どうやら「四十肩」らしい。
ここんとこ、寝ていると「手足がしびれる」。朝起きると「手がこわばる」、「腕が全部痛い」、「腕が丸々ドッか誰かのもんみたいな感じがする」とおかしくて、今朝は特に又おかしくて、さらに体中なんだかばらばらになりそうな、そんな感覚で。
ドッカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン。
また半ばパニックとなって、慌てて鍼に電話。
「わ、わ、和田ですけど、今日もういっぱいですかっ???」
キキキキキッ〜〜〜という感じで聞いたら、受付のオバちゃん(←オバちゃんだが、やたら派手。髪の毛は縦ロールだし。患者連では、先生の愛人では?ともっぱらの噂だ。。。昔勇気ある友達のママが先生に「奥様?」と聞いたら「違う」と答えたとかで、以来そういうことになってる)が、和田の剣幕にあせって、
「ちょっ、チョット待ってくださいね」とあわてて先生に聞いてくれて、
「じゅ、10時40分には来れますか?」
というので、「い、行きます。絶対に行きます」
と。ワアアアアアアアアアアアッとすぐに支度して(ものの10分で寝巻き→服。顔洗い。髪の毛塗らしてベタッと撫で付け。化粧水とかバアアアとかけまくり。終了→オバちゃんはナンデモもありなんだ)グオオオと新宿へ。
んで。またいつものように、今すぐ死んじゃうくらいの声で「先生、身体がなんだかばらばらで、とにかく腕がおかしいおかしいおかしい」とか訴えまくったら、
「ああ。四十肩だねぇ〜〜」
だって。
ふぇ〜〜〜ん。
さらに。「もうね。だんだんね。そうやってシビれとか出てくるのよ。チリチリしたり。もっとひどくなったりね。当然だから」
などと、もう「年取ってんだから仕方ないでしょ」風。前だったら心配しまくる和田に、「大丈夫、疲れだから」とか言ってくれたのだが、もうとにかく「年なんだから、我慢しろ」的なノリ。
いと、かなし。
あ〜〜。年をとるってさ、大変なことなんだね。和田は今や、世界中の年寄りを尊敬するよ。あちこちあちこち。身体の不調が出ても、実際に病気しても、それでも生き残ってきた年寄りたちよ! おまえら、マジすげ〜〜よ〜〜〜。ビバだぜ、ビバ!
そんなわけで、平均年齢78歳、リードシンガーは90歳という、イギリスのニュー・バンド、
the Zimmersを見よ! 「マイ・ジェネレーションズ」だぜ。歌詞の最後が「Yeah, I hope die before I get old」だぜ。カッコエエエ〜〜〜。すごい企画王としかいえないね。年寄りを使って商売しやがって、と思いつつも、ジジババのパワー勝ち。
長生きはすごい。生きてるってすごいぜ。「アタシ、何のために生きてるの?」なんて悩んでる奴、オメエは今、そこで生きてるだけで大してデカしたんだ! すげえぞ。悩むな!
と。書きながらも手は痛い。
PS:今日、北尾トロさんの新刊
『裁判長! これで執行猶予は甘くないすか』を送っていただいた。ありがたい。さっそく読み始める。おもろいっ! 前の文庫『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』より後の、かなり裁判傍聴に慣れてきた頃の話で、裁判に関わる人々への目がすごいのだ。深い。しかし笑う笑う。イラストが可愛い。極悪レイプ犯とかなのにキュートだったり。とにかく面白いので。ぜひ。
