ひぽこんコラム

2006年06月22日(木) 映画『トランスアメリカ』

 今日は『トランスアメリカ』という7月下旬から公開される映画を見てまいりました。

 これ。トランス・セクシャル(性同一性障害)の男性が、「肉体的に完全に女性になるための手術」を目前にしたときに、大学時代のGFとの間に、実は子供が生まれていたことを知り、その子がNYの刑務所に入ってて、で、知らん顔してようとしたけど、手術の同意書にサインしてくれるはずのカウンセラーから「子供のことをちゃんとしなきゃサインしない」と言われて、息子に会いに行って・・・という物語。ロードムービー。

 テーマが重いからどんなもんだい?と思って見に行ったのですが、いや、これは面白かった。ワハハハ笑う場面が多くて、しかもその息子役の少年ケヴィン・ゼガーズ君が超〜〜〜美少年(←映画中ではゲイっす→→そして彼の次回作はエルトン・ジョンが製作に乗り出した映画・・・。ああっ・・・エルトンのニヤニヤ笑いが思い浮かぶ・・・)。楽しみました。

 映像もロードムービーだからアメリカの風景がてんこもりで、そしてその風景にぴったりの音楽が美しい。最後の、ハゲちんも大好きなドリー・パートンの歌も素敵でした。サントラ、素敵です。インペリアルさんからリリースされます。

 にしても。このあいだの『サムサッカー』しかり、この映画も、テーマは「本当の自分」ということ。ありのままの自分をさらし、そしてなりたい自分になるためには痛みと苦しみがともなう・・・ということ。う〜む。まさに今の自分が抱える葛藤そのものがテーマの映画に立て続けに出会ってしまったのです。やはり求めよ、されば与えられんというか。人は必要なものに必要なときに出会うのですね・・・。神は私に「ありのままにあれ」と言うのでしょうか? はっ!これって、英語にすると「レット・イット・ビー」だね。だから何ってないけど。

 ちなみに今日は映画の前に、ユキさん@ご近所フォトグラファー・・・といっしょに渋谷の粥屋@香港ロジへ。おいしかった〜のだが、そこでも「和田がより和田らしくあるために」なども話し。それにはやはりまず「衛生病院in荻窪」の肥満外来でも行って、ダイエットか?などと安直な(しかし重要だわさ)結果を手にしたりもしていたのでした→そう言いながら、私は揚げパンとかモグモグしていたわけだが→しかしユキさんはフジロックなどに向けて体を作り中で、そういうもんを食べてない→ユキさんは本当にプロフェッショナルな人で、すごい覚悟で仕事してて、普段もすごく節制してる→本当に尊敬する→本当のプロってそのような人です。

 それにしても。ありのままの自分かぁ〜。本当の自分かぁ〜。難しい。いまだ分からない気がする。みなさんは分かりますか?

 PS:HPによると、高砂部屋の一部はすでに名古屋入りしてる! そう、朝青龍のいる部屋です。 ああ。もうじき名古屋場所! 燃えるわ!燃えるわ!

PS2:占い好きの私がちょくちょく覗いているジョナサン・ケイナーの星占いを覗いたら、今週のかに座な私にはこんなご神託がくだっていた!おおおっ! シンクロニシティ! まさに今週の映画たちとの出会いは、ソレっしたね。当たってるよ、ジョナサンおぢ!↓↓↓

何かを必要としているのに、具体的に何が必要なのかわからない……そんな思いにとらわれたことはありませんか。そんな時、抜群のタイミングでその何かが「出現」することがあります。その出現は目覚まし時計の役割を果たしているのです。この種の偶然の一致が起こると、私たちは膝を打って「あー、そうだったのか」と納得します。
 偉大な心理学者カール・ユングはこの現象を「シンクロニシティ(共時性)」と名づけました。でも、多くの人々がこの現象を「セレンディピティ(幸運な偶然)」と混同しています。でも両者には違いがあります。セレンディピティには教訓が含まれていないのです。水星によると、今週、たくさんのシンクロニシティがあなたの人生で起こるとのこと。そこから努めて教訓を学んでください。そうしたら、すばらしい助けがあなたにもたらされるでしょう。

