ひぽこんコラム

2004年12月28日(火) 年末最後の営業日

 今日は今年最後の「病院営業日」。何処も大体そうでしょう?そう思ったら。もう。なんだか居ても立ってもいられない気持になり、ちょいと風邪ひいちゃったので行ってしまいましたわ、朝1で。病院。やっぱり。
 で。最後の営業日だから混雑してるからしら?と思っていたら意外と空いててガックリ…。いやいや。まぁ、待たなくて良くてヨカッタのですが。なんかこうね〜。最後の病院の営業日(←営業日って言わないか?)なんだからさ。押せ押せザワザワで満員。診察券が次々に受付に放り込まれ!椅子に座りきれないオジさんとかがイラチな顔して立っており。ゲホゲホあちこちから咳の音がして。子供が「ママ、まだぁ?」とか泣き声出して。お母さんは「まだよ〜」などと困り顔で。人いきれで暑くて。風邪でモワアアンとした頭抱えて「うううっ。いつまで待つんだろう?」みたいな。隣ではおばあさんが半分うたたねして。日頃は元気ハツラツオロナミンCなお兄さんが、赤い熱のある顔して倒れそうで。看護婦はイライラして計算ミスをして。先生は疲れきり。会計を待つ人はソワソワし。そんな状態が、なんかこうね〜〜。最後の病院営業日には似つかわしいって気がしませんかね?和田としては「年末最後の営業日の病院はかくあるべし!」と思うわけですわ〜〜。
 でもそれとは全く逆のスカスカの病院で、待合室のマンガも読む暇もなく(←そういうのも好き。そこではいつも釣りバカ日誌を読んでるの。うふっ)すぐに呼ばれ。アッという間に風邪薬を処方され、なんか拍子抜けして。帰って来ましたぁ〜〜。
 でもそれでも行ってヨカッタです。なんかこう。心配だったし。だってだって。なんかトラウマになってるんですぅ。来年3月。REMの来日公演でしょう?実は今日、病院帰りにライターAさんからREMのチケを受け取りぃ。ヒエエエエといささか興奮して。「オレ泣く。絶対に泣く。来日公演は号泣しまくり!」と心に刻みつつ。なぜか二人@39歳女…並んで座ってソフトクリームなどを中野の地下でベロベロしていたのですが。(それと病院が何関係あるのか?って。あるんだってば)
 かれこれ10年前のREM来日公演@2月の前の年末30日。和田は実は風邪をひきました。あれ〜〜、風邪だ〜〜。などと思ってそのときはもう病院もお休みだったので仕方なく近所の薬局で風邪薬などもらって適当に済ましていたら、なんとなんとどんどん熱が上がり!!気がついた時には39度!ガチョ〜〜〜ン。和田、インフルエンザだったのですぅ〜〜〜!ヨロヨロの朦朧頭で元旦をひとり、東中野の隙間風がピュウピュウ入るアパートで死んでいたのでした。ア〜ンド、その後1ヶ月、ほぼREMのコンサート@武道館まで和田は微熱が続いて寝たきり老人になっていたのでしたぁ〜。かわいそうすぎるっ!本当にっ!!
 んなだから。今回もまたそんな轍は踏みたくないのっ!と、とっとと病院に行ったしだい。どうやら今回はインフルではないようでひた。ほっ。とりあえずエガッタ。
 って。本当は〜この風邪の原因はわかってるんですぅ。きのうバッカみたいに友達と寒風吹きすさぶ代々木の公園で毛布ひいてベラベラしゃべって遊んでたから…。大バカですね。まったく。友達もこんな和田に付き合わされて可愛そうに…。こんな和田ですが、みなさま、来年もヨロシュウ。
  

