ひぽこんコラム

2006年03月29日(水) 大貫憲章先生に命名していただきました

 しぇ〜〜〜〜。こんなのがある〜。いわゆる相撲における野外フェス?(笑)でもなぁ。やはり野外は苦手だし。靖国神社ってのもなんだか怖そうだし(←全員軍服着てるような誤ったイメージ)やはり5月の場所まで待とう…。
 と。相変わらず相撲なオレ。大貫憲章先生にこの間「もうオタ」というお名前を頂戴しました!そうそう。「モー。おた」ではなく「もうオタ」です、相撲の「もう」です。でも「もうオタ」ぶりを発揮してると、けっこう意外なところで同じオタに出会います。実は私も…実はオレも…とけっこうワサワサ。さすが国技!「実は私もREMのファンです」という人には滅多に出会わないのですが、「もう〜〜」の方は多いです。
 で。今日は白鵬がついに大関昇進。「ザ・ワイド」で特集なんてやってて、「僕は相撲やってましたから」なんて、格闘技フェチの草野さんがハリきっておりました。さすがだわ、草野おぢ。

 ところで和田にそんな絶妙なネーミングをくださった大貫先生は、『ロンドンナイト・コンプリート・ガイド』という本を出されました。ええ。ええ。大貫先生がずっ〜〜〜と25年以上もやられてるクラブ・イベントを総括したもんで。今どきならクラブ〜〜とか、DJ〜〜とか、イベント〜〜とか、ぜんぜん珍しくもないですが、25年も前っすからねぇ。そんなん誰もほかにやっておらず。それをずっとやってたってとてつもなくすごいことですよね? 日本の音楽文化における貢献ってもううう山のよう(本の中に「ロンドンナイト・マトリックス」ってあるんですが、そこに出てくる関係するミュージシャンとかすごいし)。音楽だけに限らず、ファッションやサブカルへの影響も多大。文化勲章とか芸術大賞とか、そんなんもらったってよくないべか? ある意味「日本のジョン・ピール」なわけっすよ。(←BBCの有名DJね。ジョン・ピール・セッションとかの)
 しかし日本におけるこうしたポピュラー文化の歴史って常にブツ切り。継続性というか、歴史を1本の線で捉えることができないから、こういう業績も賞賛されないんだよねえ。なんだろうなぁ。ハイ・アートだけは持ち上げるけど、ポップ・カルチャーはいつまでも「その場限りの」おもちゃみたいなもん。毎年変わる「〜〜レンジャー!」並の扱いだよねえ。情けない…。
 ちなみに白鵬は昭和の大横綱、大鵬からみの名前ってことでも注目。相撲はつながってるわ、太い1本の線で(って、シメは相撲かいっ?)。

