ひぽこんコラム

2006年11月07日(火) シェルタ〜シェルタ〜byローン・ジャスティス

 まったくもって理解できない話。
 ↓
北朝鮮による弾道ミサイル発射や核実験の影響で「核対策グッズ」の関心が高まっている。防護服や放射線測定機器などに加え、ずばり核攻撃にも耐えられる地下核シェルターにも関心が高まる。その構造は?【近藤大介、大槻英二】
 地下核シェルター建設などを手がける「織部精機製作所」(神戸市垂水区)には、今夏以降、モデルハウスの視察や問い合わせが急増している。
 同社は、放射能などで汚染された空気を浄化して取り込むスイス製換気装置(大型170万円、小型38万8000円)の輸入販売のほか、こうした設備を使用したシェルター一式の建設を請け負っている。
 同市須磨区にあるモデルハウスは広さ約50平方メートル。厚さ約50センチのコンクリート壁に囲まれ、換気装置のほか、防爆ドア、酸素濃度測定器、室外に脱出する緊急脱出口などを備えている。水道や電気、トイレは、タンクや簡易式で対応。建設費は家庭用なら1000万円程度から。
 同社によると、地下50センチ程度に埋めたこのシェルター内にいれば、広島級の原爆が投下されても、爆心地から660メートル以上の距離なら影響を受けないという。人体に影響を及ぼす放射量は通常、2週間ほどで激減するとされる。同社取締役の織部信子さん(62)は「最初の2週間をここで過ごすことで残りの生涯を守ることができます。その投資としては決して高くはないのでは」と語る。

 って。ワケわからん。
 核攻撃されて放射能モワモワになった日本で、たった数人で生き残ってどうするつもりだね? いや、日本中が死ななくてもさ、たとえば東京に落とされたら、2週間とかして出てきてもな〜んもなくて、都市機能なんて完璧に麻痺してて、むろん放射能はまだまだ残ってるだろうし、電車なんて動いてないし、車も走らないだろうし、それでもまだ生きていたいのかな?
 こんなもんに金使うなら、今すごく困ってるアジアやアフリカの子供に寄付するとかさ。ホームレスを救う炊き出しにでもお金を出すとかさ。もっと有効に使えよ〜。自分ひとりだけ幸せで安全万全なら幸せになれる!って思うなよ〜。
 しかしまぁ。こんなにしても生きたい!と思えるその強い強い思いはすごいかも。今どき。

 お金の使い方を知らない。お金ある人が。本当にお金が使われるべきところにはちっとも使われてなくて、使われなくていいところで使われている気がする。
 身の回りの出来事など見ていると、本当にそれを実感する。

↑しかし実際銭持ったら、私が一番「オ〜ホホホホ」とか言って自分のことだけに金使いそうだ。だいたいまず〜日本を脱出。バンクーバーとか自分の好きな場所に次々に家を建て…ブツブツ…。

 ・・・シェ〜ルタ〜〜シェ〜〜ルタ〜という名曲はローン・ジャスティス@マリア・マッキーの80年代のヒットっす。オルタナ・カントリーの先駆け、ローン・ジャスティス! ピーター・バラカンさんの親戚だか弟だかなんだか(よく分からない)が在籍しておりました。

2006年11月06日(月) ダモーン!

 PS: どなたかマイク・ミルズがスティーヴ・アールらと一緒に出た、ニューオリーンズ・チャリティのウエブ中継聞かれました? あれ、どうなってたんだろ? 今さら繋いでももう出てこないや・・・。ずっと置いておいてくれればいいのに〜〜〜。


 今宵はアンドリューWKっていう、鼻血垂らしてるジャケでお馴染みのなんだかマッチョなロッカーのライブの、しかしその前座の(笑)ダモーンというのが見たくて、OーEASTに行きました。WKさんは見ませんでした。すいません。

 で。WKさんも恐らく、ゴリゴリしながらもおバカロックだとは想像できますが(でもちょっと私からするとその人は作為的だな)・・・ダモーン、これ最高、純粋おバカロック!!
 
