ひぽこんコラム

2014年04月09日(水) 新井薬師通りのオッちゃん

 ブラブラブラと、また中野・新井薬師あたりを意味もなくチャリをダラ漕ぎしてたら、新井薬師の商店街の往来に、オッちゃんが仰向けで倒れてて、赤ちゃんを抱っこした若いお母さんが「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と声を掛けてる。オッちゃん、目覚まさない。

 あれっ?

 慌ててチャリ止めて、「どないしましたか?」と聞くと、「今、通ったら倒れてて」っていう。

 「おじさん!おじさん!大丈夫ですか?おじさん?」

 肩をポンポン叩くと目を覚まして、「あああううう、あああうう」と返事ともつかない返事をする。

 するとその向かい側にある美容室から出てきた美容師らしき、若いイケメンなお兄さんと、お客さんらしい若い、キレイなお姉ちゃんが「大丈夫ですか? 救急車呼びました?」というから「いや、まだ」というと、「呼びましょう!」と、その子がたおやかそう〜〜〜な面差しとは違うキッパリした声で言うと、ソッコー救急車に電話する。

 すると、そこへ年配のオバさんも来て「どうしたの?」っていうから、「オジさんが倒れてて、今、彼女が救急車呼んでて」っていうと、オバさんも「大丈夫?ほら?大丈夫?」というと、おじさん、またむにゃむにゃ言ってるだけ。

 死ぬんだろうか?

 若いお母さんはお水まで買ってくれて、「おじさん、おじさん」言うてる。

 「今、救急車呼びました」と若いキレイなお姉さんが言うと、おじさん、ピカッと目を開けた。あれっ?

 で。ヨレヨレ起き上がろうとする。

 「おじさん、無理しちゃダメだよ、おじさん」慌てて私たち全員がおじさんを押さえつけるw

 しかし、おじさん、座りこむから、若いお母さんが「じゃ、お水飲んで」と差しだし、私がフタを開け、渡すと、おじさん、少しだけゴクリ。。。

 あ。。。大丈夫なのかな?

 「ああ。。うう。。。行くよ、行く」とかおじさんは急に立ち上がろうとするのだが、ヨレヨレでぜんぜんちゃんと立てない。

 すると、今度は向かいのマンションから「脱原発」のピンバッジつけたオジさん登場ww

 もう、この時点で若いお母さん、イケメン&美人の若い2人、年配のおばさん、脱原発オジさん、私と、新井薬師通り、ワイのワイのな大騒ぎだ。

 なのにおじさんは「行く、行くよ、大丈夫」とかろれつのまわらない口でいい、行こうとする。。。しかしヨタヨタで歩けなくて、結局、脱原発オジさんに押さえつけられ、座らせられる。するとそこへ今度は脱原発オジさんの友達のオバさんもやってきて「ほら、おじさん、しっかり! 飲んでるの? 飲んでるの?」と聞くと、頷く。どうやら酔っ払いだったようだ!

 と。この時点で全員が「なんだ。。。」という感じになりw

 若いお母さん、イケメン&美人、年配のおばさんは「忙しいからね」と去り、暇なw私と脱原発おじさんだけが、救急車が来るのを待った。

 救急車、なかなか来ない。。。

 「とりあえず、あんた、どっか打ってるかもしれないから、診てもらいなさい」と、脱原発おじさんが、よれよれおじさんに諭すよう言うと、よれよれおじさんは大人しくうなづき、相変わらず何言ってるか分からないことを言ってる。

 そのうち、ウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と救急車登場っ!

 3人の救急隊員。ガシャンガシャンツと、私も2度乗ったことあるwタンカを下ろして来て、サクサクとおじさんを取囲み、あれこれ脈はかったり、色々したりで、私と脱原発オジさんにも事情聴取。

 あなたが通報されたんですか?

