ひぽこんコラム

2014年06月27日(金) 子どもは字ぃが汚い。

 昨日まで3日間、子どもの模試の採点バイトというのをやっていた。最近仲良くなった高円寺の人に誘われ。。。いそいそと。。。
朝から夕方まで。せっせと。。。

 肩こり、冷えはあったが、しかし、やはり座って働けるのはありがたいねぇ。バイト=立って働くだと思い込んでる私には、いやいや、ありがたいよ〜って感じだった。しかもすごく雇い主さんがいい方で、コーヒー買ってきてくれたり、お昼出してくれたり。ありがたい〜ありがたい〜。

 楽しく働かせていただいた。
 昨日、ツイッターを見ていたら、あの都築響一さんでさえ、ライターとして書く場所が減ったとかツイートされていて、ライターって仕事だけで食ってくなんてのはもうほとんど不可能だと分かったのだから、こうしてあちゃこちゃ声がかかるたびに仕事をしていくあれこれ人にならないとダメなんだとしみじみ思う。

 昔よく町にいた、「あの人、何してる人なのか分からないけど、オカアチャンとかが『庭の木戸直してくれへんか?:』とか頼むとやってくれたり。祭んときはいちばんに働いてたりするような」なあれこれ人にならんとなぁ。

 あれこれ人、しかし発見もあるわけで。

 今回は、子どもの字の汚さに驚愕!!! 出来る、出来ない、関係なく、総じて子どもは字が汚い。

 そりゃ私も汚いから人のことは言えないが、子どもは丁寧に書こう、という心構えがないんだ。だから、答えは合ってそうなんだけど、あまりに汚いから×ってことがすごくある。もったいない。

 それから文章題とか見てると、日本語がさっぱり意味不明。なのもすごい多い。

 国語力の低下。。。。ってマエから言われてるけど。

 前に国語の先生に聞いたところによると、子どもらは「わかりやすさ」に慣れてるから、文章題とかめちゃめちゃ説明してやらなきゃならない。すごく問題自体が長くなる。それでも分からない。

 って言ってたけど、そのとおりなんだ。。。

 英語学習どうのこうのとか言うてるけど。それよりも授業で「お習字」の時間を必ず週に何時間か設けて、字をキレイに書くことを教えたほうがよほどいい。

 ゆっくり何か先生が読んで聞かすような時間作るとかさぁ?

 朝読なんていって、朝10分ぐらい本読む時間作ったりしてるみたいけど、それだけじゃ足りない。テレビじゃキレイな日本語なんて使わないし。家では新聞なんて取らない家が増えてるから、子どもは難しい言葉をなんとなく拾い読みしていく機会も減ってる。言葉を知らない。

 ラインだのなんだので活字は使うけど、それは身近な種類が限定された言葉で、しかも書かないから漢字を覚えられない。字、書けない。書いても汚い。

 変な愛国心ばかり焚きつけるくせに、いちばん大事な「日本語」がすり抜けてる。

 だから本も雑誌もよけいに読まなくなって、ライターの仕事も減るんだ! ガ〜ン。つながってるやないか!!

 今すぐ子どもに字ぃの練習を!! 習字や、習字。お習字や!!

 頼む〜〜〜っ!

2014年06月23日(月) 猫力姐さん

 昨日はホステス・クラブ・ウィークエンドというイベントにご招待いただき。。。って。何度も言いますが、ホステスさんたちが集った「あらぁ、いらっしゃ〜い」じゃなくて。ホステスはレコード会社です。レコード会社。

 幾つか同社のアーテイストさんが出るイベントでした。

 それで、キャット・パワー、別名、猫力姐さん、、、を見に行ったんですが。。。

 この人ね。


 いやぁ。。。ブッ壊れておった。。。ふだんからブッ壊れておるらしいのだが。。。

 昨日は、まず、もう、すごいオバさんルックスになってて。背中丸まってて、、、えっと。マネージャーのオバさんが登場したのかと思ったら本人だったというビックリから始まり。背中が丸まってるシンガーって。。。観たことないからビックリした。みんな、センターに立つ人って、シュッとしてるイメージで。。。

 そして動きが異様。完璧にキメちゃってる。。。あ、いや、だから、アレを。。。アスカってんですか? アレだと推測され。。。ええ。私、途中でいたたまれなくなって帰ってしまったんですが、後半2回も「トイレいく」とトイレに行ってしまったようで、ああ、もう、完璧にキメに行ってしまったんですね。。。ステージ途中で。ここ日本だから。頼むわ。オランダとかじゃないから。頼むわ。

