ひぽこんコラム

2013年01月31日(木) 引っ越す。

 新しい家が決まった!

 ついにっ!

 ついにっ!

 しかし私の心は不安でいっぱい。

 もう17年もここの部屋に住んでいて、新しい環境に行くことが怖くてたまらない。

 でもこの怖さを乗り越えて、新しい場所に行ったら、それはたとえほんの数キロの移動で、何もアメリカに引っ越すとかじゃないけど、でも、今その怖さを乗り越えて行けたら、新しい何かがまた開けるかもしれないとも考えるのです。

 もう、なんだか、ずっと失くしてしまっていたものを、もしかしたら、また手許に手繰り寄せることができるかもしれないと思って、不安を打ち消そうとするのです。

 たかが引越し。若いころはヘラヘラと出来たこと。

 でも、今はもうまったく違う意味を持ち。

 それは冒険だ。

 初めて沼津から東京に1人やって来て、心細くて、お母さんに電話して、公衆電話で泣いた日から幾星霜。

 あの時とはまったく違う不安を抱えながら。

 なんとか無事に引越したい。

 しかし、ずっと引っ越してないから、何からやったらいいのか忘れていて、そうか、まずは引越し屋を決めないといかんのだな、と気づいた今夜。

 ニッツウはいいけど、高いんだよね。どこがいいんだろう。前は荻窪駅前にあった、小さな運送会社に頼んだ。何も考えずに。

 そこはもう潰れていてないので、どこか探さなくては。


 同じ出来事や体験でも、年とると、もう、ぜんぜんまた、意味が違うんだ。




 

2013年01月30日(水) 息子・陳先生

 テレ朝の「モーニングバード」を見ていたら、中国料理の陳先生の息子の、やはり陳先生らしい人が出ていて、鍋を作っていて、そのスープを、アナウンサーらしき女性に一口飲んでもらったのだが、その女性が思い切りむせてしまい、一言「こ、コショーが」って。。。

 コショー効き過ぎてんじゃ?!

 そんな鍋、誰も食べれないんじゃ?

 ダメじゃん?

 その後も、その息子・陳先生は、鍋に、魚やタケノコと同時にもやしをぶっこみ、できあがりです〜〜と出てきた鍋の中でもやしが死んでいた……。

 息子・陳先生……明らかにダメダメ風であるが、番組内では、おいしい〜〜〜うわ〜〜〜と大盛り上がりを装っておった。しかし皆が(コメンテーター)食べていた分は、前もって作ってあったものみたいだから、裏にこっそり父・陳先生がいて作っていたりして。ありえる。うん。

 それにしても。どうして料理人は世襲制なのだろうか?

 かえるの子はかえる。料理人の子は料理人。

 どうして?

 家にデカい台所があるから?
 舌が肥えてるから?
 食材商店とツテがあるから?
 親が裏で糸引いて、自分のアイディアを伝えたいから?

 何故?

 不思議。

 まぁ。土井先生んとこはいいんだがね。うん。あそこは納得。ある意味、父以上の、今・土井先生。

 しかし、たいていの場合はあまり納得できないことが多い。

 
 でも、それ以上にナゾ@料理業界なのは…。

 女性料理人はなぜどうでもいいエッセイを書くのか……ということ。

 なんだか見ていると、女性誌とか、あちこちに「料理家」という肩書きの女性が、「なんてことない日常を綴った」エッセイをお書きになられている。

 ほんと、なんてことないことばかりで、その中にこれ作ったとか、あれがおいしいとかいう、ちょっと料理ネタっぽいものが入ってる。

 そのエッセイからイメージされるのは「料理上手な、優しくて、清らかな」な女性像。

 それって、きっと、男性編集者の妄想からできた企画なんだろうなぁと想像される。男が妄想する料理上手な女……優しくて、清らかで、原節子みたいな女で、あなた、ゴハンできてますよ……みたいなぁ〜〜。そんな夢。料理家の女性エッセイは、その妄想を有形化するためにあるのかもしれん。

 そしてそれがいつのまにか定番化した、と。

 いつの間にか女性も、読者も、その妄想に引きずり込まれている、と。

 それはそれでいいのかもしんない。妄想を楽しめる読者がいるなら、それでいい。

 でも、この間読んだ女性料理家のエッセイは、「なんてことない日常のお話」に織り込まれる料理が「トーストに砂糖ぶっかけたもの」だけで、驚愕した。

 あんたこれ、いくらなんでも、手抜きしすぎやないか?

 なんてことない日常の部分はいいとして、あんたの本業の部分が砂糖ぶっかけただけのトーストって、いくらなんでもだろ?

