ひぽこんコラム

2011年05月31日(火) 裏ムーミン谷の集会に出た

PS:今日はセシウムとプルト君がいっぱいいっぱいいっぱいの北風に吹かれながら畑に行って、プルト君だらけの土を掘り堀りしていた。おそらくセシウムがびっしりついたほうれん草も採ってきた。畑、あんなに楽しかったのに、今はけっこうつらいのが正直なところ。でも放棄するのもイヤ。泣きながら耕すのが、今を生きることなんだと思う。。。そして東日本の農家さんの多くはそういう気持ちで耕しているのかもしれない。大丈夫なんだろうか?不安を抱えてみんなやってるのかも。だいたいその場所で日々働くことだって本当に大丈夫なのか?って思うことだってあるだろうし。
 畑やりながらも、シモマンとずっと原発の話ばかりしていた。小出先生がこう言ってたよ〜とか。シモマンが読んだ、JOCの事故のときについての本の話とか。「被曝ってやっぱりひどいと火傷なんだね」なんて。そしてその合間にたごちゃんからメールで「4号機から油漏れ」とかいろんなトピックが届く。
 前は畑はのん気な場所だった。いつ、今度、また、のん気な場所になれるんだろうか? プルト君が消える、数万年後だろうか?

 そして私はウツウツ人。。。
 
 
PS2:その↓↓朝青龍好きのフィンランド人女子は、実はその、サーミ人らしい! ああ。やっぱり!! モンゴルつながりなんだっ! 呼び合うんだ。血がっ!! 
 



 昨日はセシウムがいっぱいの強風に吹かれながら夜、八重洲へ。

 八重洲ピカ1の飲食店←居酒屋でもないしなぁ。。。割烹でもないし。。。あそこはナンだろう?。。。。な「おだいどこ やなぎ」に行った。そうか、おだいどこ、なんだな。うん。

 で。やなぎでは昨夜、裏ムーミン谷の秘密集会が行われていたんだ。。。打ち上げという名前の。

 裏ムーミン谷を取り仕切る野崎さんが「来てもええで」と言ってくれたので、へへへ、へへへと行ったんだ。風邪気味だったくせに。。。いつもなら行かないかもしれないけど、もう汚染水もあふれるこのごろだもん、一期一会だよなとへへへと行った。

 行くと、裏ムーミン谷の人たちがいた。フィンランド人。バンドなのに、みんなおとなしくてお行儀が良くて、モクモクとお酒を飲み、たんたんと食べて、おいしいおいしい、生きててよかった、日本はどこよりも最高、セシウムなんて知らないね、と言い合っている。。。たぶん。フィンランド語で。

 しかしとにかくモクモクしてる。モクモク。。。あ、たばこもモクモクする。外でみんなモクモクしていた。フィンランド人はたばこをよく吸うらしい。あらゆる意味でモクモク人。

 その後、フィンランドのレコード・レーベルの社長さんという人も来た。おじさんで。おなかが出ていた。フィンランド人もおなかが出てるんだな。

 ちょっとだけ話したが、英語は疲れるので、その後、私はスウウと消えた。。。野崎さんのほうへ。

 裏ムーミン谷のバンドは、映画で見たらしい「大名の会話」というのを真似して大笑いしていたりした。なんかお能のようにも聞こえた。大名と大黒屋の会話かな?「お殿様もワルでございますねぇ」「大黒屋、そちもな」「おほほほ」みたいのか? そういうのをモゴモゴ語で真似していた。

 さらに。裏ムーミン谷の奥さんが1人いて、なんとその人が朝青龍のファン!!!!!!だということが判明っ。

 なぜっっ? なぜっ????? お相撲は別にとりたててフィンランドでは有名ってわけじゃないらしいが、彼女は何度か日本に来てたまたま見て、朝さまに魅了されたという。。。他でもない朝さまに。。。その強さに引かれた!!と言っていた。おおおっ!!!!そして、もう引退して、政治家になるんだと言ったら、彼女は残念とうなだれ、バンドはなんか爆笑してた。

