ひぽこんコラム

2010年03月28日(日) 転倒回転不足フラつきも加点ですわ、byキムヨナ

PPS:さっきお皿洗いながら思ったこと。
 死ぬことという最大に恐ろしいことだっていい面がある。だって死ぬことがなければ生きていけない。死ねない人生なら何もしないでただ寝てるだけだ。だから死ぬことがあることはいいことだ。そんな風に思うと、あらゆる悪いことにもいいことがあるはずだ。だからそのいいことだけを見ていきたい。できるだけ。できるだけ。

PS:たごちゃんのHPから発見。昨晩私がネット中継を見ていたカナダの放送局の真央ちゃん世界選手権。すばらしいので是非見てください! すばらしいです。滑り終えたときの、やり遂げた!!という顔のすがすがしさよ!! アスリートの鏡!! やり遂げる、ということのすばらしさを、真央ちゃんが教えてくれる。ありがとう、真央ちゃん。真央ちゃんが大好きです!! カナダの解説の人はステキだわ〜〜。ホギャルデ〜〜〜!って小声で言うのが好き。ホギャルデ〜=Look!です。


 昨夜はネットで(カナダの放送局!)フィギュア女子フリーの生中継を見て、あまりの採点のインチキっぷりに愕然として、本当に落ち込んでしまった。小学生のときからずっとフィギュアが好きで長年見てきたけど、今ほどいい加減で、八百長がバレバレなのはありえない。こんなにすごいのは初めてで落ち込んでしまった。転んでもフラついてもヨレヨレでもスピードなくてもスピンも廻ってなくても2位のキムヨナは一日も早く引退してほしい。フィギュア界のために。頑張ってる選手のために。不正はダメだ。不正がまかり通るなんてことを世界に示さないでほしい。私の中のベスト3は1位真央ちゃん、2位ミキティ、3位が未来ちゃんだ。ヨナは12位くらいでちょうどいい演技だった。彼女はこれからの人生が辛いと思う、ヨナ。こんな不正で不正の得点をもらってることは自分が一番分かっているだろうに。それは今は良くても、これからの人生を生きていく中ですごい足かせだ。20代、30代と生きていく中で自分を苦しめ、生涯彼女は苦しむ。そんなことをさせている韓国のスポンサー企業は若い女性の人生を狂わせているのが平気なんだろうか。そういうことも本当に心が沈む。

 そんなわけでもうフィギュアは忘れよう。沈むばかりだから。

 しかしフィギュア情報が欲しくて見ていたツイターは真夜中にものすごいことになっていた。みんなその採点に????で、一斉にものすごい数の人たちが書き込みしていて、今ツイターがどれだけ華やかというか、盛り上がってるかを体感した。すごいわ。本当に1秒ごとに何十人もの人が書き込みしていたんだから。1秒に40人くらいずつカキコミがアップされてた。私もそのときは書き込みしていたが、真夜中。ネット中継見ていたら、そりゃ書き込みしたくなるよね〜〜。誰かに言わずにはおられん!みたいな。私はたごちゃんにメールしながらもツイターにもつぶやいたりして、イライラを発散していたわぁ。

 でもスターを見つけ、それを異様なカタチに育てで国威発揚させようとする手法は永遠に変わらないんだね。スターって存在は政治よりもあらゆる経済人が練った戦略よりも、スター1人の力ってすごいんだなぁと思う。スターを生み、育てる重要性を感じる。

 今、音楽や映画にスターはいない。新しいスターはいない。いるのはスポーツだけだ。いや、音楽や映画にも生まれてきてはいるんだろうけど、それが育つ前にあらゆる露出をしすぎて潰してしまってるし、育つまで誰も待たないし。うううむ。行き過ぎた社会の弊害は本当にいっぱいだよな。

 でも行き過ぎた社会を感じるのはこうしてネットになんかつながってるからであり。これを遮断して、毎日土に向かっていたりしたら、行き過ぎた社会なんて感じない。

 行き過ぎた社会をいやに思うなら自分で断ち切ればいいんだな。うん。

 あらゆること、イヤに思うなら断ち切ればいいんだな。断ち切って断ち切って。。。。。きゃああああああ。孤独だわ!!

