ひぽこんコラム

2013年06月30日(日)

 今日もバイト行ったのら。。。

 店に行ったら、昨日はまだなかった。。。てか、まだなかった、というのが恐ろしいのだが、やっと、やっと入った「レジ」があった!

 おおおお! レジ!

 でもコンビニのレジ見慣れてるせいか、なんかちっちゃくて頼りない。。。

 しかし、全員新入り。新しいレジ。当然、店長も????

 なので、今日来た私、主婦の人、女子大生、女優の卵、唯一の男子=王子、と名づけた。←歌舞伎役者みたいで、ちょっとゲイ。。。きっとオバちゃんたちに可愛がられるに決まってるから、先に「王子」と名づけたのだ。。。の5人でぐるりとレジを囲み、

 えっと、これで品物打って

 ああ、小計

 これで訂正

 これで戻る

 ×(かける)幾つってどうやんの?

 ぜんぶ消去は?

 と、もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお2時間ぐらいかけて、やっと基本動作を覚えるなり。

 ふううう。。。。それでも、じゃ、売り子と店子になって売りあう、というのをやると、アワアワ間違う。

 イジワルなオレ。王子に「クリームパン2つ、カレーパン3つ、バゲケット、ああ、やっぱりクリームパン1つやめるわ。ああ、やっぱり2つともやめるわ」

 などといい、訂正させまくる。

 王子、必死にやる。主婦の人と私で、「王子なら、間違えても、お客さん、きっと許すわね」などと話す。

 そんな風に今のところは特に波風も立つことなく、普通にやっている。。。。

 フランスパンと食パンももらってきた。

 パンもくれるようだ。ふふ。

 意外とまあまあおいしい。

 絵は相変わらずナゾだが。。。

 通りを歩く人がもう開店してると思って入ってきたり、覗き込んだりもしてる。

 人気店になったりして?

 パン屋物語はまだ始まっていないんです。。。。

 そうそう、主婦の人もコンビニで働いていたから、その店の話を色々聞いたら、つり銭詐欺が多くて、彼女も被害に遭い、さらにナイフ突きつけられたバイトもいたとかで、かなり荒れた店だったらしい。。。怖いっ。うちの店はつり銭詐欺はいたが、ナイフなんてなかったもんなぁ。。。やはりマダム+オバちゃんたちで強力そうに見えたから、そういうのはいなかったのかもしれない。

 そんな、みんなの前のバイト話ってのも愉しい。

 。。。愉しいのは今のうちだけかもしれんが。うん。

2013年06月29日(土) パン屋研修1日目

 この間ここに書いていた選挙ステッカーをついに始めたのでここでチェキラしてみてください

 始めた、いうてもオレが描いてるのではなく、たごちゃんらが描き始めてくれたのです。

 投票率をなんとかしなきゃ! そう思う焦りからです。参院選のためです!

 なのです!




 で。そげなことしながら、今日はついにバイトの研修へ。

 あれ? あれ? あれ?

 オレ、
 オレ、
 オレ、

 もしや、スライサー使えない? スライサー下手? スライサーだめ?

 前のバイト探しの途中で、中野のパン屋に応募して面接に行ったら、クソ若い店長に「あんた、スライサーとか使える?」ってバカにしたように上から目線で笑われ、くそったれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、スライサーぐらい出来るわ、ドあほっ!

 とか、怒鳴ってたが。。。。あれっ? あれっ? あれっ?

 て、店長、パンが、パンが、8枚切りが、最後7枚になっちまいます〜〜〜〜。

 あれ? 6枚切りが、やけに最後分厚いです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

 って。あれえええええええええええええええええ?

 ど、どうやら、どうやら、オレ、スライサーが出来ないらしい。

 爆っ!!!!!!!!!!!!

 「練習してください」「はい」

 大人しく答え、黙々と、試作食パンで、スライサーをやった今日でした。

 端っこは5ミリで切り落とす。

 あれっ? 店長、切り落としたはずが、パン本体にまだ端っこがくっついてますうううううううううううううううううううううううううう!

 いちいち叫ぶ。。。。。

 そして、今日は主婦、アタシ、女優の卵、やる気ちゃんの4人だったんだが。。。ま、女子だけで、あと店長で、そこへ壁にナゾの絵を描くイラストレーターの男の人も来て。。。。その絵。。。。その絵。。。。ちょっとナゾすぎるのだが、あまりにナゾすぎて泡吹いていたのだが、いざ、その描いた本人が来ると、すごい仲良くするオレという超〜〜いい加減なヤツ。相変わらず。

 ま。そんなこんなで、今日はまだ研修だったんで、袋を確認したり、「袋詰めって焦ると混乱するよね。コンビニでもそうだった」「あら、アタシもコンビニでやってて」なんて会話を愉しくしながら、のんきな研修でした。

 3時間。

 合間にパンを1個試食。もぐもぐもぐ。。。。

 胡桃とチーズが入ってた。まあまあおいしい。でも、店長を勇気付けるために「店長、おいしいですっ!」とグー・マークをあげておいた。

 オレ、お調子者。。。

 そして店一番の年長者なので、立ち居地は「老眼だから、細かいの見えないのよ、オッホホホ」だ。。。。

 本物のオバさん。。。。

 そして、やる気ちゃんは、今日も誰よりもやる気ちゃんだったので、色々観察して、こういう子って、クラスで浮くよなぁとか思いながら見つめていた。でも誰よりも働き者だから、面倒なことはやる気ちゃんにやらせちゃおう、ニタッ。。。とか思ったのです。

 パン屋はもうすぐオープンです。

2013年06月27日(木)

 うおおおおおっ!