 朝さま。。。。フィンランド人さえ魅了してるのね。すごいわ。でもフィンランドとモンゴルってなんか似てる気がするんだ。フィンランドのラップランド地方に住むサーミ? サミア? 違う。。。ええっと。とにかくもともとのフィンランド・ネイティヴの人たちか? そういう民族はどっからどう見てもモンゴル系なんだ。

 やなぎの女将さんも社長も、フィンランド人はいい人だ、ていねいだ、日本人以上に日本人みたいと言っていた。フィンランドはもしかして、北欧の中のアジアなのかもしれん。

 それにしても「おだいどこ やなぎ」のおいしさは尋常じゃなかったな。。。から揚げ1つとってもスペシャルなんだ。さらにお手製のチーズケーキはどこのケーキ屋よりうますぎる。。。うますぎた。。。うますぎたっ。

 そして昨日は私の隣にいた、すべて冗談めかすお兄ちゃんに「人生は今日という日の積み重ね」なんて言われて、ちょっとそれはズシンとした。
 

2011年05月30日(月) 低線量被曝。。。。涙

 結局、放射能の被害って、ちょっと経って出てくるもので。。。

 東京は低線量被曝をしている、と最近になってすごく言われ始めて。。。

 子供たちを中心に、ひどい鼻水、喉の痛み、咳、鼻血、リンパ節の痛み、だるさ、などが増えているらしい。

 リンパ節の痛みって。。。。オレもっ!!

 オレもじゃあああああああああああああああああああん(号泣っ)。

 放射線への感受性は人によって違うので、大丈夫な人もいれば、だめな人もいる。

 特に子供には出始めているのが目立つようになってるらしい。

 ああああああああああああああああああああああ。あああああああああああああああああああああああああああああああああ。

 本当に被曝してるんだね。それを実感するとまた涙が出てきちゃうだに。

 うん。。。

 でも泣いてもらんないから、今日も朝からバイトしただに。

 みんな、どんだけ「仁」が好きなの? 仁弁当に、仁のアンドーナツ、バカ売れです。どうやらTVで紹介したらしい。

 仁弁当と仁ドーナツを2つずつ買って行ったおばさん、あんたぁ、それ、だんなと食べるんかいな?お昼に?それともおばあちゃんと食べるんかいな?

 ・・・って。今、店は「仁、フェア」なんです。

 しかし仁のテーマ曲ははなはだ不評。マダムも「これかかると暗い気持ちになる」と言っていた。あのマダムさえも暗い気持ちにする仁の曲。。。すごいパワーだな。

 そして売り上げはすごい右肩上がりらしく、、、、つか、ほんと、地震からずっとバカスカ売れてるんですけど? できるおばちゃんが「去年のフェアんときはこんなに売れなかった。今年はすごい」と驚いていた。

 みんななんかぶっ壊れてるな。これも放射能のせい? 爆っ。

2011年05月29日(日) フィンランド・フェス

 今夜はフィンランドフェス@オンエアウエストin渋谷へ。

 お友達の野崎さんが招聘してたやつ。。。

 これが面白かった!! 黒い雨に濡れながら(爆)行った甲斐があったわ〜〜。

 出演したのはムーミン谷からやって来たバンド。。。

 これ




 アルマーイルマン・ヴァサラットと

 そして

 北欧のワールドミュージックではベテランのヴァルティナ@女性3人のボーカルよ。

 ヴァサラットはほんと。。。裏ムーミン谷バンド。

 裏ムーミン谷のオーケストラっていうか(インストなの)、なんかチンドン的雰囲気もあり。ジプシー的なノリもあり。かと思うと、突然にメタルになるっ! さすがデスメタルの聖地だわ。。。トロンボーン吹いてたお兄さんが、急にヘッドバッキング@しかも超激しい。。。。をし始めて、チェロがメタル・ギターの代わりになる。

