きゃああああああああああああああああああああああああああああああ!
ジョニー・デップとティム・バートン監督出席の、映画『スウィーニー・トッド』の記者会見に行ってきちゃいましたああああああ! 生ジョニー、初めて〜〜〜〜。いや〜〜〜ん、うれしいい〜〜〜。ミーハーっ♪
・・・なんて、興奮してますが、実は昨晩までそんなん全く知らず(笑)。お友達の采配で(ありがとう、赤尾さん。。。笑)急遽いけることになり、「受付開始は10時だが、みんなもっと早く来るから9時過ぎに着いた方がいいよ」とか赤尾さんには言われたが、10じに到着。ま、意気込みはそんくらい。
したらもおおおお! 会場のグランドハイアット@六本木のボールルームのロビーには、アタシ、アタシ、アタシ、と鼻息を荒くした女たちがモワアアアアアアアアアアアアアアンと大集合しており、今か今かと受付開始を待ってる。目つきがみんな、殺気だってるんだ、本とか読みながらもさ、横目でチロ〜〜リチロ〜〜〜リって睨むの、周囲を。ひいいい。怖いっ!
しかしまずはカメラマンさん、TVカメラマンさんなどの入場からで(それも整理券出したりで、何百人もいて、大変なことになってる! もんんおおおおおおおおおおおおおすごい数っ! 生まれて初めて見た、あんなすごいのっ)
んで、なんだか不手際があり、関係者の一人が間違って「では記者の方の受付を始めます」なんて言っちゃったから「何やってんだ、あいつ」とかスタッフの方々が舌打ち&イライラしまくる中、受付が「えっ? いいの?」という感じに、なし崩しに始まったのだが、たまたまそんとき私はその受付デスクの前にいたんで、スススと進んで、もうすわけない。後から来たくせに、2番目くらいに受付しちまったんです。モワモワ女たちがドドドドドッとやってくるその前に。。。。
そして会場に入ると、そこはスウィーニー・トッドな世界観満点〜〜。そうそう、悪魔になった白塗りジョニー様の世界ね。ティム・バートンの世界ね(笑)。好きです、とっても。
たくさん並べられた椅子には、もう、映画会社の采配で、前の方は埋まっている。すでに予約って感じ? そうそう、記者会見なんて場は、もう、采配、采配、采配ばっかりの場っすからね。采配です。すべては。
それでも、ちょっと右側の前から2列目をゲット。いひひ。よく見えるわ、ここならと慶ぶものの、「座席からお写真の撮影は出来ません」と禁止事項がある。というか、禁止事項だらけで、大変だ。ほら↓

色々細かく決められ、違反したら、シッシッと追い払われるというか、以降入場禁止のブラックリストになっちまう。
というわけで、気弱な私は椅子に座ってるか、撮影する人たちがたむろってる前の方に「おうっ、オレもカメラマンすよ」って顔して座っていようか迷う。見渡すと、いかにも「てへ。色々手使って紛れ込んじゃいました。カメラとりまくっちゃおおおお」という、いかにもとても業界の人とは思えないような女子もウジャウジャ座りこんでるし。。。。紛れ込み女のド根性はすごいっすよ。
でも私は、写真より、そうだ、今日は頑張って質問をしよう!と決めて、椅子にいることにした。
が。思えば、私、この映画、まだ見てない(爆)。見てないくせに記者会見にだけやってきたわけで、はて、質問するって、映画以外のことは聞いちゃダメっていうしなぁ〜〜、何聞こうか? としばし考え、でも音楽映画だし、古いミュージカルのリメイクだし、ま、ここは音楽のことでもサクッと聞こうとサクッと質問を1問作る。そして、ふと、「ここで指してもらえて質問できたら、アタシの運もまだまだ捨てたもんじゃないって思おう!」などと、ここで妙な運試しをすることに! よもや司会のエリカワクロさんも、私がここでそんな決心をしていたとはおもわなんだろ。ワハハハ。
などと私があれこれ思い巡ってる間に(今にして思えば興奮していたんですね、私も。待ち時間の1時間がアッという間でした。読もうと思って持っていった本なんて、まったくただの邪魔物でした)会場には次々人がやってきて、座れない人もギッシリ立ち、もう、人の隙間もないほどっ! 本当に!
その誰もがなんだか、ジョニージョニージョニーと、ジョニー対面熱望モワモワの気を発しているから、その気で会場が煙るようなほど。なんだか、巡礼の人々がこれから神に会う、そんな興奮具合。すごい。今にも沐浴しちゃいそうだ。なんだかすごい。
スターってすごいね。みんなにこんな気を発させてしまうんだからさ。でもそんな気を受け止めてもヘッチャラでいられるジョニーとか、そういうスターたちの「受け止め力」のすごさって、何? もうそれはやはり神の領域のように思えちゃうよ。私ならそんな「気」を受けたらヘニョオと倒れて死んじゃう。ありえないよっ。
そしていよいよ、記者会見、スタート!!
