束の間のぬくもり
今はこの手から離れ
冷たいだけのため息もれる
束の間の優しさ
昔と変わってない君
良くも悪くも
僕は今その君と逢うのが
とても悲しくて
束の間の握手
傷つけ合ったあの頃
僕らは忘れられなくて
又寄り添い歩き始めた
束の間の幸せ
あんなに痛んだ心を
忘れるくらい強く抱き合って
このまま二人だけの時間が
ずっと続けばいい
だけど今はもう…
束の間のさよなら
あの頃僕らが離れた意味が
現在(ここ)にあるように
僕らが再び愛し合う事も運命で
また離れてしまう事も運命
束の間の愛情
繰り返し繰り返し
大人になってく僕らは
まだ未熟で揺るぎ無い愛を
抱く事がまだできないでいるんだ
束の間の悲しみ
絶え間なく流れるこの涙
それも成長の糧
真正面からぶつかった方が
早めに解放されそう
なんとなく。
束の間の二人
再び共に過ごし始めた頃から
それを知っていたけど
無視して僕らは愛し合った
束の間のお別れ
今ココで僕らがサヨナラしたら
また会えるのかなぁ?
きっと今度も君から
優しく手をのべてくれるんじゃないかって
僕はもう君との思い出から
離れられずにいるんだろうね
束の間の愛情
二人がたとえ無限の愛を抱いていても
永遠の愛を育む事とはイコールされない
そんな事はよく知っているけど
その束の間を過ごしている一瞬(とき)は
なぜか永遠を感じているんだ
束の間のサヨナラ
だけどアイシテル
あの時 しがみついたその腕は
僕から目をそらし振り解いた
別れという宿命を果たした僕は
現実から目をそらせず泣きじゃくった
身も心も疲れ果てて
トラウマ拭い去る為に
今は舞い戻った奇蹟と共に歩む
君と手を取り合って
心の中を分かち合って
笑顔も涙も悔しさも怒りも
ふと気付くと君は
僕の腕の中で眠っていて
またふと気付くと僕は
君の懐かしい香りに
たまらなく泣けてくる
息をひそめ耳をすますと
君の優しさと過去の悲しみを
僕はいつも抱いていて
涙の音が僕らの部屋でしとしと聴こえてる
君にも聴こえているのか
聴こえていないのか
わからぬまま
僕は二人の安らぎを
心待ちにしてる
ずっとずっと