僕の心に隙間があく度
空を見上げる事が多くなった
自分を見つめなおして
いつも心に問いかけた
足元を見失わないように
暗闇も灯りに足を進ませる
昨日にさよならするのが
名残惜しくて
アラームを鳴らす心臓を
無視して陽が昇るのを
また心待ちにする
それが精一杯
走る胸を落ちつかせようと
少し外に出て
冷たい風と一体化
吐息は氷へ
涙は結晶へと
僕を見守る星空よ
透き通る夜には
一粒の命に輝く風を吹きつけて
自分勝手に生きる
と
我が道突っ走る
紙一重すぎて
境界線は引きにくい
考え方一つで
素晴らしいと気づいたある日
枯れかけた花に水をやるように
ひとりぼっちの花に声をかけるように
大切にしたいと思った
その瞬間から
一歩ずつ星に近づいていった
もっともっと愛せたのに
その瞬間から
一歩ずつ天に近づいていった
パチンと弾けたカケラは
美しく空に煌く