ひぽこんコラム

2014年06月02日(月) 仕事をください

 短期のアルバイトないかなぁ?と探して、とあるデパートのお中元時期だけのバイトに応募して、先週、面接に行ったんだ。

 ずっと前に小田急デパートのお歳暮バイトに応募しながら履歴書を忘れるという大失態を犯したことがあり。その二の舞はダメ、と思って今回はきっちりと履歴書を書いていざ会場へ。

 今どきはお中元バイトもまずはネットでエントリー。希望日に面接に行く、みたいな感じだったんだけどぉ。

 行くと会場には女性ばかり10人ぐらい。面接日はぜんぶで5〜6回あったんで、5〜60人以上は応募していたのか。。。

まずは説明。お中元のバイトだと思っていたら、お中元売り場だけじゃなくて、事務とか、食品売り場とか幾つか種類があって、勤務期間も時間もバラバラで、よく見ると私に合うのはそのうちの1パターンしかなくて、6月12日〜7月23日というやつ。時間はけっこうフルタイムだ。それに○をして、第一希望として、それだけを書いた。

 そして、いざ、面接。

 面接相手は人事の若いお兄ちゃんで。色々な時間や期間の指定があったから、それを言って。「大人数で働くに大切なことは?」とか「接客で大切なことは?」とか聞かれて、前のコンビニの例を出してスラスラ答えた。。。

 兄ちゃん、「そのお店、すごいですねぇ。とてもコンビニとは思えませんねぇ。そこまでサービすするんでねぇ」といたく感激。

 「いや、もう、和田さんはお人柄的に問題ありませんので」とまで言っていたのだが。。。

 が。

 最初、オレが週3ぐらいで。。。まぁ、でも、週4でもいいです、ぐらいのちょっとのんびりムードなことを言ったら「週4でお願いできますかね?」と翌日に電話がかかってきて。まぁ、多く働いたがいいだろうと思って、「はい、わかりました」と答えて、出勤日の説明まで受けたのに。

 今また電話かかってきて、お兄ちゃんの勘違いと、向こうの今さらの勝手な変更で「やはり7月いっぱい働いてくれないとダメ」と言って来て、採用見送りになってしまった。

 書類には7月23日まで、とあったから、それに○をして、それで面接も受けたのに、なんか、結局「要・相談」みたいのは、デパートさん内部における相談であり、働く側からの相談なんて一切受け付けないし、勝手に変更して知らん顔なんだなぁ。

 じゃ。私の面接の時間、返してよ〜〜。私の隣に最初いた女の子は、その期間と時間表だけ見て、自分に合うのはないと分かったらしく、さっさと帰ってしまったもんなぁ。

 なんかなぁ。腹立つな〜〜〜〜。

 お兄ちゃん、すごい当たり前な風に、あっさりと、「じゃ、また」とガチャンと電話切った。

 お兄ちゃん、それ、サービス業で、ありえんから。。。

 お兄ちゃん。それ、オレ、怒ったからな。
 そういう態度急変、サービス業として、ないから。永遠にあなたの名前もお店も、覚えてるから。

 それにしても、バイト、困ったなあ。。。。仕事があればいいんだがなぁ。。。仕事。。。。遠い目。

 誰か私に仕事をください!!
 あああっ!


 (つづき)ところで、今、「ハウスワイフ2.0」という本を読んでいて、もうじき終わるとこなんだけど、これはアメリカで今、女性たちが家庭回帰というか、仕事を辞めて、専業主婦になり、しかしスーパー主婦で、畑やるわ、服はぜんぶ縫うわ、家畜飼うわ、ジャム作るわ、保存食品作るわ、と何から何までぜんぶ手作りして、さらに手作りの小物をネットショップの「エッツィ」で売ったり、ブログ書いて、スーパー・ママとして有名になって書籍化されてウハウハみたいなことを書いてある本なんだけど、、、、。日本のテレビでは、そういうウハウハな部分しか紹介されてないけど。

 実はこの本に出てくる、そういう女性たちはみんなアメリカの酷い労働現場から逃げた人たちだ。。。。

 全員がエリートな女性たちなんだけど、彼女たちが働く現場は過酷で、そのくせ賃金は安く、驚いたことにアメリカには「産休制度」なんてものがちゃんと存在もせず、赤ちゃん産んでもろくに休めもせず、すべてに置いて自己責任で、そのくせ、すぐにリストラされたりする。。。。