ジョニー登場! しかし〜〜、あれ、意外と小さいんだ。ティム・バートンのがデカい。てか、ティム・バートンの方が異様なオーラ出してて(爆)迫力あるわ。ジョニーはサングラスに帽子で、自分をちんまり隠してて、ちょっと良く分からない。でもやっぱりジョニー!!って感じで、みんなの拍手もカメラのフラッシュもものすごいっ!
いや、すごい、フラッシュで、私、もううう、ヒイイイイイとたちまち耐えられなくなり、そこからはしばらく目つぶってしまいました。あれ、浴びせられるって、ホリブルっ!ホリブルっ! スターって大変だわさ。
で、最初は挨拶があり、その後、いよいよすぐに質疑応答。司会のクロさんが話し終わらないうちに手あげる人がいるから、私も負けずにあげる! まっすぐ、まうえに。小学校んときに先生に言われたとおりに(笑)。
が。1人目は残念ながらクロさんの目の前の人に。チッ。。。まったく逆側にいるからダメか。。。。
と、思うが、1問目の応答が終わると、今度もすぐにパッとまっすぐ、真上に上げた。したら、クロさんが「はい、あちらのめがねをかけた女性の方」と私を指すではないかあああああああ! ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
キタアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
1番じゃなかったけど、2番目の運がキタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア! なんだかアタシらしいいいいいいいいいいいいいいいいいい!
で、おもむろに立ち上がると、バートン監督もジョニーもプロデューサーのおじちゃんも、アタシを見る。きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
じょ、じょ、ジョニーがアタシを見た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
と、ミーハー魂が大爆発!!! 溶岩ドロドロっ! ウワッアアアアアア! 祭だぁああ祭だあああああああ〜〜〜〜byサブちゃん。。。あああああ。うおおおおお。ひゃっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
袖摺りあうのも他生の縁とか言うじゃないか、縁、縁、縁よおおおおおおおおおおおおおおお!
いやあああああああああん、今、目、合った? 目、合った? いやああああああああああああああああああああああああああああああああん。きゃああああああああああ。悶えっ!!
と、心の中は大狂乱だが(すんません。マジ興奮しました)、そんなにしていたら、話は進まないので、マイクを受け取り、名前を申し、サクサクと質問する。
「この映画のもう1つの主役は音楽で、たいへんエレガントでユーモアにあふれ、しかもまったくダサくないものです。みなさんがこの映画の音楽に特に魅力を感じる点、さらにそれをどう表現されようとしたのかを教えてください」などという、あたりさわりない、3人全員に聞ける質問。だから、見てはないのだが(笑)。
いちお〜〜〜こういうときの質問て、パターン1)くだらないバカ系 パターン2)ちょっと困っちゃうくらいのツウな質問 パターン3)出席者全員に配慮した質問・・・・の3パターンくらいに分けられると思う、会見て。で。今回は映画も観てないアタシ(爆)。パターン3にしてみました。
したら、その後、結局ほとんどしゃべられてもらえなかったプロデューサーのオジサンが、ここで朗々としゃべった。よかった。映画会社の方々もホッと胸をなでおろしていただけただろう。そして、バートン監督は「スパイスガールズに歌わせればよかったかもね」などとバカ答えをしてくれて、ジョニーは「監督が言うなら、僕はそれに従うので、もう帰らなきゃ」などと言ってくれた。そんだけ。。。でもその後、音楽に関しては何度も答えていた。
プロデューサーのオッちゃんが「この素晴らしい音楽(昔のミュージカルの傑作なの)をジョニーが歌うと、どこかロックになる」とか言ってたけど、そうなんだろうなぁ。
本当はジョニーにだけ「オルタナティヴなあなたがこれをどう表現しようとしたのか?」ってのも追加して聞こうと思ったけど、1人一問だからやめちゃったら、あとの人たちは質問に幾つも追加してて、ちぇっ、聞けばよかったかも。チェッ。チェッ。後悔先に立たず、という格言を学ぶオレ。
そうしてこうしてその後も幾人かが質問し、そして撮影タイムがあり、そのときにそのグチャグチャにまぎれて撮影しようと試みたが、なんと、まぁ、興奮しちゃってさ、デジカメの望遠を忘れて、ちっとも撮れず! バカじゃなかろかね。いや、なんかもう、人をね、そういう風にね、前後不覚ってんですかね、とんでもないアワアワにさせてしまう、そんなムード満点の記者会見だったわけっすよ。
それにしても。ジョニー。かつてPというバンドを結成し@15年くらい前。。。。アルバムを作り、その中でタイトルまんま「マイケル・スタイプ」なんて、ハゲちんをオチョくる曲を演ってた!!! あの頃はジョニーよりハゲちゃんの方がスターだった!! いやあああ。信じられないね、それが(爆)。
とにかく楽しませて頂きました。疲れたけど。
そしてこうしてただそこにいる、だけで、人を楽しませることが出来る人、それがスターなんですね。
しかしジョニー・デップ一人のために一体幾ら金が動くんだ? 記者会見終了後、入り口には出待ち風ファンがワンサといたが、彼女らの交通費だって合わせたらすごいことになる。ジョニーの経済効果ってすごいね。映画代だけじゃないよ。電車乗って、茶して、飯食っての金を合計していくとすごいわ。