PS3:REMHQにあったハゲちんのマルホランド・ドライヴのストーリー読みましたか? ソレに伴うLAタイムズの記事もありますんで。 

2006年06月21日(水) なんてくだらない私

 音楽評論家の赤尾美香先生が、すげえ音楽サイトを立ち上げた。すげえええ。ただただ驚愕。

 いや、同じ仕事してるのに、なんたる差。このページとそのページ(笑)。己の馬鹿さとかだめさとかなまけものさとか、さまざま感じますね。いや。すごいすごい。赤尾先生は本当にこのページに現れているとおりに目茶パワフルな方です。私の5000倍くらい動いて生きてる。私がウジイとして自己嫌悪の海を泳いだり、ジトオとした目で地面堀りまくって、人の悪口言ったりしてる間に120個くらい仕事して、300人くらいに会ってる。そんな方です。それでいてタアアアアッとご飯作って食わしてくれたり。

 世の中ではそういう、ガアアとまっしぐらに進め、歩める人が「成功」します。そういえばこの間フリーランスの、私とは違う職種の友達が「なんでもっと成功できないのかなぁ。どうしてももっと認めてもらえないのかなぁ。こんなこと言うと謙虚さゼロだけど」と心の叫びを吐露していたけど。ふむふむ。たぶんこういうことなのだと思う。とにかく何か即、実行に移せる人。しかも的確かつ明確なアイディアを(←これが大切だよな)。

 それから好奇心を持ってること。持ち続けること。ちょうど田口ランディの本(日記モノ)を図書館から借りてきて読んでいたのだけど、彼女については盗作騒ぎだの色々あって色眼鏡で見ていて、今まで全く読んでいませんでしたが、やはりあれだけ売れるだけある。すごい好奇心で、それで躊躇なく突っ走っていく。その好奇心は物事だけじゃなく、人にも向けられ、好きな人にぐんぐんと会いに行く。早い早い。むろんそして才能があり(文章が本当にうまい)、売れるのも当然だなぁと思った。

 と。そんなに分かってるのに何故和田には出来ないか? ふ〜む。そりゃやっぱり私はウジウジの海を泳ぐのに忙しかったり、近所の野良猫をいじったりするのに忙しかったり、人にたくさん会うと人アタリしちゃって寝込んだり、誰かの言った言葉を100万回くらい反芻して頭の中がグルグルになったりして忙しかったりで。それにアイディアとか思いつかず。第一、自分は頭悪いから駄目だと思う(←と卑屈ちゃんモード全開)。

 そんなこんなで成功したいあなた! ウジウジしないで即実行あるのみっす。

 成功か〜〜。いいなぁ。お金いっぱい入るんだよなぁ〜。ふ〜〜。まぶしいぃ〜(←成功=金と思ってるオレ)。

PS:きのうI社の方々と行った渋谷の東急東横店の上にある、お蕎麦屋さんがおいしかった。そばがき・・・美味でひた。ふだんはうどん好きですが、おそばもおいしいわぁ。ガツガツ食いまひた。また。

PS2:映画『サムサッカー』ですが、サントラ(エイベックスさんから8月リリースです)いただき、聴きました。うおおおおおおん。これまた最高です!ポリフォニック・スプリーとエリオット・スミス。子供たちのコーラスとかが泣ける。インストも美しい。まるで抽象画のようなインスト。号泣モンです。なんて情緒があり。なんて優しく。なんて美しいことか! 本当は監督はエリオットが突然死んじゃって困ったそうですが、最終的にポリちゃんたちも加わり、すばらしい音楽になったそうなんです。

PS3:友達ママは集中治療室で頑張ってます。がんばれがんばれ! 

