしまうので、グルリと周りをみると、あれ、ステキな絵がいっぱい。魅力的な絵ハガキも。お兄さんに「これは誰が描いたんですか?」と聞くと、みんなその施設に入園している人達が描いたものだという。すごい。ホンモノのアウトサイダー・アートだ。



お兄さんから絵葉書のファイルを見せてもらい、そっから10枚ほど買い占めたけど、もう、そこにあるだけ、だという。絵を描くのには体力がいるから描ける時期が限られているし、そうした人達は悲しいことに体力的にやはり普通の人に比べて劣り、早く亡くなる方も多いのだとか。40代でもう60代の体力だという(えっ?私と同じ???) で、そんなだからもうそこで私が買った葉書の絵を描いた人でも何人かは亡くなっているとか。なんだかしんみりしてしまった。しかもイケメンのお兄さんが語るから(って、しつこいオレ)。

 帰りに「また着て下さいね〜〜」というお兄さんの営業トークを真に受けるオレ。絶対に行ってやるぜ。ふっふふふ。
 あ、いや、だから、アートよ。アウトサイダーアートに触れに行くのよ〜〜〜(大嘘)。

 オ〜〜ホホホホ。

PS:イケメンお兄さんにうつつ抜かしていたら、朝青龍が負けた。愕然っ。すげぇ本人が愕然としてた。帰りに、投げられた座布団を蹴っ飛ばしてた。いや〜〜〜〜〜〜んっ。もうっ。

PS2:ところで私が1日も早く見たいドキュメンタリー映画が、このGirls Rock。オレゴンで開かれた少女たちのためのロックンロール・キャンプの模様を収めた映画で、その後ツアーもやってる。少女たちがやってる音楽がThe Gossip, Sleater Kinney, Sonic Youth, Le Tigre, Rainier Maria, Bikini Kill, The Donnas, Veruca Salt and more... ということで、興味あるね〜〜。いやいやガールズ・パワーですわ。
 女のロック、というカテゴリーに対する挑戦なのか? とにかくどんなものか見たい。

2007年05月21日(月) 24時間心電図ホルター

 ・・・今日はまた、また、また、また、「24時間心電図」装着中。ピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜(←ピーピー音はしません。苦しいときに自分で苦しいを告げるボタンを押すとピーといいます)。

 不整脈なんだもん。


・・・↑そんなわけで、今朝は朝1で、いつもの病院にぶっ飛んで行って「心電図やらせてえええ」と懇願したわけですが、こういうときに限ってさぁ〜〜〜、ドキドキがあんまりでない。

 ちゅ〜ことは、和田はもう一生涯心電図つけっぱなしがエエんか? それがエエんか?

 昨夜の苦しみはなんだったんだろうか?
 ううううぐううううぐ。

 ちなみに24時間心電図ホルター。前より軽くなった??? そして前は腰側にくくりつけていた(ベルトみたいのに通した、たて10センチ、よこ15センチくらいの箱)けど、今回は腹側につけてみたら、この方が楽な気がする。
 腰側につけると、なんか重い〜〜〜が。

 ホルターは腹に。鉄則です(?)。
 
 明日、取り外します。結果はしばらく先にならないと出ないんだよ。

2007年05月20日(日) ヘンリー・ダーガー展開催中

 ハゲちんも大好きなヘンリー・ダーガーの展覧会が今、原美術館で開かれている。私の大好きなアウトサイダー・アーティスト。これまで何回か彼の展覧会などは開かれてきたけど、これは日本未公開の絵が集められているらしい。行かねば。7月までやっている。

 チラッとそのHPを見たら、世にもすてきな蝶になった少女が描かれていた。うわああああああ。すてき。これが私が大好きな世界。私の憧れる世界だわ。

 セミになった少女。アブになった少女。バッタになった少女。クモになった少女。サメになった少女。アジになった少女。キツツキになった少女。そんなんが自由に描けたらなぁ〜〜。楽しいだろうなぁ〜〜〜。

 今になると、小学校や中学校とかの美術の時間てありがたかった。絵描いてよかったんだもんね。ああいうときにそういうの描いていれば良かったなぁ。誰がなんと言おうと。子供の頃の方が絵を描くことが正しく清くあったように思う。ヘタなのは同じだが。それが高校生の頃からだんだんタガがはずれてしまい、そして高校卒業した頃に沢野ひとしさんの絵に出会い、そっから私の絵はどんどん邪悪化した。でもぜんぜん面白くない。自由な発想の人が本当にうらやましい。

 沢野さんの本を前に読んでいたらしかし、すぐにパッと描けないから、実は意外と描き貯めているらしい。すごいなぁ。だからこの前、お会いしたときに「たくさん描きなさい」と言ってくれたのだろうか。
 そうそう。その後沢野さんからは、突発的にメールをいただいたりする。私がここでやってるみたいに、youtubeの映像とか教えてくれたり(笑)。それはすべからくカントリーだったりするのだが。このあいだつい、ヘンな返事を書いてしまったら(→カントリーは熊のキグルミだ説とかワケわからんこと書いちゃってさ)それ以来パタリお返事がない。気を悪くされたのだろうか。うううむ。ごみんなさい。

2007年05月19日(土) ダブリンか秋元か糸井か?

