ひぽこんコラム

2005年12月05日(月) 12月のお昼はエヴリバディハーツ

 さっきお昼ご飯を買いに近所の惣菜屋に行ったら、yusenで流れていたのが♪エッブリバッディ〜〜ハ〜〜〜〜ツ♪の熱唱!笑ったね〜。ひじきの煮たのとかカップに入れながら聞くと…。しかし誰がリクエストしたのだろうか?月曜日の午後。12月。辛いんだね…。
 ところでまた宣伝ね。しつこく。12月18日@三省堂。頼む来てくれです。
 …今日はSPA!用に今年のアルバム・ベスト10なんて選んじゃいました。ただしジャンル別で和田の担当は「アメリカ」(笑)。広いっすね〜〜〜〜。ので、今年のいいヤツ、イギリス編は落ちちゃってるからここに書いておこ。う〜んと。
ポール・マッカートニー『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』
ケイト・ブッシュ『エアリアル』
ジェマ・ヘイズ『the roads don't love you』
ブロック・パーティー『サイレント・アラーム』
マジック・ナンバーズ『マジック・ナンバーズ』
JEM『ファイナリー・ウォークン』
ギャング・オブ・フォー『リターン・ザ・ギフト』
…くらいかなぁ〜。あとは思い出せないや〜。
 世の中的には25回忌を前にジョン・レノンを煽ってるらしいが、でもどうなんだろう?聖人にされちゃって、1音楽家として彼は不幸なのでは? 誰も彼の音楽なんて本当の意味では聞いてないんじゃないのかな? 一方すげえ生きる事にたくましい人ポールはここんとこずっといいアルバムを作ってると思う。何よりすげえ楽しそうだし。なのに日本では彼の最新ソロ・アルバム、二万枚くらいとかしか売れてないんだよ〜。REMより売れてないんだよ〜。知ってた?
 にしても。オレ的UKには新人バンドが2つだけ。あんなに出てきたのにね、ロックの救世主(クスッ)。 
あ。オアシス忘れてた。

2005年12月04日(日) ドキュメント!

 相変わらずまずは宣伝っす。12月18日のサイン会@「師匠とオレのミーハー乙女のロック団子」です(笑)。よろぴこ。詳細は天下の三省堂。ちなみにオレの国語辞典は子供ンときからずっと三省堂っすうううう!

 ところでさっき、フジテレビで放映してる〜〜〜日曜午後にしてはけっこう重い〜〜〜ドキュメンタリー見ちゃいました。きのう人と話していたら、みんな日曜午後、けっこう暇らしく、みんなその番組を「重いんだよなぁ」と言いつつ見てることが判明(→そしてその後、昼寝するのだそうです、みんな)。
 今日は「バリ島に行って、第2夫人になった日本人女性の話」で、明らかに、日本にいるワシらからすると「働かないでボヤボヤして日本人妻の金ばかりアテにしてるしょうもない夫。そんな夫を独占したく、第2夫人に嫉妬の炎を燃やす現地妻。どうしようもない夫の母。役にたたない日本人妻の父…そして何よりそんな夫だけど愛しちゃってる日本人妻」と、も〜〜〜〜〜イライラする人がてんこもりで出場(笑)。が、それがバリ流なんだろうな〜バリに行ったらそういう風なんだろうな〜とも思いました。日本にいたら「あんなボケ男に利用されてバカな娘だよ」なんだろうけどさ。しかも次々に不幸が襲うのだけどさ。でもとにかく彼女は一生懸命生きてて努力してて、あぁ、こういう人生もあるのだなあ〜と、ただ淡々と見てしまいました。人生の価値観って本当に千差万別なんだってことで。
 なんて思ったのは、ついついどうしても人をうらやんでしまうばっかりになるから。卑屈な目して、ジト〜〜と他人を見てしまうから。何もかも恨みたくなるから。何もかもイヤにすぐになるから。
 でもまぁ、そんな人生もこんな人生もあんな人生もあり〜なんだなぁと思ったのでした。この世に理想の人生なんて1コもないのだと思ったのでした。すべてが一長一短なのだと。
 そのバリヒモ男付の彼女には、幸せを感じて生きてもらいっすね。

2005年12月03日(土) サンタがやってきた!

