ひぽこんコラム

2004年06月03日(木) デブはデブ

やっぱり「りんご酢」より「米酢」な気がする…。リンゴ酢はリンゴな分だけ栄養があっちゃって、太っちゃうんじゃないか?
 などと。己の暴飲暴食を棚に上げてリンゴちゃんのせいにしてみる和田であった。ハイ、リンゴ酢ダイエット、全く効果をあげてない6月です。
 ところで和田はこのあいだ病気が判明した時に、恐ろしいことに貧血と血中たんぱくの不足なんてのがありました。今までそんなこと一度も言われたことがなくて、一体どうしたこと?とおののいているのですが(もちろん頭の中ではすでに「胃から出血?」とか「子宮癌?」とか様々クルクルしてます)それで医者が「肉食え」なんて言うからいい気になって「肉〜〜肉〜〜」などと肉食ってることもまたデブを増殖させていると思います。やっぱり魚魚魚〜〜♪の日々にしていると、デブは少し〜減る。肉肉肉〜!は絶対に太る。誰がなんと言おうが。あ。もちろん、野菜ちゃ〜〜ん野菜ちゃ〜〜んの日々は何よりも痩せる。
 でもさぁ〜。思うんだけど、たとえば北尾トロさんの日記(http://www.vinet.or.jp/~toro/)
などを読んでいると「今日は朝からなんにも食べていなかった」とか書いてあって。和田は驚く!朝から何にも食べなかったりしたら、昼過ぎの時点でめまい起こしてブッ倒れること間違いなしっ。私、血糖値がガンガンさがっちゃってダメなんですよ〜〜〜(えっ?糖尿?)。そしてやっぱりトロさんは痩せているし、そのあたりの体質みたいなもんにもデブとヤセの差って絶対にあるんだと思う。どんなに努力しようとしても(まぁ、ぶっちゃけ、努力してないが)デブ体質は変らず。痩せず。そんな〜???「一ヶ月で10キロ減量」とか「加藤大、半分の体に!」(←こんなん見てるの和田だけ?)とか、私からすると幻にしか思えません。
 あ!前に腸の検査して、腸の中をチョキチョキ切られたときは1週間で6キロ痩せました!チョキチョキか〜〜(遠い目)。

2004年05月30日(日) 勝ち組世界への探訪の結果…

 この週末、勝ち組さんたちの世界へと迷い込み、なんですかぁ「会員制の社交場」みたいなところに足を踏み入れていたカビ子・和田です。いや〜。勝ち組さんの中でも真の勝ち組さんたちが集う所、それはオシャレなカフェでもこじゃれたレストランでもありま〜せん。彼ら勝ち組さんたちは、オイラのような負け組下層民、腹にカビ生やしたままの女など足を踏み入れることが決して許されない、社交場に集ってるんでさぁ〜。オホホホホ〜。まぁ〜〜〜〜。ごきげんよう〜。な、世界なんですわ。無論、車で乗り付けるとドアマン扉開ける〜の、名前呼ばれる〜の、は当然です。いや、カビ子の名前は呼ばれないよ。当然だが(笑)。
 で。そんなところ2軒をハシゴするという、恐らく一生の間に2度とないような週末をすごしたオイラは「この機会を逃しちゃダメ」と超・意地汚い根性を丸々発揮して、食う食う。呆れるほど食う。「ぼ、ぼ、ボクはオムスビをもらいなさいとお母さんに言われたんだな」とか、雁之介はん@「裸の大将」の真似してみたりぃ、いろんな事しながら食う食う!!ケーキ一気食い!ワインがぶ飲み!とか、調子こいて、バクバクバクバクバク。すごいことになっておりますぃ〜た〜。
 そんなこんなで。樽系改め、大樽系になった和田。熟成30年。アオカビも腹にこんもり。タップンタップンですな。ぐはははははは。(笑い事じゃない…)で。反省して、やっとリンゴ酢買ってきました〜〜♪
 そしてゴクゴクゴク。う〜〜〜ん?なんか。米酢の方がウマイ気がする…。なんかクセあるね、この味。ふ〜〜〜ん。
 でも。大樽になったカビ子を救うのは、ちゅ〜か、カビ子が頼れるのは酢しかありません。ほかのことは出来る根性がないのでぇ。とりあえず今日はズートンズに大感激したりもしていたのですが、それとて手すりによっかかりノホホン見ていただけなのでぇ〜(でも、ズートンズは本物です。すごいです。超・感動!)。
 さてリンゴ酢の行方は?また報告しまっす〜〜♪
 それにしても豪華社交場のトイレ。扉開けたら便座の蓋が自動で開いて、それだけでキャアキャア大騒ぎのカビ子ですぃ〜た〜。