 ここんところの絶不調を断ち切るには、思い切ってダブリンへ、e-Bayでチケット買って@REMのダブリンショー・・・行こうか!!などと一瞬思った和田でした。

 でもでも。どうしても良くならない不整脈。これで飛行機乗ったら死ぬかも。。。。

 それに飛行機代はいっちゃん安くてかつ時間的にも余裕のあるKLMオランダ航空でも15万円ちょっと(今はワケのわからんガソリン代とかが航空運賃にプラスして3万円とか取られるの・・・4年前に行ったころにはそんなのなくて、成田〜ロンドン〜ワルシャワ〜ロンドン〜ダブリン〜ロンドン〜成田なんてすごいフライトが22万円だったのに。さらにロンドン単純往復なんて7万千円だったのに)。

 さららにホテル@ダブリンに詳しいミュージッププラントの野崎さんが以前教えてくれた絶好の場所・・・も計算したら5泊もすりゃ10万円でさ。それでも3つ★程度なんだけど(前に和田が暴走して泊まったウエスティンなんて今はものすごいことになってて、1泊で4万円以上っす)。
 
 それにダブリンはなんじゃ〜〜かんじゃ〜〜で物価もすごく高い。2003年に行ったときも「サンドイッチ買いました」=1000円近くとかかかって、ゲゲッ!!と驚いた記憶あり。タクシーに乗って空港からホテルまでも数千円だし。コンサートの帰りもタクシーでまた数千円だし。とにかくイギリス同様にアイルランドもバブってて、とてもじゃないがものすごいお金がかかってしまう。

 そんなこんなで不整脈かかえて、30万円以上かけて無理して行くこともない、とあきらめたのです。

ああ。ヨーロッパはさぁ、ユーロをどんどん上げて日本人来るの阻止しとるんじゃないかぁ? などと思ったり。

 とか言いながらも昨晩は、親友:リエちゃんと「宝くじ買おう。私はtoto買うわ」などと語り、誓い合い、お互いに当たったら「お互いを旅に誘う」となどと約束し。
 う〜むう〜〜む。

 なかなか思いが断ち切れず、でもどうにもならず。さらに泥沼へ。

 どんどん具合悪くなり。目もうつろ。今朝は雷にたたき起こされ。落ち込みは激しく、自分がどんどん「クズ」に思えて、世の中全部がすごく思えて、もうこの先何も楽しいことなんてないようにしか思えない。あぁ、来週、国技館は行くんですけどね。

 でも今の私を国技館も救えない、そんな気分です。じゃあ、何が私を救えるのか?

 などと思っていたら、「お仕事に役立つかしら?」と、師匠の事務所の人が、もんのすごおおおおおおい「スピリチュアル系の雑誌」=「anemone」とか言うのを送ってきた。なんというタイミングだろうか?

 人は「救われたい」とかいうときに、こういうのを読むのだろうか? いきなりの企画が「空から守護天使が降りて来た!」である。さらには、師匠の元・旦那が載っていたり。。。(←すごいそのスジの人なの。。。あえてノーコメントのオレっす。。。いやはや)サブタイトルは「心とカラダを元気にするスピリチュアル・マガジン」だそうです。

 すごいよなぁ。なんかもう。ひたすらすごいよ。スピリチュアル子育て、とか。魔法の言葉、とか。なんかもう〜〜、すべてのあらゆる事象に、そういう形容詞副詞がまとわりつき、迷える子羊たちを手招きする。そしてしかし、何見ても、そこにあるすべてのものが「すげぇ高い」の。これ買うなら、オレ、無理してダブリン行きますわ、です。そしてとにかく「私の●●●であなたも幸せになれますよ」と、みんな自分で言っちゃう。おいおい。。。。まぁ。医者とかが「この治療で元気になれますからね」と言うのは分かる。そう言ってくれなきゃ。しかしなぁ〜〜〜。たとえば「私の音楽であなたは癒されますから」みたいに言われると、一気に萎えるね。お前はナニモンだ? そのクソみたいな音楽は音楽としての価値なしっ!!と鉄拳くらわしてやりたくなるね。バ〜〜〜カバ〜〜〜〜カ(←荒れてます)。 しかし驚いたことにこういう雑誌でありながら、これ、なんだか右よりなの。そこもビックリしたわ。いやぁ、ビックリ。別にどうでもいいんだけどさ。

 そんなこんなで、私もクリスタルの腕ワッカでも買うか(爆)。
 まぁ、別に買いたきゃ買えばいいし。買いたくなきゃ買わなきゃいい。私だってこんなこと言いながら、神社にお祓い5千円とか払っちゃう女だしな。ただそういうもんが集合体としてこうしてグオオオとされていると、なんかやっぱりホリブル! ホリブル! と叫びたくなる私でした。たとえ救われたいわぁと思いながらも、ここじゃない。。。と本能が叫ぶのでした。

 やっぱりダブリンなんだろうか?
 ああ。toto6億円があればなぁ。ファーストクラスでキュイ〜〜〜ン。あのボノさんが経営の超高級ホテルに宿泊し。オ〜〜ホホホとe-Bayでコンサートチケットも高値で買い上げ、タクシーなんて言わないでショーファーサービス(←リムジンす)でオ〜〜ホホホで。

 あぁ。やっぱり世の中、銭やで。銭。
 秋元康先生と、糸井重里先生に弟子入りしたいです。
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