ひぽこんコラム

2014年04月19日(土) 川内さんが新田次郎文学賞をとった!

 もう一回よく戸隠のサイト見たら、やることが書いてあった。。。


農産物のブランド化、及び商品開発、直売所の経営、遊休農地の活用など


 そうだったのか。。。ほぉ。知らなかったw 経営? オレが?? ユキさんに来てもらわないと出来ないかもな。。。。

 でも遊休農地の活用はあるよ。ある。

 土俵と。

 スケートリンクを作るのだ!!

 ねっ? いいでしょうううう? ダメ?

 でも、スケートリンクはいいと思うんだけど。。。無料で好きなだけ滑れたら、長野市内とかから、人、来ないかなぁ?

 今、こんだけスケートブームなんだし。。。貸し靴料だけで、儲からないかしらん?

 そして、土俵作って、女相撲大会を開く! ダメ?

 とか、考えてる間に、なんと!!!

 川内有緒嬢が、新田次郎文学賞を受賞した!!! あの名著「バウルを探して」で!!

 「バウルを探して」については、2013年2月のココで、激興奮して書いたけど、やはりあれは名著中の名著だったんだ!!

 本物は評価される! そのことが証明されて、すごく嬉しい気持ちがする。そして私はいちばん最初に川内さんに「これは名著だ」と興奮して伝えた人であり〜〜。オレ〜〜〜。本物見抜く目あり〜〜〜〜!

 川内さんのこの受賞で、また色々考える。。。。じっくりと作品に取り組むこと。納得のいくものを作ること。。。

 その大切さ。川内さんがこの作品と格闘していた頃を知っているから、それをしみじみ思う。

 もちろん川内さんと私じゃ、ぜんぜんタイプは違うし。もはや私はライターで、川内さんは作家だからね。そこも違うけど。。。

 でも、考える。。。じぃいいいいい。。。しかし、考えても私はろくな結論など出せないので、とりあえず保留しておこう。あと1週間だ。はああ。。。長い長い時間だった、この1ヶ月。

 もうじき答えが出るんだ。。。人生を大きく決めるときが、もうじき来る。私はどうするんだろう? 私は何を選ぶんだろう?

 今は自分でもまったく分からないままだ。

 あ。新田次郎では、アラスカ物語 が好きですが、新田次郎、なんと長野県出身なのね。。。ほ〜〜〜〜。

PS:川内さん受賞にトロさんも興奮して、そして「レポ」の宣伝してた@メルマガ。さすがw
 ↓
きたーーーーー!
川内有緒さんが『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で
第三十三回新田次郎文学賞を受賞されました。

季刊レポ本誌で読める川内有緒作品
「国連で働いてみました!」(創刊号、2号)
「晴れたら空に骨撒いて 〜ある旅の記録〜」(9号=完売=、10号)
「晴れたら空に骨撒いて 〜世界の果て編〜」(13号)

・・・しかし、川内さん受賞は、がんばれば、一生懸命にがんばれば、評価されるってことの証明で、、、そりゃ才能もあるけど、、、でも。すごく私まで励まされるようなのだ。うん。


PS2:ふと、休止していた英語の勉強をまたやろうと、思った。あとでラジオ英会話のやつ、買ってこよう。前は2年ぐらいやった。やってたときは話せたんだ。やらないと忘れる。少しずつ、くだらないことでも、自分の自信を取り戻すことをやらなきゃ。戸隠とか、場所に頼るだけではなくて。

2014年04月18日(金) ルーウィン・デイヴィスが乗り移ってきたかもしれん

PS:今、戸隠のそば屋さん@師匠の今の秘書さんの友達。。。に電話したら、すごく感じのいい人やった。民宿とってくれて、そして当日も迎えに来てくれて、翌日はソバ食わせてくれるって。。。
号泣っ。オレ、甘やかされすぎですっ。




 私はすごく自分勝手な人間だから、こうして人生を変えたい、やり直したい、今困難と苦しむのは自分ばっかりだと思いこんでいたら、朝、友達とメールをしたいら、友達が「正直うらやましい面もある。私も人生をリセットしたい。この場から逃げたい」と言ってきて驚いた。

 だって友達は私からしたらすごくちゃんとしてて、ちゃんと働いてて、おうちもちゃんとしてて。。。ちゃんと、ちゃんとなんだ。だから、リセットしたいなんて。。。そんな風に思うなんて、予想だにしてなかった。