 永福町@井の頭線の駅前の銀行に家賃を振り込みに行って→大家は下に住んでるのに銀行振り込みって死ぬほど面倒。。。。で、その横の方にある八百屋に初めて入ってみたら、八百屋じゃなくてミニ・スーパーで、私の好きな感じの店だった!

 おおおっ!

 さらに、さらに、さらに、その隣に喫茶店発見っ!

 ついに喫茶店発見っ!

 とは言え、家から歩いたら20分ぐらいなのだがね。ええ。ええ。チャリで中野行っても20分だから、そういう意味ではあまり変わらないのだがね。ええ。

 でも、とりあえずチャリで行けば7分ぐらいのところに喫茶店があることが分かった! 今度行ってみる!

 たとえ引越すとしても、それまでの間、オレのオアシスになってほしい。。。漫画も山盛置いてあるみたいだしっ!

 喫茶店は大切なんだ。。。喫茶店。私は1人で住んでて、人と触れ合わないし話さないから、人がいる空間に行きたいの。でもべったりしたいわけじゃなくて。喫茶店でまったりしたい。第一、家がクソ狭いから、そして閉所恐怖症だから、広い空間でお茶飲みたいんだよね。ま、ベローチェが理想なのだが、ベローチェはこの辺りには一軒もない。なぜ、ベローチェ! ベローチェ、カモンッ! 出店してよっ! ベローチェっ! ああでも、冥界にベローチェあっても、あんま嬉しくないかもな。結局、ベローチェが好きなのも中野にあるから好きなのかもしれん。

 ちなみに今、冥界神社の前を通ったら、中から冷気がす〜〜〜〜〜〜と漂ってきて驚いた。冷たい風〜〜〜。ま、木だらけだからなんだが。。。あの冷気ったら、ない。ない。さすが冥界。期待を裏切らないね。下界がどんなに暑くたって冷気す〜〜〜〜っ。

 あ。春樹先生の新作、ツクル君には、冥界が出てくるらしいが、しかしまったく面白くないらしいが、春樹先生、冥界なら、ここに取材来てよ〜〜〜〜。来ればよかったのに〜〜〜。したらもうちょっとリアリティ出て、もうちょっと面白くなったかもよ〜〜〜〜。よ〜〜〜〜。冥界は冷気す〜〜〜っ、だからね〜〜〜〜。

 

2013年06月26日(水)

今日みたいな雨の日はプールとか行ってジャブジャブすればよかったなと思うけど。。。行きたいプールは鷺宮@中野区で遠いんだよねぇ、、、、ああ、早く中野へ。中野へ。

 中野へ行かなくては。

 昨日、不動産屋からFAXが着た物件は、西武新宿線の線路沿いで、ソッコーNG。今より狭いのに、今より1万以上も高いわぁ。

 それが中野の現実なのね。。。ぶうう。。。

 不動産屋には登録してはみたものの、一体いつ物件が見つかるのであろう。

 中野、中野、中野。またダラダラと、気が向いたらカフェベローチェで本を読んだり。中野セントラルパーク←さんざバカにしてた場所w、、、の丸亀製麺に行ったり。丸井をぐうたらしたり。東中野のアトレまでお散歩したり。。。。のアタシの中野ライフはいつ戻ってくるのだろうか。

 あと、西武新宿線で畑にも行きたいよなぁ。

 ああ。。。。アタシって、中央線北部地域の人なんだよね、人生ずっと。それが中央線南部地域、しかも冥界になんて来ちゃってさぁ。ぜんぜん馴染みなくて、ダメに決まってんだよねぇ。

 というこの愚痴、一体この4ヶ月間、どれだけ言っただろ? もう友達は誰も聞いてくれないよ。全員ウンザリしくさってる。んで、早く引越せ引越せと全員が言う。

 うがあああ。。。

 あ。

 そうそう。

 7月〜9月に、レポのサイトにて毎月誰かが書いてる「日々レポ」というのがありますが、私は7,8,9月の毎週金曜日に「どす黒い私」というコラムを書いて載せますので、読んでね。

 レポのサイトはここ

 チェキラしてください。ドス黒いこと、書きます。もう2回分は出して、ヒラカツさん(編集さんでする)が「ドス黒い、ドス黒い」と爆笑してくれたので、なお一層のドス黒さを精進したいと思う。

 ドス黒くなくちゃ、アタシじゃないよね〜〜。

 文句ブーたれて、ナンボだ。うん。

 ブーたれを極めてやるんだっ!