 なかなか難しいバランス。

 

2010年03月27日(土) 今日も畑

PS:今夜は「ヤング・アット・ハート」のコンサートへ行った。そう、あのジイさんとバアさんのアメリカの合唱団。わらった。。。。うん。
 その後、招待してくださったN社のYさんとJさんとご飯へ。おされ〜〜〜な渋谷のシノワへ。今週はなんだかそんな週なんだ。
 そこでJさんと私の手がそっくりなことが判明。生き別れの兄弟だと言い合う。フィギュアスケート好きも同じで。しかし生き別れの兄弟が天然パーマのアリゾナ育ちの妙なところが日本人なアメリカ人だとは思わなかったんだが。


 そしてYちゃんが中野まで、なんとまたタクって送ってくれた!! おおおおおっ! 今週はタクシー週間でもあったのか! すげええ。人生でこんなに短期間にタクシーに乗りまくった(って2回だけど)ことはないっす。オレ、オレ、なんだかすっかり贅沢クセがついちゃいそうです。オレ、オレ。オレはタクシーはもとより、車なんて似合わない、チャリが似合う女っすからあああああ。もったいないっす〜〜〜〜。なんかもう、バチ当たるんじゃないかって、ドキドキですよ〜〜。小心者っすから〜〜〜〜〜〜。




 なんだかドロのように疲れているままなのだが、畑へ。

 でも今日は苗や種をほんの少し撒くくらいで、ラクな日。よかった。

 と、畑へ行くと、ガアアアアアアアアアアアアアン。このあいだの強風で敷いたマルチが剥がれていたり、プチビニールハウスの中にまで大量にドロやら砂やら遠くの松ノ木の枝などがスッ飛んできてて、ぎっしり覆われてしまっていた。

 あちゃ〜〜〜〜。せっかくタネ撒いたのに。。。。死んでるかな?

 おそるおそるプチビニールハウスをはがし、さらにタネ撒きの上にかぶせておいた不織布をめくると。。。。。。おおおおおおおおおおおおっ!!

 な、なんんと! 芽が出ていたのだ!! ミズナやら二十日大根やら! ほうれん草はまだまだだったが、ほうれん草はいつも遅いからな。うん。

 とにかく強風にもドロにも負けず、芽を出してやがるんだ! さすがだ。

 すげえええ。

 生き物の力ってけっこうすごいんだ。おどろく。すごいんだ。おどろく。そう簡単に死なないんだ。

 そうなんだ。生き物は強いんだぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 だから人間が過保護に「あれは死滅しちゃう」とか妙な手など加えなくていい、とまた思ったりもした。

 そして今日は、毎年バケツ1杯とか1週間で採れるインゲンを植えたりしたが、黒いインゲンの種というのももらって、撒いてみる。黒いインゲン。パープル・キングとかいうの。楽しみ〜〜〜。

 それにしても今日は、ナナメ向こうの畑で、ベテランのオジサンたちがせっせと畑作りしていたからどうしたのかな?と思ったら、そこの区画の女性がまだ1度も着てなくて、今日初めて来て、ぜ〜〜んぜん出来てなかったので、お手伝いしてやっていたそうだ。うちの農園さんはみんな優しい。。。。でもその女性、もう3回目くらいで初めて来て「今日もお昼までには帰らないと」なんて言ってて。。。。そういう人は続かないだろうなぁと遠い目で見ていた。

 そうなんだ。農業って結局「続けられるか」が大事。何がどうのこうのじゃなくて、子育てみたいなものだから、続けられるかどうかがキーだ。

 何でもそうだろうけど、続けるってことが一番の大切なこと。よほど好きじゃないとやらない方がいい。

 てことは、私はよほど好きなようだわ。うん。こんなドロのように疲れていても行くのだから。。。。

2010年03月26日(金) 朝から熱い

PPS:今日はユキ・カメラマンさまにお願いして撮影会を行った。何のため? ふっふふ〜〜。爆笑しながら、小雨交じりの中、公園で。とにかく大爆笑で。詐欺?とか言いながら。しかし角度とかで、私はすっかりいい人に写っていた。なんかこ〜〜〜、優しくて大らかで細かいことにこだわらない人に見えるねと、ユキさん。そして2人で大爆笑。まったく逆だ!って。。。意地悪でセコセコしてて細かいことばかりにこだわるオレ!写真て詐欺だわ。。。しかしプロはさすがだよね。プロってすごいなぁと思った。



PS:夕方、フィギュアダイジェストを放送した! フジテレビ! 偉いぞ! で。ジュベールがすごい良かった。泣けた。思いが伝わった! チャンは体育みたいだった。つまんね。大輔君はまた泣けた。。。。



