ひぽこんコラム

2006年03月20日(月) 天中殺君再来! 魔の洗濯

 ヒャァ〜〜〜ホホホホホ!!
 と。やってきたきた、天中殺ちゃん! クロい尻尾を長々とのば〜〜し、和田の元へとまたまたやってきました〜〜〜〜(号泣)!
 ええ。ええ。本当にやはり今年は天中殺なんですねぇ〜。きのう和田は「せっちゃんから前に転売してもらった怪しいプリペイド携帯」をポッケに入れたままの服をゴオゴオと洗濯機で洗濯してしまいました……。
 そして全く気がつかず。夜中になって「あれえ?携帯どこだべさ?」なんて探しまくり、自宅の電話から携帯に電話入れてみると「ただいま電波の届かない・・」なんて流れるから、さらにアレエエエ?と思って、そしてハタッと気がつきました。も、も、も、もしや?あの洗濯しちまった服に入れたまま??? 
 サアアアアアアと顔色が青ざめ、あわてて洗濯機を開けて服を持ち上げると「お、重い…」。そしてポッケを探ると、チョコリンコ〜〜。いるではないか!そこに!携帯が!!ガアアアアアアアアアアアアン。
 むろんもう液晶んところが水びだしで…。ああ。ああああ。一目で「壊れました」とわかる感じでした。
 でもあきらめきれず。今朝、朝1でボーダフォン@ヤフーに買われちゃう…に持って行ったんですが、店の兄ちゃん@やさぐれ風は「ふふっ」と鼻で笑い「そこまで洗っちゃったら無理ですねぇ」と一言。すごすごと退却し、その足で、向かい側にあった携帯ショップに行って、「安い料金設定の携帯ってあります?」と聞いたら、まぁ、今時の割引っていつの間にやらプリペイドよりお得になっていたのですね。あらまぁ。と。auのを買いました。速攻で。
 で。40分後、それを引き取ってその足で今日はローリング・ストーンズの記者会見へ。チャーリー・ワッツが超素敵なのに、仕切りの悪い記者会見で彼は一言もしゃべらず(ミックばかりがベラベラと如才なく話し、キースは飽き飽きしてて、ロン・ウッドは疲れ果ててた)。そんな4人を真新しい携帯で、生まれて初めての写メール(←プリペイドにはそんなんついてなかったっすから)。
 これで「魔よけ」じゃっ!!と、天中殺くんサラバを告げたい和田なのでありますた。
 それにしてもプリペイドには3000円のカードを入れたばかり(涙)。さらにこんな新しい携帯で登録料とかかかり…(号泣)。貧乏人を追い込む携帯文化! かなしいだ。オラ、悲しいだべ。