2013年06月25日(火) パン屋物語〜序章

 今日はパン屋バイトの顔見世昼食会があったんだけど。。。。

 うううむ。。。。ううううむ。。。。。

 店長、だ、だ、大丈夫かな?

 大丈夫かな?

 経営って難しいね。そしてマダム店長って、凄かったんだな、ということを再認識するわ。うん。

 とにかく、言うことがダメだ。。。

 「この日は休みたいとかあるときは、基本、みなさんの間でやりとしてください」

 だって。。。えっ? そういうのって、基本、店長、あなたが仕切ってやらなきゃ、グチャグチャになるし、聞いてる聞いてないで後々シコリが残って、バイトさんたち間もギクシャクする原因になるんじゃ?

 さらに。。。制服あるっていわれて、ほら、ズボン探して買って来たじゃない? ユニクロの激安1290円の買ったんだけど。。。

 「替え用にもう1本、買ってもいいですか?」と言ったら、「いや、基本1本でお願いします。」ときた。これから夏なのに。。。

 さらに他の人たちのも「制服が間に合わないんです。名前のかしら文字を刺繍してもらおうと思ってたけど、それもできなくて。裾上げも近所のおばあちゃんに頼んでみますけど、1日に2本が限度って言われちゃって」と、これは店長妻の弁。

 おいおい。。。。刺繍なんて入れなくていいんじゃねえか? バイトなんていつ辞めるか分からないんだし。それよりズボン2本くらい買う方がいいんじゃねえか? それに裾上げなんて、どこだってやってんだから、他の店に頼めばいいんじゃ?

 そしてこういうときのエクスキューズがすべて「うちは家族経営だから」だ。。。。

 そ、そ、それって失敗の素。。。。その言葉って、たいていダメに通じる。

 家族経営だろうと、会社経営だろうと、経営は経営だ。甘ったれた、なあなあな気持ちじゃ、失敗する。

 そんなに家族経営が好きなら家族だけでやればいい。なのにそこに来た妻は7ヶ月の赤ん坊を連れて「私は店はやれませんので」だというし。。。

 だ、だ、大丈夫なのかな?

 そして極めつけは。「お昼休みとかは?」と聞いたら、「基本、7時間以上働いたら1時間休み。それ以下はなし」などと言うから、「それは無理です。朝8時から昼なしでずっとなんて働けませんから」というと、困った顔して無言。

 だ、だ、ダメかもしれないね。。。

 う、うん。。。。

 「じゃ、11時すぎくらいにチャチャッと中でオヤツくらいしようか?」とか、機転がきかない。

 決められない、機転がきかない。すべて遅れ気味。

 まだ開店前のチラシさえ決めてないらしい。。。印刷どうすんだ?

 「ポスティングは?」と言ったら「業者は高い」という。ちゃうやろ。業者じゃなくて、オマエの女房が撒けばエエんやろ? それともオレらに50枚くらいつつ渡して、「近所で渡してくれる?」というとか。。。そういうときに家族経営使わないで、どうする?

 とりあえず研修には出るし、店のオープンには付き合うが。

 その後はまったく見えないな。。。ここ。新しい店って、こういう混沌から始まるのかな?

 でも、あまりに混沌すぎるように見えるんだけど。。。

 あ。制服。変なベレー帽付き。。。漫画家先生みたいなのw そ、それよりも、髪の毛全部隠せるほっかむりのがいいと思うんだけど、パン屋は。。。白いさ。ね。。。。。

 なんか。なんか。キレイなフランスのオシャレなカフェみたいなイメージで遂行しようとしてんだが、中身ガタガタ。

 おされなカフェの裏側には鉄壁の経営があると、オレは思うんだがなぁ。。。。高円寺は違うのかな?

 ま。とにかく見守る。

 あ。今日来た人員は主婦1名、学生3名、フリーター1名、そしてオレだった。学生3名とオレは重なることが多そうだ。でもこの3名、もう来年春には卒業だから、ちょっとしか働かないって! なんでそんな人、入れるのかもまたナゾすぎるっ!

 1人は男の子。なんだかオットリしてて、地方のボンボンという感じだったな。。。ちょっとゲイっぽい子だ。

 主婦は大人しい感じだったが、大人しい感じが一番怖いので、この人にはたてつかないがいいや、と思った。そしてフリーターの子は「あたし、気が効くんです」なアピールが多大で、おめぇ、うっとおしいなぁ。。。て子だったわ。あとの2人は地味な女子学生。可もなく不可もなく。ウンナンちゃんみたいなキャラっぷりも見当たらなかったな。。。

 あああ。。。。どうなるバイト? どうなる店? どうなる、どうなる?
 
 

2013年06月24日(月) 選挙のこと

 東京都議選のあまりの投票率の低さに、参院選に向けて何かしなくては!と焦る。もう目の前すぎるっ!

 ほんと!

 どうして投票しないの?

 理解できないよ。

 自分の人生、自分の夢、自分の希望、ぜんぶが選挙にかかってるんだって、どうして気づいてくれないの?