 高橋大輔君。。。。決してベストな演技じゃなかったけど、すごくいい表情で滑ってて優勝。おめでとおおおお。泣けた。その表情に泣けた。

 しかし相変わらずフィギュアの採点はすごい滅茶苦茶で、サイアク。ここを見るとよく分かる。

 今回の大輔君もオリンピックのライザやプルよりも上の点数。えっ? ってかんじ。4回転も認められてないのに、なぜ?って思う。もうフィギュアはソチ五輪まで滅茶苦茶のままだろうな。ソチが近くなったらプルのパワーがプーチンに及んで大胆に変わると思うが。今は本当に滅茶苦茶で、お金をつぎ込まれてる選手に得点がガンガン加点されてチャンみたいなどうしようもない、せいぜい10位くらいの実力のヤツが2位とかになって、ジュベールや他の選手の悪口言って、浮きまくる。チャンはサイアクの男だな。うん。

 と。朝から熱い。

 しかし女子は気が重い。どうせまたキムヨナにワケのわからない加点が加わりまくり、真央ちゃんは涙を飲むことになるんじゃ。よほどキムヨナが転ぶ、とかないと難しいが、ヨナの簡単なプログラムはめったに転ばないしね。なにせ大したことはやってないんだから。大したことやってないのに加点がバンバンされるんだから。ああ。あきれる。。。

 と。朝から熱い。

 でもそういう全てのイヤラしいことにも勝った大輔くんはすばらしい。ベストの演技ができなくてもその中で出来ることをやりきるって、すごいことだ。

 と。朝から熱い。
 
 それにしてもフジテレビは映像を独占しておいて、男子フィギュアをちゃんと放送しないって。朝だけじゃなくて、他の時間にやれよ。くだらない特番とかやらないで。

 朝から熱い。

そしてオリンピックのメダリストがいないから1位だって認識は間違ってる。他の選手がモチベーション上げられない中で立直して金メダルとったってすごいことだと思う。大輔くん。。。あんたはエエ子や。オバさん、朝からめちゃ熱くなったで〜〜〜。

2010年03月25日(木) 大声で叫ぶと疲れるけど意外とすっきりする

PS:トロさんの事務所でヒラカツさんといっしょにとある「実験」を行ったので、そこに昨日書いたチロルチョコを見せびらかしに持って行った。トロさんとヒラカツさんはどのアルバムが好きとか、チロルチョコを指差しながら語っていた。そうか、そうやってファンのオジさんたちが「これだよ、これ」と話すためにあるんだな、ボブ・ディラン印のチロルチョコ。
 ちなみにソニーの人によると「昨夜=24日」のライヴが今回のディラン・ツアーの中で一番良かったらしい。へ〜〜。そうなんだぁ〜〜〜←行かないので分からない。。。
 ディランは行かないが、キャロル・キングはやはり見たいなぁ〜〜〜。1万5千円だけど。。。。うぐうぐぐ。




 なんだか今、超〜〜忙しいのだが、しかし、バイトも休めない! ドロのような身体をひきずって朝から働いた。

 で、朝礼で(笑)「昨日も雨でお客さん少なくてね。今日も雨だからどうかしら?」とマダム店長。

 確かに朝1はお客さんまばらだった。

 こういうときは活気だよな・・・と考えて、やたらめったらデカい声を出す。

 「いらっしゃいませえええええええええ」
 「ありがとうございましたああああああああああ」
 「またおこしくださあああああああああああああああい」

 魚屋のように。八百屋のように。叫ぶオレ。オレの大声につられて、他のオバちゃんたちの声も次第に大きくなる。

 そのうち本当に市場のように声が飛び交い。。。。

 と。ワラワラワララ。。。。驚くことにお客が次々に来た。偶然かもしれんが、次々に来て、瞬く間に大忙しの1日になってしまった。

 活気は大切だ。うん。

 ちなみにこの前のバイトんときは「チキチキやたら笑顔」作戦を決行したが、これはあまり効き目なし。

 デカい声のが、効き目あるわ。笑顔よりも活気だね。八百屋や魚屋は正しいんだ。
 

2010年03月24日(水) ボブ・ディランのチロルチョコ

PPS:なんと! 気づいたらもう世界フィギュアだ! 高橋く〜〜ん、ガンバッ!! また素敵なフリーを見せてほしいなぁ。でも今回、女子に中野ゆかりちゃんが出なくなり、引退しちゃったことが悲しい。残念だ。彼女は素晴らしいスケーターだったのに。

