ひぽこんコラム

2005年06月18日(土) ボノ先生は頭パーチクリンなのか?

 み、みなさんニュースご覧になってますか?ロイターとかヤフーとか。あ、あのボノ先生が野望をさらにふくらませて、あの「ライブ8」を東京でも開催するつもりだそうっすよ。ボノ先生「次のターゲットは小泉だ」とか言ってるらしい〜。あああ。ミーハー小泉の体のいいターゲットにされて終りだろうにボノ…。アチャ〜〜ですな。
 しかし東京でのライブ8って何?誰が出るの?ハゲちんがヨーロッパからブイ〜〜〜ンとひとっ飛びしてきてくれるならいいけれど、そうじゃないならね〜〜〜。急に昨日までな〜〜んも考えてなかった日本のアーティストが「アフリカを救おう」なんて言ってワアアア歌われても「それより新潟地震とか福岡の地震のときのあの島の人たちが先じゃないか?」とか言われそうだよね?ねえ?
 なんかぁ。勝手にイギリスとかアメリカでワアアワアア盛り上がっててくれるのはいいのですが、日本にまでそういうのを持ってこようと、絶対に自分たちが管理できる範囲外なのに、そんなものもってこようとするのって、ちょっとかなりどうなのかな?と思う私です。
 だからそれよりあんたらが寄付すればいいんじゃないの?と前から言ってるようにかんがえる私です。そしてそんなにもそんなにもアフリカについて知ってほしかったら、自腹で「アフリカ・ナウ」とかいうようなビデオでも作って「マドンナが難民キャンプで今にも死にそうな子供たちにミルクを与えてる姿」とか「ハゲちんが少年ゲリラをちょっとウフフな瞳で見つめてる姿(←これちょいヤバ発言ね)」とか「ボノがゲリラにホールドアップされてヤバ〜〜〜な姿」とか「今日食べるものが無くて泣いてる子供たちに囲まれてオドオドするマイケル・ジャクソンの姿」とか「ジャンジャカジャンジャカ歌うだけで役に立たないコールドプレイの姿」とか「難民の女の子たちにダンス教えて、白い眼されるデスチャの姿」とかさ、そういうのを映して、それならみんな見るじゃん?面白いから。それを放映してもらうなり、DVDにして格安で販売するとか。その方がいいって!ライブなんてやることは、今回に限っては本当に意味がないと思うよ!
 ボノに会ったら絶対にそう言うんだけどなぁああ。あああ。でもボノに会うことは一生ないと思うので言えない〜〜。ボノ友のハゲちん、あ〜た、なんか、いったんさいっ!(ボノから『iーPOD U2モデル』もらってイバってたハゲちん…和田にイバってどうするんだろうと思ったです)

2005年06月17日(金) ローマでワハハ

 今朝6時に起きて、速攻そのまま机に向かってジャニス・ジョプリンは無事に書き終えました〜。朝の6時半から『パール』を聞いていた私…。ええ。パールですよ、パール。ジャニスの遺作。死んじゃってから、バンドのメンバーとプロデューサーが「ここにあるのは何かを超えた特別なもの」とかってジャニスの遺した声に導かれて完成させたアルバムです。それを朝の6時半から聞いて原稿書くって…。ああ。世の中「音楽ライターなんていらねぇ。どうせあいつら、ろくなことしてねぇ。楽して生きてる」と言いますが、言いますが〜〜〜。ああああううううう。朝の6時半からパールの世界にドップリです。時々大変です。ま、そういう意見にはかなり同意しますが。オレ様はその通り、ろくなことしてませんからぁ。仕事は?と聞かれたら、そうさねぇ〜「夢をみることです」とでも答えましょうか。ワハハハハ。
 その後、今日は木村大くんという、クラシックの…いやもうそういうジャンルは乗越えてるギター弾きの少年に会いました。今、23歳と言ってましたが、すごくピュアな少年で、ちょっと見18歳くらいに見えました。そしてそのルックス通りにものすごく純粋な子で真面目で。「そんなにギターに真剣なのは、真面目なの?とにかく好きなの?」と聞いたら「もう絶対に僕はギターの音に対してピュアでありたいんです。絶対に絶対に」とものすごおおく力をこめて言っていました。なんかぁ、ハアアすごい!と思いました。そんなにも楽器のその音色そのものに対してまっすぐで邪念が1つもなくて。大くんは新しいアルバムをカリフォルニアで作ってきたのですが「カリフォルニアの風と一つになりたかったんじゃないの?」と言ったら、「うん。そうなんですそうなんです。それが僕が今回アコースティック・ギターにこだわった理由です。そう感じてもらえてものすごく嬉しいですぅ」とキラキラとした瞳で喜んでくれて。オバさんはも〜〜〜(笑)。朝のドロドロも忘れて(笑…いや、ジャニス、大好きっすよ)こちとらもキラキラになりました。帰り際、オバさんは「コンサートではジャニーズみたいな王子さまルックなんてどうでしょうかね?」などとおバカなことを進言して「いや、それは」と断られてました。オバ、調子のってますね。
 それにしてもハゲちんはローマのコロッセオがお気に入りですね。見ましたか、HPの写真?このあいだも記念撮影とかしていたが。う〜〜む。なんか可愛いぞぉ。でも確かにあそこは感激します。「グラディエイターだあああ」ですから(笑)。