 そうか。。。。誰だってそうなんか。いや、全員じゃないだろうけど。リセットしたい、ここでない何処かに行って違う人生を歩みたいって、思って、願って、それでも、そんなホームランは滅多に打てない、いや、ホームランじゃない可能性のがデカくて、そのまま退場かもしれないから、そんなこと出来ないよね。。。

 みんな苦しくても、この場で、踏ん張ってんだな。。。映画のインサイド・ルーウィン・デイヴィスと同じ。。。あの試写会場で「私がこの人の気持ち、誰よりもわかる」なんて思い込んでいたけど、あの会場にいた誰もが「ああ、デイヴィスの気持ちわかるよ」と思っていたかもしれない。人生がどうにもならず、やり直したいと足搔くデイヴィスに想いをみんな重ねていたかも。。。

 そんなこと思っていたら、いきなり、なんと。。。ハゲちゃん@REMのライナーノーツ書いて依頼が着た! 解散から2年。アンプラグド・ライヴがアメリカのレコード・ストア・デイ(レコード屋さんに行きましょうというイベント。明日がその日)にあわせてアナログ盤で出されるんだが、それがCDとして日本でも発売になるって。。。

 うがああああああああああ。なんかもう。音楽のことはもうあきらめよう。手放そう。3年も東京を離れたら、音楽の仕事はもう出来ないだろう。仕方ない。それも仕方ない。。。そう思ってたら、音楽が向こうからやって来るんだ。。。。

 また激しく悩むではないか!!

 私の仕事人生はずっと不安定で、いつも仕事あったりなかったりだったけど、その後半というか、あるときからはずっと「REMがいるから続ける。REMに会いたいからやる」って思ってた。。。バカじゃない?たかがバンドで、と言われるだろうけど、私にとってバンドってそういうもんだから。REMはそういうもんだから。

 REMは2011年9月に解散して、もう、それからは二度とREMについて書くなんてことはないと思ってたのに。もう手放してもいいと思ってたのに。。。

 しかもその、アンプラグドって。。。91年と01年のもので。。。うわ〜〜〜ん。。。。私が、もう、鼻血出るほど好きなものだ。特に91年のアンプラグドはどんだけ観ただろう。どんだけ、どんだけ、それがすばらしかったか。。。ハゲちんが最高に輝いていた頃のもので。。。さらに01年は私がREMに夢中最高チキチキに花開いた年だし。。。

91年のアンプラグドはこんな感じ。。。

 それが私に今、差し出されるって。。。。

 ちなみにギャラは激安。。。

 悩みは深い。 

 ↑あ。このライナーはやります。締め切り、けっこうスグなんで。。。

 やってから行けばいい? 

 ウガウガウガウガアアアアア。そうじゃないっぺ〜〜〜。

2014年04月17日(木) インサイド・ルーウィン・デイヴィス

PS2:ネコスケーターショップに商品をUPったので見てみてください!頼みまする〜〜。


PS:母ちゃんに電話したら、「午前中に久々に仕事に行ったのよ」とうれしそうに言う。母ちゃんはマッサージ業を17歳ぐらいから営んで今74歳。芸歴半世紀以上ってとこか。先々週ぐらいに骨粗しょう症だからまた肋骨折っていたんだが良くなって来て、仕事に出たらしい。「仕事が好きなのよね、けっきょく」と、フフと笑う母ちゃんに、アリガテーと思うた。母ちゃんが元気でいてくれるお陰でオラ、勝手が出来てる。母ちゃん、オラ、何ら孝行できないどころか、心配ばかりかけてすまぬ。ここで謝っておく。すまぬ。



 
 昨日、コーエン兄弟が作ってカンヌでグランプリもろうた映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』の試写会に行ってきたんだが、その映画ってのが。。。

 ボブ・ディランも憧れてたという、NYで60年代始め頃に活動していたフォークシンガーが主人公で、映画上はルーウィン・デイヴィスというが、本当の名前はデイヴ・ヴァン・ロンクという。。。