PS:↓その三浦先生は実はフォークシンガーでもあって、昨日はご自身の『碌山』というCDもいただいたので、聴いてみた。おお〜〜、フォーク。って、さすがだ。言葉が違う。三浦先生の訳があったからこそレナード・コーエンの『ライヴ・イン・ロンドン』は感動が倍増だったんだよなぁと思い出す。先生の丁寧で、繊細で、本当に1つ1つ大切に編んでいく言葉遣いにひたすら陶酔。とても上品で穏やかで、その場の空気を変える言葉。アタシとは正反対の美しき言葉なりぃ。アタシには絶対に使えない言葉遣いなりぃ。
 碌山は彫刻家の萩原守衛という人の物語歌で、かなり感動的な物語。そんな人がいたのかぁと思った。知らなかった。興味が沸いた。
 それにしても昨日お伺いした先生の、60年代に高校〜大学とサンタバーバラに留学して、なんてお話はもっとお伺いしたいと思った。そげな時代にアメリカに留学していた人がいた、なんて驚愕だ。師匠から聞いていた話では、60年代にアメリカなんて行くのは命がけで、死ぬ覚悟で、持ち出せるお金も限られてて、泣きながら行った、なんて話だったのだが、そげな時代に留学って、とんでもないことだわ。

 




 100万年ぶりくらいに午前様〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

 ボブ・ディランのコンサートを見に上京された、コーエンのすばらしい翻訳などをされている三浦久先生ご夫妻と、S社のSさんとKさんと5人で歌舞伎町!

 バクバクバクバク食べるオレ。。。。先生はサリンジャーとかユングとか、素敵なお話をしてくださる。

 なのにバクバクバクバク食べるオレ。

 先生からはディランコンサートのオミヤで、ディランのチロル・チョコを頂く! このあいだここに欲しい!と書いたやつだ!! ウッオオオオオ。うれしいっ。先生はここをご覧になって、買ってくださったんだ。感涙。ありがとうございます。さらに長野のおいしいお菓子や、先生のCDも頂く。またもらいもん小僧になる。CDはきちんとゆっくり聴きます。三浦先生は長野でこんな素敵なお店もやってらっしゃる。。今度、高遠のトロさんの本の家に行くときには、帰りに寄りたい。そして奥様がやってらっしゃるという、畑の草むしりでご恩返しじゃ! トマトのわき芽も摘みますわっ!

 しかしバクバクバクバク。食べまくって、最後にはオニギリまでパクつき、そしてS社のタクシー券までもらっちまった!

 なんかバチがあたりそうな気がした。。。そげな贅沢。もうしわけない。Kさんは「ボンビーなんだからさぁ」と笑って券をくださった。ありがてええ。ありがてえええ。こげな、時給850円のオラに。。。もうすわけねっす。今度会社の入り口でも掃除させていただきまする。ぺこりん。。。。

 そんなわけで、みんなが優しくて、親切がしんみり心に染み入った夜でした。。。。

 チロルチョコは食っちゃうんだ。。。へへへ。えっ? e-Bayで転売しそうだ? な、な、なにを言う〜〜〜。

 



 

2010年03月23日(火) ゴレイサン

PPPS:アメリカで国民皆保険の制度ができたらしい。新聞やテレビとかは懐疑的で、イヤらしい論調が目立つが、ハゲりんたちは誇らしげにこんなバナーを貼ってた。ホームページに。






PPS:こういう記事は大々的に、ねずみ講的に広めていかなきゃ!!!
 ↓

一日も早く辞めさせろ

 開会中の都議会で、今週、トンデモない石原慎太郎都知事の“浪費ぶり”が暴露されていた。08年から09年の東京五輪招致のための5回の海外出張すべて(23泊中21泊)で、東京都の規定上限を大幅に上回る宿泊費が使われていたのだ。

 石原は過去にも豪華海外出張のムダ遣いが批判され、3年前の都知事選直前に東京都は改善策を出している。そこには、「ホテルは、セキュリティーや非常時の連絡体制など条件を備えたものから、最も価格の低いものを選定する」とある。石原は、自分で改善策を出しておいて、全く守っていなかったのだ。3選が危うくなって、慌てて作ったのだろう。都民をバカにするにもほどがある。

 今回のムダ遣いで最もヒドいのは、08年の北京五輪視察だ。たった1泊の滞在なのに24万3000円の超豪華スイートルームに泊まっていた。それも夫人同伴である。

「知事夫妻が宿泊したのは、128平方メートルもの広さのある『長城スイート』。部屋にはバス・トイレが2カ所、ウオークインクロゼットが2カ所もある。五輪でホテルが混雑し、価格が高めの時期だったとはいえ、事前の旅行代理店からの連絡では、1泊8万5000円のエグゼクティブダブルに空きがあった。それなのに、都側はスイートを予約したのです。夫人には、海外出張支度金4万3120円も支給されていました」(都政関係者)