 と言われて「あ、いえ、私じゃなくて、電話した人はもう忙しくて行ってしまい、あの」と、酔っ払いごときで救急車呼んだのは私じゃありません!みたいな気持ちでしどろもどろに答えると、隊員さん、ニッコリして「ありがとうございます、これはお礼カードです」と、名刺大のカードを取り出し、くれる。

 あああ、良かった〜〜〜。怒られなかったでし〜〜〜。
 カードには「応急手当を行っていただき、ありがとうございました。勇気ある行動に心から感謝いたします」と書いてあった。東京消防庁マスコット キュータ君がけいれいするイラスト付。。。。

 おじさんは脈だの血圧だの診て貰い、特に問題はなく、朝から酒を飲んでたことが判明。家も近所のようだ。家に家族はいない。1人だって言ってたけど、ほんとかどうかは分からない。

 とりあえず、お水飲んで、じゃ、お家に帰りなさいということになり、救急車は去って行った。

 脱原発おじさんと私で、「おじさん、ちゃんと帰れる?」というと、ヨレヨレおじさんは「オレなんてもういつコロッといっちゃってもいいんだよ。いいんだけど、みんなが心配してくれるならね、ならね」と、さっきから何度も何度も救急隊員さんにも言ってた同じことを私たちにも言って、ヨタヨタと、通りを歩き始めた。「おじさん、大丈夫?」とまた言うと、おじさんは「うん、ちょっとお日様あたってくから」とまた結局通りの反対側に座ってしまい、私にあっち行けって風にするから、ちょっと気になったけど、ま、とりあえず、そこを後にした。

 おじさんの「オレなんていつコロッといっちゃってもいいんだ」ってのがなんかすごく分かった。分かったけど、こうして私たちが寄ってたかっておせっかいしたこと、おじさんはたぶん、ちょっとうれしかったはずだ。

 おじさんが本当に1人ぼっちなのか、どういうことで朝から飲んでたのかも分からないけど、おじさんが、ちょっとでもうれしかったら、それでいいと思う。うん。

 そして帰ってきたら、戸隠から面接のお知らせが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

 27日だって、、、、、けっこう遅いんだな。。。。うううう。なんか、それまで悩むのか?と思うと、つらい。。。

 しかも集合場所が長野駅の新幹線改札って。朝9:30て。。。

 私は新幹線じゃ行くお金ないから、バスで行くつもりなんだが、朝9:30につくのなんてあるかな。。。トロさんにお願いして、前の晩、松本に泊めてもらおうか。。。それで朝、長野に行こうか。。。てか。本当は前後を戸隠に泊まりたかったんだがなぁ。ろくに見ないで決めることはできない。。。

 どないしたらエエんやろ?

 ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう。また悩むではないかあああああああああああああああああああ。

 つうか。こんなことだけでもまた悩みまくる、何でもかんでも悩みまくる私だあああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

 どないしたらエエンやろおおおおおおおおおおおおお?

 しかもGWで、泊まるところもなさそうだしなぁ。。。

2014年04月08日(火) 原点は沢野ひとし先生

PS:えっと。。師匠の権力でw リサ・マリー先輩のライヴに行ったのだが。。。なんつうか。アヴリルが年とって、トチ狂って、ルーツ・ロックやっちまいました。。。ぐらいの空虚感で。ええ。アヴリルは大好きなんだが、たとえばルーツ・ロックはやってほしくなくてぇ。ええ。なんかこうね。こうね。人には生きる場と道があるなとか、しみじみ感じ。ブルジョワそうな人々に囲まれてキラキラの師匠にアデューと伝えて、帰り道、パン120円を食べながら帰ってきました。アタシの生きる道。。。






 昨日はそんなこんなで自分が不動産弱者と知ったりして、中野の中央図書館の駐輪場でサメザメしてたりしたんだが、夜になり、ユキさんが高円寺にいるというからお茶しに、キコキコとチャリを飛ばした。

 んで、そこで、開設はしたが、何も売ってない「nekoskater」ショップのグッズを作れ、売れ、売れ、計画が持ち上がり。

 昨晩さっそくにグッズ用のトートバッグ(無地)をサイトで注文。

 今朝、朝1で画像を拡大コピーしたり。。。。これからアイロンプリントするし。。。

 それをプリントして売る。

 ダメでも試す。

 やる。

 さめざめ泣いてるなら、やる。

 それって、これから戸隠にもし行っても同じこと。。。田舎に行けばすべて解決なんてありえるわけなくて。自分から動いて。仕掛けて。強引でも。引いても。なんかこうやってやっていかなきゃならない。

 田舎に、ハイジのジイさんみたいな人がいるわけでもなく。ペータもおらん。

 結局、東京も田舎も同じなのだと思う。ただ、田舎には家があまりかえってて、不動産弱者にはならん〜〜〜〜〜〜。うがああ。

 で。

 商品に付けるタグをとりあえず作った。nekoskaterショップなので、このあいだ描いた、みんなに「怖い怖い」と言われた猫転じて鬼化してる猫スケーターの絵をそのままタグに。

