ひぽこんコラム

2005年10月01日(土) 元気そうで何より(でもそれだけ)

 すでにあちこちで話題になってるハゲちん、コールドプレイに飛び入りニュースですが、ヤフ〜〜でも書かれていたのでまだの人は読んでください。
http://music.yahoo.co.jp
/rock/music_news/barks
/20051001/lauent002.html
しかしこの記事で明白なのはこの記事を翻訳された方は、ナイトスイミングが誰の曲で、アトランタがREMの地元だなんてことは知らないということですね。ただ淡々と載ってた記事を訳した。んだから、元の記事を書いた人もそれを知らないということなのでしょうか?ナイトスイミング。それはファンの間だけの合い言葉みたいなもんでしょうか? それにしてもこれはバーターでしょうか?前にロンドンのプロモライブにコールドプレイが出たことへの。そうでしょう、そうでしょう。よくあることでしょう。でもとりあえず元気そうでエガッた。

 ところでみなさんは、家族に罵声を浴びせたこと、または浴びせられたこと、ありますか? ダメですよ〜、それ。私は何度もありますが(爆)。ええ。このあいだ登場の、うちの鬼畜オヤジね。でも今日はオヤジじゃなく、姉でした。いきなり登場の姉。おそらく更年期ヒステリー?すごい罵声を朝から、しかも電話の向こうから(注:私は母と電話してた)浴びせて来ました。「うるせんだよ〜」みたいなヤクザ〜ちゃんな感じで。「死ね」って感じで。いやいや。驚きました。私と母が話していた内容は「私の鬱ちゃんがちょっとよろしくなくて、そのために心臓ちゃんがよろしくなくて」という病気の話だったのですが、どうやら病人とか嫌いらしい。そういうのはすべて甘えてる、ワガママな人間だと思ってるらしい。う〜ん。甘えてあかんか?ちゅ〜か。病気ってダメか?何も嬉しくて心臓悪くしてるわけでなし。なんだか、私。すっかり気持ちヤサグれてしまいました、今日は。だから昼間はあちこちブ〜ラブラしてたのですが、夕方になって原稿やらなきゃ!と思い直し、夜、ときどき、「クレヨンしんちゃん」とか横目で見ながら(笑)やったです、原稿。ちょっと、自分が「働いたな」と思いました。ヤサグれてる割りに、エラかったな、とか。とにかく罵声、やめませう。小さな声でポツポツと。それで頼みますわ。あ、姉なんて「勝ち犬」さんなのになぁ。勝ち犬さん、ちっとも幸せじゃないなりぃ〜の図が透けて見えてきますです。

 最後にハッキリさせておきますが、私、コールドプレイ、魅力感じません。だから何ってないが。とりあえず。所信表明!

2005年09月30日(金) ゴメス・ザ・エイミーマン

 きのうはゴメス・ザ・ヒットマン@REMファンのボーカル山田さん!の東京ライブに行って来ました。が。途中でものすごく具合悪くなってしまい、あえなく退場してしまった和田…。ごめんなさい。でもゴメスさんたち、オルタナ・カントリーなムードバリバリの曲などを中心にがんばっていらっしゃいました。でもって時々ドキュ〜〜ンのポップな曲が登場したりして、ワダ的には実はそういうドキューンなポップな曲の世界をもっともっと探求してもらいたいなぁとか思いました。
それが魅力的だったからです。
 で。まだまだ調子悪の和田。そんな中、来週エイミー・マン様にお会いすることになったので、質問を考えたりぃ。ううう。ドキドキしますぅ。デビュー作からサクサクと聴いていて。あぁ、ずっと天才なんだなあと思いました。そしてこの人はいつも強烈なエゴ(大体、自分のレーベルの名前がスーパーエゴだもん)を炸裂してる人だけど、それは天才だから許されるんだよなぁと思い知りました。私、すごくずっとエゴを炸裂させて、色々な事を潰し、色々な人にイヤな思いをさせてきたけれど、それは天才なら許されるというか、「公式」の中にあてはまるけど、私のような凡人の場合は、それは単なる「ワガママと甘え」でしかなかったよなぁとまた反省しちゃってる次第です。たくさんの人が与えてくれた優しさとかチャンスとか好意とかそういうものをどれだけ甘えとワガママでつぶしてきたか。なんて取り返し付かないんだろう? ああ。そんなことを思ったので、エイミーと、今度そんなお話をしようと思っています。