 昨年のローザンヌ(スイス)出張でも、12万2850円の部屋に泊まっている。これは知事の宿泊費の規定上限3万3500円の3.7倍だ。他の出張先でも石原の宿泊代は平均8万円だ。

 都議会では、この問題を追及した共産党の吉田信夫都議に対し、吉川和夫知事本局長が、「規定を超える部屋を使ったのは、要人との会談の可能性があったから」と説明した。しかし、実際は要人とは会談せず、吉川局長の答弁はシドロモドロ。石原知事に至っては、「自分の泊まるホテルを指定したことはございません」と開き直る始末だった。

 石原の浪費はホテル代だけじゃない。航空機はいつもファーストクラスで、現地では必ず専用車を使う。一方、共産党の調査では、埼玉や大阪など多くの大都市圏の知事は、ビジネスやエコノミーに乗り、現地でもマイクロバスや公共交通機関を使っていた。

 石原知事よ、とっとと辞めてくれ。

(日刊ゲンダイ2010年3月20日掲載)




PS:↓泣いてもいいんだけどさ、でも、もっとこう、泣き方ってあるよね、男の涙。
 朝さまの涙は良かった。うん。白鵬があんとき泣いたのもわかった。
スケートの織田くんもしょっちゅう泣くが、ああいう悔し涙ってのはまだいい。
 ダメなのはこういう↓自分がしでかした過ちを泣いて許してもらおうというか、自分の過失があきらかなときに泣く男ってなあ〜と遠い目になる。毅然とせよ、男子よ!
 


PS:なんかすぐ泣かないか、最近の男は?
 泣きゃいいってもんじゃねえんだよ〜〜〜と、なんかこう、オバさんとしては蹴飛ばしたくなるんだけど?
  ↓
第82回選抜高校野球大会に出場した開星(島根)の野々村直通監督(58)が、22日に行われた向陽(和歌山)との試合に敗れ、「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」などと発言した問題で23日午前、野々村監督が、甲子園球場内の大会本部を訪ねて経緯を説明し、謝罪した。
 日本高等学校野球連盟は口頭で野々村監督を厳重注意し、近日中に改めて文書で報告を受けて対応を考えることにしている。
 謝罪後、野々村監督は取材陣に「(昨秋の)中国大会覇者として、(選考方法が違う)21世紀枠のチームに絶対に負けたくないとの思いがあり、現実を受け止められず、あんな発言になった」と釈明。さらに「決して、向陽や21世紀枠の制度を侮辱、批判する意味で言ったわけではない。心からおわびします」と、声を詰まらせながら述べた。

  ・・・甲子園にはまったく興味がないんだがな。うん。
 なんかみんな泣いてるように思えるんだ。男。。。女は泣かないよね。エリカ様も。





 昨日は夜中また心臓バクバク。。。。ゴレイサンという余計な水を身体から出す漢方薬、、、つまりむくみ取りの漢方薬を飲み始めてからだいぶバクバクが減っていたのだが、昨日は疲れ果てて、やらなきゃやらなきゃと思うことだらけで、それでかも。。。。今朝もまだバクバク。今からまた病院行って来ますぅ。

 さらに昨夜は。。。。ご飯はワリカン。。。の姉から電話があり、どうやらオトウがガン再発でがんセンターに入院するらしい。ふ〜〜〜ん。姉、そんなこといきなり言われても困るわぁ、知らん、と言う。でも知らん知らんもダメやろう、などと話し合う。

 普通の家なら、大慌てで駆けつけるところなのだろうが、複雑な心境の我が家では、そうはならないのだ。家族って難しい。家族ってたいへん。家族ってなんで家族なんだろう?