 しかし。それより何より。もう。歌が「どん底芸」そのもので。。。まぁ。そりゃ、いいんですよ。「どん底芸」は=ブルースともいう。

 ブルースならいいんですがね。どん底で、どん底で、最初は「あら、仲間? アタシと仲間?」とウキャアアアと思ったけど。この人、それをまったく昇華せず、あまりにどん底垂れ流しの上に、明らかに「おめええらなんかに分かってたまるかっ! てやんでぇ。全員死ね」って感じ。「あんたら、全員が悪いのよっ」という感じ。

 聴いていると、もう、辛くて辛くて。。。

 分かった。姐さん、辛いんだね。。。分かったよ。。。うん。でも。頼む。そう憎まないでくれ。オレたちは、何もしてないから。。。

 と。どんどん具合悪くなる感じで。聴いてるだけで。

 観客は半ば呆然とし。しかし、声は素晴らしいのよ。。。ね。だって元々は天才の人だし。

 そして思った。。。。比べるようなもんじゃないけど。。。。でも。。。。ああ、アタシもどん底芸もほどほどにしないとなぁって。アタシも世の中にケッて悪態ついてどん底芸やるの、良くないなって。。。それって人を疲れさせるが、ちっとも届かないし、共感してもらえないよって。。。

 反面教師っていうか。人の振り見て我が振り直す。

 猫力さんに教わった。

 どん底芸の猫力さん。ぜひとも立ち直ってほしい。そしてまた素敵な声を聞かせて。

 昨日はどうやらリハーサルもまったくやらず。とにかく、やけっぱちみたいな状態だったらしい。

 クラプトンもリハなんて全くやらず、買い物帰りにそのまま武道館やるらしいがw それはそれで一つのグダグダ芸として、みなに愛されるであろうが。猫力姐さん。とりあえずリハぐらいはやっておこう。千人以上の人がチケット代やら交通費やらを払って来ているのだから。プロなら、それぐらいはやろう。

 グダグダも、それはそれで面白い、という人もいたけど、私は辛かった。自分の悪いとこぐいぐい見せられてるみたい。怠け者で甘えたで、人のせいにする自分を。。。

 猫力さんよ。共に頑張ろう。誰のせいでもない。そこにいるのは、ここにいるのは、自分が選んだ場所なんだから。

 今の自分をガシッと確かめて、自分を深めていくしかないだろう。

 猫力姐さん。。。しかし、最後になぜか「イマワノキヨシロー」とか叫んだらしい。な、何があった? 

 いろんな意味で会ってみたい猫力姐さんだが、そんな状態だから、一切取材なぞ受け付けないらしい。

 人生山アリ谷アリだ。猫力姐さん、がんばれ。

2014年06月21日(土) 段々畑の腹でも好きに着飾れ

PS:ぬいぐるみ「かまぼこ」巨大・648円。ほしい。






 昨日、ツイッター上で、ワシントンDC在住の押野先生がこげなレギンス履いてる写真をUPっており。。。

こげなのです。スパイダーマン・レギンス。ハデハデです。

 それで、私が「こげなん私が履いたら、スパイダーマンが巨大ゆでだこに膨張して無理や〜〜〜」みたいなツイートしたら、押野先生が、「アメリカなら大丈夫。こっちが段々畑なお腹のオバちゃんもみんな身体にピチッとした服着てるで」と返信くれて。

 そうやなぁと思った。日本だと、私も含め、なんとか段々畑を隠したいと思う。だからオバちゃんたちはどうしてもダランコとした服を着ることになる。段々畑の女子は尻まで隠れるダランコ必須で。

 さらに言えば、頭が寂しくなったオジさんたちは、横から無理やり髪の毛持って来て創意工夫で乗せてみたり。

 ま。それは違うか?

 とにかく、日本は周囲があれやこれや人が着てるものとかに、あれこれ口だしするから。

 まぁ、あんな若作りして!とか。

 デブなのにミニスカ!とか。

 あのスカートにあのシャツ?とか。

 色々。色々。その場の、じゃなくて、その人の、じゃなくて、その社会の、誰が作ったかも分からないTPOみたいのに無理やり入れ込みまくり。

 56歳の太ったオバさんが着るべき服装。みたいのを決める。

 そりゃ会社とかね。仕事に行くときのTPOみたいのはあるよ。でもさ。それとは違う。

 けっこう見た目若い女性だって。その人が「52歳」とかあると、見た目年齢よりも実年齢が勝って「52歳であれ?」とか言う。笑う。痛い、とか言う。

 私が段々畑でパツパツ服なんて着てようものなら。大笑いされるであろう。

 腹ボヨヨ〜〜ンと。

 だから、みんな、誰が決めたか分からないTPOみたいのものの中に自分を押し込める。

 なんて愚かな社会であろうか。

 日本よ!