2005年09月28日(水) エリオット・スミス

 今日はベン・フォールズのライブに行って来ました。
 きのうの夜、突然にソニーの担当Iさんから電話があって、「ベン・フォールズのライブ見ないぃ?」と言われて「う〜む。ベンちゃんかぁ。うう」とか言ってたら「中野サンプラザだ」と言うので「な〜んだ、中野かね?んじゃ、ちょいとブラッと」などと、すごくファンの人には失礼な、ダラリ〜ンとしたノリで行きました、サンプラザ。歩いて10分。
 で、行ってビックリ。満員でした。かつて10年以上昔、キムタク&山口智子ドラマで曲が使われたことでブームとなったベンさん。いまだその伝説は生きているのか?いや、グルリと見まわすと20代OLみたいな層が圧倒的で、10年以上前は明らかに子供で、ファンの新陳代謝がちゃんと行われているんですね。その後、CMとかで曲が使われたりしてことで、ファン、育っているのか。すごいわ。驚いた。
 でも聞いていたわかりました。この人の書く曲は、適度に湿っぽくて胸にキュン。それでいて明るく、楽しく、サビがあって、日本人にはドキュンコ〜ンとハマるタイプだと思いました。しかも日本人が大好きなピアノ主体だし。ほれ、『ピアノソングズ』なんてコンピレーションCDがバカ売れしたくらいですからね(←実は30万枚以上も売れたそのパート1、ライナーをワシが書いてました。下手糞なピアノ・エッセイまでつけて…笑。まさかそこまで売れるとは思わず、ヘラヘラやってたらバカ売れしちまった→だからといって、金一封が出るわけではむろんナイ)。
 でもでも。ベンさん、ピアノのスキルがものすごい。やはり「アメリカで、長年、メジャーと契約して、CDをコンスタントに出して、活動する」アーティストの底力って生半可なものじゃないってことも、そこで思いましたわ。
 んで。ベンさん、途中でエリオット・スミスのカバーを1曲歌いました。タイトルは忘れちゃったけど、「僕の大好きなソングライターの曲」と言って。で、もう〜。エリオットの曲はやはり全然違いました。ベンさんの曲とは。圧倒的に暗くて、孤独で、悲しくて。客席はし〜〜〜ん(笑泣)。いや、日本人大衆にはまったく受け入れられずらい、そのものでありました。
 しかし和田は思いました。ああ、エリオット、やっぱり大好き、と。やはりやはり。私はどうしても、どんなに頑張っても、どんなに努力しても、明るい場所に行けないのです。どうしてもどうしても悲しいものが好きです。孤独で寂しいものが好きなんです。絶望のどん底にひきずり込んでくれる音楽…それに引かれてしまいます。
 きっとベンさんも、そんなエリオットに憧れるんでしょうね。彼には絶対にかけない曲。でもいいんですよ、書けなくて。そんな曲が書けてしまったばかりに、彼は死んでしまったのですから…。
 エリオット・スミスがいかにすごい天才か。今夜はそれを再確認しちゃいました。すいません。ベンさん。
 とっころ〜〜で。マーマーズご覧になりましたか? NY、グリニッジビレッジのワシントンスクエア・パークでのアートプログラムなどへのチャリティ活動として、色々な人がオークション出品してて、そん中に「ハゲちんとカクテル飲む権利3100ドル」ってのがあるそうな!ワハハハハハ。爆笑!カクテル飲む?それって一杯ガブッで終りなのか、一晩ウフフ〜なのか、カクテル代は誰持ち?とか。疑問は山のよう!そして3100ドルって!!すげええっ!!どうかこれを落札した人は、その後の報告をぜひぜひしてほしいですねええ。ハゲちんとのカクテル・デート。ぷぷぷぷっ。

2005年09月27日(火) 芸術はやっぱり爆発だぁ!

 今日はここでこのあいだお知らせしたIZUKICHIさん(中田泉さん)の個展@室町日本橋に行って来ました。
 前にも書いたように、スパイラルで開かれた「インディペンデント・クリエイター・フェスティバル」で彼女の作品@紙のグラフィックスカートに出会った和田。その発想、色、形にメロメロになったのですが、今度もまたステキでした。平面に描かれた色や形。それを身にまとうことで立体に表現する、それがまた実を結んでいました。今度のテーマは闘牛だったそうで、さらに色が奇抜に、様々に艶やかに飛びまくり、キレイで遠い世界のようでした。そして今度は紙じゃなくて、油絵を描くキャンパス地に印刷が施され、それが色々な形に切り抜かれ、それをまた着たり、被ったり、履いたりできるのです。面白かったよ〜〜〜。自分も作品になれちゃうのがいいですね。特にただ丸くくり貫いただけなのに、キャンパス地という特性を生かして折り曲げて(紙でも可能)すごくイカした(←死語)帽子になるのが面白かった。これなんて、色々なプロモーションに使えるのでは?と思いました。すごく奇抜でキレイで、目だって、すてきですから!!
 とにかくステキでした。芸術っていいです。そして芸術家ってほんとうにすごいなぁああとまたビックリ。自分がそんなことできたらどんなにいいかぁと思いました。そうやって、表現という一点に向かってまい進できるって、すごいことだよね??そんな人生、震えがくるほどステキです。負け犬とか勝ち犬とかいうような、そんな世俗の価値観を一蹴しますですね。
 でもizukichiさん、若くてたおやかな美人さんで、なんかヒョウヒョウしてるから「一人しみじみ貧乏ながらも芸術やってる人」というイメージを勝手に作り上げていたのですが、頂いた経歴を見たら「京都造形芸術大学」の助教授様でいらっしゃる!ひえええええ。すごい御方だったのですね!
 そしてその驚きのまま、近くの「三越日本橋店」の地下でアイスクリームをベロベロして帰って来ました。三越日本橋店は完璧に中年〜老人ターゲットの作りで、なんか落ち付いてました。老舗デパート!って感じで。しかし三越の袋下げて(←500円のほうじ茶購入)表を歩いていた和田。周囲のお金持ちそうな老若男女に配られていた「何やら高級店開店のお知らせ」を頂けませんでした。やはりドッから見ても「貧しい負け犬」…いや「貧しい噛み付き亀」にしか見えなかったらしい。ぐそおお。