 ・・・・にしても。
 本当に死ぬなら死後のあれこれを今のうちに考えておかないとならない。お墓とか葬儀とか。お金はオトウにもないし、姉も出さないし、私もないし、オトウのその後の家族もシカトらしい。そういうときは本人に事前にお墓やら葬儀のお金があるのか聞いておいて、あるなら買わせるし契約させるし。それをしないとならないのだが、オカンや姉にそういう話をしても「あいつに金なんてあるわけじゃん」とか怒って、そこから先に進もうとしない。やれやれ。。。うちの血筋は怒って知らん振りらしい。。。。でもそれじゃ後から困るんだから、やらなきゃ。って、結局オレがやるんか??? なんなんだ、この家って。。。。

2010年03月21日(日) ネコマル

中安さん家のネコマル。。。寝姿。音声ガイドをつけるなら「ぶに。ぶに。ぶに〜〜〜〜〜〜〜〜」

 



 昨日の風はすごかった。台風よりもすごい感じで。怖かった。何度も何度も目が覚めて。明け方にはすっかり起きてしまった。

 きのう畑にかけたプチビニールハウスとか大丈夫だろうか? めくれてないか? めくれるとテンが入っちゃうから!←きのうこれで盛り上がった←トキの巣って馬鹿じゃないのかって。

 しかしトキにしろ、クジラにしろ、クロマグロにしろ、絶滅してしまうものは仕方ないんじゃないかと思う。かつて恐竜が絶滅して、たくさんの生き物が絶滅してきたように、そのときのその環境で絶滅してしまうものを無理やり残そうとするのもまた人間のエゴのように思う。人間がクロマグロを食べまくって絶滅したら、それはそれで仕方ないんじゃないのか? それで何かが崩れて人間が絶滅したら、それもまたそれで仕方ないんじゃないか?

 それにしてもテンは動きがすばしっこい。テンの勝ちだ。何億円もかけた馬鹿プロジェクトなんかより。ずっとずっと賢いテン。自然の勝ちだ。

2010年03月20日(土) クワで15cmの穴を掘ります

 今日は畑へ行った。今日は1年で一番大変な日で、もう、たいへんでたいへんで、最後なんて膝で這うようにしてやってた。疲れた。

 何が大変て、種まきが大変なんだ。種まき? そんなの大したことないじゃん、と思うのは、タネをほんの2〜3個しか撒いたことがない人の言うことです。1ミリもない種を1粒ずつ穴を開けてポツポツ撒いていく。深さは1センチとか5ミリとか。カブやら二十日大根やらいろいろな野菜。ニンジンもあと名前も覚えられないような新しい野菜とか。

 ああもおお、とか、ああ、間違えた、とか叫びながら、しかしあまりに大変で、しかも撒く数も決まっているから間違えないようにと必死に、寡黙に、黙々とシモマンと2人で必死にやったんだ。中腰とか、いろんな格好になって。膝が痛いから←太りすぎですね。。。ヒイヒイ言いながらやった。。。

 そういう大変なときにはまた「ああ、なんで、アタシ、こんなことやってるんだろ?」と4年目も最初の年と同じように思った。馬鹿じゃないか? アタシ? と思うんだ。だって本当に本当に本当に大変なんだもん。

 でもそれでもやるのは、それが育っておいしいことを知ってるから。一度その味を知ってしまったら、辞められない。それが農業。

 シモマンとも「買った野菜」がなぜにあんなに薄味でおいしくないのか?という話になる。自分で作った野菜は、素人なのになぜか味が濃くてすげえええおいしい。本当においしい。びっくりするほどにおいしい。

 本当だぜ〜〜〜〜〜。

 種まきの後は、その上に不織布をかぶせて、プチビニールハウスをかけたり。。。。これも大変。プチビニールハウスの端を土に埋めてあげたりしなきゃならないし。不織布をカラスが引き出していくから(巣の材料にするために)細心の注意が必要だ。

 それが終わったら、今度はマルチ敷きという、ビニールシートみたいのを土の上に貼る作業もやった。これは土を幅65センチに測って、穴掘って←クワで。。。肥料まいて、それ埋めて、古墳状に土盛ったりとか。口で説明するのは分かりづらいが、とにかく面倒だ、ということは確か。すごい面倒だ。面倒。

 最後は↑書いたように膝で這いながらやり、目がチカチカしてきた。

 ふ〜〜〜。本当に農業は大変だ。

 「アタシ、やっぱり農家の嫁にはなれないわ」などと、ワケの分からないことを口走り。

 「でも農家はこんなの手でやらないよ」とシモマンも答え。

 しかしオレたち意外と元気で、その後、オニギリやらイチゴやらをモグモグしたら復活して、畑に来てる子どもちゃんと縄跳び遊びなどをした。

 しかし大人のオレらは縄跳びを3回も飛ぶと死ぬほど身体に来ちゃって、もっぱらブンブン縄を振り回す方だった。

 土、掘ったことあります、最近?
 縄跳び、飛んだことあります、最近?