 そうやって己で己を縛りつけ。そのくせ、本当の意味で今、自由がどんどんなくなっていて、どんどん法律や「解釈で憲法を決めます」なんて言ってることにはまったく無頓着で。

 どうでもいい、そんなことばかりに頓着してる。

 バカだ。本当にバカだ。

 押野先生、ハッとさせてくれてありがとうです。押野先生は最近、こんな本を出されてる。ヤバい英語の本らしい。。。まだ買ってないので、買わなきゃ。

 



 段々畑の腹だって、アンジェリーナ・ジョリーみたいの着たっていいんだ。日本のH&Mに行くと細い服しかないが、アメリカとかでH&Mに行くと、超巨大なのが売ってる。ラヴリー&フェミニンなデザインだろうがなんだろうが関係ない。そして、それを50代60代のオバちゃんだってガンガン買ってる。

 自分が着たいものを自分が着る。それがアイデンティティーだから。それでいいんだってば。

2014年06月20日(金)

ずっと前にユキさんが書いてくれた和田の人生のためのお言葉w

 和田はわだ!人と比べない!
 行動すること!
 ”ダメ”を全部うけいれる!

 というのが今もパソコン机に貼ってあるのだが。。。

 今、あまりにダメが多すぎ。

 ダメだらけで。

 さらに人にもダメ出しされ。

 受け止められないぐらいになっており。

 重すぎるダメ。重すぎるダメは処分できないものか?

 パアアといらないもの、みたいに捨てられたらいいのだが。

 ダメが積み重なって、山田君が持って来るザブトンみたいになってて。ザブトンの上に座るならいいのだが、ざぶとん、頭からかぶってて、クビがヘシ折れそうだ。

 そしてたまたまツイッターで、レポの読者で、なんと! 和田が夏に出稼ぎする予定の蕎麦屋さんでバイトしてました、という女性が現われて!

 「びっくりするぐらい忙しいと思いますが頑張ってください」

 って。。。。

 びっくりするぐらい忙しい?

 そ、そうか。。。。そうなのか。。。。そうか。。。

 あ、ありがとう。。。

 田舎の、天空の里のノンビリした夏なんてのはありえないんだな。うん。天空の里で馬車馬のように、汗みどろで働く夏、になるわけだな。うん。

 もう、何が何だか分からない。人生はメチャクチャのハチャメチャの。

 どうにでもなれ、だ。

 もう、いつ死んでもいいので。ハチャメチャにやる。

 どうせダメな奴なんだから。何も出来ない。何も残せない。何もしない。

 ただ、働いて。汗流して。金もらって。飯くらって。生きる。

 それだけだ。

 くそっ。それでどこが悪い?

 ただただ、それで生きるんだっ。

2014年06月19日(木)

 今朝、思った。
 年を取ると時間がたつのがすごく早く感じるけど、年をとると人生がタイヘンだから、こんなタイヘンな時をゆっくりゆっくり感じて過ごしてたら頭おかしくなるから、ちょうどいいのかな?って。

 もう6月も後半だよなぁ。

 お金もないまま。寄る辺ないまま。何もないまま時だけが過ぎていくのです。バアアアアアアと。

 昨日は、レポに書いてるライターの人とフェイスブックのメッセージで会話をした。その人もお金がなくて、収入があんまりなくて、私と同様に貯金を切り崩して生活してて、でも、それももう尽きてきたから、どうしよう?という話で。

 でも、その人は今、本が売れ始めてるから、これからお金がドカンと入ってくるかもしれない!

 ライターってこの「かもしれない」にだけ頼り、生きる、なんとも切ないイキモノですわ。

 でも、売れてる本を書けるってすごいなぁ。すごいなぁ。その人、面白いもんなぁ。うん。

 私も戸隠に行ったら何か書けたらいいなぁと思う。とにかく書いて、誰かに見てもらおう。ダメなら、自費出版でもいいよ。前みたいにさ。

 そうだ。フェイスブックで戸隠の人とつながり、色々おいしいお店だの教えてもらったりしている。そして蕎麦粉のおいしい食べ方を教わった。

 それは、そばがき。。。。こねて、塊にするやつだけど。。。それをぜんざいにするとおいしいらしい!

 ウッオオオオ!

 蕎麦粉って、すごいな。すごい。

 蕎麦粉スイーツ・カフェをやっぱり開くしかないかもしれんのぉ。蕎麦粉スイーツ・カフェ「猫の家」。。。。

 もう、ライターじゃね。食っていけないなら。そういうのかな?

 まずは、てきや、で実験だな!

 ↑自分が、戦後すぐ、闇市開いたオッちゃんみたいな気ぃする。これで食ってけないなら、これだ。これだ、これだ、みたいな。

 
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