2005年09月26日(月) ポールとベムと失敗は成功の母

 みなさんポール・アンカって知ってますか?そうそう。50年代から歌ってた「ダイアナ」とかのオっちゃん。実はカナダ人。あの人が『ロック・スウィングス』という、ロックをスウィングで歌っちゃおう〜という実にモンドな、実に珍妙な、実にキャバレー、すんげええ珍作を8月にリリースしてるんですが、これ、かなりおもろくて、選曲が爆笑ですわ。特に爆笑→「ワンダーウォール」…大爆笑。「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」→ウハハハハハ。そしてなんと!「エブリバディ・ハーツ」→グハハハハハ。とにかくどの曲もむろんメロはそのままですが、アレンジが全部ベタ〜〜〜〜としたスウィ〜〜〜ングになってて、ワハハハハハハハハ。すげえぇおかしいっす!マジにやってるのか確信犯なのか?とにかく笑える。すげえよ、すげえぜ、オヤっさんよおお!と言いたくなりまひた。…と書こうとしてて、ずっと忘れてたんだ。べつの原稿書いてて思い出したので。
 ところで。『負け犬の遠吠え』を読んで以来、やはり面白かったのでそのことをよく考えています。で。↑のように「〜〜っすよ」とか言っちゃいけないらしい。負け犬本によると。たとえウケ狙いでも負け犬女は、決してそんな男性化したり照れたりして使ってはいけないと書かれていた。さすがだ、酒井順子。なんて見ぬいている。
 でもなぁ、もう40才になっちゃったから私、負け犬にも入れてもらえないのよねぇ。化け犬?ちゅ〜か。もう犬じゃないんじゃないか?なんかもっと惨めったらしくて、しかしオドロオドロした生き物…。う〜ん、ナンだろう? それとももっとこう突き抜けちゃった、とんでもないもの? 噛み付き亀? 妖怪アニメ・キャラみたいの? 妖怪ベラ・ベム・ベロとか?(妖怪人間ベム…好きでした)そんな感じだよねぇ。だからもう遠吠え本も共感とかして読めないというか、仲間だとか思って読んじゃいけないという気がしております。
 でもでも。もうちょっとすでに古臭いってこのあいだ書いたけど、それは金銭感覚にとどまらず、彼女が男の負け犬として挙げているのがオタクだったり農家の男だったりするあたりにも感じたり。いまどきはどうやら「電車男」の影響で秋葉系オタク男が人気らしいし(←あくまでもテレビでそう言ってただけだけど)、今や「移住万歳!地方で畑作希望!」がスローライフな人生にピッタリで、農家男ねらいの女たちも増殖中。つくづく「ああ、時代ってアッという間に変るんだなぁ」と思いました。
 それからさらに思ったのは、負け犬女さんたちは「ああ、どうしてこんなことになっちまったんだ?」と考えて悩む…という記述があった。それは私も同じだからよ〜〜〜く判る。そしてそれって本当に限りなくドツボになる悩みなんだけど、でもそう考えられるようになったことは、同時に実はいいことなのかも?と最近は思うようになりました。人生って意外とみんな「こうしてこうすればこうなる」なんてものすごくキチンと計画したりはしない。だってそうしたって、計画通りに行くことなんて少ないし。むろん真面目に考えて努力してる人はいるだろうけど、大体は成り行き任せ?って部分が大きいはず。でもって負け犬さんたち、「ああ、どうしてこんなことになっちまったんだ?」と悩むってことは、人生をそこで考えて、反省し、し切り直しの機会を得たってことだと思う。初めて真剣にそこで己の過去を振り返ったのだからきっと「辛い〜。バカだ〜」と悩みや後悔はテンコモリだろうけど、でも最初だから仕方ない。でもその内に「バカだけど、でもこんなことも頑張ったし、こんないいこともあったじゃない」と自分を蔑まずに振りかえられる時がくるはず。失敗は成功の母。自分の人生に失敗した〜〜と今後悔したら、実は負け犬さんに限らず、誰もがそこからまたやり直せばいいんだと思う。これが最後の失敗なんかじゃ絶対にないんだと思うだす。だす。だす。(と、自分に言い聞かせる月曜日の午後)
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