 そんな企業にうんざりして、もう、自給自足してやる!!と宣言して、そういう風になってしまっている。というか、そういうほうが幸せ。21世紀の新しいフェミニズムは家庭にある、かつて女性は社会で働くことで解放され、自由を得たと思ったけど、違う!!という本なんだけど。。。

 しかし、アメリカのエリート女性たちよ! 99%が1%の人間に搾取されてるのは間違っていると立ち上がった、オキュパイとかああいう運動のことには一切触れられず。

 あれって、結局は貧しい女性や男性たちによる活動で、こういうエリート女性たちは、夫が働いていてお金はあるから、私はいいの、もう! と、自分の好きなことだけ始めて、でも、結局はものすごい自己顕示欲は変わらないから、ブログとか死ぬほど書いたり、あれこれやってて。。。

 まったくもって、こういう今の社会のあり方はおかしい! 企業は間違ってる! みんなで闘おう! なんて気持ちはないのだ。微塵も。。。

 それぞれが勝手に個で。

 それぞれが好き勝手に農に行って、どんどん極まって、しまいには子どもは学校にやらない!とホーム・ティーチングにして、子どもまで囲い込んで、どんどん自分という城に君臨しちゃうの。

 ああ。まるで、それって、アナ雪の氷の城?

 あの〜〜〜〜〜〜ままで〜〜〜〜〜〜、ってやつ?

 それで、何が言いたいかというと。
 今回こんな風に、アッサリとテキトーに「ま、短期バイトでしょ?」みたいなノリで、簡単に向こうの都合で「労働条件」を変えられ、それに合わないから「やっぱりダメ」なんて言われて。

 ああ。雇用の現場って、相変わらず理不尽で、ひどいな!と思ったから、そういうのを共有していけないか?ってことだ。

 私は闘いたい。ムンムンに戦いたい。モウモウに戦いたい。しかし、その術を知らない。。。アメリカの女性たちもこんなだったのか?

 そして、あきらめ、農へ行ったのだろうか?

 それで彼女たちは本当に、その、巨大な自己顕示欲を満たすことが出来てるのかな?

 とてもそうは思えないけど。。。


 

2014年06月01日(日) ビートルズ、イエ〜〜イエ〜〜

 私は特に共産党員ではないのですが、赤旗でよくお仕事させてもらってます。いつも音楽ネタ。

 今回も「金曜名作館」という新しいシリーズに、ビートルズについて書かせてもらいました。




 けっこうスペースがあって。ド〜ンとブチ抜き。





 私は特にビートルズの大ファンとか。すごいビートル・マニアということではないので。

 ビートルズのデビューがここ日本においてどんだけ衝撃だったか!ということを書きました。文化的に与えた衝撃。人の生き方に与えた衝撃とか。

 師匠やら、前に色々な人に聞いた話やら。さらに前にミュージック・ライフの64年ごろのをたくさん読んだから、その読書投稿とかから色々抜粋しながら。

 そんなに昔のビートルズ話を調べたのは、師匠の本を書くときもだったんですが、去年、別のとある雑誌にビートルズのことを書くことになって、んで、あれこたたくさん調べてから今回みたいなことを書いたんだけど「つまらない」と一喝されて、全部ほとんど消されてしまいました(泣き)。

 まぁ、でも、そこで消されたから、今回使うことが出来ました。好きに、楽しく、書けて、良かった良かった。

 ま。赤旗さんですからね。ギャラは安いですけどw

 でも。楽しくやりました。編集部からの反響もいただき、読んだ人がみんな、私のビートルズを語り始め、大騒ぎ、というのを聞いてうれしくなりました。

 そうそう。あの時代を生きた人なら、私のビートルズ論て必ずみんな持ってる。たとえ嫌いでも。それはイコール青春の証というか。青春の目覚めであり。人生の大転換になってることが大きいのよね。

 だから。そのきっかけみたいな記事を作れて、今回は良かったです。

 さて今日は暑いけど、国会前へ原発反対しに行ってぎまづ。

2014年05月31日(土) 「バウルを探して」〜〜ブ〜〜ンダンッ!

 ぶ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!

 ダンッ!





 文壇っ!!

 そう。今日(5月30日)はお友達の川内有緒嬢が、新田次郎文学賞を受賞して、その受賞式パーチー@東京會舘! 丸の内!

 いやぁ。すごかった。文壇してた。初めて「文壇」なところに足を踏み入れた。

 審査委員長は阿刀田高先生。ダンディ〜〜〜〜!




 おおおおおっ! 何冊も何冊も読みました、先生っ!