 ほんと、ヘンテコなバンド。ヘンテコな国フィンランドらしい。ヘンテコヘンテコヘンテコ祭。。。

 裏ムーミン谷のお祭だ。。。

 聞きながらずっと「スナフキン、大変だよ。森にお化けが出るんだ」とか「ミーたら、ひどいっ」とか「無駄じゃ無駄じゃ」とか、ムーミン谷物語を頭の中で繰り広げていた。それにあまりにもぴったり。

 ムーミン谷のサウンドトラックなんだ。

 ムーミン谷のサウンドトラックは絶対にこんな音楽だ。

 しかしいきなりドラマーがイケメンだったりする。モミアゲがセクシー。。。。

 良かった。ヴァサラット。楽しかった。

 だいたい真ん中にいる人、どう見てもムーミン谷でしょう? 人間じゃないよ。。。握手してもらったら、やっぱり人間じゃなかったもん。うん。

 で。それが終わった後にはヴァルティナがやった。

 ヴァルティナはまたすごい。。。今度はムーミン谷表祭。明るい3人の女声が交じり合って。

 楽しい楽しい。明るいお祭、ヤッホホホホ〜〜で。

 久々になんか、楽しいコンサートを見たな〜〜〜って思った。

 フィンランド音楽。不思議な魅力がある。他にどこにもない感じがある。

 本当のオリジナリティを持ってて。それを堂々誇るのがフィンランド人なのかも。小難しいことなぞ言わず。ひたすらに。堂々と。

2011年05月28日(土) 中野のハニュ

で。腕の付け根が痛いままバイトへ。。。

 どうなるやら?と思ったが、怖いオバちゃんとマダムが力仕事はぜんぶやってくれたので、今日はレジばっかりやってて、どうにかなった。。。

 しかしフェア。。。。700円以上買った人にクジ引かせて商品あげるの。。。が始まってて混乱した。。。ううぐぐぐ。

 このフェアはバイトを始めた頃、すぐにもあったんだよなぁ。あんときはクジ引かせ忘れて、くじの箱持って、お客さん追っかけたりして。。。て。今日もまた1回忘れて箱持って、お客さんをドアんところまで追っかけた。。。ま待って〜〜〜〜って。

 あああ。

 でも雨だったから意外と暇。そして夕方になったら「家から閉め出されちゃって」と、高校生バイター、ハニュ(フィギュアの羽生ゆずる君似)がやってきたんで、なんかさらに楽になった。よかったよかった。

 ハニュ君、ダラダラ働いてる。ゲゲゲの鬼太郎みたいな前髪が長くてさ。それを気にしていちいち触ってばかりいんの。。。そうかぁ。高校生バイトなんて、所詮ダラダラなんだなと思いながら見ていた。それに比べると、オレなんて100倍働いてるな。とうぬぼれる。

 で、ハニュ君があくびしてたから「眠いか?」と聞いたら「土曜日に授業がある日は体育が2時間あるんです。体育体育、数学数学でした」っていうから、なんじゃ、その時間割???と驚愕した。。。いい加減すぎないか、その時間割?

 ハニュ君に「オバちゃん、今日、背中痛いのよ」というと「無理しないでください。カゴは言ってくれれば運びます」といい子た、ハニュ。。。。いい子だ。。。。←瞬く間にダマされるおばちゃん。。。

 でもふと。ああ、こういういい子がさ。放射能にたくさん犯されてるんだ。。。今日なんて雨がこんなに降って、セシウムがどんどん地中深くにもぐりこんでいく。それはチェルノブイリとは違う作用があるんだな、雨の多い日本は。。。と思うと、なんだか涙が出てきそうになった。こんな当たり前の日常なのに、どうしたって、どうしたって非日常なんだ。ハニュのこれからの毎日はずっと。まだ高校生なのに。。。

 ハニュと交流して。なんか夕方はアッという間に過ぎた。ハニュ。早く来てくれてありがとう。


 帰りがけ。マダムに「今日はすいません。痛くてあんまりできなくて」というと「そんなことないわよぉ。がんばってたわよぉ」と、昨日の電話とはうってかわって優しいマダム。。。マダム。。。。よくわかんないな。とりあえず休まなきゃOKなのだろうか。。。