 畑にいると、滅多にやらないことばかり、やります。

 死ぬほど大変ですが、みなさんも是非、畑、やってみてください。

 私はどんなに大変でも、畑が自分の人生にあって、本当に良かったなぁ〜〜〜〜〜と心から思いますもの。

 畑は裏切らない。浮つかない。ウソつかない。唯一の絶対だ。

2010年03月19日(金) Automatic for the People by R.E.M.

PS:中野の通り。電気屋さんの前で、バルトの相撲を見入る2人のオジさん、、、。中野の街頭テレビか! 昭和30年代そのままな中野っす。





 ボブ・ディランの日本ツアー会場で売ってるらしいチロルチョコ。ファンじゃなくても、これは欲しい。海外からも垂涎じゃないのか? これ。。。すごいプレミアになりそう(って、e-Bayで高値になりそう)。

 午前4時。仕事してます。


↑昨日はなぜか午後6時過ぎに寝てしまい(もう仕事できる体調じゃなくて)夜中に起きて仕事して、また↑この後少し寝て朝9時に起きました。やれやれ。

 そして朝1から、100年ぶりくらいにハゲりんの「オートマチックフォーザピープル」を聴く。なぜか。。。ハゲりん。なんだかすごいお久しぶりだ。ぜ〜〜〜〜〜〜んぜん聴いてなかった。最近はシャーデーとかずっと聴いたり、ナタリー・マーチャントとか、女の人ばかり聴いていた。ハゲりんを聴こうとは微塵も思わなかったのだが、きのう、日本1の通訳、染谷さんと電話で話してて、染谷さんにハゲりんの通訳をお願いして電話インタビューしたことがあって、それが「5年前のちょうど今頃」とか染谷さんが教えてくれて、ああ、なんだか懐かしい〜〜と思ったんだ。

 染谷さんは日本1の通訳だから、ハゲりんがすごく楽しげに楽しげに語ってくれた。あんな楽しげなハゲりんの声はそうそう聴いたことがない。インタビューって、質問がどうのこうのよりも、まずはそうやって、相手をノラせられるか、ってことが一番大切だ。染谷さんは通訳さんだが、ノラせるのが上手。それでいて、私がぐじゅぐじゃズラズラ書いた質問を的確にまとめて、時間内にぜったいに全て終わらせてくれる天才。日本語も美しく、英語もすばらしく、本当にすごいと震える。震えるんだ、本当に。通訳さんの素晴らしさに震えるって、ほんと、すごいことだと思う。

 そしてハゲりんの『オートマチックフォーザピープル』は考えたら1992年の秋に出たものだから、もう17年とちょっと前と、だいぶ古い作品だ。なのにちぃとも古くなくて、驚く。どんなときも、すぐに作品の世界に入って行ける。

 心の森の、奥深くにいっしょに分け入って行ける。生い茂った木をかき分け、泉をジャブジャブ歩いて渡り、滝だって登る。グイグイと、いっしょに進める。こんな風に心の冒険が出来るアルバムは少ない。悲しみの奥底に沈んでいくとは違う。心の冒険ができるんだ。そこには勇気と希望がある。

 死がテーマのアルバムなのに。不思議だ。

 ああでも。死を見つめたからこそ、そこには希望が、生きていく勇気があるのかもなぁ。17年前、まだ30代前半のハゲりんはなぜにそこまで見つめたのだろうか。

 R.E.M.の『Automatic for the People』、まだ聴いたことがない人は、ぜひぜひぜひぜひ、聴いてあげてください。ハゲりん、渾身の作品ですわ。

2010年03月18日(木) 朝青龍報道のでっちあげさ!

PS:中野・弁当戦争が勃発してるらしい。
 今朝はいつもより長く、発注のことや、弁当の「落ち」←廃棄。。。について店長が語っていた。近くのお弁当屋さんが500円ワンコイン弁当を始めてから売上が落ちてるらしい。
 店長、「あそこは肉もの中心だから」と言ってたが、実は魚もやってることを知ってるオレ。。。。だって昨日行ったもん。。。。すまん。。。。オレ、そっちで買ってる。。。へへへ。
 でもむろん黙ってる。そんなことは。
 「お客さんが向こうに飽きてこっちに来たときにお弁当がないとそれも困るが、発注はもっと正確に」とか言ってる。
 発注作業もパートのオバさんたちがやる。そんな売上直結のこともパートがやる。安い時給で。ガッデム。
 コンビニってすごい仕組みだな。。。
 しかし弁当1個に熾烈な戦いがあるようだ。
 売上が落ちまくると、いよいよオレのクビもあぶない。。。
 



 ↓今朝の東京新聞にこれ、載ってた! びつくり。やったあああああああ! ふじこ丸さんのサイトをきっと見たんだなぁ。。。



朝青龍報道がどれだけデッチアゲか!!

