近頃、窓の外は曇り空
一人ぼっちで出かける勇気ナシ
意地っ張りの僕が
「淋しい」と一言ポツリ
放置された僕の部屋には
いつのまにか与えられた宿題がドサリ
頭をかかえる僕に
流れてくるメロディが心をチクリ
だけど…
強く前を向いていたいから
諦めない気持ちをいつまでも忘れないようにと
踏ん張って自分に負けないで…
そして優しさをひとつフワリ
セピア色に染まったこの場所で
見上げるといつも悲しみが舞い落ちる
だけど君とのアルバム広げてみると
いつのまにか優しさがこみ上げる
春の香りが漂うと
なぜか君の姿がまぶたに映る
桜色の風が僕を包む
あれからずっとずっと
逢いたくて逢いたくて…
数えきれない程
星に願いを 月に祈りを
涙流したって君と逢える夢が
叶うはずもないけれど…
いくつ季節を通りすぎても
君という存在は僕を照らしてくれるから
届かない思いと胸に秘めた夢を抱え
大空見つめて果てない旅に出る