HQが落としてくれたワルシャワ・ライブ@20030710 での、パイロン「クレイジー」のカバー
映像!! ブート映像のありかを教えてくれるREMはビバ! そしてオレはここにいたああああ! うおおおん、なつかしすぎっ! そしてその思いはバーティスさんも同じらしく、延々とそのワルシャワ公演について書いている! うんうん、分かるよ。私の人生で見たREMライブでこのワルシャワ公演は一番良かったもんっ。本当に良かったもんっ。あ〜ん、懐かしい〜〜よ〜〜〜。(と、ノスタルジックモードに浸るのであった)→ノスタルジックは嫌いbyはげちん→だけだと思っていたら、グリーンも同じこと言ってた。
よぉーく考えたらやっぱり自分はまたウツになってるんだ、ということに気が付いた。相撲で治った治ったと思っていたけどそうでもない。今日は朝から不安が強くて舌べろも重く、病院でもらった頭痛薬は飲まずに(一緒に飲んでもいいって言われたけど→)安定剤だけカプッと飲む。
で。飲みながら、友達のリエちゃんからもらった吾妻ひでおの「うつうつ日記」を読んだ。吾妻ひでおは、前に出た「失踪日記」が爆発的大ヒットをして、でもそれはまだ読んでない(→きのう書いた図書館で大暴れ??は、その本をリクエストしたのに色々あって貸してもらえなかったから)。で、その「失踪日記」が出る前の1年くらいの彼のウツの、本当に何もない、ダラダラとした日々をつづった日記を読んで、どうやらこれも売れているらしいのだけど、ふと。「勝ち組になるには」みたいなハウツー本も売れるけど、同時にこういう「人生ダメダメ組」の本も売れるということは、世の中ほとんどの人は「今の人生はダメダメで、どうにか勝ちたいと願ってはいるが、ダメダメから這い出す気力は実のところあんまりない」というのが実情なんかも? ならば「人生結局んところ、今のままでいいじゃん」と強力に言ってもらえたらみんな安心すんのかな? いや、そうじゃダメか。「変えるのはあなた自身。もっと頑張れ」と尻を叩いてあげつつも、でも簡単な方法であなたが変えられる=幸せになれる、とかウソ言ってあげればいいのかな?(まぁ、ウソとは限らないのだろうけど)「3分間で変わるあなたの人生!」とかいう本を作るか?と提案してみようかね。イヒヒヒ。
それにしても人は人生を変えたいと思ってるらしい。かなり。人生を変える、それに大切なのは結局やはりそれは回りの人が大切だよな!!とつくづく思うこのごろ。このあいだ会ったグリーン・ガートサイドさん@51歳とかさ。「ずっと家にひきこもって、一人でウツウツと『オレは新しい』と信じてヒップホップの打ち込みばかり作りまくること10年・・・でも誰も取り合ってはくれず。アル中になってたら、ジェフ・トラヴィス@ラフトレード社長にして、グリーンが最も信頼する人・・・に『自分の歌を歌いなさい』とアドバイスされて」→んで一人でアルバム作り→あまつさえ30年ぶりくらいにツアーまで始めちゃって→結婚もしたし(しかも奥さんはずっと20年も知り合いの女性で、しかも長年病気だった人らしい。なんだかええ話やなぁ)。グリーンは元気ハツラツとしてたし。彼は強力頑固で卑屈で不安神経症の男だけど、周りに「本当に信頼できる人が二人」いたとかで(←もう一人は奥さんだと思う)その二人に助けられて、人生は変わった! むろん才能は元々あったけど、でもその才能を持ち腐れしてたわけで、それを生かす術を見つけてもらった。そして人生が大きく、51歳にして変わった。80年代に大きな成功を手にしてはいるけど、グリーンは今こそ幸せで充実してるという感じだった。活力みなぎってたもんなぁ。あ。今出てるSPA!に和田のグリーン・インタビュー記事が掲載されております。もしよかったら読んでください〜〜! ただ、その記事、すげぇ偏頭痛発作の日に書いたので、ヨレヨレです・・・。もうしわけない・・・。でもグリーンの写真の胸についてる3つのバッジ、それはその後和田が奪い取って、今も和田の鞄に入ってまする・・・。ふっ。
と。話がソレましたが。そんな風にして人は人によってこそ変えられていく。だから回りにいる人はすごく大切。そして回りにいる人の話に耳を傾けるのも大切、いや、そのほうがずっと大切。
このあいだ会ったもう一人の人、ロディ・フレイムはグリーンをはるかに上回る頑固っさで、なんとなくそういう意味で損をしてるようにというか、変わる可能性を狭めてしまっているように思えた。(ファンの人々すいません)彼は天才だし、自分の音楽をちゃんと追及してるけど、でも同時に「いいんだもん。僕は今ここでのんびり音楽やってるのが幸せ」というようなところに自分を勝手にというか、どういうわけだか追い込んでる気がする(そういうこと言うし、実際に)。でもそんな風に頑なに思う必要なんてないはず。もっとフレキシブルで自然でいいはず。そりゃきっとすごくイヤな目に遭ってきたから、自分を守るためにそういう風に言ったりするんだろうけど、でもそのせいでなんとなく音楽にも前に持っていたある力が見えなくなっている気がする。もしロディの回りにグリーンにとってのジェフ・トラヴィスみたいな人がいて、ロディが聞く耳を持っていたら、もっと音楽も、人生も変わる気がする、そりゃもちろん、いい方向に。
でもロディはグリーンよりも9歳も若い。まだまだこれから。頑張れ、ジェンキンスさん!なのだ(←だからこの呼び方、ダメなんですよね。すいません。でもだからこそ老けちゃうんだよ、ロディ!と私は言いたい)。
↑でもな。この頑固さが彼らを長年、音楽をやる、ことにいさせてくれてもいるんだよね。難しいね、バランス。長所は欠点にもなり、欠点は長所にもなるから。
PS:R25の今週号、2ページ目のウィークリーカレンダーんところ、29日下を見て! REMベスト発売!の文字が!! Oさん、ほんまにありがとうっ!!