 作家先生、続々で。興奮っ。しかし。まったく近寄れずっ!

 編集者も続々で、有緒嬢は取囲まれている。私は北尾トロさんといっしょだったので、トロさんところにも続々と編集者が挨拶に来て、調子乗って私もバンバンと名刺を渡す。ま。どれも意味ねええだろうが。。。

 「私、おたくの一面なったんです、一面!」と無理やり名刺渡した、某新聞の文化部の人は、ちょっとかなり迷惑そうな顔をした。ウケる〜〜〜。

 文壇バーなるママとその配下の者たちもドレスやら着物で登場! どうやら文藝春秋社の人がアレンジしたらしいw オール読物の人らににじり寄ってたww しかし。文壇バーの大ママ。。。髪の毛結い上げてんだが、すごいのよ。ヘビなのか、髪なのか、判別つかずっ! ぐるんぐるんしちゃってて。。。。

 昔、何かの雑誌で見た「世界1髪の長い人」というインド人だかのおじいさんの写真を思い出した。。。勝ってる、大ママ。。。

 ああ、それにしてもご飯はおいしかった。。。。豊富に用意された贅沢なお料理の数々。。。。。。むさぼり食ったった。。。

 カレーは特においしゅうござった。あと、オムレツも。。。いきなり最初からオムレツにかぶりついた私とトロさん。。。子どもかっ?

 いやはや、堪能。
 ありがとう、有緒ちゃん。有緒ちゃんが受賞してくれたお陰だわ。

 スピーチ、すばらしかった。堂々としてた!




 受賞作は「バウルを探して〜地球の片隅に伝わる秘密の歌」です。幻冬舎です。本当に本当にすばらしい本。自分もいっしょにこの本と、地球と、そして心の中を旅できます。

2014年05月30日(金) 相撲の話の続き

 普段は100人やそこいらの読者しかいない、私のこの素朴〜〜な、のんびりした〜〜〜日記がこの2〜3日だけで2万人もの方々が読んでいるという驚くべき事実!

 ビックリ過ぎるっ!

 ネットって、こうして拡散していくのか?と知ったわけですが。。。

 同時に白鵬の今回の無言の行動への注目の高さを感じたわけです。

 なんだかんだで、横綱という存在への注目の高さを感じたわけです。

 ええ。

 私と同じような論調の意見ブログも幾つか見て、みんなそう感じていたようだし、同じ意見だってコメントもツイッターでたくさんいただいた。

 ああ。良かった。みんな、白鵬の気持ちを汲み取り、怒って、これじゃいけない、と思ってる。

 うん。そうだよね。そうだよね。白鵬の無言の抵抗に私たちが応えなきゃ。

 ぜひ日本相撲協会も、今あるのかどうか分からないけど、これだけ多国籍になってきたのだから、人種差別に関する規定をきちんと作り、それを公にして、中継や色々な場所で「日本人」と「外国人」の力士の間に、外国人だから、日本人だから、という差別をなくすように努めてほしい。

 それが白鵬の無言の抵抗に応えることだと思うから。

 もちろん観客も同じ。誰を応援するも自由で愉しめばいいけど。関取に対するマナーっていうか、尊敬っていうか、節度っていうか。そういうものを持つべきだと思うのです。

 そう、願うのです。

2014年05月27日(火) 白鵬の無言の抗議を支持します

 これはスポーツ放置。。。じゃなくて、報知の記事の抜粋。
 ↓

大相撲夏場所で2場所ぶり29回目の優勝を達成した横綱・白鵬(29)=宮城野=が千秋楽から一夜明けた26日の優勝力士の会見を行わなかった。優勝力士の一夜明け会見は恒例行事となっており、白鵬は過去の28回の優勝では全て応じてきただけに今回は異例の事態となった。白鵬は14日目(24日)の取組後の支度部屋でも無言を貫くなど場所中から普段と違う様子だったが、理由の詳細は不明だ。

 白鵬自身が心境を語っておらず、理由の詳細は不明だが、今場所、特に終盤は普段と少し様子が違った。13日目(23日)までは取組後の支度部屋での問いかけに応じていた。だが14日目(24日)の取組後は、一切の問いかけにも無言を貫いた。

普段から優勝して喜びを爆発させる横綱ではないが、夏場所ではいつにも増して笑顔が少なかった。29回目の優勝は果たしたが、相撲は危ない場面もあり、内容に満足できなかったためかもしれない。また土俵下控えで白鵬自身が物言いをつけたことなど、土俵の内外でも何かと話題になった場所だった。そんな流れでの一夜明け会見の拒否。穏やかな白鵬だけに、いつもとは違う状況が心配
だ。



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 当たり前だっつううううううううううううううううううううの!