2006年03月28日(火) お花見&断末魔の叫び

いつの間にやら桜が満開! うちの近所の中野通りも今日がまさに満開! ので。グータラ起きた和田はキコキコとチャリを漕いで、最近お気に入りのお弁当屋さん@オリーヴに行って「幕の内弁当550円也」を買って(←これが手作りでおいしいおかず満載でいいのよぉ〜。こんなんあると手作りしたくなくなる主婦の気持ち、よぉ〜く分かります。「安上がりじゃん、これの方が」ですわ)さらにまたキコキコとチャリを漕いで新井薬師公園に座って、桜を見い見い食べることにしました。ベンチ空きナシ、石垣の上に座り〜の、でしたが。しかも隣はどうもゲイ・カップルさんでしたが(←ブロークバック・マウンテン??)
 で。まぁ、桜見い見いと言いつつも、結局はいつも通りにバクバクバクバク食べちゃって情緒もへったくれもないオレ様。うぃ〜〜、食った食ったぁみたいだったわけですが(寂しいオレ)、ふと前を見ると、ジジババの集団。歌集を手に手に、みんなで♪おぉ牧場は緑ぃ〜♪とか、そんな懐かしの唱歌みたいのを歌ってる。どうやら「中野熟年コーラス隊」なのか?と思って眺めていると、
「さ、そろそろ今日はこのくらいで」
 とお開きになる模様。ジジババたちは座っていたシートなどをやれやれと片付けはじめ、それで帰るのかと思ったら、なんと! 
「さあ、みなさん、円になって!」と、号令のもといきなりジジババはフォークダンスのように円になり、手をつなぎ、端から
「○○ちゃん。○○ちゃんの隣が何とかさん…」
 と紹介し始めたでないか! どうやら今日が初めての会合だったらしいのだが、なにもしかし手ぇつながなくても…。でもとにかくそうやってしばし歓談。ジジババたちは触れ合いを楽しみ、帰っていったのでした。
 で。開いたそこに今度は女子高生4人組って感じのギャルギャルたちがお弁当を持って登場。あ。ちなみに隣のゲイゲイ・カップルはなんだかすごくけだるげな感じでボソボソとずっと「だから僕は言ったの」「あの仕事では…」とかすごく語り合っておったのですが、まぁ、それはいいわ。
 で。女子高生がキャッキャッとシートを広げ始めたら、どこからともなく現れたハゲ・オヤジ! いるよなぁ〜〜、こういうオヤジ! 
「おじさん、お酒買ってきたら仲間に入れてくれる? ねっ? お酒買ってこようか?」
 女子高生たちはシカトするのも怖いのか、「あぁ」とあいまいな顔つきで、なんとなぁくながめてる風。とにかく一刻も早く向こう行けというオーラがビンビンなのであるが、オヤジは知ったこちゃっない! 
 さらに「そんな風なシートの敷き方だと桜見づらいでしょ?」とかシートの敷き方までに口をはさむ。どうやら彼女たち、かなり純な子たちだったようで(もしや中学生かも?)「ええっ?」とか言って言われるままに直そうとしてる。と、なると。オヤジはさらに図に乗って彼女たちのシートの真横にまで着ちゃって「お酒いる?」とさらにさらにしつこいっ!
 ど、どうなる??彼女たちどうなっちゃうのよおおおお? と、まるでオダギリ・ジョーのTVCMみたいな展開だったのですが、なんと! 意外なことにそこにオバ登場@チャリで。なんとなんと! そのオバはオヂの相方。オヂはオバの登場にちょっと「ハッ」として、しかし開き直ったか
「今ね、お酒買ってきたら仲間に入れてくれるって言ってたんだよ〜」
 とか勝手なことを言ってる。おぢ、あまりにずうずうしい!
 しかしオバは一瞬ですべてを理解し、こんなエロ・ヂヂイの嫁ということがあまりに恥かしかったのか、それともオバにとってはオヂのこんな行為は日常茶飯事なのか、彼女らの方をプイッと一瞥しただけで、オヂに「ほら、早く」と荷物をチャリに詰め込ませ(桜の木の下にいつのまにかオヂ荷物がたくさんあった←気がつかなかったが、さっきの歌声一座の一人だったのかも?)オヂと連れ立って帰っていったのでした。
 それから和田は、ピンボールみたいので枚数があたる「ソースせんべい」などを買ってみたりして(←屋台ですね)まだまだマッタリしてたゲイ・カップルのウフフンを突き破るように、バリバリ音たててせんべい食べまくって帰ってきました。
 中野新井薬師公園。今この瞬間にもあらゆる物語が進行中!

 …今夜、私はすごいものを見てしまいました。それはとあるレコード会社が催した、新人ギャル・シンガー・ソングライターちゃん@ポスト・アヴリル・ラヴィーン(そんなんばっかや!)のショーケースに行ったのですが…(あえて匿名にします)。
 いやぁああ。まれに見る音痴! びっくり! カラオケで歌の下手な人がキンキン声で叫ぶようにして歌ってる…そのものでした。しかも申し訳ないけど、お顔も可愛くなく。後ろにいた男子@20歳くらい?は「化粧こいなぁ」とボソッと言ってました。
 あまりに下手なので、びっくりして私はあえて前にズンズンと呆然とする業界の人を押しのけて行ってみたのですが(怖いもの見たさですな)いやぁ。その声を側で聞くと、もうしわけないが…ノイズ。ので、ずるずると再び退却しました。
 あ。もしかして音響派ノイズ音楽だったのか?(と、最悪の嫌味)
 しかしなぁ〜。音痴ってても、今時はどこにだってカラオケがある時代。そこいらの素人の方がよほどマシなわけで。なんだったんだろう? もしやどこぞの重役の娘さんとかで、デビューすることになったとか。オトンはマフィアとかか? う〜〜む。 
 友達には「音楽業界の断末魔の叫び」などと言ってしまいましたが、ふと、まじにそれを感じて怖くなってしまった私でした。あああ。音楽の神様を怒らしちゃいかんぞよ〜〜〜。いくら17歳でも、もうちょっと真面目に練習しないと、いかんぞよ〜〜。ぞよ〜〜。ぞぞぞぞ。

PS:今日の苦しみ:「オレの言うとおりに」「オレの言うとおりに」「オレの言うとおりに」。男のエゴは大嫌いっ。

2006年03月26日(日) サーシャ・コーエン、女子プロレス転向!