 編集者は男性なのだろうか? 妄想がデカくなりすぎてて、もう、砂糖ぶっかけトーストでもなんでも、最高最高っ!になっちまってんだろうか?

 …なんて言ってると、料理下手オバさんの意地悪にしか聞えんのぉ。 


2013年01月29日(火) 音楽は死んでない

 週刊ダイアモンドが誰が音楽を殺したか?という記事特集をやってるらしい。

 今やamazonではその記事だけを買って読めるらしい。100円。

 とは言え、買ってない。

 買ってないで言うのはナンだけど、あの、別に、音楽は死んではないと思うんですよぉ。アタシ。

 死んだっていう前提、どこから持ってきたんですかぁ?

 音楽業界が斜陽だから?

 でも斜陽じゃない産業ってナンですか? 今ナンですか?

 みんな斜陽じゃないですか?

 だから、音楽を殺したって、そもそも犯人はいないと思うんですけどぉ?

 でも、記事では犯人はレコード会社だ!と言って、胸をスカッとさせてるらしいんですが。

 (と、津田さんのツイートにあったのです)

 でも誰も死んでいないし、犯人はいないと思うのに、そこに犯人を作ってスカッ!って違う気がするんです、アタシ。

 アタシ、思うのは、音楽は死んでないけど、でも、音楽の価値を下げたとしたら、それは何よりもみなさんが大好きなステイーヴ・ジョブズという人が発明したアイポッドじゃないですか?

 あんなちっぽけなものに、音楽を圧縮して詰め込んで、その価値を下げたのはそうだと思うんですぅ。

 せっかくアーティストが「アルバム」という作品にして心こめて作ったものも、シャッフルとかいってグチャグチャにしたり。

 あれは音楽の価値を下げたなぁと思います。手軽にした? 手軽にしなきゃいけない理由があるんでしょうか、芸術に? ワタシにはわかりません。

 だからもし無理やり犯人をいうなら、私ならステイーヴ・ジョブズといいます。

 でも音楽は死んでないと思うので、別に彼をことさら犯人に仕立てることもないと思うんです。

 ただ、ときどき、お前さぁ、余計なこと、したよな?と、空にむかってつぶやくだけです。

 ええ。

 ほんとに。

 でも、音楽は死んでないと思うんです。




  

2013年01月28日(月) 大沢悠里のゆうゆうワイド

PS:ヨウコたんが渡英(正確には渡アイルランド)して、「極度乾燥(しなさい)」の服を買った!とツイートしていたので、見てみたら、大爆笑だ。。。楽天でも売ってるらしいが。すごいね。。。そしてセレブも着てるらしいが。。。
 極度乾燥(しなさい)の爆笑の実態
 すごいね、すごい。世界7不思議だ。



日本で一番聞かれているラジオ番組って、大沢悠里のゆうゆうワイド@TBSなんだって!

 それ、聞いてる、なう……。

 毒蝮三太夫のミュージックプレゼントって、ほら、伝説の、スーパーとかからの中継、あれ、この番組の中の1コーナーなんだ。

 しかし……この番組の人気の理由って、何より大沢悠里さんの、このフワワワ〜〜ンとした声にあるんだと思うな。今にも「むか〜〜しむか〜〜し、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでおった」と言い出しかねない、なんともほのぼのした、唯一無二の声。

 まるで魔法のようなホワホワ声。

 この声が読んだら、どんなに殺伐としたニュースとかでも、なんだか「まぁ、それでも、なんとかなるよ」なんて思ってしまいそう。

 大沢悠里が読む、励ましの言葉集……とかいうCD出してくれないかな?

 いや、今どきならアプリか? アプリ?

 「なるようになる 心配しすぎないでいきましょう」とか。

 「大丈夫。あなたのがんばりは お天道様が見てますよ」とか。

 難しくない言葉で、大沢悠里が言うの。アプリで。それをスマホで電車の中とかで、派手な格好の女子大生やら、女子高生、おじさんサラリーマン、みんなが聞いて涙する……。

 ど、どうだ? この企画? どうだ?

 やらないか、TBS? どうだ?

 番組から派生した音楽CDなどは発売しているようだが、それよりも悠里さんの声の力をそのまま生かしたが、より商売になると重いますぜ。旦那ぁ←イヤらしいオレ。

 会いたいな、大沢悠里さん。んで、「大丈夫。人生にはいいときも わるいときもある。でも必ず明日は来る」とか言ってもらいたい〜〜。ひぃ〜〜〜。もう号泣すること間違いナシッ!!