 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

 はなさん@ツイッターを通じて仲良しになった反原連などの活動をする西荻の女性に、何したらいい?なんて聞いてみたり。

 今、思いつくのは、前に大統領選挙の日に自分がワシントンDCにいて、お店で買い物するたびにお店の人が気軽な感じで「投票した?」と聞いてくれたこと。

 ああいう声掛けを商店街ぐるみでやってくれたらいいのに、と思う。

 去年の都知事選の夜、まだジカンはあります、どこでも投票できます、ハガキ忘れても大丈夫です、と、中野駅前で声掛け運動してたら、意外と若い人、、、、しかもなぜかイケメンばかりが(!)反応してくれて、区役所に投票に行ってくれた。

 そう、言うと、意外と反応するのだ。人は!

 そうそう、捨てたもんじゃないのだ!

 だから、そういうの、1店舗だけだと難しいかもしれないけど、商店街とか、気概のあるところ、やってくれないかなぁ。

 べつに言うだけだ。答えなんて聞かなくていいし、政党も関係ない。

 それだけ。

 あと、この前の、大統領選挙んとき、ケイティ・ペリーやらビヨンセやら、セレブたちが「投票しました」という小さなシールを胸に貼って、ジャ〜〜〜ンって感じでツイッターに自分の写真をUPしてた。

 あれ、すごくいいと思う。

 あのシール。かわいいのがあれば。。。。奈良さんとかに作ってもらいたい。かわいい投票しましたシールを胸に貼って、みんながツイッターとかFBにUPして、それがイケてると自慢し合う。。。

 そういうのがあればいいように思う。

 誰か、誰か、かわいいシールを!!!

 「参院選に投票しました」シールを!

 それを選挙当日、ダウンロードして、胸に貼って、1日過ごせばいいんだ。

 どうだろう?

2013年06月23日(日)

 引越し貧乏。

 そうなってもいい!
 だって。。。もう。。。。丸の内線も大嫌いで、丸の内線に乗って家に帰ろうとすると不整脈発作になるんだ。イヤでイヤでイヤで、耐えられなくて、ドキドキしてのどが詰まって、苦しくて苦しくて死にそうな気持ちがする。

 それなのに方南町の駅は階段しかなくて、階段上がるともう、息が出来なくて、死にそうだ。

 だから、もう、ついに、行ったさ。

 行ったさ!

 ついに、行ってやったさ!
 引越しからちょうど4ヶ月。


 ついに行ったさ!

 新井薬師の不動産屋っ!
 
 前にも1度だけ行った。実は前の大家さんの持ちビルの1階に入ってる。

 行って、事情を話し。条件を言い。とりあえず1軒だけ物見遊山で見てきて、そこはぜんぜんダメだから「はぁ、大家さん、このボロ物件をなんとかしようと頑張ってますねぇ」なんて人ごとみたいに言って帰ってきた。

 案内役の不動産屋のお兄ちゃんより、アタシの方が道、知ってるの、そのへん。裏道を先導して店に戻ったさ!

 そして、今回は焦らずユックリ探すから、今がとにかく真っ暗だからとしゃべっていたら、不動産屋のオバさんが、とにかく事情通で、恐ろしいことに今のこの家のことも、ここの大家さんのことも、ぜんぶ知ってた。。。

 そして「確かに中野のここからそこじゃ、不便で暗くてビックリしちゃうでしょう?」と言われた。

 ビックリなんてもんじゃないですって。。。

 耐えられないですから、耐えられないですからっ!

 しかし激厳しい条件だから、そうそう滅多に出てこないかもしれない。なんだかんだで1年ぐらいかかっちゃうかもしれない。逆に1ヶ月で見つかる可能性もある。

 どうであれ。私はまた中野に戻りたい。戻るんだ。戻る。

 「今の家に帰る帰り道が本当に悲しいんです」と話してて、涙が出そうになった。。。

 戻りたい。。。。私は中野に戻りたい。。。。。

 ちなみに。昨日、夜10:30に隣の部屋に人が越してきた。夜中12:30までガタガタやってた。夜逃げしてきたのか?

 そんなこともあって、怖くなって、不動産屋に行ったのでした。

 さて。。。これからどうなるやら?

2013年06月22日(土) 肉玉ライスはタマゴと焼きブタです

 由紀さおりのコンサートを赤坂で見て、おなか減って、ラーメン幸楽@激安へ1人入るオレというオヤジ。

 ガラリ。。。いらっさいまっせ〜〜@中国語なまり。

 「ラーメンと、この肉玉ライス!」

 実に男らしい注文をするオレ。

 そしてやってくる、ラーメンと肉玉ライス。

 モグモグモグモグ。ツルツルツルツル。

 交互に食べる。黙々と。

 隣もその隣も、全員、おやじっ!

 おやじの園。その中におやじ以上におやじらしいオレっ!