 これ。。。




 ユキさんが「こういうのには、何かこれを持ってるといいことがあるとか書いてあるといい。魔よけにしなよ」というので、英語ネイティヴの方に伺い「this cat will skater your blues away」と書き入れた。この猫はあなたの悩みを滑り飛ばしてくれるわよ、みたいなニュアンスなのか? ちゃんとスケートって文字を入れてくれた。さすがネイティヴ。。。

 あとは肝心の商品を作り、このあいだ作ったBASEのサイトにUPんだな。うん。

 売れるかどうかは分からないが。。。

 売れたとしたって、こんなの小遣い程度だ。子供だまし。

 でも。それは生きがいになる。これからもし、戸隠にも行けず。またバイトの日々とかになったときに、これがオレを支えるんだと思う。お金だけじゃない。欲しいのは張り合いで、生きがいで、自分を生かすことだから。

 それに文を書くことだけに汲々としてると、なんかに詰まるから、こうして絵を描いたり、何か作るのはバランスとれていいかもしれん。

 絵を描くのが好きでよかった。
 学生時代、寝っころがりながら、自分の部屋で、沢野ひとしさんの絵をずっと模写ばかりしてた。あれからずっと長い時が経った。

 沢野先生に送ってまうかな。。。。ふふっ。。。

 

2014年04月07日(月) 2/3は腐ってます・・書類審査!

PS:きたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
  ↓
お世話様でございます。
長野市の市民活動支援課です。
今回は長野市地域おこし協力隊へご応募いただきありがとうございました。
皆さまからいただいた応募用紙をもとに一次審査を行い、
本日付けで一次審査の結果、二次面談のお知らせを送付いたしました。もうしばらくお待ちください。


 しょ、書類は通過したらしいいいいいいいいいいいいいいいいいい・・・・・・のか???????

 のか???????

 これだといまひとつ分からんのだが。。。


 実は今日、「戸隠がダメだったら。。。」と思って、中野・丸山町に見つけた「風呂付、大家の2階 37平米 3万円」という破格の物件を見に不動産屋に行ったのだが。。。

 そこは「オタ不動産」みたいなヘンテコリンな名前の不動産屋。。。信用度ゼロ。。。。入ると、若いのが安っぽいスーツ着て5人も6人も働いてる。外国籍のお客さんにデカい声でエラソーに「外国籍ってだけでダメなんだから」とか言い放ってる。ひでぇ。。。

 で。メールしてあったので、その人の名前を告げたが、留守とかいっていない。いい加減。。。代わりに出てきたのが40代ぐらいの人。で。物件を言うと、物件の詳細を書いた紙を持って来て「ご覧になっていただければわかるように、ここは大家さんの審査が非常に厳しいです」という。「内覧できるかわかりません」て。おいおい。「内覧できるっていうからキタんですけど」とムッとすると、「でもお客さん、フリーでしょ。この年齢でしょ? なかなか難しいですよね」

 って。ガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン。この一言で立場逆転。私も外国籍の人と同様。不動産弱者となって、小さくなる。。。そしてその大家さんの審査とやらを待つ。。。

 で。案の定、「お断り」。。。お断りの理由が「そんな長い間フリーでお仕事してたような女性には、丸め込まれそうで怖い」という、何が何だか分からん理由だったのだが。。。。ま、丸め込む? オレが? オレが? 丸め込めるほどだったら、人生うまくやってて、3万の物件に住もうとはしないでしょう????

 これで、出てきた不動産屋40代ぐらいの人、ちょっと和田をかわいそうに思ったのか、いくつか安い物件を出してくれたんだが、どれもこれもピンとこなくて、最終的には「今日はいいです」と出てきた。ヘンテコリンな不動産屋だったけど、40代のその人は、話せば意外といい人だった。。。

 そして思った。あああ。東京という街はこんな高齢化してるのに、いまだに勘違いしてて、高齢者、中高年に冷たい。不動産弱者を生み出して。これからオリンピックのために海外から労働者を引き込みしようと国は算段してるのに、外国籍にも冷たい。なんて間違ってる。

 ああああ。私に居場所はないな。。。。東京。
 戸隠面接を待つ。。。





仕事のないライターはただの無職。。。

 行き場のない根無し草。

 空を仰ぎ、駄目な自分の人生を振り返り、ため息をつく。

 帰って来て「アルバイトならan」をきゃりーぱみゅぱみゅの歌を歌いながら検索して、さらに、中野のはずれに見つけた「家賃3万の家」を思い、3万の家に住んで←風呂付だぜ。。。バイトすれば、なんとか東京でも暮らせるなぁ。だけど、それは楽しいのかな?と思う。

 それだったら、たとえ豪雪で道すべろうとも、タダの家にしばらく住まわせてもらい、畑やって野菜作り、竹細工とか教わってみたり。色んなことをキレイな空気吸ってやってくのが楽しいんじゃないだろうか?