 てか、アタシ、TBS前で悠里さんの出待ちして「ふぁ、ふぁ、ファンなんです! すみません、これ、読んでもらっていいですか?」と、勝手に紙を差し出して、その場で読み上げてもらい、録音し、オレだけの悠里幸福アプリを作ればいいのか?

 いいのか?

 悠里幸福アプリ……。

 切に希望する。

 が。オレはスマホではない!!

 ガアアアアアアアアンッ。


 ……それにしても「ゆうゆう」で、ふと、思い出すのは、「若大将のゆうゆう散歩」。

 アチャ〜〜。同じ名前にしちゃってたんだね。TVの制作チームは気づいていたんだろうか?

 こんな人気番組にかぶっちまってる。

 しかも大沢悠里とは対極にある、あの年代のおじさんの典型、尊大で、人と話すのがヘタで、じぶんの興味ないことには全くそっけない若大将の散歩番組に同じ名前なんて。

 なんたる失態だろう。オレがテレ朝編成部長なら怒るけどね。怒る。

 わかってないね。ね。
 

2013年01月27日(日) 乾麺主義

PPS:テレビに出てる上野千鶴子たんが、やはり怖いのである。スパッスパッと物言いで、あら、あなた、気づいてないの?ってカオするの、必ず。
 でもこのカオで、ミヤネヤとかのコメンテーターしてほしいなぁ。で。ミヤネが迂闊なこと言ったりしたら、スパッスパッとぶった斬ってほしい。
 ある意味、有吉より、マツコより、最強だと思うな、千鶴子たん。
 最後の秘密兵器って気ぃする。。。
 千鶴子たん、行けっ!!

 ↑で。番組には、田中優子@法政大学教授も出ていたのだが、千鶴子たんと優子たんが張り合う張り合う。おもろいなぁ、女って。。。すぐに張り合うね。
 女2人、特に頭いい女2人並ぶと、もう、死ぬほど張り合う。
 おもしろすぎる。。。番組の主役は「平塚らいてう」とかなんだが、そんなのはネタにすぎず@Eテレ。。。この2人が完ぺきに主役だわ。。。。

 

PS:とりあえず、片づけを始めた。


 昨日ここに

 人生がグルグル同じところを廻ってて、しかもなんだか後退してる感じがするなぁ

 と書いたら、ヌーヨーク情報をいつもくれる中村明美ちゃんから、オーストラリアのバンドの暗い歌を教えてもらった。

 Tame Impala - Feels Like We Only Go Backwards

 前がバンド名。後ろが曲名。

 曲名は訳すと、その↑オレの言ってることそのものだね……。

 ぐるぐる後退。

 ぐるぐる後退な感じするぅ〜〜〜。

 そうか。そうか。世界中みんなそう感じているのか。オレだけじゃないのか。そうか。

あなたも、ぐるぐる後退ですか????


 しかも、この人たちのアルバムには

Nothing That Has Happened So Far Has Been Anything We Could Control

 なんて曲もあるらしい。わがる……わがりすぎる。

 オレらが自分でうまいことチョチョイノチョイできることなんて、一個も人生でないわなぁ、ってような意味だな。うん。

 オーストラリア人っ!!!

 カンガルーでコアラでカモノハシでっ!!

 デカくて裸足で肉食ってて!!!

 だけじゃないんじゃっ!!!

 お、お、お前ら……トモダチ。オレとトモダチじゃんっ!!!

 トモダチの歌はここで聴ける。

 で。アルバムのタイトルはLonerism……。孤独主義?

 く、く、暗い……。

 でもさぁ〜〜、バンドやってんだから、孤独主義じゃねえじゃん?

 と、突っ込みたいが。

 レコード会社と契約してんだから、孤独じゃねえじゃん?

 突っ込みたい。


 おいらなんて、もう、左目は今度はピクピクしてきたし。左手小指と薬指だけシビれるし(どうも肘が原因らしい、、、さっきテレビでちょうどやってた)、右ひざは痛いし。

 満身創痍。

 オバちゃん、満身創痍。

 働いてもないのに満身創痍。

 グルグル後退の上に満身創痍。

 だから今日はもう、お金もないが、なけなしの金で、中野に見つけた盲人センターで、マッサージしてもらってくる。良心的価格なんだ。50分で3000円。

 ほら、ここ、ここ、ここ。

 良心的価格だよね。安くはないが。

 もう、おいら、行ってくる。

 その分、うどん乾麺茹でて食べる日々にすればいいんだから。前に師匠ん家やオカンからもらった乾麺はいっぱいあるんだ。

 乾麺、万歳!

 ウドンは乾麺だっ!
 

 乾麺は裏切らない。
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