 と、そこへギターケースなどを担いだオヤジ3人+オバさん1人の4人連れがワラワラやってきて、イスに座った。

 ところが、すぐに女が叫び始めた。

 「えええええええええええ? ウーロンハイないの? レバニラないの? うっそ〜〜〜〜〜、うっそ〜〜〜〜〜〜〜。ウーロンハイもレバニラもないなんて、うっそ〜〜〜〜〜、うっそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 そして4人はイスをガタガタさせて、席を立ち出て行ったんだが、その間も女は「うっそ〜〜〜、うっそ〜〜〜〜、ウーロンハイないなんて、レバニラないなんて!」と叫びどおし。

 なんだ、こいつ? と思った。

 女王様キドリな臭いを感じ取った、その女から。

 女って、男に。。。たとえ腹の突き出た小汚いオヤジ3人衆であろうと、男に囲まれてると、すぐに己を女王様と勘違いしがちな愚かなイキモノである。

 このババアはそのワナに陥っていた。おそらく、このババも、ほかのババたちとこの店にやって来て、レバニラもウーロンハイもなかったとしても、他のババの「じゃ、ラーメンでいいわ」なんてのにつられて、「じゃ、アタシもラーメン」とか言うだろうが。

 オヤジ3人に囲まれ、すっかり勘違いして、うっそ〜〜〜〜、うっそ〜〜〜〜〜の女王キドリになっちまったんだな、と思った。

 思いながら肉玉ライスをかっこんでいたオヤジなオレ。見知らぬオヤジたちに囲まれ、さらにオヤジ化するオレ。
 
 赤坂の夜。土曜日。腹はいっぱいになった。

2013年06月20日(木) じぇじぇじぇ

 今週は岡村詩野ちゃん、赤尾美香ちゃんという、音楽ライターの先生方と2回も会って、ゴハン食べたりした。

 かつて私たちは「ミュージック・ライフ」という雑誌で、赤尾さんは編集者、私と詩野ちゃんはライターという立場で仕事をしていて、まだ20代、30代の若かった私たちは、時には衝突したり、プイッとしてみたり、仲良くしたり、悪口言ったり、ゴハン食べたり、いっしょに取材に行ったり、好きなスターをとりあったり、ライバルに思えたり、海外にいっしょに取材に行ったり、いろいろあった。

 仲間の人が亡くなったこともあったし、音楽業界を去っていった人たちもたくさんいる。その間、詩野ちゃんは結婚したり離婚したり(やばっ)。赤尾ちゃんも結婚したり。。。オレは1人でぇ。ええ。

 そうやって人生みんな色々あり。詩野ちゃんは今は京都に移住して、東京と往復しながら色々新規開拓しようとしている。

 仕事以外でこの3人が会うなんてことは当時もあんまりなかった。そしてお互い、会うなんてのは3〜4年に1回くらいなのに、今週はなぜだか2回も会って、夕ご飯を食べてて。

 なんかおかしいね。不思議だね、とか話した。そして、私たちよく生きてるねとか。

 しみじみ思った。私たち、ずっとよくぞ生きてて、よくぞ仕事してて、よくぞがんばってる。

 そのことにこうして昔からの仲間に会うと、しみじみ感じる。驚く。

 前にここにUPしたブラー取材の写真には、詩野ちゃんもいっしょに写ってた。あれは95〜6年ぐらいだから、18年ぐらいも前なんだ。驚きすぎる。

 今こうしていっしょにコンサートを見て、帰りにウドンをすすって、あれこれ話すなんて、18年前のそのときは微塵も考えてなかった。あのとき18年後の自分なんて、微塵も想像できなかった。

 
 人生は本当に先のことなんて、わからないんだな、と思う。

 ちなみに今日はサム・リーというイギリスの吟遊詩人みたいな、タイムワープしてあちこち時代に出没してる、要潤みたいな(あの番組です)立ち居地の(?)シンガーを見ました。「これは800年前の歌です」とかいうんだ。イギリスの伝統歌をね、やるんだよ。

 昨日は、野崎さん家の子どもら、、、ラウーというのを見た。ラウーはインスト中心だが、激しかった。アコーディオンの人なんて、イスに座ってんのにもう、ヘッドバッキング状態っ! グオングオン弾いて、びっくらこけた。ロックじゃん。ロック。スコットランドののどかなインスト音楽か?なんて思ってたらとんでもなかったけろ。じぇじぇじぇっ! ってこういうときに使うんだな。うん。ラウーはじぇじぇじぇっ!だったわ。

 
 
 

2013年06月16日(日) イギリスに行きたし、金はなし〜音遊びの会のこと

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 やれやれ、もう1週間経っちゃったじゃ〜ん@神戸行き。

 そうそう。少し前に「あまちゃん」の音楽をやる大友良英さんの5月19日付けの日記に「どなたか取材しませんか」と書いてあった、9月にイギリスで公演が決まってる、障碍のある子供たちの楽団の様子を見に行ったんだ。大友さんは子どもらの楽団の指揮者だ。

 しかしっ!
 新幹線。片道14700円っ!!