あ。明日の朝のウエブ放送@ハゲちん出演ライブはタダみたいです〜〜〜〜。

2006年03月19日(日) ポエトリー・リーディング&ハゲちんの見方

 昨晩は西荻のハートランドであったポエトリー・リーディングに行きました。
 ポエトリー・リーディング。そうそう、朗読っす。よくシンガー・ソングライターとか詩人とかの本を読んだり、経歴見てたりすると「NYのカフェでポエトリー・リーディングをしていた」とか「ボストンの大学でポエトリー・リーディングをして」とかいう記述を読んだことが何度もあるけど、実際に「朗読」なんて行った事なかったので、どんなもんだべか?ってな具合で行きました。しょ〜〜じき出演者の一人である北尾トロさんにご案内頂いたので「まぁ、行ってみるかぁ…付き合いもあるしぃ」みたいなノリでした。イヤ、マジ、ホント…すいません、トロさん。
 で。トロさんの相方は、デミセミクエーバーのVocalでドラァグクイーンでもあるエミ・エレオノーラさん(注:女性です)。エミさんはトロさんの杉並北尾堂から出した本やら、これまで書き溜めてきた物語や詩とかを朗読し、トロさんはスーザン・ソンダク(だっけ?)の本の序文を朗読。で、おしゃべりもあり〜〜な構成でしたが…。
 これがすげえええええヨカッタんですわ!!驚き!朗読ってなんだろ? 不思議です。ライブで歌聞くのとはまた違う。でもすごく世界が広がり、伝わってくるものが大きい。きっと自分で本を読むのの何倍も想像力が広がり、しかも私という読み手じゃなく、書き手が読むから書き手が伝えたかった世界がリアルに広がるというか。ああ、そうだったのか〜〜!みたいのがあったり。初めて聞く詩や物語もすごくスッと入ってくる。不条理な物語の「変える(蛙)」ってのをエミさんが読んだのですが(エミさんの自作)これがすごいヨカッタし。
 付き合い程度で行ったのですが、いやいや、ちょっとした意識改革されました。ポエトリー・リーディング。どうやら結構盛り上がってるらしいのですが、それも分かる分かる。みなさまもぜひ1度行ってみてはどうっすか?けっこう有名作家みたいな人もやってるみたいっす。(あ。作家といえば、カンケーないけど、きのうは休憩の合間に外で美人の下間さんというデザイナーさんとかとお話していたら、あの山田詠美ぃ先生が男の人とルンチャカと腕組んで隣のレストランに入って行きました…私は見なかったけど、下間さんが目ざとく見つけていた)

 ところで昨日はそれに出かける前に久々に相撲をきっちり2時間堪能! 昨日はね〜角番大関(←今場所負け越すと大関から陥落する)の魁皇(かいおう、と読みます)がね〜〜〜。気迫の相撲でね〜〜〜。なんかもぅ塩撒いてるときから顔つきがすごくて、オレは泣きました。もう、その姿に泣きましたですわ〜〜。んで、もぉ〜〜、気迫の勝利をつかみ! 館内も大拍手。ホントホント、魁皇よかったね、よかったね、な。ああ。オレ、今、すげえ相撲にハマってるなぁ〜と思いながら号泣したのでひた。(←よく相撲は八百長アリとか言うが、昨日の魁皇は絶対に違う!と言いたいオレです)

 それから火曜日早朝のエア・アメリカ・レディオの中継、日本時間朝8・30からだね? 間違えてた。NYの夕方6:30からだからそうだよね? う〜〜ん。計算できないバカオレ。だ、誰か計算して〜〜〜〜。 
それからおそらくこのショーを見るには(映像も)エア・アメリカ・レディオでプレミアム会員登録をして、さらに1日だけこの番組(majority report)を見ます!とう登録もして1ドル99銭とだかを払わないとならないようです。けっこう面倒くさい。う〜む。やはりどっかに落ちてくるのを待つか?(笑)

 ところでさっきテレビでニューオーリンズの現状を見ました。貧しい黒人の人たちが本当に困っていて、涙が出ました。一瞬でもあのハリケーンのニュースを聞いて「ざまあみろ」なんて思っちゃった自分を恥じました。災害や戦争は何よりも貧しい人を直撃するのだから、クソったれアメリカへの災害でも被害を受けるのは貧しい人だったんですよね。忘れてた、そのことを。

2006年03月18日(土) 殺すつもりはなかった

 殺すつもりはなかった。
 きのうホームレスを殺した少年たちが言ったという言葉です。
 いつもいつも殺人事件が起こるたびに犯人が言う言葉だけど、今回はすごくすごく違和感を覚えました。なぜなら? その少年たち(15歳とか18歳くらいの少年数人)は、おそらく「殺す」なんてことがどんなことかさえ分かってなかったんじゃないか?と思うから。彼らにとって「死」なんてまったく実感がなく、むろん「生きている」ことも実感がないんじゃないかな?と思ったのでした。
 それは和田の世代感とかにおける勝手な想像なんだけど。(こういう世代はゲームとかばかりやってるから生や死が実感できないとかいう、ステレオタイプな)でも、それをそのときすごおおおおく感じて「殺すつもりはなかった」なんて言葉が本当に空虚に感じたのでした。
 殺すつもりはなかった…んじゃなくて、殺すってことがどんなことか分からなかった。死んだんだ。へ〜〜〜。そんな感じだろう、少年たちにしちゃ。
 だからその子たち、殺した後も普通に生活してたそうで(まぁ、そんな子供たちを育てた「感受性に欠けてる」親が見てそう言ってるんだから、どこまで普通だったかは分からないけど)逮捕されてしまった今、初めて彼らは「やばいよやばいよ」と思ってるに違いない。でもそれは殺してしまったことへの「やばいよ」じゃなくて、「つかまってしまった」ことへの「やばいよ」に決まってる。
 思うに。そういう生と死が実感できないような不感症は、少年院だのに入れないで、イラクのアメリカ軍が砲撃予定の場所とかに送り込んでください。お金かけて更正させずとも、一瞬で分かるだろうから。