ばんざあああああああああああいい!うおおおおおおおおおっ!
 朝青龍、優勝!! 飛び上がって喜び、その後、号泣っ! 朝青龍の涙見て、また号泣っ!
 飛び上がって喜んだのなんて、長野オリンピックで日の丸飛行隊が団体で金メダル獲ったとき以来じゃないか〜(すげえ昔)。

PS:しかし白鵬関、ヒール役と思って期待していたら、実は意外といい人らしい。
ちょっとガッカリな私(笑)。鬼がいいのよ、鬼が!(だからこそ朝青龍が好きなのでありぃ)
白鵬が横綱を破った日の日記↓

おかげさまで、横綱に勝てました。
残りも一番一番自分の相撲を
取れるように頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします。
日記をあまりかけなくてほんとにすいません。
白鵬 翔
 。。あやまらないでいいのおおおおおお!
 日記なんてやってられるかぁ〜〜、バァ〜〜ロ〜〜くらいな勢いで。ひとつ。よろしく。by鬼好きの和田

 きのうは観光客だのお買い物客だのでごった混み混みの下北沢に行ってました。
 用事は病院と(笑)、ノーモアティアーズさん@Tシャツ屋さんと打ち合わせ。ふふふ〜。お楽しみ進行中♪
 で。その行き帰りにブ〜ラブラとむろん散策。可愛い雑貨屋さんばかり…でもたいていは置いてあるものは同じだけど、そんな中でも独特なグッズを置いてある店もあり。そういう場所を探して、ニヤニヤしておりました。でも昔は可愛い〜〜キャ〜〜〜となるとすぐに買っちゃったりしてたんですが、ある日、友達に「可愛いからって一々買ってちゃダメよ」と言われ、ハッとして、以来あまり買いません。ちゅ〜か。今は買いたくても買えないんすけどね〜〜。ふ〜っ。
 そんな中、レンタル・ボックスさんがあって、ブラリ入ってみました。レンタル・ボックス。ご存知ですか? 昔、高円寺で元・たまの下着シャツ姿の人@太ったオヂさんだけど子供に見えるあの人っす……とかが始めたんだよね、けっこう最初に? 小さな箱をお店の壁面に並べ、そこを借りたい人に貸して、借りた人はそこに色々なモノを並べて売る…そういうの。高円寺あたりにあるレンタル・ボックスはさすがオリジナルだけあってけっこうクオリティ高いけど、昨日の所はなんだかビーズ手芸ばかりでさ〜〜。ところがすごく安っちい、センス・ゼロのビーズの指輪とかなのに、900円とかつけてて。お、驚いた! どうしてこのビーズの、安ッちい、原材料費30円くらいの指輪に900円とかつけれるのか? その感覚が信じられず。手作り=高価で当然。そう思ってるその厚顔さに驚き。しかもそれら作品からモワワンと立ち上る自己満足臭に驚き。ヤラレタっ!と思いました。
 と。意地悪?オレ?? う〜〜む。でも。なんか。素人手芸の品の可愛さって確かに存在すると思うんです。むろんプロはだしの人もいて、そいうのが高い値段をつけるのは分かる。しかしセンスゼロの自己満臭モワモワの安ッちい&簡単ビーズ指輪が900円とかだと、「中国の工場とかで同じモノ作って、結果50銭くらいでそれが取引されていく」ことを想像すると、ふと、ふと、ふと、なんだかなぁ?とか思ったり。←なんて、言ってみても、そりゃまぁ、結局、自己満を押し付けてくる、その厚顔さがただイヤなんですけどね。えっ?そんなら入らなきゃいいのに? う〜む。しかしその自己満臭は妙な糸を放ってるらしく、スルスルスル〜〜と引き寄せられてしまったのだなぁ。