2004年05月26日(水) カビ一族の逆襲〜修正編

 こんにちは。ハゲ子改め、カビ子です。
 って。ワケ分らん?いや、だからぁ、今までは「ハゲちゃん(何度もしつこいですが、マイケル・スタイプのことです)が大好き」→なハゲ子ちゃんだったのですが、今や「腹にカビ生えてる女」→カビ子なわけですわ。ちっ。
 で。カビ子な和田はすっかりヤサグレていたら、10数年来の友達からメールが来て「私も前に湿疹が出来て皮膚科に行ったら、これはカビだって言われたことがあります」だと!ぬぁ〜〜んと!カビ人間は和田だけじゃなかったんすね?こんなにも身近に…。うううっ。なんだか嬉しい。カビ仲間。カビ一族。カビッ子同盟。色々言いますが、とにかくカビはワシだけではない。となると、意外にいるんじゃないか?カビ人間が。これ読んでる中にもいるんじゃないか?ふとテレビとか見ると、顔に似たようなアザみたいのある人とか見つけだし「あれもカビ?」などとナンクセをつけてみたりとかぁ。カビ一族、実はかなり繁栄してると見た!
 ところでカビ子は樽系(←最近はそう言うらしい)なので最近、テレビで見た
「お酢を飲んで痩せる」なんてのを試してみました。したら…2キロ痩せました。が!胃がボロボロ。気持悪くて痛くて死んでます。だから酢のお陰で痩せたのか、胃がボロボロであまり食べられなくて痩せたのか不明です。酢ダイエット…これはよほど粘膜系が頑丈な人でなければ成功しないことを身を持って知りました。お勧めできません。そう言えば、オカンの友達のオババも「体にいいから」とお酢のカプセルのを飲んでいたらものすごい胸焼けになってしまい、医者に止められたなどという話を聞いた事もありぃ。やはり何ごとも「過ぎたるは及ばざるが如し」なのですねぇ。酢なんて、ガブガブ飲むもんじゃぁ〜ないわけですわ。普通。テレビの言うことなど聞いてはいけませんわ。まじまじ〜。

などと言っていたのですが、友達に「もしかして米酢とか飲んでないか?」と言われ「うんだ、そうだべぇ」と言ったら「アホアホ。もろみ酢とかリンゴ酢とかだよ、普通」とおごられだ。ちょ〜〜だったのかぁああ♪ あした早速もろみ酢買ってこようっと〜。アハハハハハハ(笑って誤魔化す)

2004年05月18日(火)