 しかし、彼がどうしようもなく貧乏で。どうしようもなく運がなくて。どうしようもなく世渡りベタで。どうしようもなく自分勝手で。どうしようもなく自暴自棄で。。。

 でも。。。自分の歌にだけは一生懸命で。。。

 もおおおおおおおおお。その凄い才能の部分以外はw オレと同じすぎて。。。。号泣だった。号泣っ。

 そんな彼でも、廻りの人たちは彼に優しいところもなんかオレの境遇に似てる。周りの人たちがみんな助けてくれるの。お金持ちの夫婦とかさ。すごい酷いこと言っても、また助けてくれたり。ああ、アタシにもお金持ちの友達いて、助けてくれたりするわ〜w。

 なんかさ。。。いつも思うんだけど、人生の実際の状況というか、自分の置かれたところというか、なんか、そういうのに似た作品が必ず、そういう状況のときにやってくるよね。

 これを観なさいって、神様が持って来てくれるというか。天から降ってくるというか。。。

 この主人公は、もうにっちもさっちもいかなくなって、歌はあきらめて、船乗りになろうとするんだ。。。遠くへ行こうとする。。。その前にシカゴにも行ってみたり。。。

 でも人生に逆転ホームランみたいのも、方向転換もそうそううまくいかないのさ。。。

 彼のセリフの「一晩寝れば大丈夫だと思ったけど違った。もう疲れたよ」というのに号泣だった。。。

 ちなみに映画ではルーウィンの役をオスカー・アイザックという俳優さんが演じてるが、彼がぜんぶ歌い、その歌声がすばらしすぎた!! 元アイドルちゃんのジャスティン・ティンバーレイクなども出ていて、彼の歌も良かったな〜〜。

 だから音楽映画として大傑作なので、ぜひぜひ観てください。はい。

 で。本物のデイヴ・ヴァン・ロンクさんの歌はこれです。

 映画の中でオスカー・アイザックが歌ってるのがこっち。

 。。。。実際のデイヴさんはアルバムを20枚ぐらい出したらしいが、売れたという話は聞いたことないので、売れなかったのだろう。。。間違いなくずっと貧乏だったんだろう。

 こんないい曲なのに!! 歌詞がすごくヘンテコで。。。でも、ヘンテコさが、すごい文学なんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 ディランが憧れたってすごい分かる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

 なのに売れなくて。。。でも、続けてて。。。ずっと音楽をやって。。。静かに死んで行ったのです。本物さんは。。。

 あああああ・・・。

 そして死後、10年たってから映画になり。

 たくさんの賞賛が「映画を作った人たち」に寄せられる。

 デイヴさんの音楽の良さは今、見直されるけど、でも、デイヴさんの歌としてではなく、主演のオスカー・アイザックの歌としてだ。。。

 うわああああああああああああああああああああああああん。。。。

 なんかもう。泣けるすぎる。。。泣けるすぎるのです。

 なんか。。。泣けるのです。デイヴさんに聞けたら聞きたい。あなたの人生は幸せでしたか? あなたの人生に後悔はありますか?

 あるよね〜〜〜〜。あるよね〜〜〜〜。でも。あろうがなかろうが、人生は始まり、終わるんだね。。。。。

 うわあああああああああああああああああああああああああああああああああん。。。 

2014年04月16日(水) 戸隠は考えないことにするのだ

PS:インサイドなんちゃらっていう、コーエン兄弟の映画試写会行った。主人公がどうしたって貧乏すぎ自暴自棄すぎ世渡り下手すぎで「今この会場にいる中でアタシが誰よりも共感してる」とグーグー泣いた。終わったら、おすぎかピーコか判別できない人がアタシの前を帝国ホテルの紙袋提げて、ギラギラの金の腕時計と指輪ピカンピカンさせて「ごっめんなさい〜」って横切った。ああっ、人生って! 



 もう考えても仕方ないので、今は目の前のことだけやって、戸隠のことは戸隠に行ってから考えることにしました。出来ることは、戸隠について知ることぐらいだから、戸隠伝説の本を借りてきて読もうと思います。はい。

 で。今、目の前のこと。。。ファレル・ウィリアムスの原稿を書くことで。。。。って。戸隠とファレル・ウィリアムス、てんで違うじゃあああああああああああああああああああああああん!