 と思った今朝。同じ貧乏で苦しい暮らしなら、ちょっとでも楽しそうな方がいい。

 昨夜はシモマンと「昼はガレットカフェ、でも夕方6時を過ぎるとスナックになっちゃう店、開店」なる計画で盛り上がる。「あまちゃん」のあの店みたいなの。。。

 んで、田舎のおじさんたちとカラオケをがなる。。。悪くないな。。。ふっ。

 東京にいたら考えられない可能性が、田舎だといろいろ考えられるんだ。もちろん、そこにはいつも「長い冬、雪、滑る道、ものすごい寒さ」がつきまとうんだが。「コンビニ1軒もない」もつきまとうんだが。。。って。ハッ!? 私がコンビニやればいいのか???

 1号店、開店???? アタシがマダムに???

 あと、田んぼ凍らせたら、アタシだけのリンクができるよな。。。マイ・スケート・リンク。すげええええええええ。毎日、滑り放題っ。スパイラルだってできるようになるかもしれんっ!

 近所の子どもを滑らせ、やがてその子が日本のフィギュア界を背負う、第二の浅田真央に。。。。ゴクリ。。。。

 妄想は膨らむ。

 しかし、戸隠からはまだ連絡きませ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ。

 妄想だけの人生、なうっ!

 ああ。動きたい。ガサガサ働きたい。私、根っこが働き者だから、グダグダしてると、端から腐ってくのが分かるんだよ。。。もう、2/3ぐらい腐ってる。ううう。 

2014年04月06日(日)

 今日は「レポ」のライターである肥沼さんに頼まれて、肥沼さんがやってる新宿のバーで、都知事選に出た家入さんとの座談会というのに行った。

 思っていたより人がいて、私を入れて総勢6人。

 +編集(座談会は家入さんのメルマガ用で、メルマガの編集者)と肥沼さん。

 「家入さんがやっている、シェアハウスを作るといった居場所について座談してください」と言われて。。。

 居場所???

 すると、みんなベラベラしゃべる。ちょうど、不登校の子どもと親を対象にした新聞の人とか。いわゆる、下世話にいうとオネエである、しかし女性として生きる、東大卒という女性とか。色々な人がいて、みんなすごく自分のことをしゃべるしゃべる。

 へ〜〜〜、とか聞いてしまう。座談会とかって、常に私は聞く立場の人間だから、こういうときにしゃべるのはうまくできない。

 それに、今回の座談会の主役はその、オネエだったのが女性として生きる方が主役となってるのが読み取れるから、もう、余計なことは言わないがいいと、合いの手ぐらいしか話さなかった。おそらくメルマガはそれで進められるであろうし。私がライターなら、それを軸にする。あとのは割愛だと思う。

 でも1つだけ。家入さんがツイートしてた「農村に移住して若者たちと起業する」みたいのが知りたかったので「それも居場所として新しい開発?」と聞いたが、まだぜんぜん漠然としてて何も進んでないらしい。なんだ。つまらん。

 そして家入さん自身、その、元オネエ女性の体験談に夢中になってるのが伝わってくる。他の人の話はどうでもよさげに。うん、そりゃそうだ。それがいちばん分かりやすく面白い。

 ここで私が「48歳、お金も仕事もない、居場所どこの問題じゃないので移住します」などと言うても そんな面倒で分かりにくいものはパス、だよな、パス。

 世の中は分かりやすい差別や、分かりやすい居場所のなさ、分かりやすいダメさに集中する。

 分かりにくい、見えにくい、実はすごくたくさんいる、たとえば私とか、私の友達で、仕事も辞めて介護に精を出してるけど、親が死んだ後はどうなるんだろう? そういう人の居場所は?

 みたいなことには目はあまり向けられない。

 しかし、これから、それ、すごい問題になるはずなんだけど。。。今、シングルの子どもがものすごい数、介護をしてるから。今は親の年金で食べてて、でも死んだらなくなり、家はあっても仕事はない、という人があふれる。社会からも離れてしまい。。。みたいな。

 あと、私もそうだが、私の周りには失職した40代後半女性が意外と多い。こういう人の居場所は?