 中野でそのチケットを3日ぐらい前に取ったら、もう、それだけで卒倒しそうになった。が、でも、とにかく行かなきゃ分からない。行って、一度はどんなものか見ないと、体験しないと、それがイギリスまで追っかけるべきものなか、本当に私が好きなのか分からない。だから確かめに行かなきゃ!と、ウツウツの本当に酷い酷いどん底の中で急に決意したんだ。

 それは友達からメールで、死んだ友人と同じ年になったという話で、「私も今月で51歳になった。○○○の人生は51年で、本人はまさかこんなに短い人生だとは思わなかっただろうなあ…と感じながらニューヨークにいたわけ。人生なんてあっという間だよ。 だから考えるより、行動だよ。時間がもったいないと思わない? 自分の人生が来月の10日までです、ときまってたら、ああ、うじうじしてられない、あれやってこれ食わなきゃみたいな」というようなのをもらって、ハッとした。(無断転載。。。すまぬ)

 私は5月中、毎日毎日死にたいとばかり考えて、ひたすらにウジウジしきって、駅で足をホーム下にわざと出してみたりもしたんだけど、でも、飛び込むなんてことできなくて、それでもうどうしようもなくウジウジってたけど、そうだ、死にたいなんて考えてなくたって、意外とパッと死んでしまうかもしれないんだ。だったら、どうせ死ぬなら、思い切りハジけて、興味を少しでも引かれたことには全部クビつっこんでみよお!と思ってメールしてみた。

 で。しばらく何ら音沙汰もなかったのだが、急に、その神戸の「音遊びの会の」事務局の女性からメールがきて、よかったらいらっしゃいませんか?と今後のワークショップやコンサートのスケジュールを幾つか頂いたので、行くことにした。

 しかし6月の月末以降はバイトが始まるかもしれないから、行くならこの週末しかない! 慌ててそう思った(その後本当にバイトが決まったから、この選択はすごく正しかったのだが)。

 えいやっ! なるようになれっ!

 そう思った。

 が。しかし。そこは和田である。行く直前に風邪ひくわ、前日に関西で地震が頻発するわ。。。。そして悩む。

 い、今、行くべきなのか? 行って何かあるのかな?

 また次の機会でもいいんじゃね??

 悶悶。。。。悶悶。悶悶悶悶。

 正直、当日朝、家を出て、丸の内線に乗ってもまだ悶悶していた。四ッ谷駅から、その新幹線の切符でJRに乗り換えようとしていたから、丸の内線の新宿3丁目ぐらいまで悩んでた。

 で。やっと四谷3丁目で「行くか。。。」とポソッ思い、行くことにしたんだ。。。今、行かなかったら、もう一生行かないことになるだろうな?と思って。

 またやってる、無駄な逡巡。

 それが私の人生そのものなんだけど。

 でも、とにかく、無駄な逡巡と、JR新大阪駅からのたくさんの乗り換えと、バスとで、付いたのは六甲山ろくにある神戸大学の発達科学部の音楽棟。。。ボロッ。。。。よくぞここ、阪神大震災のときに壊れなかったね?と言いたくなるボロい校舎だったんだが。。。しかも誰もおらん。誰も。

 1:30から準備します、とメールにはあって、もう1:30だったが、誰もいないから、荷物を床において、ひとりボオオと座っていた。

 すると、やたら元気のいいオバちゃんが1人やって来て「あら、空いてない? 空いてないの?」というから、「はい、私、あの、見学にきたんですけどぉ」というと「あら、そう、待っててね」と、別に大したことなさそうに鍵を取りに行って。。。そのうち、ちりちりバラバラ、三々五々あるまる人たち。

 ボランティア?のミュージシャンさんやダンサーさん・・・というのは後から知った。そのオバちゃんもボランティアのダンサーさん。ミュージシャンの方もいっぱいいらしてた。

 そしておかあさんやおとうさんらと子どもら。

 アアアアウウウウとずっと声を発してる子や。

 ただお父さんの隣にジッと座ってる子も。

 でも代表の、この「音遊びの会」を8年も続けてる沼田さんという女性が前に出てきて「じゃ、30分自由にやって、その後、みんなでやりましょう」というと、子どもたちはもうよく知ってる風に前に出てきて、楽器のある場所に行く。

 ドラムからギターからバイオリンから木琴やら鉄琴、タンバリンに手作りのラッパやらウォッシュボードやら、色んなものが本当にたくさん。ホースがあって、振り回すとビュンビュン言う。最初は見てようかなぁと思ったけど、見ててもしゃ〜〜ないや、と、子どもらんとこに近寄って行った。

 そうそう、事前に「今日は見学の人が3人います」と紹介してくれてたんで、一応、「東京から来たオバさん」として多少は認知されていたかもしれん。いや、東京からは認知されておらんが、とにかく「太った、新しい、オバさん」として許可されていたのだろう。

 子どもらは何ら私に警戒はしない。

 太ったオバさんといっしょに太鼓叩いてくれたり。
 変な手作りラッパ吹いてくれたり。

 太ったオバさんも調子乗って、次々、新しい子どもににじりより、仲良くしてな〜〜とニタニタ笑う。こびる。オバさんは意外とイヤらしい。下心ありありだ。

 子どもら、手なづけたる!!。。。そんな思いはしかし、子どもらにすぐに見透かされるっ。

 最初は付き合ってくれるが、そのうちすぐに飽きられ、ポイッとされる。

 子どもらは自由で、ありのまま。いや、自由とは違うのか? 大友さんいわく、ただ、自由なだけじゃない。ちゃんと「音楽をやる」という中で彼らはその瞬間そこにいるんだ。

 そのためだけにそこにいる。

 逡巡、悶悶はゼロっ!