とか書いていたら、たごちゃん@絵本作家さん、から「レンタルボックスは西荻だよおう。 西荻のニヒル牛って店」というメールを頂きました。そっか〜!西荻が最初なのね! でもちゅう〜〜ことは、どっちにしろ「貧乏くさい中央線文化」なんだね(笑)。

 で。夜はフィギュアを見ましたが、アメリカのサーシャ・コーエン。昔は本当に可愛かったのに。勝ちたい勝ちたいの欲の皮がズル剥けてしまい。般若な悪魔顔がくっきり浮かび。もおおおお、見るのも怖いくらい! 勝ちたい欲はいいんだけど、ああした形にヒネ曲がると、醜い。朝青龍じゃないんだから。相撲じゃないんだから。フィギュアは「表現したいのです」@村主ちゃん…な競技でありぃ。ちょい違う方向行っちゃってるコーエンちゃん、という気がしますなぁ。だから結果3位になっちったし。(でも1位も納得いかんのぉ。まだ見てないけど、ショート見る限りでは、あのスケーティングで1位ってよほどジャンプ飛んだのか?)
 あぁ。もしかしてコーエンちゃん、その闘志から、トーニャ・ハーディング@ナンシー・ケリガンをケガさせたヒールスケーター!…に次いで、女子プロレス転向がいいかも。んなら、ヒール役として、ナイフとか隠し持っちゃって、流血沙汰とか。ハーディングと二人で「必殺イナバウアー」!!(←これ、日本でなら絶対ウケる。スターになれるぞ!)うううむ。似合いすぎ。そっちがええ。コーエン、そっちがエエぞ。

2006年03月25日(土) フランシスちゃんは大きくなりぃ街も変わる

フランシスちゃんは、いろんな意味で「大きくなってる」。カートも草葉の陰で「大きく育って…ヨヨヨヨッ」と泣いてるか?

 きのう仕事で大宮に行きました。大宮は駅構内に品川と同じエキュートだかなんだか分からないけど、ショッピングセンターみたいのが出来てて、すごくきれいになっててビックリ。でももっとビックリしたのが、埼京線の乗り場が21番線とかとんでもない数字で、一体何番線まであるんじゃああ?とツッコミたくなるほど。蕨に住む友達のたか子ちゃんが「前は大宮ってヤンキーばっかで行きたくなかったけど、最近は変わった」と言ってた。そうなの?ヤンキー・シティだったの?
 でも街は変わるね。中野はすっかりオタク・タウンとして知れ渡ってきたようで、外人姿もよく見かける→だいたい男二人組→リュック背負ってる→フィギュアなどのお店にジイイイイとしてる。
 実家の沼津に行くと、本当に日に日に殺伐としてきて、地方の荒廃を感じる。景気は上向きって幻想だってすぐに分かる。
 このあいだストーンズの記者会見で行ったフォーシーズンズの辺り(白金)は、やはり高級住宅街で、もおお、中野と同じ東京とは思えない落ち着いた空気が流れてた。そういや、師匠の住む駒沢あたりも、そう。自由が丘〜駒沢公園あたりのあのウルルンッとした空気には余裕〜〜〜が流れてる。
 外国は1つの町の中に、必ずいい場所と、ダメな場所があり、ダメダメ場所は本当に恐ろしく、ジャンキーの方々が昼間っから通りにうろうろしてて、分かりやすい。恐ろしかったのは、ヴァンクーヴァーって観光通りのすぐ側がジャンキー通りで、お土産屋さんとか見ながらのんびりしてると、いつのまにかジャンキー通りに入ってしまっていることに気がつき、ヒエエエエとなる。ワシントンDCも道1本でジャンキー通りと普通の通りだったしなぁ。
 きのうはそういや、王子という駅でも降りたけど、感じ、殺伐で、中野っぽかったなぁ。

2006年03月23日(木) イラクから兵隊さん帰しなさいコンサート

ここに行くと、20日のショーの写真がスライド式で見れます。色々あります。でも暗くてボヤンとしてるのでモービーとハゲちんを間違わないでください。座ってギター抱えてるのはモービー。「あら、ハゲちん、いつのまにギター弾けるように?」なんて思わないでください。
 イラクにはまだまだ兵隊送るモンね〜〜〜なんて。ブッシュもやけっぱちになって言ってますが、それをヤッホ〜〜ホッホオオ〜と応援しつづけるバカバカ日本@小泉。でもぜんぜん他人事〜〜。他人事〜〜〜。どうなんだべかね?この国は?