 うううむ。謎すぎる。

 そうそう帰りがけにクレームFAXが着ていた。。。おそろし。夜のバイト宛だったが。。。「暗いかんじがする」とか書かれていた。ひいいい。クレーム。。。恐ろしい。オレもよく入れてたな。。。クレーム。うん。クレームは店にとって本当に本当に恐ろしいものです。はい。

2011年05月27日(金)

 今日、初めてお会いした方。。。福島〜〜が福島が〜〜〜〜〜福島が〜〜〜〜〜。。。って、福島の方だった。しかも親御さんがまさに福島県庁の方だそうで、たいへんな話を伺った。渦中の人がこうして身近にいらはるのを知ると、なんか、すごい、いろんなことが切迫感を持って迫ってくる。

 そしてまだ腕の付け根から〜わき腹が痛いまま。あまりに痛いから、とりあえず明日、バイト、行くつもりだが、あまり重労働はできないんで、その旨をマダムに電話したら。。。

 ひええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ。

 相変わらず、超〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜こえっ。こえっ。

 「はい」「はい」「はい」しか言わないんだよね。。。お大事にしてくださいとかは絶対に言わない。「なんでそんなに弱いの?」「迷惑だわ」というオーラがびんびんに発せられている。まぁ、そりゃそうなんだがな。。。うん。

 しかし。マダム。最初に電話に出る声からしてすごく低くて怖いんですが。。。まるで脅してるみたいな。。。

 も、もうちょっと、明るい声で出たほうがいいんじゃ? 店のイメージが???

 と思った。。。

 オレをビビらせるだけならいいが、客をビビらせてどうする?と。。。

 てか。超能力あって、オレからだと分かったのだろうか??

 マダム。。。相変わらずのパワー。。。マダムパワー。

 とりあえず今作ってる本が完成したらコンビニは辞めるつもりでいるのだが。。。つもりなのだが。。。どうなるんだろう? うん。。。。ずるずるするオレ。



 それにしてもレディー・ガガの新譜がつまらない。amazonUSAではなんと99セント。。。って100均かっ?な驚き価格でダウンロードできたそうだけど、なんか投売りしたくなるほどなのだろうか、会社側も?

 しかしそれでも売れてはいるらしいのだが。。。しかしつまらない。曲がつまらないというより、もうちょっとそれぞれの曲の個性を生かした音作りをすればいいのに、というかんじ。なんか通り一遍等で、どれもこれも同じようなつくり。そうだな、雑なんだ。雑。こんだけの人なんだから、もう少し1曲1曲に気を配ればいいのに、と思う。

 アデルのアルバム『21』がバカ売れしてるけど@アデルは22歳の、私並にオデブさん。。。そちらは1曲ずつすごく気配ってすごくよく作ってあって、完成度が高い。そういうのはやはり売れるんだ。

 それを好きか?って言われたらよく分からないが、しかしこれは売れるだろうな〜〜というのは思う。

 でもガガの新作は、なんじゃこれ?という感じで、1回、それこそ本当に99セントでダウンロードして聞いたら、それで十分だよな〜〜。

 しかしどうであれ、アルバムを99セントなんかで売ってはいけない。それはamazonが始めたことだそうで、損失分はamazonが補填するそうだから、アーティスト側には不利益にならないそうだが、しかしそれはいかん。99セントで作品を売ってはいけない。

 人々に音楽は99セントだと思わせてはいけない。99セントで売るくらいなら無料にすればいい。1〜2日、無料にする。その後は普通に売る、にすればいい。

 99セントという価値をいったん、そこに貼り付けてはいけない。

 しかしマドンナ、今ごろほくそ笑んでんだろうな〜〜。で、高笑いしながら、みんなに「ねえねえガガの新作聞いた? いやだ、聞いてないの? ほら、聞こう」とか言って一年中持ち歩いてそうだ。。。で。「ねええ、こんなんでねえええ。笑うわよねええ」とか、言ってそうだよな、マドンナ。。。高笑いだなああ。マドンナ。絶対にそうだろうな。。。うん。

 
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