2005年06月16日(木) ジャニス・ジョプリンの顔になって歌うオレ

 今、ジャニス・ジョプリンについての原稿を書かなくちゃいけないのですが、書けずにウ〜マウ〜マしてます(笑)。今日はもう朝からずっと頭の中はジャニス〜ジャニス〜〜で、朝掃除機かけながらも、気がつくとジャニスみたいな表情して歌い出しそうなオレがいました(爆)。それからあまりに煮詰ったのでスタバに行って、ソッとジャニスを聞きながら座っていましたがあまりに入り込みすぎて体中痛くなっちゃって(爆爆)、そのまま指圧に行ってしまいました(爆爆爆)。
 それから帰ってきてなんかもういたたまれなくなって、傘さして散歩に出かけ(爆爆爆爆)いつものお豆腐屋さんで豆乳買ったりしつ〜〜つ、帰ってきてからはジャニスも出ている映画『フェスティバル・エクスプレス』をビデオで見て(7月に発売されます。DVDで。すごいです。絶対に見たほうがいいよ〜〜〜。ガルシアにフォーリンラブした和田です。ええ、ジェリー・ガルシアっす)さらにまた泣いたりして、まだ書けずにおりまする〜〜〜〜(爆爆爆爆爆)。
 あああ。書こうと思っても何を書いたらいいのかさえ分りません(爆爆爆爆爆爆)。ジャニスの歌に命かけてる様というか、命けずって歌ってる様はあまりにもあまりにも辛くて、なんかもう〜〜〜ただただ泣けちゃいます。申し訳ない気持ちになるばかりで、歌わなくていいから、辞めて、もう楽になって、そして生きててほしかったですうううううううううううう!と叫びたい気持になるばかりです。芸術に生きるってなんてあまりに辛くて壮絶で悲しいんだろう!と、そう思うと、とてもなにも書けません。うううう。
 …でも編集さんがその陰で胃痛くしてるだろうから(爆爆爆爆爆爆爆)、書きますわ。ポツポツと。…ああ、ジャニスにハゲちんのたくましさをひとかけ、分けてあげたかったでしゅ〜〜。(ああでも。カートもそれが分けて欲しかったんだよね。でも間に合わなかったでしゅ)
PS:ダブリンのショーで、REMはアウンサン・スー・チーさんに捧げて歌ったのですね。ミャンマーと書かずにビルマと書いている所に彼らの気概を感じます。日本での表記は軍事政権国家の名前であるミャンマーだよね?スー・チーさんには確かヨーロッパのMTVか何かだっけ?そういう音楽賞での特別賞だかが授けられていて、ハゲちんがプレゼンターだったんだよね、前に。むろんスー・チーさんは軟禁状態だから出れなかったけど。REMHQにはスー・チーさんについて詳しく書いてあって、なんか凄いなァと思いました。

2005年06月13日(月) ビル・ベリー復帰?