2004年12月20日(月) 顔痛女にガツ〜ン

 いまだ「顔が痛い」和田です。
 この、顔が痛い、ってのは中々理解されず。そして笑われる。悲しい。いや、心配はしてもらえるんですけど。でも理解されず。ま、ふつう顔が痛いって「な〜〜んや、それ?」ですよね。ええ。ええ。分っちゃいますって。ふつうの人はそうそう顔なんて痛くなりませんもの。殴られでもせん限り。
 でも痛い。こ〜〜う。三叉神経ですからね。頭から斜め下の方向でライン3本っって感じで痛いです。重いです。突っ張るような。張り付くような。気にしだすとどんどんひどくなって張り付くかんじがひどくなります。
 土曜日はそんな顔痛女のまま「R25」の忘年会に行きました。で。廻りの人々に「顔痛い」とブンむくれたまま毒吐きつづけ、ひんしゅくをかっていた和田。一次会で帰ってみんなホッとしただろう。「顔痛いならご飯も食べられないの?」と言われて「ううん。それは別」と答えてピザをガツガツ食べる和田に、みんなギャフンッでした。
 で。家に帰ってからも「どうして顔がこんなに痛いままなのか」とか「私ばっかり」とか、もううブンむくれを爆発させていたのですが、その後反省しました。みんなに「顔痛い」「顔痛い」って叫びまくり、たくさん心配かけて。それなのにひとりブンむくれて。和田ってばなんて身勝手でしょうもないんだろうって。明け方ふと目が覚めたら友達から心配メールが入ってて、それ見てちょっとジワリして反省した次第でした。オレってバカ者だって。
 それにしてもメールとかって。書いた方が思っている以上と言うか。時には思っている以下。思ってもなかったことまでも伝えるという気がする。なんて言うか、言葉は生き物。たとえメールであっても、その言葉は放たれた瞬間から本人の意図とは離れた命をも併せ持つように思う。そして和田のようなブンむくれ馬鹿にガツ〜〜ンと迫って来たりする。言葉の力をそういうときに感じます。言霊っすね。

2004年12月17日(金) ナオコーラはコカコーラ?

 セカチューだとか純愛だとか、意地悪そうな女作家じゃなくて本質的に意地悪な女作家だとか、そんなばっかりで日本文学。最近は新しいものに興味を持つということがとんとありませんでした。でもきのうの東京新聞の夕刊に「小説への旅」と題したエッセイを書いていた新人作家の山崎ナオコーラ。彼女の文章には久々にハッとさせられてしまいました。
 山崎ナオコーラさんは1978年生まれの26歳。私よりずっと若い女性です。写真を見ると、切れ長の一重の瞳で、利発そうな、お世辞にも美人とは言えないけど、でも作家顔の人。昔からいる、日本の頭の切れる女流作家の顔の系統だと思う。
 そんな彼女のデビュー作は『第41回文藝賞』を受賞した「人のセックスを笑うな」というものだそうだが、実はそれはまだ読んでないのでなんとも言えない。どうやら恋愛小説らしい。
 でもきっとそれ、面白いはず。だって「小説への旅」はすばらしいエッセイだった。どうすばらしいか?それは私は文芸評論家じゃないのでうまく言えないけど、そのエッセイの中で彼女が旅しているマレーシアの海岸の夕暮れに、私達も立たせてくれる。暮れなずむ夕陽を見つめながら、排気ガスの臭いをかぎ、恋人達が切ない思いを抱いている。そんな中をまどろむ山崎さんと一緒に旅をさせてくれる。と。ここまでだったら彼女もまぁ適当にうまい作家さん、ということになる。
 でも彼女は違う。そこで彼女は小説を書こうとしていて、そこへと気持を高め、持って行こうとしているのだ。何かを作り上げるために必ず通らなければならない、苦しくも高揚感があり、そしてわき目もふりたくない(でもふっちゃうんだけど)気持を描き、そしてそれを私達にも感じさせてくれる。その小説を書く旅へ、小説なんて書かない私達も連れて行ってくれるのだからすごい。
 文章は端正で無駄がなく、とても読みやすい。何1つ小難しい言葉など使わず、正直で一生懸命生きていた人なりの暖かさがある。観察眼というよりも、温かく人を見つめてきた目を持つ人だと思う。
 と。褒めちぎったけれど。でもなぁ〜。どうしてだ?どうしてんだ、ナオコーラ!なぜナオコーラなんだよあおおおおおお??私には唯一このペンネームが解せない。文藝賞の審査員の先生方はこの名前を絶賛!だったらしいが、私には「えっ?」って感じ。だってこれ、文学的な名前?私にはコカコーラにしか思えないもん。コカコーラ=アトランタ、ジョージア州。あっ?風と共に去りぬをねらった?ちがうだろおおおお???頼む。変えてくれ。ナオコーラはイヤです。と。単行本も買わずに言う私。説得力ナシ。(と。久々に本について書きましたね。かつて大昔、和田はミュージック・ライフで書評を担当しておりました。何年も。懐かしいと思い出したでござりまする)

2004年12月15日(水) REM売れてます!