 どんなときも、何してても、逡巡と悶悶だらけのオレからすると、それは奇跡だ。。。

 そのうち見ていると、すんごい張り切ってみんなを指揮してる子とか、はずかしがり屋で、何もできないけど、何か渡すとおそるおそるやる子や。

 色んな子ぉがおるのがわかる。

 障碍があろうがなかろうが。子どもらはとにかく自由に愉しくありのままに、音を鳴らして楽しんでる。。。ように見える。そうじゃないかもしれないけど、そう見える。まだ最初だからね。オレにはそれがそのとおりなのか、そうじゃないのかなんて分からないよ。

 しかし、純粋に、ただ、音を鳴らすのは愉しい。
 私も思いのほか愉しくなった。

 だって楽譜も何もない。ただ、思いのままに、自分の思いのままに音を発すればいいんだもん。それは私が思いのままにド下手な絵を描くのに似てる。ありのまま。ありのまま。発散する。

 私はプロじゃないから、ヘタでもなんでもいいから、愉しくやる。

 ちょうど、新幹線の中で三波春夫の本を読んでいたんだけど、あの、完ぺきを目指す、どんなときも完ぺきであろうとする歌芸との真逆にある。

 完ぺきな未完成。

 子どもらが出すのはそれ。それにちょっと便乗する。

 そのうち「セッション・タイム」となり、2人一組となって前に出て演奏をする。

 組み合わせは名前を書いたカードを見て、障碍のある男の子が「なんとかさんと、なんとかさん!」と選ぶ。その選択がまた実は絶妙らしい。子どもは、なんか見抜いてんだな。すべて。

 で。私は2番目に選ばれてしまった。えっ? もう?

 お相手は、ずっとお父さんの隣にべったり座っていた翼くん。

 後から聞いたんだけど、翼くんはそれまでずっとお父さん以外の誰ともセッションしたことはないらしい。

 でも、なぜか、そのときは太鼓の前に座るとボンボンたたき出した。「デブのオバちゃん、目、泳いでんぜ! ったくよ。手、かかるぜ」とでも思ってくれたのだろうか。。。。それに合わせて、私は恐る恐る木琴を叩いてみた。

 へ〜〜、木琴て、いい音なんだなぁ〜と、びっくり。

 翼くんはボコボコと太鼓を叩くから、なんとかそれにあわせようと、また、こびる私。ダメだよなぁ。そういうのって見透かされる気がする。

 でも、ふと、翼くんが叩きながら小さな声でモソモソ何か歌ってるのが聞えたから、私も同じくらいモソモソと歌い始めた。

 叩き@太鼓、叩き@木琴、及びモソモソ合唱。

 1分ぐらいそれが続き、バッと翼くんが太鼓を叩いていた棒を投げ捨てて、いきなり終了〜〜〜〜〜。

 ありゃ?

 と思ったが、沼田さんに「よかったですよおお」と言われる。私の前に座っていた、ずっとギターを抱きしめていた、ギター命の少年がニコッと私に笑いかけるから、グーを出して、グーとグーでガキッとした。

 なんか、ちょっと、子どもらと心通じるの巻。。。てへっ。。。なんだか嬉しい。

 その後も延々2時間もセッションが続く。

 でも飽きないんだ、子どもら。いや、飽きたら自由に色んなところで体動かしたり、いろんなことしてる。

 ずっと叫びとおしの子もいるし。

 私もできたら、彼らといっしょに前のほうをぐるぐる歩いて、叫んだり、歌ったり、ウララララ〜〜とかしたかったのだが、できない。

 恥ずかしくて。

 ああ、オレ、ぜんぜん自由じゃないよなぁとか思う。

 子どもらは本当に自由でさ。障碍って何だよ?と思う。オレのが障碍あるんじゃ?って。

 子どもらは、しかしただ自由にやったりしない。私が「子どもにこびて合わせよう」としたのとは違って、音そのものに合わせようとして、どんどんおもちゃ箱みたいな楽器箱を探って音を見つけ出す。で、あ、これは合う音だ、と私も感じた音に出会うと、その音をずっと鳴らしていた。ちゃんと合う音を探し出せるんだ。ありのまま。本能のままで。ミュージシャンじゃ。

 とはいえ、後から話したお父さんお母さん。

 ずっと叫び続けていた女の子、すごくかわいい女の子なんだけど、彼女のおかあさんが「この子を連れて出かけられるところはここしかない」と言っていたのにハッとした。

 そうか。そうだよね。たいへんなんだ。知的障害の子どもたち。

 体調もいつも万全とは限らず、「今日もここに来るまではぐったりしてたんですけど、ここが好きだから、ここに行くよといったら元気になって、今はもうすごい元気です」と言ってた。ここが好きなんだなぁ。。。みんなと会って、自由にやって、たとえ話すことなんてできなくても、愉しいんだ。。。

 しかし。帰り道。困ってしまった。

 それで、私が、イギリスくんだりまで行って、何ができるの?って。イギリスなんて行く必要あるのか?って。

 障碍のある子供たちが演奏しました、チャンチャン♪じゃ、もう、これで十分。800字ぐらいのありきたりの記事を書いて、チャンチャンだ。いいですね。障碍ある子も音楽で楽しめるんです、キラキラみたいな、ウソくさい記事書いてさ。

 ほんとはそんなこと、思っちゃないくせにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!