 ところで送られてきた雑誌を読んでいたら、「風刺漫画問題が教えるイスラム教のタブー」って記事が載っていた。むむむ。あの事件、表っ面だけ見てると、イスラム教って不寛容で、そして西洋社会がイスラム教を理解しておらず、怒ったイスラム教徒が暴れた!って風に見えちゃうけど、違うよね? きのうもニュース23でやっていたけど、多くのイスラム教徒たちはあの暴動を悲しんでいる。本当のイスラム教徒はあんなことしない。あれは貧しさとかへの不満がたまった市民の動きを利用した一部組織が中心となった動きであり、イスラム教徒の暴動ではなく、鬱憤のたまった市民の動きby操作した人あり…。が正しいのでは? むろんアメリカを始めとした西洋社会全般への怒りも根底にあるけど。でもだからその後、あの暴動を非難するイスラム教徒たちの集会などもたくさん開かれているよね。なのにその記事では、ああいう暴動を、「豚肉を食べない」といったイスラム教徒の日常的なタブーと同レベルで語っていた。そう言う文化を私たち日本人も理解すべきか?みたいなノリで。そ、それはあまりにも事実誤認で、無理やりで、それこそがイスラム教への冒涜なのでは? マンガに描かれたムハンマドを侮辱されて怒るのはイスラム教徒としては当然らしいけど、しかしだからといってその価値観を、他の宗教の人たちに押し付けたり、またそれで暴動を起こしたりしないって、イスラム教の人たちは言っているのだし。
 他の文化を受け入れるのって難しい。 事件とかの表ッ面(西洋社会から見た報道)だけを見てると誤解しちゃう。でもそれを報道するときにはもっと繊細になってもいいんじゃないのかな(イスラム社会から見た報道も検証すべし。文化の衝突は絶対に片方からだけの視点で見てちゃダメだよね)? 特にこの問題は繊細過ぎるほど繊細であってもいいはずなのだし。

 と。今日はニュースの鬼(?)な和田っすた。 

2006年03月17日(金) ハゲちんが出るNYのショーがネットで聞ける

PS3:ハゲちんのインタビュー記事。HQに記載されていたヤツです。ハリケーン・カトリーナのベネフィットをなぜやってるかの記事です。

 20日にNYで開かれる、イラクからのアメリカ兵撤退を求めるショーがエア・アメリカ・レディオで放送されます。
Air America Radio will be running a live FREE webcam from the VIP room inside the Hammerstein Ballroom from 6:30-11:30pm EST on Monday, March 20th.
(追記:↑21日明け方4:30〜9:30ってことっすかね?)

Try and catch a glimpse on the camera from the long list of celebs playing the show that include Michael Stipe, Rufus Wainwright and Bright Eyes.