 和田、「カビの生えた女」らしい。
 まぁ〜そりゃぁ〜〜38歳にもなると、そんな風に言われちゃうよね〜〜。ねぇ〜〜。
 じゃ〜〜な〜〜くて。マジに「カビの生えた女」なんすよ〜。
 どこにって?肌に。ええっと。詳しく言うと、真菌ってカビです。水虫とかとはまた違うもので、前に耳の中に真菌が巣食って、和田は一年間もお茶の水の「神尾記念病院」に、耳の中に貯まったカビをこそげ落としてもらうために毎週通っていました。これが痛いのなんのって…。
 で。この真菌君なるものは、普通の人はヘッチャラです。でも体の抵抗力がすげええ落ちてる人はこの真菌君に負けちゃうそうです。和田の抵抗力、もうじき死ぬ老人並……らしい。
 ええ。そんなわけで、また「カビの生えた女」になっちまったんですよ〜。10年振りに。
 で。それを今日、いつも通っている鍼の名医の先生に発見されちまったのですがぁ〜〜〜。でもって、そんなこと言われた瞬間はまたドカアアアアアアンと奈落の底。「えっ?また真菌?」=弱ってる和田=もうじき死ぬ和田なるイコール式がグルグル連想され。ドカ〜〜ンっ。ドカ〜〜〜ンっ。一気にまっ暗い顔になってしまいましたとさぁ。
 したら。「けっこう患者をビビらせる」タイプのその先生も「いや。だからって別に慌てることはない。病院で抗・真菌剤もらって塗ればいいんだよ〜〜。アハハハハハ」みたいになっておりました。
 それで今日は目茶暗い顔で帰宅したのでありましたが。ふと、なんだかもうすげえ面倒っちくなっちゃったんですよ〜。よく見れば、その真菌君に侵された部分も(腹です。腹)徐々に治ってきていて、思い出せば一ヶ月くらい前は真っ赤だったけど、今はなんかカスカスして治ってきてる…。なら別に自力でさ〜治るんじゃ〜〜ん。抗・真菌剤なんてさぁ〜〜塗らなくてもいいんじゃない??って思いました。そしてさらに色々思いました。
 病気ってさぁ〜〜。知らない方がいいときもあるって。えっ?そう〜。これは和田のこれまでの「でたらめな病人」人生を全否定なのではありますがぁ(笑)。でも人生38年、ついにその境地を知ったという気がします。
 人は健康に支えられて生きているのではなく、私は健康だ!という幻想というか、健康感に支えられて生きているにすぎないのだということを、なんだか実感としてやっと知ったのです、和田。いまさら。
 確かに腹に出来たのは真菌君に侵されて出来たもので、悪くすれば広がってしまい、とんでもないことになる。でも今は治りつつある。ならそれが真菌君だからだとかなんだとか知らない方がいいじゃん?と思うわけです。
 もしかしたら今、これを読んでくださってる暇な(←なんて、失礼過ぎ?)あなた!あなたの胃の中には実はちょっと前までガンの細胞君が「ヘヘヘッ〜。失礼しますよ〜」と居たかもしれない。でもそれを知らずに和田のこんなん読んで「和田ってバカだなぁ。でもいつも病気だなぁ」とか思っていたかも。しかし知らず知らずいて、愉しく過ごしているうちに明るいルンルン細胞君がガン細胞を駆逐してくれていたかも。でもその駆逐直前に、「なんだかここんとこ胃が悪いなぁ。調べなきゃ!ダッシュ!!」などと和田のごとく調べて→ガンの初期と判明→ショックで落ちこみ〜→ルンルン細胞現われず!……となったら。知らない方がよかったということになるんじゃないかとか。
 そんなことを、10センチくらいの真菌君発見にあたり、考えたというわけです。私は健康を追い求めて38年生きてしまったけど、本当に追い求めるべくは『健康感』なんじゃないかと。とりあえず今日、アハハハと笑ってゴハン食って、REM聴ければ(ポッ)それでOKなんじゃないかと。
 和田、ついに悟る、の巻でした。
 じゃ。もう病院には行かないね?
 ……。えっ?そ、それは…。ドキドキドキ。
 ↑永遠に治らないバカという病気です。和田は…。

2004年05月16日(日) 狼オババの悲劇

 ここんとこずっと具合が悪くて、一昨日は割れんばかりの頭痛で死んで、昨夜は瞼がかゆくなってポリポリしてたらボコボコに腫れてきて、それが両目で。今日もまだ腫れてて、体は重いし(いや、本当に重いから仕方ないのだけどね)、顔は痛いし(三叉神経痛なの)泣きたい気持。なのに働いてる!
 しかし。病気になった和田。でも誰もあんまり心配してくれません〜。しえ〜ん。「大変だね」と言ってくれる人はいるけど。でも大方は「でも大したこと無いんでしょう?」と決め付ける!!うん、もうっ!!
 やっぱりこれは今まであまりにも「病気だ病気だ」と叫びすぎたからだと、己でよ〜〜〜く分ってます。ハイハイ、狼少年もとい、狼オババだからですよね。
 でもショボ〜〜〜ン。ショボ〜〜〜〜〜ン。毎日毎日暗い病人やってるのに、だ〜〜〜れも気にしてもらえないと、マジにショボ〜〜〜ン。
 仕方なく「セブンイレブン」が狂ったように展開してるラスカル・グッズ(←なんか、ラスカル教みたいな状態で怖い)を買い漁り、ラスカルだけに安らぎを見出してる毎日っす。
 みんなね〜〜〜。病人は寂しがり屋なんだぞおおおおお!もっと労われ〜〜〜〜〜〜〜!えっ?仕事してんじゃ?元気じゃん?って。し、仕事は座ってて出来るからしてるのぉ〜〜〜!がるるる〜〜。
 ぐぞおお。ぐぞおおおお。病人は寂しがり屋だけじゃなく、文句ブーブーにもなるんだあああ!
 しかし。
 …叫べど叫べど、我が声、むなしく響くばかりなりぃ。ちぇっ。