サンタノマイク・ミルズ。その(マーマーズに載ってたの以外の)もう幾枚か…。エエ人やなぁ〜、本当に。

それからかわいすぎる。 パンダ犬のほうじゃなくて(こちらは哀愁)、チャウチャウの方。すげええ可愛い!

それから師匠:湯川が本の出版を記念してサイン&トーク会やります。行ってやって〜。…って司会はオレ? 来てね!

ところでどうでもいいけど、流行語大賞なんてのんきに発表してたけど、今年の流行語大賞は「姉歯」だろ、姉歯!もしくは「耐震強度偽装」だろ?最後にドカ〜ンと大きいのがきちゃって、全部かすむよね。フォ〜ッの人さえも。それにしても流行語に政府にまつわるものがクールビズだの刺客だの、あんだけ入ってるって、今マスコミと政治がどんだけ結託してることか…とゾっとひまひた。怖い国だわさ。

2005年11月30日(水) 隣のワケあり一家

 うちの隣がすげえぇワケあり家庭です。
 なんか、おじいちゃんとおばあちゃんと孫らしき子供の3人で住んでるんですが、このオジイとオバアがけっこうしょっちゅうケンカしてるし、オバアがオバアの割には意地悪で子供にも冷たくて、近所にも愛想無くて。そして子供がしょっちゅう泣いてる…。あまりに泣いてると「虐待?」と心配になって、私は必死に壁に耳くっつけて聞き耳立てたりしてるんですが…今だ証拠つかめず! で、今さっき帰って来た時は、外の階段ところでモメモメ中で、子供が泣きじゃくりながら「おじいちゃん、でてっちゃだめ」とか叫んでて。いやああ。すげええわああ!とか思いました。中野の夜、まるでドラマみたいっす。しかしその子供、どう見てもまだ5才くらいで、ああぁ、こんな苦労してる子供、しかも親はどうなってんだ?で、大変だよな〜とか思いました。
 で。これだけだったら、まあ、いまどきならありえる話なんですが、実はさらにワケありな秘密があります。実はこの「子供」が時々変るんです。えっ?どういうこと?って。ええ。前にいたのはオンナノコ。それから挨拶もしない男の子になり、今はすごく愛想のいい、その5才くらいの子。その他にもしかしたらもう一人いたかも…。わずか一年くらいの間に、子供が変ってるんですよ〜〜、何人もぉ。これって何????不思議。すごく不思議。そのオバアとオジイに孫が何人もいて、次々に同居しに来るとは思えないし(第1、狭いアパートだしさ)、オジイとオバアが好んで面倒みてるようにも見えない。一体このオジイ&オバアと子供らの関係は????和田はなんか色々なことを想像してます。たとえば人身売買組織だとか!子供を預かる里親制度を利用してお金を得てるとか!北から逃げてきた人達とか!色々考えては、とにかく気になって、ベランダからなんとな〜くチロロチロオとのぞきこんでいるのです。

 ところで今日はスウェーデン映画の試写を見て来ましたが、その始まる直前に、ガス・ヴァン・サントが制作してると噂の、カート・コヴァーンの最後の日々を描いた映画の予告が流れました!完成したみたいっすううう!で。REMファンのお楽しみちゅ〜たら、「どんな俳優さんがハゲちんの役をやるのか?」ということ。ちゅ〜か、ハゲちん、登場すんのかな??? 楽しみです〜。でも予告だけでも妙〜〜〜〜に暗そうで、「試写状下さい」とか言ってきたけど、これ見るの、かなりの勇気が必要かもしれませんわ。(なんて、カート命!の人が読んだらムカつく書き方だねええ〜。→でも妙に妙にカートが神格化されてるのもブッキーに思う。→それにサマソニでニルヴァーナのTシャツ着てる若い子をたくさん見て、この人達、ニルヴァーナをちゃんと聴いたことあるのかな?とか思ってしまった→もし今、カートが生きててパール・ジャムみたいになってたら、誰もTシャツなんて着ないんだろうなぁ)

2005年11月28日(月) ロックを救うUKバンド!

