
ところでもう書いていいだろうから書くが、都知事選ではうちの師匠が浅野候補を激応援していた。
事務所の人たちも駆り出され、ビラ配り(しかし普通の人が配っていいビラとか事務所に登録だかした人しか配っちゃいけないビラとかあるそうです)したりとかしていた。大変そうだった。でも選挙は人を熱くもする。なんだか熱気も帯びていた。
でも。どう聴いても色んな意味で浅野は遠慮しすぎていて、応援していた事務所の人たち自身、こりゃ落ちるなぁと思っていたらしい。確かに勝手連とかの応援も妙なフォークゲリラみたいのが歌ったりしてヘンテコだったし、ポスターのダサさなんて目もあてられなかったしなぁ。そういうの見るたびに遠い目となり、師匠にメールしてみたりしておりました、私。浅野、ダメじゃん、と。
やっぱり選挙は、いや、選挙じゃなくても世の中に出て行く人は何度も言うが、声がでかくて、しゃしゃりでて、それが持続する人だ。そこで遠慮などしたり、途中で止めたりしてはいけない。とにかく大声で、わめく人。しつこくずっと。今朝の東京新聞に、石原の選挙参謀だった人の書いた本の言葉「悪玉の方が善玉よりプロパガンダがうまい」というのを紹介していたけど、本当にそうだ。でもって今回もそのとおりになった。
これから日本は水銀だらけの新・築地の食べ物食べてみんなでガンになるんだな。仲良く。東京都からまず学校では教育勅語が復活して、天皇陛下の御影に頭を下げる(愛子さまになら下げられわ、私! 相撲ファンとしての尊敬を込めてだけど!)とかも大いにありえたり。
浅野は石原裕次郎というブランドに対抗するために、やっぱり森光子とか森繁あたりを連れてこなきゃダメだったのよ〜〜ワハハハハ←と。師匠の事務所の人に昨日言いました。バカ。後の祭りでしたね。
しかし投票率は55%くらいだったんだよね。半分は行ってないんだよね。どうしてなんだろうか。こんなにも世の中がメタメタなのに、今もまだ危機感がもてないって、どうしてなんだろうか? まったく不思議でしょうがない。