 きのうは白鵬vs朝青龍で盛り上がった大相撲でしたが、きのうもまた「角番大関」魁皇に毎回泣かされました。よく八百長とか言われる相撲ですが、もう〜彼は本気よ、本気。今場所負け越したら引退?といわれながら、負けながらも毎回ものすごおおく必死で、それが伝わってくるのよ〜。ああ。人の思いって本当にちゃんと伝わるんだ!ってことを、彼を見てると分かります。解説の親方も、実況のアナウンサーも毎回「胸が詰まりますね」と涙声。うううっ。土俵入りの魁皇の姿見ただけで泣いてるオレ…オオバカ? ちゅうか。そこまでハマるか、相撲?

 ゴメス・ザ・メイルマンという、ゴメス・ザ・ヒットマンさんのメルマガが時々送られてくるのですが(山田さん、登録ありがとうございます)今日は久々にそのままずるずるHPとか見ていたら、REM再考というページだけ別に立ってて。あぁ。あれからもう1年もたったのだなぁ。と、いまさら懐かしく思い出しました。もうREMの来日公演はないかもしれないけど、10月にはピーターが来るし、9月にはアトランタでビル復帰ライブも??という噂もあって。フォォフォフォフォ。ハゲちんよ、永遠なれ〜〜♪

2006年03月22日(水) ブロークバック・マウンテン

 以前、渋谷まで試写会に行ったけど満員で入れず、天中殺のおいでましを感じさせられた(爆)映画『ブロークバック・マウンテン』をやっとこさ見に行ってきました@水曜日でレディースデー→千円だったから→でもすごく混雑してて整理券もらい、時間つぶしにマックとは入っちゃって→ちぇっ。これなら普通の日にササッと見ればよかった。結局1600円くらい使ってるぜぇと勿体無く思ったり←こんな200円300円のことにあれこれ逡巡しまくる自分が悲しい←貧乏が悪いのさ!
     ↑
 で。映画も貧乏な男性が主人公の片割れでしたが。噂どおりにというか、ええ。言われているとおりにこれはゲイの方々が主人公の映画。もっとフンワリ描いているのかな?と思っていたら、意外と濃厚。愛、愛なんだよ〜〜〜〜〜!と強烈にアピールしてて、ガシッと抱き合い→頬すり寄せ合う姿に、その度、ウォオオオと興奮!→しかし右隣は60代くらいとおぼしきオバ様。左隣は50代後半くらいのオヂ様。みんなジッと見ていられるので、和田もジイと我慢して(?)見ておりました。
 それにしても。舞台となるワイオミング(カウボーイのお話ですから!)は、山は綺麗〜〜と言うよりは荒涼として厳しく、しかし空はどこまでもどこまでも青く、広く。そのあまりの空の青さに死にたくなりました…(←空があんまり青いから、死にます、な気分っすよぉ)。その空のカット、空の下にポカンとある貧しい家家。そうしたカット(画面)の美しさ、悲しさ1つ1つにググッウと心打たれました。この間見た『ラスト・デイズ』は意図的に特定の画面をピタッと定点カメラで映し出して何かを訴えようとしてたけど、ああ。全然やはり違うよ〜。こちらのピタッとした画面はものすごく訴えてきて、色々なことを語ってた。悲しみ。やるせなさ。覆い被さってくる因襲。監督はアン・リー。台湾人です。だからこそ(外人だからこそ)描けた風景=心情だったんだと思いますわ。
 最後、ボブ・ディランの歌の後、ルーファス・ウェインライト君の歌が流れてましたぁ。そこにルーやんの歌が流れるなんて、ピッタリカンカンなんですが、そのことに気がついてる観客は何人いたやら…。ふ〜〜。
 濃厚だけど淡々とし。愛にあふれながらも孤独。そんな映画っした。
 主演のひとり、ジェイク・ギレンホールはこれら写真見ると、ちょっとかなり好きになっちまいますぜ〜〜。ブッ飛んだヤツ!