 …気がつくと『エンジン』見てます(笑)。ええ、キムタクのドラマ、『エンジン』ですぅ。最初、具合悪い時に気晴らしっていうか、何も考えなくていいので見たのですが、何故かそれからクセになってしまったんですね、『エンジン』。欠かさず見てる自分がいます(笑)。ああ、私ってば本当にジャニーズ・ファミリー!むろん、昨晩の『義経』も見てますし!(昨晩の義経では、タッキーがなんかさらにぃ〜男らしくキリリ顔になっててホレボ〜レ。たまりませんでしたわ)でも言い訳ですが(笑)『エンジン』、これがよく出来てますって。ドラマとして。(←必死にいいわける和田)キムタクのドラマ=高視聴率が約束されてる、でしょ?だから脚本とかさぁ、キチッと真面目に作ってるって。手抜きしてません。そしてキムタク。やっぱりウワアアって感じなんですが、その「ウワアア感」があるからこそキムタクであり、ウワアアをも折込済みでちゃんと作られたドラマなんだなぁと思います。…と、必死にキムタクについて語るオレです。
 と。ジャニファミになってる間に、終っちゃいましたね、ワイト島フェス。結局聞き方もわからないまま。聞かずに終わってしまいました@ヴァージン・ラジオ。どなたか聞かれた方いらっしゃいますか?マーマーズ覗いてみたら「今、リーヴィグ・ニューヨークだああ」とか浮かれた書き込みなども見ましたが、どうやって聞いたんだろう?あれ、ワケわからなかった…。グスン。でもさらにウラヤマ〜だったのは、「ワイト島もいいけど、ロンドンのショーはどうなるのかしらぁ?」みたいな書き込みが多かったこと…。いいよねぇ、ユーロ・ファンズ。今やまさにツアー中なんだもんね〜〜。あああ。
 そしてさらにマーマーズをしつこく覗いていたら、また出ていましたね「ビル・ベリー復帰!」説。あああ。何度、何度、何度、マーマーズのビル・ベリー復帰説に踊らされたことか!もう書きこみしてる人たちも「ふ〜〜〜ん?」調で、「そう言う時はさぁ〜、情報源書いてよ」とか冷静です、すごく。だから私も「ふ〜〜ん」と読んでるわけですが、しかしそれでもやっぱり「ああ。ビル・ベリーのドラムで聞きたいなぁ〜〜@オレンジ・クラッシュ」とか思うわけで…。リーフリンさんもそりゃ頑張ってるけど。でもベリーさんがいるときのハゲちんの嬉しそうな顔とかねぇ〜。思い出すとね〜〜。ふっ。やっぱりバンドってオリジナル・メンバーで続いていると嬉しいよね。そしてバンドが続いてるってうれしいよね?実感なのですわ。
 そいでデスチャ電撃解散なんてニュース見ると「そりゃ、あれだけ我の強そうな女3人そろってられないだろう?」と思いながらも、ファンならそれでも続いて欲しいって願うだろうな〜とファンに同情するっす(しかしそこまで熱心にデスチャ命!なんてファンはあんまりいないのかな?)。でもデスチャ、このまえのアルバムつまんなかったもんな〜〜。もう早く辞めたくてたまんなかったんじゃないのか?とも思います。やっぱり雰囲気に出るよね、辞めそうなときって。ハゲちんたちだって、99年頃、マジやばかったもんなぁ〜。あれ切りぬけたからまだしばらくはREMの名前で出ていますと、やってくれそうな気がします。私は。…ってこのツアー後に解散しちゃったらどうしようっ?いや〜〜ん。号泣号泣号泣です〜〜。(でもぉ。和田が生で見た、会った3人の感触からするとハゲちんとピーターはバリバリやる気で、マイクはその2人の言うことなら聞くですぅ〜という感じで、まだまだ大丈夫だと思うんですぅ)
 と。なんだか混乱した夜です。
PS:ところで今夜はさらにテレビを見ていたら、ニュースでさかんに「世界最小のIPフォン。パソコンにつなぐだけで電話ができるんです」とかいうのをワイワイ放映していた。ITの人が出てきて、つば飛ばして「これはすごいんです」みたいに言ってた。しかしな〜。いつも思うんですが「これをパソコンにつなぐだけで」の肝心のパソコン。いつまでたっても「勝手にフリーズしたり」「どうしたらいいのか素人にはチンプンカンプンで」「分る人に聞くとワケわからない宇宙語みたいので説明して」さ。肝心のパソコンがいつまでたってもわしらPC素人には謎の物体なのですわ。壊れた時にバンバンバンと叩いたら直ってしまった…みたいにイカないのですわ。それにつなげばOKとか言われてもさ。「それ」をまずどうにかしてくれないと。掃除機くらい、扱いを簡単にしてからにしてくれよ〜と思いますわ。ITの人達ってそんなこと思い付かないのかな?ねえねえホリエモンちゃんよ〜〜。
PS2:夫婦別姓ってのもニュースで見てたけど、これもよく分からない和田です。姓かぁ。和田は和田でも田中でも中曽根でも竹下でもゴルバチョフでも金でもパクでもスタイプでも(キャアア)滝沢でも(キャアア)プーチンでもゴンザレスでもいいなぁ。別に。あ、ブッシュというのはちょっとイヤかも…。でも政治のせいとか、そういう外からの圧力や差別のせいでむりやり元からある名前を変えさせられたりするのはイヤなのはすごく分かる。日本が侵略されて明日から「エリザベス・ビクトリア・ヘップバーン」とかにさせられたら恥ずかしくてイヤ。でも夫婦別姓は、私はどうでもいい。姓が変わったからどう、というのはない。それで「へ・こいた」とかいう名前になったとしても、それはそれで味わいのような気がするのだが…。マイケル・スタイプが本当は「ヘコキン・チビノスケ」でも構わないし。
PS3:と、テレビばかり見ていたら、以前ハゲちんの取材@サンフランで一緒だったシンガポールの記者の人から「バックストリートボーイズの取材で来週末に日本に行くので会いましょう。あなたはまだマイケルにクレイジーですか?」とメールが来ました…。は、恥ずかしいオレ。アジアにまで、ハゲちん馬鹿ぶりを知られてるんだなぁ。しみじみ。