PS4:そうそう。それからすぐに「うぉぉぉぉん」とか「きゃあああああ」とか「いや〜ん」とかHPに書かない人が成功します(爆)。

2006年06月20日(火) サムサッカー

 きのう、ビール1杯、チュウハイ1杯、梅酒1杯を飲んだだけなのに、家に帰ってきたら手足がしびれ、心臓はバクバク。自分が2度と酒を飲んではいけないことを確信。もう絶対に飲まないわ。あ。でも、昼間にワイン1杯くらいなら・・・(と、まるでアル中患者みたいなことを言ってみる)

 ところで。きのうはその前に映画『サムサッカー』の試写会に行きました。これが。これが。これが。超〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜感動! 監督はマイク・ミルズ! って。ええ。むろんこのマイク・ミルズじゃなく、あのマイク・ミルズですよ〜〜、グラフィック・デザイナーでイケイケのミルズさん。
 私はこれまでそのミルズさんはこのミルズさんに比べて、イケイケドンドンのおされピープルだと思い込んでいたのですが、まったくちがった。このミルズさん同様、もおおおおおすごくすごくすごく心優しい人! そのミルズさんが作った映画は本当にやさしくて、おしつけがましさがなくて、しかしむろんセンスがよくて、私は号泣しました。

 映画は親指吸いをやめられない17歳の男の子(これがケン・ストリングフェロウ似!)が主役で、彼が不安で不安で不安が募ると親指を吸うのですが、それを止めたくて、そのためにへんてこなスピリチュアル療法にかかったり→抗欝剤にたよったり→マリワナ吸ったりするのですが、その合間に色々あり。家族もみんな色々あり。でも最終的に「大切なのは答えのない人生を生き抜く力だ」というのを得る。映画のメッセージは、自分が理想としていた姿にならなくてもいいんだ、ということ。くわしくはここを見てください。

 音楽は亡くなったエリオット・スミスとポリフォニック・スプリー。それも本当に最高で、映画を特別なものにしてくれてました。

 とにかく出てくる人みながいい人で、誰もが特別じゃなく、誰もが不安で、でも生きていくの。今ある自分のままに、正直に、無理をせず、そしてそんな自分を受けとめようというのをこんなにもサラリとしかし暖かく、しかも美しい画面で描けるマイク・ミルズさんはマジにすごい! すごすぎる。

 公開は8月頃だそうです。

 そして。友達ママの手術は無事に成功しました!! よかったよかった。ありがとうありがとう! ママはもう80歳を超えているので友達はすごく心配して、心配しすぎていたけど、きっと大丈夫だろうって思ってた。したらやっぱり大丈夫だった。よかった!

2006年06月18日(日) イギリスの次の首相は大のREMファン(らしい)

どうしてもこれが着たい!!



 こんなページ知ってました? 私は知りませんでした。たまたま見つけましたが、面白いですね〜。REMをビデオで語るの巻。

 イギリスの保守党の党首で、次の首相?と噂されてるデヴィッド・キャメロン(39歳だって。若い〜)の「無人島ディスク」(←無人島に持ってくならこれってヤツ←ミュージック・マガジン社から出てる『無人島レコード』にはオレも参加してます。ペコリン)に、REMをいの一番に選んでるらしい。
Perfect Circle by R.E.M. - 'Reminds me of driving down to Bristol to (wife Sam's) student flat and falling in love'
His other choices were:-
Tangled Up In Blue - Bob Dylan
Ernie (The Fastest Milkman In The West) - Benny Hill
Wish You Were Here - Pink Floyd
On Wings Of Song - Mendelssohn
Fake Plastic Trees - Radiohead
This Charming Man - The Smiths
All These Things That I've Done - The Killers.