 若者たちにはシェアハウスだのなんだのあったりするけど。。。そういう家入さんみたいのがやってたり。。。。でも、人と住むなんて面倒な40代後半のわがままなオバさんたちの居場所は見つかりにくいのだ。。。

 あああだから。。。。田舎。里山。それを思う。

 逆に、元オネエのその方も「私みたいな人間は老後に困る。自殺するしかなくなる」と言うてたが、そういう人も里山へ。田舎へ。農業をしながら、細々生きるという道はどうなんだろう?

 そう思った。社会に認めてもらえない。社会から差別される。と彼女はさかんに怒っていたが、それはそうなんだろうが、いや、それは都会という場だからじゃないのか? 誰もあなたのことを知らない田舎へ行くのはどうか? と思ったけど、言わなかった。。。

 みんな、なんか、都会に生きることでの居場所探しに終始してるのかもしれない、と今日思った。

 居場所は都会だけじゃないんだよな、と思った。

 思ったけど、自分もまだ思い切れないわけで。ええ。

 戸隠からは連絡こないわけで。ええ。

 それにしても新宿ゴールデン街というところに初めて行った。今日集まった人達はみんなそこで飲んでる人たちらしい。飲んでる人たちは、そういうところに集ってお話するのが好きらしい。知らない人と巡り会って話すのが好きらしい。世の中には色んな人がいるものだ。。。

2014年04月05日(土) 馬じゃダメ?

 今日はT新聞社会部の方々とご飯をしていた。。。。あの選挙ステッカーを1面にしてもらって以来のお付き合い。ありがたい。

 で。安倍や原発の話を。。。。なんてことはしないで、結局そこでも私は「ヤギ飼うかもしれません」とか言い出し。

 したら、なんと! 1人の人。。。まさに記事書いてくれた人が元々は松本出身で、家でヤギ飼ってたって話で!

 驚愕!!!

 ヤギはフンをワラと混ぜて堆肥にして、畑に撒くから、循環できるんだとか。

 へ〜〜〜〜〜。へ〜〜〜〜〜〜。ヤギ、臭いってイメージだが、生きてるときはそう臭くないらしい!

 へ〜〜〜〜〜。へ〜〜〜〜〜〜〜〜。

 ヤギ。飼うの、たいへんじゃないって。

 へ〜〜〜〜〜〜〜。へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

 ヤギ。。。。飼うか。。。

 しかし、新聞記者の人たちって、みんな支局をたくさん異動してるから、「豪雪地帯」とかも行ってて。。。

 「スリップ事故はおこりますね」
 「ガードレールにぶつかったぐらい」
 「反対車線に飛び出したり。たまたま車来なかったから助かった。」

 「必ず、そういうことはある」

 って。。。。

 号泣。。。。。。。。

 やはり、そうなのか。。。。そうなのか。。。。

 「朝起きたら、まず雪かき。それから車温めて、出発です」
 「慣れますよ、慣れたら当たり前ですから」

 って。。。

 「永住するんじゃなきゃ、お客さんとして迎えてくれますよ、そういう場所って」

 って。。。。。

 ふう。。。。。。。

 ヤギは可愛いが、雪道は、やはり、パねぇんだ。。。

 免許も持ってない私がいきなり雪道なんて。。。。即死だ。即死だけならいいけど、誰か殺すよな。。。。殺す。

 遠い目になり。

 先行きがまた見えなくなった。

 どうして車ないとダメなんだろう。。。馬? 馬じゃダメ? 馬のがいいよ、あたし。車なんて無理だし。馬か、籠出して。。。。号泣っ。

 本当に。。。どうにもならん。。。。
 自分は、人生をきちんと、力強く生きるためのスキルを何一つ持たないで、磨かないで、取得しないで、ボウーーとして生きてきてしまったんだなぁとしみじみ思う。気がつくと、周りはみんな車の免許ぐらい持ってる。そんなのも取らないで、何ら保障もない暮らしをノホホンと送ってきて、50歳近くなって「ダメだ」なんて叫んでも、どうにもならんのだなぁ。

 帰り道、絶望して。100均ローソンを見つけて、リンゴジュースとシュークリームを買って来た。

 ローソンのお兄ちゃんは感じよかった。。。東京で、コンビニで働くしか、私にはないのかもしれない。目の前がまた暗くなる。

 メエエエ。。。。。サムラゴーチ。
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