2005年06月12日(日) ワイト島の澄んだ空気が欲しいです

 ぜん息なんかじゃないわ、ただのアレルギーよ、もう大丈夫よ!なんて勝手に決めつけていたぜん息様症状ですが、やはりぜん息みたいで、昨晩はものすごおおおく痰がからんでしまい、苦しくて苦しくて発作となってしまいました。
 今は少し落ち付いてますが、まだちょっと…。マーズ・ヴォルタ聴いて元気をもらっています。
 で。とにかく苦しくて。きっと本当に重篤なぜん息の方からしたら「けっ、そんくらい」なのでしょうが、慣れてない和田には本当に苦しくて、横になれず、布団を積重ねてそれによっかかってフウフウ言ってました、一晩中。
 でもって朝になり、すこし楽になったのですがこのまままた日曜日を1日やり過ごすのはむずかしい。でも病院は休みだしどうしよう?と思って、あちこちに相談したりもしていたのですが、行き付けの…このぜん息を最初に言ってくれたけど、その後和田はドクター・ショッピングの旅に出ちゃってシカトぶっこいてた、日頃の行きつけドクターに電話してみました。
 したら「今から病院来れるならおいで〜」って言って下さり。診て頂きました。日曜日なのに。普通みたく。そしてまぁ、お薬をもらい。和田が「真菌症がぶりかえしちゃうからイヤ」なんて勝手に辞めていた吸入剤の正しい使い方などを習い、ちゃんと使うように言われ、さらに漢方薬のぜん息や不安感に効くお薬などをもらいました。んで、先生はもおおおずぅっ〜〜〜〜とこの和田の馬鹿っぷりもドクター・ショッピングしちゃうぶりも知ってるから、正直に和田は呼吸器科だの耳鼻科だのに通ってたことも言ったのですが、ち〜ともそんなことも怒らず、どんな薬飲んでいたかを淡々と聞いて、んで、今後の治療のあれこれを教えてくれました。
 和田。思いました。すげええいまさらで、何度もそう思ってはまたドクター・ショッピングの旅にすぐ出ちゃうんですけどね。馬鹿だから。でもやはり大切ですね、かかりつけ医。先生は携帯の番号を教えてくれて(病院の留守電に残してあって、そこの患者なら誰もが電話できる)いつでもどんなときでも電話しなさいって言ってくれるんですわ。それって実は何よりも大切でありがたいことっすよね?だって日本の救急医療って最悪最低だからさ…。自分の体のこと分ってくれてる医者がいつも24時間つながるってすごいことだよねぇ?思えば、和田、その先生にロンドン@ハゲちんツアーからも、ワシントンDC@ハゲちんツアーからも、電話して相談してましたわ。はははは。
 そんなわけで。これから一生かかるかもしれないですが、和田のぜん息の旅が始まります。どうなるやら…。あ、さっき教えてもらったのですが、痰にはほうじ茶に塩入れてうがいがいいそうです。確かにこれはちょっと楽になりますわぁ。
 そんなこんなで農業研修も、この状態が少し落ち着くまでペンディング。色々教えて下さった方(@しかもハゲちんのファン…ってすごくない?)もいらしたのに、すいましぇ〜〜〜ん。和田、ひ弱ちゃんです〜〜。ぴゅ〜〜〜〜ん。
 ところでヴァージン・ラジオはワケわからん。あれ、中継してる?聞けないんだけど。ちっとも。何も。くそっ。ハゲちん、今ごろワイト島で「はふ〜〜。島は空気がきれいだねぇ」とか言ってるのかなぁ。いいなぁ、ぜん息患者には憧れですぅ〜〜。ゲホゲゲホゲオホオオオ。