 しかしこういうヤツに限って、いざ首相とかになるとアメリカの犬になったりするのでそうそう油断はできん(って、私が油断しようがしまいが、関係ないのだが)。→ブレアも最初はオアシスとか利用してましたなぁ〜。

 今日は三鷹で高島野十郎展を見てきました。高島野十郎のことは、テレビ@美の巨人たちon12チャンネルぅ・・・で知ったのですが、彼の描く風景画は、なんだろう? こう、バアアアアアンと絵全体ですごい勢いで迫ってきて、1つ1つの細部がどうのこうのじゃなくて、とにかくバアアアアアン。バアアアアアアン。その迫力というか。許しません!みたいな(←意味不明)その力に圧倒される。
 で。今日も本当に楽しみに行ったのに・・・。がああああああん。大半以上の、というか、ほんの数点を除いて、みんなガラス入りの額に入ってしまってる。しかもライトの当て方がへたくそで、絵が光で反射しちゃって見えにくいことこのうえない。歩く人の影が映りこみ、なにがなんやら。そしてやっぱりガラスに邪魔されて、絵と直接対話できないというか、交流できない。最悪。最悪。日本の美術館ってなんで絵を飾るのにガラスにいれるんだああああああああああああ! 「人にいたずらされないため」とか「絵をいためないため」とか言うのだろうが、ルーブルだってメトロポリタンだってほとんどの絵はそのまんまなのに。あのガラスは絵を殺してる。そりゃ絵にすごおおおく詳しい人が鑑賞するのならそんなこと関係ないのかもしれないけど、「コンサートと同じです。絵のエネルギーを感じたいのです」というような私からすると、もう、本当にガックシ。生のライブかと思って行ったら、以前のライブを収めた映像でした・・・みたいなもん。あああ。せっかく大雨の中、サクサク行ったのに。がっかりだよぉん。

ブログ、書いてます。宣伝した。

 そして今日1番大切なこと。友達のママが明日手術。祈・無事成功。友ママは自分のママより身近なくらいよく会ってるママ。がんばれがんばれママ!

2006年06月17日(土) リアルな生き様だぜ、ベイビー

 今夜、あの「週刊誌で話題」の女性占い師が仕切る番組に朝青龍が出たのでちょっと見たけど、ウッ。最悪で、途中で止めました。どうしてこんな人をみな喜んで見るのか? 理解できない。そりゃ最初の頃はちょっとおもろいかな?と思った瞬間も私にあったことは否定しないけど、こんなに人として下品な人って珍しいくらい。でも色々なところを見ると。。。たとえば新聞の投書欄とか、この人の言うことを「立派な」とか思う人がまだまだいるみたいで。う〜む。たしかにもっともなことを言ったりもするけど、どの口が言う???と思うのに。どうして人は人のいうことを鵜呑みにするのだろう? どういう口が言ってるのか、どうして考えないのだろうか? すごく不思議。すごく不思議。すごおおおく不思議。 私はもう名前も口にしたくないくらいイヤです。 でも朝青龍は仲良しそうだったよなぁ。近くにいると悪魔のような魅力でもあるのかしら?

 ところで東京新聞の夕刊に毎日「今日の語録」というのがあります。今日の一言は「どうするアイフル?」ですっかりショボ〜〜ンの俳優さん清水章吾(←その人だよね?)で、「泣いても笑っても明日は来るよ」というのでした。う〜む。清水さん、まさに今、その気分?
 で。ま。その一言はよくあることなんですが、そこに添えられていた彼の「二十歳すぎまで育ててくれた祖母。どんなに苦しいときでも、日が暮れないことはない。必ず明日は来るさ。人生あっという間だよ。みんなよい思い出になるんだと」というのがよかった。この最後の「人生あっという間だよ。みんなよい思い出になるんだ」というのがすごくよかった。グンと胸に迫りました。

 やっぱり。えらそうな占い師なんかより、市井のおばあちゃんの言葉の方が百億倍胸に迫る。真実。リアルって、これだよね?
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