ヨレヨレの和田、東京を往く、、、
は、今もまだ続行中(しかしもう胸のピコンピコン危険信号はなりっぱなしです)。
で。昨日は3年前に亡くなった、音楽評論家の福田一郎先生のお誕生日だったので、ご自宅にお線香をあげにうかがいました。
ずっとご無沙汰だったので心にかかっていて、行けてよかった。
そしてまた、先生と個人的に親しかった方から先生の話を伺えてよかった。
福田先生はこの音楽業界のドン的存在だった人。なんちゅ〜か。ドン・コルレオーネ。影の大物的な? この有象無象の世界の真ん中にいた。すんげええ。
なのでその人間性とか、どういう人なのか、誰もそれを知ろうとしなかったし、私もしなかったし、ただただあることないこと、とんでもない陰口をみんなニヤニヤしながらささやくばかりで(←ザッツ業界っぽいでしょ?)、そのしてきたことや、書いてきたことなど、誰も気にしなかった。巨大な姿にだけみんなワアワア騒いでしまい、本質に触れることはなかった。
もちろんそれはご本人がそうするようにしていた部分もあるのだから仕方ないとも言える。同時にすごくシャイだったから仕方ないのかもとも言える。
しかしどうであれ、日本における西洋のポップスの評論という全く未開拓だった分野を戦後に切り拓いた人の仕事を誰一人、生前に、そして死後も評価しようとしなかったことに、この国のポップカルチャーに対する、見識の低さというか、そういうのをすごく感じる。自分も含めてね。
と。そんな真面目なこと以外に。
先生が生前個人的に付き合ってきた人達の話を聞くと、先生のすごく繊細で心配りある人柄がうかがえて、その巨大なイメージとのギャップに驚く。人はまったく見た目とか、一面だけで捉えても、その人の本質を捉えたことにはならず、すごく驚かされる。前にもこれは書いたけど、また本当に驚いた。
人はわからん。
でも福田先生はとにかく、近所のオッちゃんとかオバちゃんにすげぇ好かれていた。ごくごく普通のオネエちゃんにもすごく愛されていた。あたりまえのオッちゃんとして好かれていた。
こんな風に言ったらすげぇ語弊があるんだろうが、マフィアのドンが、孫の前では普通のおじいちゃん、みたいなんだろうか?(今、業界的にすげえこと書いちゃってます、アタシ)
それから先生の個人的な、大切な本棚に、私の本の、自費版がちょっこりと置いてあるのを見て、また涙出ちゃったなぁ。嬉しかった。ありがたい。思えば、先生ともこの本があったからこそ生前お話させていただいたのだった。だから文庫化の報告もしたかったのだ。
と。そんなこんながあって。今日は、ついについについに。
農業始めました!!!!!!!!!!!!!!
と言っても、今日はお金払って、説明きいて来ただけ。
なのにもうううう。そこに到着するまでに疲れ果て。口の中で悪態100くらいついて。ぐおおおおおおお。始まる前から大変だっ!
なので。
これから今後、その農業話は、まとめて別ブログ
http://www.actiblog.com/enter/
に書いていくつもりですが。まだタイトルとかも変わっておらず、アドレスも変わるかも。シクヨロ。
いやもう。ヨレヨレッす。
しかし。大切なお知らせ。今日買いました。みなさんも買いましょう。相倉センセー@お友達の夫さまだったり、、、のステキな新書。新書の老舗、新潮新書です。
PS:やっとこジェシ・マリンの新譜@Glitter inthe Gutterを聴きました、、、ずっと前にインペリアル様が送ってくださっていたのに。
ボスやらジェイコブ!!やらが参加してるこのアルバム。「そうかぁそうかぁ、チミはトム・ペティになりたかったんだね。うん。うん」なステキな1枚です。