2005年06月11日(土) 芸術は爆発だぁ!〜マーズ・ヴォルタ

 今日、私はヤラレてしまいました。
 …キャアア。何やら物騒!って。全然ちがうんですけどね、むろん。
 ええっと。今朝、朝っぱらからアーティストのバイオ書きという細かいお仕事をしておりました。その内にマーズ・ヴォルタがあってCDを足元においてある小さなカセットデッキみたいので聴いていたのですが…。
 ゾオオオオオオゾッゾゾゾゾゾゾゾオオオオオオオオオオオオ!
 足元から、足元から、足元から、すごいすごいすごいすごい何かが這い上がって来ました!それはエネルギーの塊。衝動の塊。人間の形をした何か。とてつもない何か!
 そうなんです!マーズ・ヴォルタ。とてつもないんですわ。久々に。久々にそのものすごおおおおおおおおおおおおいモノにヤラレてしまったんです、和田。
 そのアルバムの名前は『フランシス・ザ・ミュート』。今年の2月に出ていて、カセットテープで以前にいただいた時も聞いておりました。それで「ええとちゃうんか?」くらいに思っていました。が。とんでもなかったです。
 これは例えるなら、ドでかい美術館の壁一面にかかっている巨大な絵。闇雲に筆を運び、あちこちに絵の具が飛び散り、何が一体描いてあるのか皆目見当がつかん!しかしとにかくとんでもないエネルギーで、その絵の前に立つとガアアアアアアアンと圧倒される!!圧倒されつくして疲れ果てるっ!そんな感じ。
 さらにまた。身長よりもずっとデッカイ巨大な筆でガアアアアアアアアザアアアアアアドワアアアアアアアと一筆書きした、ワケわからんけどとにかくブワブウェアと驚きたくなる書。墨の跡も猛々しく、男だぜ!なあんな世界。
 ああ。和田はこんな、こんな、こんな、ものすごいエネルギーが好きです。とてつもなく、体のどっかから出てきたのか分らない、世界中の、宇宙中のエネルギーをどっかから引っこ抜いて持ってきちゃったようなそんなパワーが好きです。そんなものに出会うと、本当に感動します。そしてそれがここにあります。それから考えると、ハゲちんのことが好きなのも、ハゲちんがそういうエネルギーを持ってる人だからなのです。あの人は「プニプニって笑って」とてつもないエネルギーを放っています。プニプニ笑ってあんなエネルギー放出できる人、他にいないもん。
 そしてマーズ・ヴォルタは…マーズ・ヴォルタは混沌とした音楽で、そのエネルギーをガンンガアアアアシシシグウェアエッワアと放出しています。あああ。あまりにも凄いです。
 できたら和田、マーズ・ヴォルタのライブの後ろで巨大筆もって、意味もなくマーズ・ヴォルタ〜〜〜!ってカタカナで大書きするパフォーマンスやりたいって気分っすぅ〜〜〜(笑)。ほっかむりして。オカアちゃんなエプロンつけて。
 とにかく凄過ぎて凄過ぎて。全身ゾワアアアアでございます。はぁああああ。和田の苦手なフジロックで来日するそうですが、あああ、見たい。今すぐ見たい。どうすっぺ〜〜〜。誰か連れてってくれ〜〜、フジロックぅ〜。
 …しかしヴォルタ中毒で(?)、今日はヘロヘロになってひまいまひた。明日はワイト島フェスのウエブ中継ですね?何時からだろう?もしかして深夜3時頃?うおおおお。辛いっ!