 ファレルは今、イケイケドンドンの人です。

 これです、これ。世界中が踊るこれ。

 台湾の学生抗議でも。ボストンの小学生も。オリンピックのスケーターたちも。みんな、これで踊ってた。世界中を躍らせる男、ファレル。。。

 前は好きじゃなかったけど。。。この人もどんどん成長したんだなぁと思う←エラソーに言う。。。

 この発言がすばらしかった↓ すごい人はやはりこの視点なんだな、と思う。


(質問)−−マルチ・プラチナ作品を多く手掛けているにも関わらず、とても地に足が着いていますね。作品を制作している際に、このアルバムは売れる、“ビッグ”になると思うことはありますか?

ファレル:無いね。この人生すべて順序と因果なんだ。音楽が要因だが、結果に保証はない。「この曲は何故売れなかったんだろう。」と思う曲は多い。様々な要素があるけれど、やはり一番大きいのはリスナーだ。彼らが曲を買って、ストリームして、投票しなければ、“ビッグ”にはならない。その要素は、この場合では結果なんだ。そしてそれは保証されたものではないんだ。
 自信を後押ししてくれるのは、自分のクリエイティヴィティに忠実であれば、そのクリエイティヴィティには“ホーム”があることを思い出させてくれるということだ。それが大きな成功という“ホーム”、または自分の姿を鏡に映し、それが自分に忠実であるかを確認することでもいい。今年、様々な人々が俺たちにとても良くしてくれた。それは「君のことを信じているよ。」という確証にもなった。

 あと、これも↓

(質問)−−今年リリースされたどの曲にも“喜び”の要素が吹きこまれている、と感じるのですが、これは正しい見解でしょうか?プロデュースや携わった作品、すべてがグッドフィーリングなような気がします。

ファレル:俺の音楽のテクスチャーの勢みになっているのは、「何が欠けてるのか?」ということだ。他人がやってるサウンドや今流行ってるものに似てるものを作ることはしたくない。今の世の中にもっと“喜び”は必要だと思う。面白いのは、実はその言葉をツイートしようと思ってたんだ。でもそれよりもっと相応しい言葉が存在するということに気づかさせられたんだ。同じことなんだけど、もっと大きくて素晴らしい目的をなす言葉。それが、この「Happy」というトラックの由来なんだ。そして“Happy”という言葉をツイートした。いかにシンプルなことが、人々を笑顔にするのかをみんな忘れてる。「Happy」「Get Lucky」「Blurred Lines」を聴くと、コード進行的には気持ちが高まるものばかりだ。それが世の中に溢れるまで、俺はそれを推奨しようと思ってる。悲しい曲は作りたくないんだ。

 ファレル。。。若いと思っていたが、もう41歳。決して若者じゃない。

 作り続ける人はすごいなあ。。。ため息でする。
 
 あ。。。そうだ。昨日、BASEに昔の自費出版本を3冊挙げたら、3冊、ツイッターのフォロワーさんらが購入してくれたのです! うおおおおおおおおおおお! ありがたいですっ。感謝。なので、図に乗ってトートバッグを作り、UPりますので。。。。

 私も細々でも作るのだ。ものを。なんでもいいから。 

2014年04月15日(火) 行きなさい祭

PS:今日はちびレポの発送日で、トロさんにあれこれ相談した。。。トロさんには「ジリ貧なら行くべし」と言われた。でも行ったら行ったでライターとして自分を保っていくのは大変だとも言われた。そうだよね。。。そしてそのまま帰ってきたんじゃ、居場所はないよって。そうだよね。。。その後、「薔薇族」を作ってる竜さんとも話す。「移住?そりゃ環境の変化は大変だけど、ジョン万次郎を思えば大丈夫」と言われる。ジョン万次郎!!! そうだよね。ジョン万次郎、、、、いきなり言葉の分からない異人たちの中に放り込まれ! 言葉も覚え。ジョン万!! 偉大すぎるっ!! ジョン万!! 竜さんも移住を考えてるそうで、色々と話した。
 西荻からの帰り道。。。ギコギコとチャリを漕ぐ目の前にずっとまんまるのお月様が見えた。1年前の今ごろもこうして夜、西荻から寄る辺ない自分に涙しながらチャリを濃いで帰って来たことを思い出した。
 いつもいつも寄る辺ない自分があまりに情けない。
 頭が悪すぎて。。。本当に情けない。