 なんてったって、ウイアーダモーン! ウイプレ〜イロックンロール! イエエエエ! と叫ぶんだよ、いきなり。しかもギターの奴(金髪長髪)が着てるのは、袖を切り落としたパツンパツンのTシャツで、そこから覗く腕はゴッツくマッチョ。もう一人のギター(リード)は髪型がジョーイ・ラモーン化してたし。でもボーカルは女の子で、キンキン声で叫ぶ! ジョーン・ジェットがすげぇ可愛くなったような、そんなん。そしてストレートなストレートなロックンロールを鳴らす。

 やったのは、たった8曲だったけど、間奏のギターは、イングウェイ・マルムスティーンとかさ(笑・・・たとえがあまりに古いね、私・・・)ああいう感じのギュインギュイン言っちゃうような80’sハードロックみたいで。超ダサッ。クビもグングンとヘッドバッキングしまくるし。でもってとにかく突っ走ってて、ストレートで。何ら工夫ナシ。走るのみっ。そして観客@若い若いみんな20才前くらい…は人差し指を突き上げる!ってノリ。

 あああ。ひたすらおバカロック。な〜〜んも考えてない。女の子のボーカルはキンキン叫ぶばかりで、彼女はマジなんだけど、おバカが透けて見え、その様が最高可愛い。女の子ロックだけど、フェミニズムとかそんなことには通じず(いや、彼女自身はガールパワーを発揮してると思ってるだろうけど)、マッチョな野郎に囲まれ、あくまでも「紅一点」な、「男の中の可愛い女の子」的なノリで、私としてはサイコー。今はロックロック言ってるけど、間違いなくあと15年もしたら、いいママでのんびり暮らしてそうな、そんな姿が透けて見える、女の中の女の子。私はそんな女の子が好き。あんまり賢い女の子ロッカーは怖いのだ、ただ。

 そして最後の曲ではヘイヘイヘイ!って叫びながら、みんなで拳振上げ。そのあまりのストレートなロックンロールおバカっぷりに、私はなんだか泣けちゃいました。いや、マジに。そんなところで泣いてる奴なんてほかにいないけど・・・。

 一言で言ってバカ。二言で言ってバカバカ。三言で言ってバカバカバカ。それこそがロックンロール。イエ〜〜〜イ。それが大好き! たとえ観客が「どう見えも中学生?」くらいのばっかりで、明らかにそん中で浮いてても(ひ〜〜)、私は楽しかった。

2006年11月05日(日) 中毒

 やべっ・・・youtube中毒だわ・・。エゾシカの肉を注文しようとPCを立ち上げ(←お仕事のために食べるのです)たら、ズル〜とまたyoutubeに引きずり込まれ。ここに書いたテレタビーズをまた見て。
 そしてまたハゲちんのを探してしまった。
わけ〜〜〜〜。。なんて若い。青い。すごい。びっくり。
そしてエンドオブザワールドのアンプラグドはうれしいね〜。
それから2001年のぐらんどわーくす。911の直後。シアトルです。ブリッジの翌日だった。ドラムがまだジョーイ。(ジョーイは先月ニール・フィンのバックで登場してましたね)

 ふ〜〜。3・12ニューヨークのロックの殿堂。もらえるなら行きたいね〜〜。バカにしてたけど(爆)。

そういえばまた来週、オアシス組に対面することになった。今度は兄ノエル。去年は弟リアムで、あのガラ悪い兄弟と妙に縁のある私。オアシスはベストが出るのでその宣伝らしい。
 オアシスの音楽性云々には色々あるだろうけど、彼ら以降結局、彼らを越えるようなイギリスのスターが全然出てこないってのは事実。イギリスの音楽界がダメなのか、彼らがすごいのか。どっちなんだろうか。

 ↑ところでそのシカ肉を買った北海道のショップはあまりにも旨そうで、何もかもほしくなる。ほっかいど〜でっかいど〜。旨そう〜〜〜。キャアアアア。

2006年11月04日(土) たぶん

 回りを見回すと、すごく悩んでいる人ばかり。
 私と同年代の人たちが人生に悩んでいる。困惑し、戸惑い、不安にかられ、道に迷い、責任を感じ、明日への希望をなくしている。
 でもどうかあきらめないで。そして大切なのは一人でどうにかしようと思わないで。誰かに助けを求めて。絶対に手を伸ばして。伸ばしてほしいと思っている人はいるから。一人で背負い込まないで。
 どうにもならないことは絶対にない。本当にどうにもならなかったら、それはうっちゃっちゃえばいい。それでも大丈夫だと思う。


 

2006年11月03日(金) フーファイのナイーブさに泣きっ!