Also appearing are Air America Radio hosts Chuck D, Steve Earle and more.
 これ、登録したり面倒かも? 私も登録してあるはずなのにうまく接続できなかったりもするのですが。でもチェキラ〜〜です。ハゲちんがルーファスやブライトアイズと共演するかもしれませんっ!
 それにしても昨日からイラク戦争最大の空爆が行われているらしい。戦争は終わったはずなのに、ブッシュは支持率の低下を止められず、それをイラク空爆で補おうとしてるのでは?とも言われている。本当に本当にそれってただの悪魔だよね?だからこのショーは最高にいいタイミング!怒れるハゲちゃんの声を聴くべし!
日本時間だと21日の早朝になっちゃうのかな???でもちょうどお休みの日なので、お墓参りの前にみなさん聴いてみてちょ〜。
エアアメリカレディオ

PS:今夜は重い身体をひきずって「朝青龍も頑張ってるんだから!」(笑)と、合気道の稽古に行きました。したら今夜もまた中学生ギャルズ軍団が着てて、軍団といっしょに稽古しちゃったんですが。子供たちは「恥ずかしい」ってのはあんまりないんですねぇ。聞いたら「中1」って言ってて、その年代って私のようなオババを前にすると恥ずかしがったりしそうなのに、そ〜〜んな〜〜ん全然ナシ。相変わらず先生には不遜な態度しまくりで、でもでも「見て見て、先生見て〜〜」とすごく見て欲しがる。やっぱりそのあたりは子供で、甘えッタレで、あからさまな自己顕示欲みたいなものがある。でも疲れてた、ガキども。でもって耳をそばだててナニを話しているか聞いていると、やっぱり女子が3人以上集まると、悪口!
 でもとにもかくにも。その恥かしげのなさは凄かったなあ。まぁ、あと2年もすると、今度は人(男)の目を気にして気取りが出てくるのだろうけど、中1くらいの傍若無人さ、下品さって容赦ないなぁ。私が親だったら間違いなくぶん殴ってるよなぁ〜〜。
PS2:音楽評論家の中安さんがわざわざ電話くださり、和田がチロロ〜ンと書いたベス・オートンのライナーを誉めてくださった。ウレピ〜〜。滅多に誉められないしぃ。ベス好きだしぃ。今回はメインのライナー(?)の後ろにヒョッコリいるオレなのだが、ベスへの愛をしたためてみました(笑)。それはそれとして、ベス・オートンの『comfort of strangers』は本当に素敵なアルバムなのでぜひぜひ聴いてみて下さい。

2006年03月16日(木) 肉が一番多く食べられる

 今日の爆笑→豚チリ。「ニクガイチバンオオクタベラレル」ってのが最高笑えた!! 
 それにしても。昨晩は大相撲のダイジェスト版を見たのですが。感激。朝青龍がまた「鬼」を取り戻していたの! きのうは岩木山というデッカイ関取が相手だったんですが、それを土俵下までドカ〜〜ンと突き落として。ギッとあの小憎らしい目でにらみ付けてさ〜〜。勝った勝った勝った!実に朝青龍らしい勝ち方! 可愛いのは(新聞に書いてあったんだけど)、昨日のその勝ちには自分もすごく満足だったらしくて、取り組み後のお風呂(←取り組み後にはみんな風呂に入るらしい)からは鼻歌が楽しそう〜〜に聞えてきたんだって。キャアアア。可愛いっ!ギュッ!そんな子供みたいなところも素敵だわ〜〜。朝青龍っ!

PS:あれから、きのうここに「なんじゃこりゃ?」などと書いた映画『ラストデイズ』についての批評みたいの読むと、みんな感激してる模様。う〜〜む。オレだけがバカなのか?芸術分からずなのか?ふ〜む。

2006年03月15日(水) なんじゃこりゃ?