 今、ベイビー・シャンブルズという、元リバティーンズの人が作った新しいバンドのデビュー・アルバムを聴いているのですが、震えるほど下手(笑)。まぁ、下手はUKものの当たり前だから別にいいんですが、この覇気のなさっていうか、面白みのなさっていうか、曲のつまらなさっていうか、とにかく震える。まぁ、さらに妥協して覇気なんてなくてもいい、ダラ〜ンコした面白みってあるのよ!と言ってみたりもするが、実はダランコ音楽には技術が必要。そしてダランコの時間の流れの合間に、美がないと…。退廃とか腐れた何かの美。しかしそんなの微塵もナシ。
 あ。それから、妙に早急に鳴らして叫んだりしてる曲もあるんだけど、焦燥感なんてゼロ。う〜む。これでOKって言っちゃうプロデューサーとかってナンだろう? 私がプロデューサーだったら(笑)「やりなおせええええ」って吠えるな、きっと。
 こういうワカモンは、1度、朝青龍あたりに喝入れてもらうといいのかも。いや、やはりガン飛ばし屋の白鵬さんにお願いするか?(と、また、相撲ネタ…笑)
 ところでこのCDの帯には「ピーター・ドハーティよ。ロックンロールは君を救うのかい? それとも、殺すのかい?」と書いてある。これ、最近のUKものの常套句「ロックを救う〜〜〜〜」の逆なんですね。
 そうなんです。最近、なぜかUKものの新人が登場するたびにみんな「ロックを救う!」なんてキャッチがくっついてるの。「救う」なんて言うほどのタマでもないのに(笑)。学芸会レベルのバンドばっかりで何言ってるの?です(爆)。で。これは、その逆を言ってるんですね。ふ〜ん。まぁ、むろん、このピーターとかいう人がジャンキーでベロベロで、素行不良で最悪君らしいので、それを言ってるのだろうけど。でも、どうして、そこまで大げさかかなぁ?
 思うんだけど、そういう大げさな言葉は重量感があるバンドに使うのならいいけど、みんな、なんか、イギリスのプレスが使うそういう言葉に踊らされちゃってるんだよね〜。何度も言うけど、学芸会レベルしかないUKバンド〜〜でもそういう拙さも含めたものがUKバンドの魅力なんだろは思うけどね〜〜に、大げさな言葉、似合わんですわ。もっとポップでキッチュな言葉をはめこんであげればいいのに。もう「ロックを救う〜〜」とかキャッチのついた資料がレコード会社から届くと、それだけで「ああ、これ、駄目そうだなぁ」と判るくらいだもん。
 UKロックの魅力の真髄、実は売り手がな〜〜んも理解してないとちゃうか?(と、宣戦布告か?和田?キャアアアアア)
 ちなみに。ベイビー・シャンブルズの曲に、「風に吹かれて」@ディランくりそつな曲を発見。もしや、ピーターさんの覇気のない歌い方はディランを狙ったのか? そ、それはあまりにも……無理ポ。