 朝からフー・ファイターズの新しいアルバム『スキン&ボーンズ』の3曲だけ抜粋なる、けったいなものを聴いた。
 これ、アコースティック・ライブで、3曲だけだけど面白かった。なんか、フーファイはU2がかつて歌っていたものを今歌ってるって気がする。それは臆面も無く歌う愛ってかんじ。U2は今も愛を歌っているけどそこには色んなものが付随しちゃってこんなこっぱずかしい愛はもう歌えない。でもフーファイはそれを歌ってる。ナイーブすぎる純粋さ。言葉を変えればバカもん。ガキ。すごいわ。これ。ハマってしまいそうです。

 ところで今までベランダの地べたにプランターを置いて、そこにネギ植えたりしていたのだけど、肥料あげたら肥料がカビたり(泣きっ!)枯れたりしてきた。で。ふと、思いついてエアコンの室外機の上にヨッコラと乗せてみた。平気だった。そして日当たりサンサン(だいたいウチ、南向きで前が道路だから日当たりはいいんです)。ネギは枯れてない。肥料もカビない。なんで今までこうしなかったのか? なんか無性に色んなものを植えまくりたい気分!
 

2006年11月02日(木) 本のお仕事〜悲しい夕方

あらゆるものをへなへなに駆逐するとんでもないビデオを教えてもらったfromSちゃん@東芝。とにかく見て!毎日見たくなる。そして一緒に踊る。同じ服を作る。そこに住みたくなる。確実に!


 思い出すと、去年の今頃は師匠の本『湯川れい子のロック50年』の校正に追われてヒイヒイ言っていたような。12月に出るってのに、11月でも間に合うんだなぁとビックリしつつ。でも大変でも楽しくて、いい本に仕上がったのでうれしかったっけ。

 そして今年の11月は、うれしいことに自分の本をやっております。ずっとここで宣伝していた(このHPは本の宣伝のために作ったんですよ!)この病院本が、めでたいことに、来年2月に文春文庫プラスから出ることになった! ありがて〜。ありがて〜。心の底では→いいんでしょうか、文藝春秋さま?と多少後ろめたいながら・・・。

 そして私の本のために、文春文庫のIさんが、心を込めて色々なことをやっていてくれ、そのメールの1つ1つにも感激。私のために、誰かが、心を込めて、何かしてくれる。このことが本当にうれしい。しかもIさんはすごくユーモアがあって、楽しい。女性ならではの繊細さがあって、しかもむろん文学畑の人だから文学的!
 さらに今日は私が絵を描くようになった、心の師匠まで紹介してくださったり。ううっ。泣ける。泣ける。感激。感激。心の師匠の「どうでもいいこと」チックな、しかしあまりにも美しいメールを転送していただき、泣いて震えて悶えた私でした。
 人生、いいこと、あるわ。

 ちなみに本のタイトルは変わります。「ワガママな病人vs使えない医者」になります。2月発売。ヒャアアアア。
 ハゲちゃんが10万冊くらい買ってくれたらいいのにな。ケロケロ。

(夜です)その後、フラフラしながらも、代官山でのブロック;パーティーのライブに行こうとしてました。で、テクテク歩いていたらチラッと雨。う〜む。疲れてるし止めちゃおうかな・・・とちょっと家に引き返し始めたけど、いやいや、こんくらいでメゲちゃだめだ!と己を叱咤激励し、チョコレートを買い与え(自分にです)、新宿まで向かったんですが。
 がああああん。鶯谷で飛び込み・・・。山手線ストップ。
 悲しみでむなしくそのままタワーに行きました。念のために「Qの20周年特集の表紙がいっぱいある号まだありますか?」と聞いたら「全部売切れです」と言われて、すごすご・・・。
 そのまま帰ろうと中央線に降りていくと、これもまた遅れてる。。。御茶ノ水で飛び込み・・・。
 また階段を上がり、総武線に行くと、やっと山の手が動き出したところで、超混み混み。うぎゃああああ。
 やっと乗って、さみしく、さみしく、むなしく帰ってきました。
 途中近所のヘンテコ屋で、ピンク色のウサギちゃんのスリッパを買って慰めました。今はいてます。ウサギちゃんだけ買いに行けばよかったです。

2006年11月01日(水) 気持ちはぐーーーーーー




調子悪くてイライラして疲れてる。
神社に行ったら、やっぱり「小吉」だった。←神社は占いだと思ってる輩。

ぐーーーーーー。

youtubeはまた色々落ちてる。
91年のスワンスワンは、半ズボンのはげちんがまぶしいですね。
9月12日の40ワットクラブのもセントラルレインやら。
ビルもおりますビギンザビギンも落ちております。ありがたい。
 ピーターが妙に懐かしい。この間お会いしたなんて、本当に不思議な気分になります。あれは魔法だったのか?


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