 これ、書いた、報知の記者だって、気づいてんだろ?

 遠まわしの言い方しないでよっ!

 千秋楽見たら、誰だって気づくっての。

 本当に酷かった。。。

 稀勢の里@日本人大関がこの日、勝って。もし、白鵬がはるま富士に負けたら、優勝決定戦になる。

 だから、稀勢の里に優勝させたい。日本人に優勝させたい。日本人。日本人。日本人!!!

 ただ、ただ、それだけを爆発させた大馬鹿観客どもが、あろうことか、普段はヒール扱い、ちょっとしたことでも「あんた負け」と、追い込むはるま富士への大コールが巻き起こしたんだ、最後の横綱大決戦で。

 はるま富士〜〜〜〜。はるま富士〜〜〜〜〜。はるま富士〜〜〜〜〜〜〜って。

 ただただ、それは日本人を優勝させたいがため。

 日ごろ、そんな、はるま富士コールは、幼稚園の子どもからしかない←はるま冨士は子ども好きで、よく幼稚園の子どもらを相撲に丸っと園ごと招待する←そんなこと日本人はめったにしない。

 はるま富士は日ごろはヒールですから。だいたい朝青龍と仲良しなのも、日本の多くの相撲ファンやNHKや相撲協会は気に入ってない。

 それでもなんでも。はるま富士〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。はるま富士〜〜〜〜〜、の大コール!!!

 白鵬。ブチ切れたんだと思う。ブチッ。

 なんだよ、これ? 日本人なら、なんだっていいんか? オレ、横綱でずっと頑張ってきたのに、この仕打ちか?

 だいたい、品格品格って、横綱へは色々注文つけておいて、肝心の横綱決戦、最後の大一番にコレか? 一寸の尊敬もないのか?と、思ったにちがいない。

 だいたい、今場所はNHKも相撲協会も「遠藤」という若い力士を大プッシュで、なにかっていうと、遠藤、遠藤、遠藤で、遠藤人気に支えられてます!みたいな風で。

 3人のモンゴル人横綱なんて。。。。カヤの外!!!

 てか。十両もモンゴル人の新十両・逸の城さんが優勝したんですけど。すごい快挙なんですけど?

 新入幕の荒鷲さんだってモンゴル人なんですけど。イケメンなんですけど!

 モンゴル人ばっかなんですけど!!

 それ、気に入らないなら、最初から入れなきゃいいじゃん?

 そして、あまつさえ。遠藤人気フィーバーに目をつけた、安倍まで千秋楽にはやってきた。。。。安倍入場に大歓声を送るバカな観客ども。。。

 おまえら、バカか? その男は、土俵の上で頑張る若い人たちを戦場に送り込み、人を殺し、殺されることを推し進めるサイテーのファシストだぞ? 送るのは歓声ではなく、ザブトンぶん投げろ? 何やってんだ? 

 白鵬は安倍にもガンたれたらしい!!!!!!←安倍を見たくなかったので、見なかったんだが。。。

 いいぞ、白鵬!!!!!!

 とにかく。

 舞の海もおもいきり人種差別発言などしている相撲界は、人種差別のルールをきちんとしないと、サッカーみたいなことに今になるよ。あまりに酷い。

 (↑舞の海は「人種差別発言してない」とされてますが、日ごろから解説の場で「日本人が活躍を」とか平気で言っちゃってますから、いかがなものか?と思う)

 (↑この講演、差別発言してないとされてるけど、根底でモンゴル人をバカにしてるよう感じるし、観客は思い切りそうだ

 酷すぎる。白鵬の無言の抗議は当たり前だ。

 本当に酷い。そしてその気持ちをきちんと書いてあげないスポーツ・ジャーナリズムは死んでると思う。

PS:さらに思ったけど、コールされたはるま富士だって、いい気持ちしなかったと思う。自分がそんな人気者じゃないって知ってる。ただ、みんな稀勢の里を勝たせたいだけ。。。って分かる。
 そのためのダシみたいな自分。。。
 白鵬はモンゴル人のプライドを傷つけられて怒ってるんだと思う。はるま富士の分も。
 それは本当に傷ついたんだと思う。
 そのことに無頓着だと、この問題は永遠にカイケツされない。
 相撲協会はこれからのことも考えて、人種差別問題をきちんとすべきだ。あまりに今の状況はひどい。


 
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