吐息のように
儚く哀しいもの
軽がるしく
口にはしたくないけれど
時には必要な言葉
失いそうになり
自分のものにしたくなる
消え去ってしまいそうになると
どこへいったかと
必死になって探しまわる
蘇る事だってある
しかし一瞬にして
破滅する事だってある
この手にした限り
ずっと離しはしないと
固く決意したら
ふりほどかれ
スルリと逃げてゆく
消えかけるほど
美しくて
ぶつかり合うほど
煌いて
今までの自分じゃ
不満だから
あけたピアスの傷みのために
いいえ私のために
未来を変える
それもこれも
全て愛のために
今日もきけないアイツの声
明日は必ず…って
祈ってどれくらい経っただろう
私は何もなかったかのように振舞う
だけど忘れた頃に
溢れてくる涙だけは素直で
周りを見上げると
いつも暗い道
一人になりたいのに
孤独を感じると
恐ろしくなったり
誰かの声が煩わしくなって
手ではねのけると
また一人になって
ずっと思いにふけっていたら
ずっとアイツの事でいっぱいで
想えば想う程
伝えたい事が言葉にできなかったから
一緒に居る時間も
凄く凄くやるせなかった
大切な時間を
大切に使えなくて
ずっと後悔してる
もう二人一緒の時間には戻れない
私がどうにかしたら
アイツは戻ってくるのかな
どうにかしたら。