2004年04月28日(水) 真の病人

 び、病気になってしまいました。
 今まで人生38年間。ほぼずっとずっと…あ、もちろん「突発性難聴」とかにはなったこともありますが、しかしほぼずっと、和田は「具合悪い〜〜」「死ぬ〜」と叫びながら病院へ速攻駆け込み、検査漬け。→しかし結果はなんで〜〜もなくて、病院から晴れ晴れした顔で出て行く。ルンルンというパターンを繰り返して来ました。んだから、パブロフの犬のように病院に行くだけでかなり元気になるっ!みたいな駄犬和田でした。
 が。その神話崩れたりっ!ついに病気になってしまいました。しかも「難病」…。かなり悲しいです。かなりショック。
 でもとりあえず今すぐ何!というのはなさそうです。だからシコシコと生きて行くしかないようなのです。
 人は病気になるのです。みなさん。私は平気〜〜〜♪などという自信にあふれて世の中嘗めて生きていると、ある日、急に、病人になるのです。
 でたらめな病人改め、本当の病人・和田です。
 ああ。病人て、悲しいのですね。いまさら知りました。マジにマジに。人は自分は健康だと思う『単なる健康感』に支えられて生きているんだよね〜〜。

しかし世間も病んでます。んなわけで。これ〜〜。

選択肢を保護しよう!!
著作権法改正でCDの輸入が規制される?
実態を知るためのシンポジウム

期日:5月4日
場所:新宿ロフトプラスワン
時間:午後1〜3時
入場無料/ドリンク代500円のみ御負担ください
司会進行:ピーター・バラカン
パネラー:
民主党 川内博史議員
音楽評論家/HEADZ代表 佐々木敦氏
輸入盤ディストリビューター、リヴァーブ副社長 石川真一氏
ほか(現在、各方面の音楽関係者に打診中)
発起人:ピーター・バラカン、高橋健太郎
協力:藤川毅
この催しは三人の個人有志のみによって運営されます。いかなる団体とも 無関係です。
http://www.


 

2004年04月25日(日) 当たり前の話

 まだ間に合います!
 http://sound.jp/stop-rev-crlaw/
 に行って、輸入盤禁止の法案に反対するために署名を集めて
 送りましょう!
 面倒だけど、やりましょう!
 芸術を守るには、動くしかないのですわ。せっせと!

Athens.GAというドキュメンタリーDVDをやっとこ手にして見ました。
 これはもう、タイトル通りにジョージア州アセンズの音楽シーンのドキュメンタリーで、1986年に作られたものっす。
 これを見ると、たとえばREMというバンドがああなってこうなって、マイケル・スタイプちゅ〜人がこうなってそうなったのにはアセンズという街の影響が本当に大きいんだなぁ〜〜〜ということが実感できました。
 そしてウ〜ムと考えてしまった。だって私、ち〜〜〜っとも「東京」が好きじゃないのに「東京」に住んでいるから!
 街が人に与える、街が人を育む、街が人を束縛する、街が人を包む「モノ」の大きさをこうして実感すると、好きでもない東京に住んでる事自体がすんげえプレッシャーでストレスの元になってる、私がやりたいことから私を遠ざけているのでは?と思ってしまいました。
 私が毎日感じるイライラや悲しみや不安や焦燥感のもしかしたら何%かは、この東京という街が与えているもの?そしてそれは私に限らず、多くの人がそうなのでは?と思ったり。いまさら当たり前の話なんですが。
 でも当たり前と思ってる以上に大きいのでは?とすごく実感として、ものすごくつくづく感じてしまったのでした。
 しかし私は決して都会が嫌いなわけじゃありません。ちゅ〜か。田舎は嫌い。「ビバ・ガチャガチャ」な私は香港とか大好きだし。でもあの街に住む人達が苦手なので、あそこには住めないです。ではどこに住んだらいいのか?
 わかりません。
 でも「住むところ」というテーマは今まで以上に私の中で大きくなってしまいました。
 それにしてもAthens.GAはものすごくいい作品です。アメリカ音楽が好きな人には一見の価値があります。
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