 あちこちでファン自らが「売れてないんじゃないか?」と心配しているREM@武道館〜とか名古屋大阪ですが、安心して下さい売れてます。もうじき売り切れちゃうから買いたい人、それなのに迷ってる人、急いだ方がいいかもよ?へへ。
 そして和田はまたハゲちゃんネタ原稿などもポチポチかいておりまする。ので、宣伝です。今週末に発売になる『ミュージックマガジン』で、このあいだ見たワシントンDCとニューヨークでのライブの評を書いてます。しか〜も4ページも!いや、ぶっちゃけ4ページもコンサート・レビューって前代未聞でさぁ〜。ライナーより長いやんけ〜〜!と自分に叫びながら、しかしこんなにページを取ってくださった修編集長様に手をあわせてナンマンダブー。ありがたやありがたやと祈ってやりました。が。ここだけの話。和田、じ、実はメモ1つ取って来てなかったふとどき者。だいたい旅の間中も「大統領選挙の日の現地の姿を追う」なんてことはち〜〜ともしてなくて。ま、ちょこっと新聞読む〜〜とか。テレビ見る〜とか。後はただただ買物とか(笑)ハゲちゃんの好きなお店めぐり〜〜とかそんなことにウツツを抜かしていた次第で〜。へへ〜〜。大バカ者さ〜〜。
 でもってそんなわけで。メモ1つないままに、記憶だけを頼りに4ページ書きました。覚えてるところがファン。ちゅ〜か。何十万もかけて行ったんだから、元とるぜぇ〜とシカッと見てる、んですね。やっぱ。気合違いますねん。
 …ところで今、また三叉神経痛です。顔が痛いって分る?辛いでしゅ〜。なにもする気になれず。ただ呆然と空を見つめるなりぃ。

2004年12月12日(日) ズリ虫に気をつけろ

 ここ数日またとても暗い私です。いや、暗いと言うより不安で不安でたまらない…と言った方がいいでしょうか?
 しかし今、日本で「不安じゃない」人なんてどれくらいいるんだろう?おそらく、多くの人、しかもほとんどの人がなにかしら不安を抱えて生きてるんじゃないのかな?仕事はいつまであるのだろうか?リストラされやしないか?逆にリストラの影響で死ぬほど働かされて終りが見えず、このまま過労死しないか?という不安とか。さらには日本はどうなっちゃうのか?将来は?そして私の老後は?と、みんな漠然とした不安をこんもりと山のように胸や背中に抱えて生きているように思う。
 そういう不安。普段意識しない時は胸や背中に、まるで脂肪のようにくっついているだけ。ところがちょっと意識してしまうと、「やべっ!こんなに肉がついてた。ダイエットしないとぉ。ムギュ〜〜ンギュンギュン…ダメだ!もうムチンムチンだっ!」と急に脂肪が厚く重く感じられるときと同じように(←切実)不安も急に重く感じられて来るのです。しかもそれだけではありません。
 不安に意識が集中してくると、その不安は動き出します。ゾロゾロゾロゾロズリズリズリ。まるでゾウリ虫の巨大版みたいのとか。「もののけ姫」とか「千と千尋の神隠し」みたいのに出てくる何かみたいのとか。そんなモノノケ的虫のようになって、ズルズルと背中や胸を這いずり、やがてスポッとどこからか体の中に入り込みます。そして体中をズリズリ動き回り、それは私に向かって「恐れろ〜〜怖れろ〜〜〜」と囁きまくります。何も状況はヘラヘラ〜ンと笑っていた昨日と変らないのに。でも急にすべてが不安になってくる。変わらないことさえ怖い。これから何1ついいことなんて起こらなくて。すべてがうまく行かなくて。誰一人仲間もいなくて。理解者もいなくて。どんな計画もオジャンになってしまい。何ひとつ出来ない。ただ今の苦しい状況がどんどんひどくなり、野垂れ死ぬ…そんな風に思えてしまう。
 それはすべてその不安ズリズリ虫のせいなんです。そう思うことにしました。そして不安ズリ虫はそのうちからだの中を這いずりまわることに疲れちゃうんです。「かおなし」がヒョロロ〜ンと小さく大人しくなるように、不安ズリ虫も体の中が息苦しくて、そのうち表に出て来ます。そしてまた大人しく背中やら腹に貼り付いて静かになるんです、きっと。
 だからこの不安、しばらくは仕方ないとあきらめることにしました。下手にあらがっていると焦ってとんでもないことをしでかしちゃいそうだし。虫のせいだとあきらめるんです。
 にしても。ズリ虫を早く大人しくする術ってなんでしょうかねぇ?とりあえずそれはグチる、だと私は思っています。徹底的にグチる、それが応急対策としてはなによりに思えます。しかしこのグチる、グチられる相手のズリ虫を起こしてしまうことが多々あるようなので、気をつけましょう。ズリ虫たちは事あるごとに起きて動き回りたがっているのですから。
 ちなみにズリ虫に国中がヤられちゃってるのが「アメリカ」であることは間違い無いですね。それこそミヤザキ・アニメもビックリの超巨大、もしくは「V」のような(懐かしい!)おっとろしい宇宙的ズリ虫。そんなのです、アメリカがヤられちゃってるのは。
ひとつ前のコラムへ コラムもくじ つぎのコラムへ ひぽこんトップへ 和田にメール