 なんか、そこから、オレを救ってもらえる、何かを見つけたい〜〜〜〜〜。子どもらにオレを救ってもらいたいいいいいいいいいいいいいいいいいっていう、いつもの、オレ至上主義、オレさまが中心なのに。

 どうしたらいいの?

 その日は、ちょっと前に私にお皿を作ってくれた、大阪南部の陶芸家ちゃんの家に泊めてもらうことになっていたので、延々乗り変える見知らぬ電車、見知らぬ風景の中で悩み続けた。

 そして、結局、相手がスターであれ、コンビニの客であれ、障碍のある子たちであれ、おいらが書けるのは、おいらとその人たちとの関係性。

 その人たちとの1週間の旅での触れ合い、拒絶、笑い、ヘマ、文句、うんざり、楽しみ、解放であり。もちろん悶悶。

 音楽療法なんとかとか。

 障碍者のなんとかとか。

 そういうのは分からない。もちろん、そりゃ行くなら音楽療法の本ぐらいは読みますよ。ええ。ええ。とうぜんですわ。あたりまえじゃないですか。ええ。

 えっ? なぜ、そうもエラソーに言うかって?

 ええ。ええ。なんと、うちの師匠が「音楽療法協会」の理事なんです。

 ええ。ええ。意外と。つながってる。ええ。

 だから。そんな形で、レポートを、記事でも、本でも、できたら、本に作れたらいいのだけど。。。

 もちろん、鳴らされる音楽についても感じたことを書くさ。
オレ、厳しいっすよ。いざとなるとね。ええ。

 しかし、旅には飛行機だけで22〜3万円。ホテルが5〜6万もする。

 なんだかんだで30万円だ。

 うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

 うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

 ありえん。。。。新幹線往復の10倍だ。

 だから。これから出版社やら、お金の捻出方法やら探さなきゃならないのだが、旅は目前の9月だ。

 間に合うのだろうか?

 どうなるなるんだろうか?

 どうしたらいいんだろうか?

 出版社を口説くイヤらしい殺し文句は決まってる。
 「あまちゃんの音楽を作る大友さんが指揮する、いっしょに行く旅ですよ」だ。

 会ったこともないけど。。。利用するっ! 主役は子どもらなんだけど。

 すみません。誰か、そんな殺し文句にひっかかってくれそうな方、ご存知ではないでしょうか?

 誰か、誰か、誰か、そんな文句にひっかかって、えっと、印税先渡しで旅費を出してくれて、本にさしてくれたりするようなところ、ありませんか? か? か?

 子どもらもそうですが、それを引率するオカンやオトン、それにボランティアの人たち。いろんな人の人生がからみあって、人ってのが見えてくる旅になると思います。

 そこにイギリス人、どうノッカってくるか?

 あのチャラチャラ化はなはだしいイギリスが、なんか、誠意見せてくるのか?

 そんなことも相成って。どんな物語が出来るのかはまったく見えませんが。

 誰か。。。。誰か。。。。サムバディ・ヘルプ・ミイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!と叫ぶ私です。

 おねげええします。

 無理は承知です。。。。
 
 無理は。。。。ああ、だって。私が編集者だったら、

「えっと。。。和田さんがお書きになるんじゃなくて、やはり、ここはずっと関われてこられた大友さんが書かれたらいいんじゃないんですか? そうですね、和田さん、あなたは大友さんの口述筆記をお手伝いしていただけたら。ええ。そのために旅は同行していただいて。ええ。えっ? 旅費? それは、まあ、ギャラと相殺ってことで。。。それだってかなりものですよぉ。いいじゃないですか。ワッハハハハハ」

 だろうな。フツーそうだよな。フツー。

 オレなんてどっから沸いて来たか分からないハエみたいなオバさんがいきなり旅に1週間だけ同行しました。

 障碍者の鳴らす音楽について書きます、なんて言ったって、そりゃ、あんた、底が薄っぺらすぎやしませんか?と言いたくなるよなぁ。

 うううううううううううううむ。

 イギリス旅行が5年後ぐらいだったらなぁ。

 でも。オレと大友さんの大きな違いは、大友さんは音楽やる人だから、ミュージシャンとして苦悩しきりだったが、オレはただの見学者で、んで、子ども好きで、子どもと仲良くなりたいな〜〜だけの人で。

 その浅はかさが逆に、軽やかな物語を生んだりすることだって、なきにしもあらず、なきにしもあらず? じゃないかあああああああああああああああ?!!

 と思ったり。思わなかったり。

 どうでしょう?

 どうでしょう?

 ねえ?
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