PS:きのうのショー。NYタイムズは悪く言ってます。でもハゲちんはいつもあの譜面台立ててるんだけどって思うんだが。
PS2:朝青龍vs白鵬の全勝&モンゴル対決がありました。んで、白鵬が勝って、朝青龍が負けた! 両方好きな私はまるでモンゴル人のように複雑な気持ちで応援していたのですが(笑)、やっぱり横綱に勝たせてあげたかった…。あぁ。勝負の世界ってなんて過酷!んっも〜〜〜〜!興奮興奮興奮っ!

2006年03月21日(火) 聞けず(見れず)→のでストーンズ記者会見のことなど

 すまぬ。エア・アメリカ・レディオでのBring Em' Home Now Concert for Peace、結局聞けず! なんだかワケわからぬのですよ、あのサイト。なんなんだぁああ?? しょうがない。WBCでも見るか…。
 期待していたみなさん、すいません。どなたか見れて(聞けて)いますか?

 ↓
で。野球をチョロチョロ見ていたら、勝ちましたね〜。前評判とは裏腹に。なんだろ? 今年の日本は「敗者復活」の年か? 荒川静香(グランプリファイナルはことごとく敗北)とか、栃東(何度も角番〜陥落)とか。去年暮れのQちゃんの復活から、「敗者復活」が始まってるのかも??? となると、もしやワールドカップ@サッカーも????

 とか言いながら。昨日のストーンズの記者会見のことを少し。記者会見って、日本においてはほとんど「予定調和」なんで、ダレが質問するとか決まってるのね〜。でもそれでも普通は手挙げて、司会者が(しらじらしくも)指すんだけど、昨日は手だけ挙げさせておいて、もう、次に質問する人がマイク持って立ってるの〜〜。すげえ変。なんだべか?と思いました。
 でもって。ネットのニュースなどで出てるから読んでいるかもしれませんが、質問は「キースは東京ドームでもタバコ吸いますか?」とか…。逆に「今まで一番大変だったことは?」とか…。なんだかねえ?な質問がゾロゾロと。ほかの評論家先生は「記者会見なんてマジな質問しちゃ盛り下がるからダメよ」とおっしゃってましたが、それにしてもあまりにもアホアホで日本のジャーナリストってバカなんだ…って思われるなぁと思って見てました。
 でも。まぁ、バカでもいいんだけど、ダレ一人として、今のストーンズに対する質問をする人がおらず。ダレ一人として今のストーンズになんて興味ないんだなぁとしみじみしました。今、この時点でもなおもどうしてまたツアーなんてしてるの? 今何に興味あるの? 今自分のモチベーションをあげるのは何? 今の想像力の源は?だって想像力が枯渇したら表現はできないでしょう? とかとか。そんなことを私なら知りたいなぁ。たとえストーンズでも。だって今もこうしてやってるんだから。
 金もあるし、地位もあるし。好きなレコードを好きなように作れる。それでもこんな酔狂なことをやってるのって、ある意味すごく偏執的な狂気だと思うんだけど。そんな狂気に興味ある人はダレもいないんだな〜〜〜と思いました。狂気の源にあるのは異常なほどに強い自己顕示欲なんだろうけど、それがある時点からすごくネジ曲がってこんな風になっちゃったストーンズ。
 あ。お金大好き&如才ないミックはなんだかホリエモンみたいに見えた…なんて言ったらファンにぶっ殺される? でもまぁ。お金大好き!を今のミックから取ったら何も残らんわけでぇ。…ぁあ、やっぱり狂ってるんぁぁ。あのオヂ。っていうか。やっぱり悪魔なんだろうなぁ。昔のあの美しさとか思い出すと、ミックは悪魔に魂売ったんだ!(んだからこそこうして生き長らえ続いてる…見た目ゾンビだぜ、キースとかさ〜、もう。でも生きてるんだからさぁ〜)
 と、思うまま勝手言いました。ファンの人すいません。 

 今日のショー、見れなかったけど、もしやここに明日くらいには落ちてるのかも?マーマーズにそのようなことも。ううう。マーマーズもすっかり見にくくなりぃ。でもそのうちどうせトレーディングポストに落ちてきて、そしてそれを誰かがまた流通させてくれるはず♪
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