 そんなことだろうと思ったけど、ほんと、日本のテレビメディアはいい加減だ。そして「外国語」をきちんと翻訳しないなんて、最低の最低の最低。自分たちの言葉をもし「アメリカの方々はときどき私たちの理解を超えてます」というのを、「アメリカなんてクソして死ね、ブー」なんて訳されたらどう思うだろうか?

 ほんと、ひどい。

 ↓
 ところが、内モンゴル(現在は中国領)出身の大学講師、バー・ボルドーさんが在日モンゴル人に向けて(モンゴル・ブフクラブというモンゴル相撲応援サイト)この朝青龍関の協会批判が誤訳に基づくものだという情報を発している。


 ここに転載して紹介する。


◆バー・ボルドー氏による(モンゴル・ブフクラブへの3月15日の呼びかけより)


  記者会見で話したとされる「(相撲協会は)いろいろ要求があって気に入らなかった」という話は誤訳ですね。日本のメディアはこの言葉に噛み付き、また大騒動になっています。10月3日の断髪式を阻止しようとする動きさえ出てきています。本当にそうなれば、朝青龍が可愛そうですし、日本モンゴルの外交問題に発展するでしょう。

  先日某TV局で朝青龍会見を翻訳する機会があり、その誤訳に気づきました。TV局にはその表現を訂正するよう指摘しましたが、まだそのまま使い続けているようです。

 話がここまで大きくなってくれば、もはや訂正することはできないでしょうか。「いろいろな要求があった」のではなく、正しく概訳すれば「相撲協会はいろいろしきたりが厳しく、束縛が多かったので、(自分の性格からして)束縛され過ぎることがいやな場合もあった」(Denduu barigdaad ch yaahav zarim talaar durguitssen zuil baisan l daa)という意味でした。

 つまり、大相撲が期待する横綱と朝青龍が思い描く横綱との間にずれがあったことを認め、「問題を乗り越えたかったが、乗り越えさせたくない一部の人もいた」(Davj garahiig bodson bolovch davj gargahgui talaas bodson humuus baisan)とも追加しています。

 これは、おそらく国際化を唱える大相撲の大きな課題であり、本来ならこうした問題を汲み取り、今後の問題解決のために生かすべきでしょう。それは協会批判として捉え、すぐに断髪式の中止に結びつけるのはいかがなものかと思います。

 会見で暴行事件は否定したが、その真相は当事者しかわからないので、今後の展開を見守るしかありません。しかし、会見で語った話はもっと正確に伝えるべきであり、真意を確かめないまま報道し、誤解を招くのはメディアそのものの信憑性と倫理性が疑われますし、モンゴル国民の感情を踏みにじる結果を生じかねません。

 国民的英雄を迎えるモンゴル国の映像をみなさんはどのようにごらんになりましたか。
 もう一つ、ウランバートルでの記者会見で日本人記者への応答を拒否したことも朝青龍批判の意味で大々的に報道されていますが、朝青龍は日本では引退会見はすでに終えており、今回はモンゴル国民に向けて心境を語るという設定ですので、そういう意味で正論ではないかと思います。

 逆に場違いの場所で日本の記者が登場したのは、朝青龍が応答拒否することを推知しながらの故意の行為であったのはまちがいありません。
 朝青龍は、日本の悪役とモンゴル国民の英雄という正反対のイメージをもって今後も注目されそうです。
 何がともあれ、誤訳は訂正すべきであります。


 この方のブログから転用しました。

 なんてこったい、日本のメディア。

 いつも思うのだが、モンゴルはロシアとも仲良しの国だ。中国の隣であり、この国と仲良くすることは、日本が今後、北方領土問題などを解決する上で、さらに中国とのさまざまな貿易でも、とても大切な、そして手助けになることだ。

 その国の英雄をののしりまくっていると、今に大きなしっぺ返しがくる。そう言う長い目を日本のメディアは持ってないのだな。

 でもそういうことの前に、かってに「超訳」するなんて、サイアクだ。

 言葉をきちんと伝えることもできないなんて、サイアクもサイアクも、ほんとうにサイアクだ。
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