指折り数えた願い事
両手に溢れる夢達は
いつかどこかで
果たされたのだろうか
聞こえてくる流れ星の音に
ただ美しさだけを
求めていただけではないのか
ベッドについて
昨日までの日々を振り返れば
なぜか妥協ばかりが見えてくる
机に座り
明日からの日々を思い浮かべれば
なぜか希望ばかりが見えてくる
矛盾など見つけてちゃ
いつまでたっても成長しなくて
一途に思う程
気持ちは幼い頃のまま
汚く成長していく大人に
なっていくのは清い子供達
どこで綺麗な服を着て
どこで汚い靴を履くようになったのか…
昨日までの日々に満足し
妥協も幸せに変われば問題ないと眠りにつく
明日からの日々に期待などせず
希望など夢見てはいけないもののように扱う
汚く変化する毎日に
きっと僕らは
気づかず大人になっていく