2005年06月08日(水) 柳楽優弥にハゲちんがメロった日

告知です。あすから原宿でこんなイベントが。
オープニングでキャロル久末姐さんが、パフォーマンスするらしいっす。
http://www.lapnet.jp/event_info/lapnetship/index.html
6時半から…。細胞的世界展ってなんだろう??和田にも謎。

 いやぁ。星になった少年、楽しみですね〜〜。えっ?なんのこと?映画っすよ、映画。あのカンヌを獲った少年、柳楽優弥くんの新作です。詳しくは以下。
http://www.sanspo.com/geino/
top/gt200506/gt2005060708.html
 優弥君、本当に素晴らしいです。映画『誰も知らない』は私の中では邦画大賞です。大傑作。それもこれも優弥君演じたお兄ちゃん役のすばらしさにありました。彼のあの目はもおおおお。ゾクゾクものでした。本当にすごい。しかも映画は「親に捨てられた貧しい子供たち」の実話で、ロケ地が中野!いつも散歩で通るアパートがロケ地!身につまされた身につまされた!ゾワゾワしながら見ましたわん。
 でも見たのが、是枝監督を始めとした出演者揃った試写会だったので、生の優弥君も見ちゃいました、そのとき。ものすごく照れ屋の子供だった。本当にただの子供。言うこともたどたどしてくて。それが映画ではあの存在感。なんなのだろおおか?ものすごい目をして。本当に必死で、幼い妹たちを守ろうとする、ものすごい強い決意を抱えてて。その思いに圧倒された。すごいすごいすごいよ!と思わされどうしだったっけ。
 そしてそれから1年。優弥君、すっかり大人になって。ハゲちんも喜ぶだろう。…って?おいおいなぜハゲちんなんだ?って。ふふふふ。これ前にも書いたかな?和田がこのあいだハゲちんに会ったときに、和田のこれまで書いてきたREM記事ファイルってのを作ってハゲちんに見せました。んで「これが今日のインタビューが記事なるSPA!でのこれまでの記事っす。今までたくさんやってきました」とか説明していたのですが、ふと目を離したスキにハゲちんは関係ないページまでめくって見てて(アラニスとかぁ、ブリトニーのことを書いたオレの記事…笑)で、そのときたまたまぁあった優弥君の写真がそこに…。
 と。
 ガサガサッ!!!!!ものすごい勢いでハゲちん、ファイルを目の前に手繰り寄せ、優弥君写真に釘漬け!!
 いやあああ。驚いたのなんの。おそらくスキだろうな、こういう子…とかって思ってたが、そこまでストライクだとは…(ちょっと遠い目)。でもまぁ、誰からしてもあの優弥君@誰も知らないのポスターは引き寄せられますが。
 で。和田もそこで「優弥君、すてきでしょう」とか言えばよかったのに。緊張してたのと、優弥君に嫉妬したのかオレ(バカすぎるんです、和田)、ガシガシッとファイルをハゲちゃんの手から奪い取って「あ、もうそのへんはカンケイないっすから」と言い放ってしまったのでした〜〜〜〜。超いじわる〜〜〜。超だめ〜〜〜〜。そこで盛り上がれば良かったなぁ、と後から思った。だめでしょう?オレ?緊張しすぎてんだもんっ。時間ないからって超アワアワしてたんだもんっ。
 そんなわけで、ハゲちゃんも注目の優弥君。いよいよ『星になった少年』が公開間近っす。楽しみです。絶対に見に行きます。こんな風に思わせてくれる俳優さん、久しぶりっす。しかし最近、象が人気ですね。象。タイの象。インドの象。私も象大好きで、いつの日かスリランカの象祭に行きたいです。
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