 今日は仕事のために映画『ラスト・デイズ』@カート・コバーンの最後の2日間にインスパイアされたガス・ヴァン・サントの新作……をビデオで見ました。…でも今、家のVHSデッキがぶっ壊れてて「このために買いたくない…」ので、チャリをキコキコと漕いで近所に住むユキさん@フォトグラファーさんの家に行って見せてもらったでした。
 で。う〜〜む。なんじゃこりゃ? が感想。なんだかなぁ。きっと監督はカートのこと大好き大好きだったんだろうけど、感傷に流されててちっとも伝わってこないよ。その壮絶さも。その苦しみも。そのどうにもならない、誰にも伝わらない孤独も。上っ面を美しく描きすぎてて、もっともっとケダモノのように激しく見せて欲しい!と思ったでつ。だって銃で自分の頭ぶっ放して死んだんだよ? どれだけ壮絶だったか…。それをイメージ画像みたいにして描くなんて、逃げてる! 美化しすぎだ。カートの死に真正面から向かった…とか資料にあったけど、その逆だと思う。真正面から向かうってもっともっと監督自身も死ぬほど苦しまなきゃ。それが伝わらない映画だった。
 でもって。それ見てたから今日は相撲が見れなかった!悲しい〜〜(笑)。相撲が見れないとエネルギー切れ。ヘロヘロになってしまいます。今日、嘉風は勝ったのだろうか? そうそう。和田が応援してる若い関取っす。でもって白鵬は万全だったろうな。うん。21歳モンゴル人、白鵬。ニュースでもきっと出てくるから、みんな見て見て見て〜!!
 あ。話は戻るが、カートが死んじゃったガレージのCDデッキに残されていたのはREMの『オートマチック…』だったってエピソードは本当なのだろうか? でもあれ、最後は希望あるアルバムなのに。最後までもう一度聴いて欲しかったなぁ。でも本当に最後にカートがそれ聴いていたとしたら、ハゲちんて、本当に本当に辛いよな〜。一生涯消えない消えない消えない消えない悲しみを抱えてるよなぁ。

PS:イギリスのイジイジ君、グレアム・コクソン@元ブラーのソロ新作をやっと聴いてます(8日にリリースされたんだね)。一生懸命やっているけど、やっぱりこの人にはデーモンちゅ〜、ウソ臭い男が必要に思う。二人は、ふたりで一人だよなぁ。凸凹なふたり。一緒になるとすごい力を発揮できる。でもデーモンはゴリラズという似合いのウソウソの場を見つけてしまったし。もうふたりが戻ることはないだろうなぁ。なんかぁ。でもデーモンがいると、グレアムってインタビュー中でも頭かきむしっちゃったり、爪を深深と噛んじゃったり、すごく気が狂いそうで可愛そうだった…。そしてそれに知らん顔するデーモン…。大嫌いだったな、オレ、デーモンは。(グレアムは一人のときは、すごくすごく雄弁でいい人だった。それに昔は超カッコエかった…)

2006年03月14日(火) 日本総ひきこもり

 これが本当なら、日本てアメリカの植民地だよねええ。
 ありえない。野球なんてやってないで、即刻帰ってきなさいって感じぃ。でもなぁ。産経新聞だから、より火をつける論調で書いてるのかもしれんしなぁ。ちょい気をつけつつ。しかし怒りつつ。
 しかし日本てやっぱり鎖国してた方がいいのかも。こんなに外交ベタなら。国自体がひきこもりが似合うのかも。日本総ひきこもり。う〜〜む。想像するとかなりおもろいなぁ。

腹わた煮えくりかえるニュース↓

米軍のグアム移転費100億ドル 日本の負担、75%を要求
(産経新聞 - 03月14日 09:32)
 在日米軍再編をめぐるハワイでの日米審議官級協議で、米政府が提示した沖縄海兵隊のグアム移転経費の全容が十三日、明らかになった。司令部施設やインフラ整備など五項目に分類し、総額約百億ドル(約一兆千七百五十億円)で日本に75%の負担を要求した。また、米側は、沖縄など地元の同意が得られなければ、最終合意のための日米安全保障協議委員会(2プラス2)開催を拒否する方針を示したことも分かった。

 審議官級協議は七−十一日に行われた。この中で米側は沖縄に駐留する海兵隊のグアム移転の経費について、(1)司令部庁舎をはじめ作戦関連施設(2)隊舎と体育館などの厚生施設(3)家族住宅や宿舎(4)道路、電気、水道のインフラ整備(5)港から基地までの道路整備−の五分野に分けて提示した。

