ps2: 今夜はなんと、幕張メッセまでフー・ファイターズ@「すごくうるさいロックです」・・のライブを見に行った。このアタシが幕張まで? ありえない。。。という風だが、確かに行く前は「なんで行きたいなんて言ってしまったんだ? アタシ、狂っていたか?」と悶々悩み、苦しみ、ウゲウゲしていた。とにかくイヤでイヤで。いつもそうなんだ。行くとか言ってしまってから行きたくなくなるの。。。。子供?
でもフーファイだから行った。→大馬鹿デイヴ・グロール@元ニルヴァーナが好きだから・・・でもただのハードロックみたいなの。すごいバカ。両足をグイッと広げて拳あげて歌う。。。怒鳴る。叫ぶ。そしてファンも拳あげて見る。どっから見てもバカのオンパレード。。。
幕張メッセはそんな感じで7時に幕開けし、ウゲウゲ最悪で、後ろの方でポツンと見ていて「8時に帰ろう」と思ったが、そこから彼らがよくやるアコースティックタイムになり、それは好きなタイプだから見て、そのうちテイラー・ホーキンスというドラマーの人のソロ曲@「どっから聴いてもB級パワーポップ」が始まり、それが最高に私の好みだから、そこでハジけちゃって、その後のアコースティックもすごく良くて、そのままズルズル見て、そうしたら怒涛のようにまたハードロック・タイムになだれ込んだのだが、その際目のときにデイヴが「アーユーレディー???? レッツゴオオオオオオオオオオオ!」とお約束のように叫んだときには涙まで流れそうで(爆)。あああ。アタシが一番の大馬鹿でした。
帰りには偶然、撮影に来ていたユキさんと旦那はんに出会い、車に乗せてもらえ、中野までスルスルと帰ってこれて、しかも旦那はんはデイヴとマブというくらい旧知の仲で、フー・ファイターズ物語を語ってもらえて、それが爆笑で、楽しく帰ってきた。ああ。良かった。
とにかく今夜はアタシが一番の馬鹿だった。。。。
ちなみにフーファイがどんだけ馬鹿かというと→
これ。でもこれは一番いい曲なんだ。これだとあんまり馬鹿には見えないな。。。。でもとりあえず「ヘタレな和田さん」が見に行くようなモノには見えないと思う。。。かなり違う。かなりかなり違う。うん。
PS: J-WAVEのTOKIO100にREMが入ってきた。でもDJはハゲの名前をスタイプスとか間違えるし(カート・コベインとかしつこくこだわるその直後で)、話題はゲイのカミングアウトだし・・・なんだかなぁ・・・。愛情はゼロでひた。
北尾トロさんの新刊「もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ」を昨日送っていただいたので、昨夜から今朝までで完読してしまった。

これは面白いっ! 週刊ポストで連載していたものをまとめたものだが、よくぞこれだけ毎週じゃないにしろ、旅したよなぁ〜〜〜とまずはそのオヤジ体力に脱帽。途中でカメラマンのカンゴローさんが熱中症になったりと、大変そう〜〜〜。和田なら死んでる〜〜とそこにまず感心。
トロさんのメルマガを読んでいると、その頃は本当に家にいない風だったもんなぁ〜〜〜。大変そう〜〜〜大変そう〜〜〜と心底思った。
でも一心不乱というか、一つのところにキュウウウと向かってるのはうらやましいと思った。
そしてタイトル通りにマジに修学旅行の聖地?みたいなところだけを廻ってる=それって日本のいい所万歳!!であって、おもろくないはずがなく、それを書いたものがおもろくないはずがなく、とにかくガアアと読んでしまった。そして私も旅したくなった。
読んで行きたくなった場所は、元々行きたかった飛鳥とか金毘羅さんもあるけど、へ〜〜と思ったのは宮崎。あの知事のせいでがぜんイヤなイメージになってる宮崎だけど(なんか押しつけがましそうな感じがする)でもここで読むとすごくいい。行ってみたくなった。
それにしてもここにも書いてあったけど、修学旅行で行って記憶に残っているのは「飛鳥」だよなぁ〜〜〜。中学生のときにチャリで廻った「飛鳥」はその後もずっと記憶に残るほど良かった。これを読んでいると今もそう変わってないみたいで、また飛鳥はぜひとも行きたい。この間の「鹿男あをによし」でも出てきたし〜〜〜。
それにしても観光地に旅、となるとイメージはオバさんだ。オジさんはそれに引率されているイメージがある。オジさんはどこへ行ってもなんかボオオとして、オジさん同士で固まって、他の誰とも友達にもならず、なんだかおいしいんだかまずいんだかも分からず、でも土産ものの定番などは配る人数などを考えてキッチリ買うって感じ。オジさんは旅を楽しめないイメージがあったが、そうでもないのだと知りました。
140ページのおバカ写真なんて(どうやって撮ったんだろう?)、真剣に楽しそうだ。
でもただアハハハじゃなくて、歴史のある場所を旅して、歴史上の人物に思いを寄せていくあたりとか、本当に修学旅行っぽい。そしてナットクさせられる。いっしょにカンドーしたりできる。
エラソーに言うと、こういうところがプロのライターと、素人の差だよなぁ〜〜〜。ちゃんと修学旅行という視点が生きてる。
とにかく面白い紀行もの。オっさんの旅を描きながらも、実はけっこう女性読者向けって気がしました。1365円、小学館です。
・・・ところで本に出てきた津和野の老舗薬局の胃薬、一等丸とかいうのが妙に気になった私。。。。