2005年11月26日(土) ガク〜シッ

 がっくり続きである。
 きのうは東京ステーション・ギャラリー@東京駅…に、ベトナム近代絵画展を見に行きました。ちょっと前にTVで、ベトナムの若手芸術家たちの絵を見て、それが本当に素晴らしかったので期待して行ったのですが……。近代ってさぁ〜、ちょっと前のことだったんだね。グスン。グスン。私が期待していた「いまどき」な絵画は全然なくて、ガッカリ。わざわざそっちまで行ったのに…入場料も払ったのに。まぁ、確かに「漆絵」という、漆を塗った板に描いた絵は珍しかったけど、その赤の漆が独特だったけど、でもだからって…特に…なにも。ああっ!
 でも何故だか知らないけど、けっこう人がいたのにはビックリ。ビックリなんて言っちゃいけないのか?失礼なのか?でもビックリ。あの人たち=けっこうジジババ…は、ベトナム・マニアかなにかなのか???驚いた。
 で。今日はここんとこず〜〜〜〜〜っと胃腸が悪くて「胃カメラやるぽ?」と遠い目で生きているので(←逃げようとしてる目)「たまには奮発」と鍼に朝から行きました@5000円もするだべ。が。何故だか今日は先生があんまりやってくれず、チョチョチョチョで終わってしまった!元々その先生はツボを的確に獲れるのですぐに終るのだけど、それにしてもこれで5000円かい???という感じ。ちっともよくならず、ちゅ〜か、帰り道にもうううすごく胃が痛くなり、踏んだり蹴ったりな気持ちで帰ってきたのでした。
 ああそうそう。帰りにお薬もらいたいから病院に寄ったら「激混雑」で、仕方なしに病院の廻りをブーラブラしたりしてさ。結局1日の大半がつぶれちゃった。ガクシ〜シッ。ガク〜〜シッ。
 とにかくそんなこんなでガク〜シッな2日間でした。たまにはこんなこともある?ううう。私の人生ってこんなことばかしな気もするだっちゃ。ああっ。
 今日のメッケもん:エンドオブザワールドのビデオクリップ覚えてまっか?細ッこい金髪少年が小汚い小屋ん中で遊んでるやつ。あの少年はノア・レイ君という人で、当時15才だったそうです。今そうすると30代ですが、BANDやってます。一体どの人か判らないですが、カブリモンの人だったら怖いなぁ。ここみて下さい

2005年11月25日(金) 能地さんのHPとカロヤン君

 私の大好きな音楽評論家のひとり、能地祐子さんのHPの「ジャニーズ」に関するコラムが最高に面白かった!すごい!と感心することしきりっ!こんなことを語れるのは能地さんしかいないだろ?と思いました。 歌謡曲について語ったものって何故だか「点」でばかり。「線」でつながった評論って少ない気がする。そして「幅」もなくて、歌謡曲の世界だけ、その時点における、本当に「感想」めいたものだったり、むりやり「エッセイ」っぽく仕上げた物ばっかり。でも能地さんの歌謡曲論は線でつながり、それが幅広く、ぶっちゃけニール・ヤングにまでつながって行くような、そんな評論。本当に素晴らしいです。すごくなっとくさせられる。いつも「こんなに頭のいい、優れた評論が書けたらいいのになぁ」と憧れるばかりです。そして能地さんは優しい…。サンフランでハゲちんに会うんでぶっ壊れてた和田@2001年(爆)に、お茶とか買ってホテルの部屋まで持って来てくれたり。面倒たくさんみてもらった…。懐かしい。ありがてぇ。能地さんのHPは、前も紹介しましたが、ここです。
 
 ところで最近、私は世のブームにつられてよく相撲を見ます(笑)。そうそう、ブルガリアのカロヤン君=琴欧州とかね。あの人、なんであんなにいつも「しょんぼり君」なんだろ?(←すごくションボリ自信なさげなの)とか思ったり。でもって「ふてぶてしいほど強い」朝青龍の「もち肌をプニンと触ってみたい」とか、そんなことを考えながら見ています。でもって発見!好みを!(笑) それはやはりモンゴル出身(←朝青龍とか、今、モンゴル勢が活躍してる)の白鵬とかいう人。完全に不良顔なの(爆)。なんかぁ〜いっつもガン飛ばしてる(笑)。いいわぁ、この人!とか思って見ています。
 でもお相撲、子供んときにいつもお婆ちゃんがTVで見てて「何が面白いんだろうか?」と思ったのを見るたびに思い出すです。お婆ちゃんとテレビと、その部屋と、お婆ちゃんが好きだったお菓子とかと一緒の風景として。
 ちなみに琴欧州の佐渡ケ嶽部屋のHPは(笑)けっこうちゃんとしてる
ひとつ前のコラムへ コラムもくじ つぎのコラムへ ひぽこんトップへ 和田にメール