情けないままオープンした私のショップ、nekoskater。まだ品物出来てないので、とりあえず本をUPってみたw

 ここです、ここ。覗いてみてください。これからバッグ作ってUPる。





 昨日は夕方、この本を作った南幅さんの写真展へ。




 実は写真家ではなく本職はデザイナーのオジさんで、以前、「レポ」に書いた私のコンビニ話を読んで、コンビニ雑誌の連載を紹介してくれた方。数年前から猫の写真を撮り始めて、猫の本を作って、売りまくってる。「猫御殿が建つんでは?」などと言っている。猫御殿。いいな。。。猫の形してたらいいな。。。

 昨日も神楽坂であった写真展(ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95)が人でいっぱいだった。。。

 で。なぜか猫写真展なのに、その奥にある小部屋で「占い」をやっているという。1件500円。月の女神と太陽の女神と自称するオバちゃん2人が視てくれるという。

 日ごろ、占いってお金を払ってまでするものか?と悪態をつき、そのくせ、おみくじばかり引きまくる私。500円なら……と、迷える子羊の私はフラフラっと奥へ。そして視てもらっちまいました。視方はさいころみたいのを振って、ジャララ〜だけ。しかし、目が真剣なオバさま方2人。。。。

 で。オバさま方、声を揃えて言う。
「行きなさい、行きなさい、そこへ行きなさい! そりゃ面倒なこともいっぱいあるけど、でも、行きなさい。行くのがいい。行きなさい」と、言う。オバさま方、雑誌の占い欄なども書いてて業界に詳しい。

 「ライターなんてね。掃いてすてるほどいるでしょう? ちょっと文章かけますなんて人はいくらでもいるの。だから自分のブランディングをしなきゃ。あなたもそういう風にしなきゃ」と、占いなんだか、仕事のアドバイスなんだか分からない、現実的なことを言われる。そして「行けばできるわよ、それ、できる」という。

 えええっ? そうなん? 行くの?
 しかし、あまりに強く行け行け言われると、なんだか行きたくなくなる私。アマノジャク。だって、面倒くさいんでしょう? 行くの? えええっ?

 ううううううううう、とうめいていたら、会場に来ていた初対面の心理学の先生やら、イラストレーターさんやらが、その奥の小部屋で「お茶しましょう」というので、また奥へ。月さま太陽さまはいつの間にかお帰りになっていた。で。また話す。今、その瞬間に会ったばかりの見知らぬ人たちにベラベラベラベラ。。。。戸隠移住。あたしゃ貧乏。あたしゃ仕事ない。どうしよう?

 すると。そのイラストレーター女性がものすごいポジティヴの塊みたいな人で。心理学の先生も物静かなのだが、心理学やってるぐらいだから絶対的に前向きで。

 行きなさい行きなさい、こんなに面白いことになる、あんなこともある、とアイディアをバンバン言われる。

 ちょこっと「ガレット作るのもいいかも。ソバの名産地だし」とか一言言うと、そこからガアアアアアアアアアアアアアアアアアアとアイディアが膨らみ、最後には「フランスのブルターニュ地方と姉妹都市にしろ」にまで行き着く。

 そんなこと言われると、ブルターニュ出張?とかモワモワする。モワモワして、行こうか?と思う。

  そしてお茶のはずが、そこにあった冷蔵庫から次々缶ビールが出てきて、まだ夕方なのにバンバン飲んで、もう、そこが人様の展覧会会場だなんて忘れて、でっかい声で戸隠話をしまくる。しまくる。しまくる。

 こうやってしまくってると、ものすごく楽しそうになり、ものすごく行きたくなる。

 ハイジ村を作れ、末は長野県知事(←またこの話w)、古民家宿で外国人観光客誘致。。。。などなど。話が山のようにふくらみきったところで。。。

 「しかし面接はこれから。落ちたらすべて終りやな」でドッカ〜ンしちゃったんだが。。。

 途中、さらにまた見知らぬ女性2人も加わり、その方々にも「行きなさい行きなさい」と押されまくり。

 昨日は「行きなさい祭」になっていた。。。。

 戸隠。。。。そうそう。師匠の秘書の女性はやはり戸隠・長野ネットワークがバリすごくて。面接当日に泊まる宿はですね。戸隠でおそば屋をやってる方が紹介してくれた。おそばもやはり、食べさせてくれるとかいう。ヒャッホ〜〜〜。もう、行く前から知り合いがいるわ。。。

 行くのかな? アタシ。。。
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