 米側はこれまでグアム移転の経費を総額で約八十億ドル(約九千四百億円)と伝えていたが、詳細に積算した結果、約百億ドルまで上積みされたと説明。さらに、(5)の基地外の経費は今回の積算に含まれていないほか、グアムでの訓練を増加させる自衛隊の施設整備費も加算されておらず、総額はさらにふくらむ可能性が高い。

 また、日本側の負担割合として総額の75%にあたる約八千八百十二億円を要求したが、日本側は家族住宅などは米側に返済を求める融資方式とするよう求めた。純粋な日本側負担と融資方式の内訳は、次回の審議官級協議で再検討し、最終的には政治レベルで決着させる見通しだ。

 今回の審議官級協議では、沖縄県中南部の米軍施設に関し、那覇軍港など三施設は全面返還、キャンプ瑞慶覧は一部返還で大筋合意。これらの返還と、沖縄海兵隊の八千人のグアムなどへの移転はパッケージとなる。

 一方、米側の交渉責任者のローレス国防副次官は協議初日の七日、最終合意のための外務・防衛担当閣僚による2プラス2開催を拒否する意向を表明した。

 ローレス副次官は「最終合意を2プラス2で地元に押しつける形にしたくない」との表現で、いっこうに地元説得が進まない日本政府に強い不快感を示した。さらに、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市など)沿岸部への移設に関連し、飛行ルートが住宅地上空にかかるとして名護市などが反対していることを踏まえ、「日本政府は飛行ルートにかかる住宅の移転も検討することを表明していたではないか」と指摘した。

 米政府としては、再編計画の受け入れを地元に迫ることに協力するつもりはなく、日本政府の責任で自治体の同意を早急に取りつけ、実効性を担保するよう促したものだ。米政府はこれまでも、昨年十月の2プラス2で合意した中間報告に「何を実行すべきか書いてある」(米政府筋)との立場を示しており、最終合意のための2プラス2開催は流動的な要素が増してきた。

 …総ひきこもり化した日本は、今後国際会議とかもすべてバーチャルで登場すべし。アニメ外交にチェンジだ。むろんバーチャル・アニメだから、どんな姿もOK。「セーラームーン」みたいな外務大臣とか。「ピカチュウ」な国連大使。首相は「筋肉マン」。他国を唖然とさせ、アメリカなんて蹴散らす。むろんキメ台詞は「月に代わっておしおきよ!」で、アメリカに潜在する「おたく」たちを熱狂の渦に巻き込み、ひれ伏させ、北朝鮮のブタ君も「なんか映画みたいで素敵」と急にニコニコして拉致した人たちを帰してくるかも。そしてヨーロッパでは「日本のアニメ外交」は「アートだ!」「フォーミダブル!」と喝采を浴びる。今まで日本をバカにしてたヨーロッパの気取った野郎どもも、手をさし伸ばしてくる。北欧ってナチュラルで素敵〜♪なんて日本人が片思いしてばっかりだった北欧白人たちも、初めて「日本人もいいかも」と思うかもしれない(←北欧は白人至上主義だそうですから。日本人、猿以下ですからぁ)。
 ↑
(かなりナショナリズムの塊化した記述)

 それから外国から日本に時々「特例的に」ゲストが来ると、晩餐会では「じゃパ〜〜ン」を作ってご馳走する(←田舎で甥っ子たちの「じゃパン」を奪って読破しておりました)。
 とにかくそうしたほうがマシなんじゃないか??????

PS:朝からラヴィ・シャンカール聴いてます。これがけっこうハマる! ジョージ・ハリスンの気持ちがわかる(笑)。名作『チャント・オブ・インディア』です。東芝から再発(?)になりました。これぞ本当のヒーリング・ミュージックでんがな。みなさんもぜひ〜〜(笑)。
PS2:大相撲見てるんですが、朝青龍がなんか小さく見える…。いや、勝ってるんだけどね。なんかぁ。やっと勝ってるかんじ。堂々としてないの。勝負の世界って過酷だなぁ。←と。ハマるオレ。
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