「声」
キミの声
他人の声
ボクの声
一人一人違う音
他人から聞く声
キミから聞こえる声
全て違うもの
信じるものは
ただ1つ。
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「ありがとう」
キミに1つ誓える
嘘じゃなかったと。
ボクに1つ誓える
夢じゃなかったと。
キミとボクの最後の笑顔
手をつなぎあっていた頃の
ボクらより輝いた
涙目のボクに
優しい声
悲しみより大きな喜び
響き合うボクらは
共鳴しあう
見つめあえる瞳
輝きを増す人間たち
時を刻む空気は
優しさで包んでくれた
キミとボクに誓える
間違いじゃなかったと。
握手が
微笑みに変わるとき…
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「ココロの失明」
ボクは笑えなくなった時
刃物で体を痛めつける
泣く事さえ忘れ
流れる血をなめながら
ボクは泣けなくなった時
刃物で他人を傷つける
結局見つけるのは自己嫌悪
一番大切なもの
瞳から消滅させられて
ココロの失明
決して経験したくないもの
| 2001年09月11日(火) |
冷たい夕陽/夕暮れのFM/脱☆キレイごと/じぶんおもい/本当の愛/人生で最高のチャンスを。 |
「冷たい夕陽」
夕暮れ時の肩を落とした影が
背を伸ばしてこう言った
ボクらは何のために人を愛するの?
かけがえのない存在
それを守るためだろうか
かけがえのない存在
その存在を欲しいだけなのか
キミがボクを愛してくれるからボクも。
そんなの間違ってませんか?
何の見かえりもなく
愛しい 守りたい
そういう気持ちが
きっとボクらを輝きへと導かせる
だけど…蹴飛ばしたくなる男女関係
ココロの隙間を埋める
それだけのために
人を愛するんじゃない
一瞬でも大切に想った気持ち
もう一度振り返ってよ
全てに首を振るなんて
卑怯だよ
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「夕暮れのFM」
昨日まで好きだった
素敵なメロディー
タイミング悪すぎる
素敵なメロディー
こんなに居心地がいい曲だったはずなのに
もうこれ以上聴きたくもない
キミとボクが映る写真には
もう愛は見つからなくて
写真に映るキミの瞳を
もうボクは見つめられなかった
あんなに笑顔の日々も
今となっては偽りなのですか
ボクと手を取り合ったのも
今となっては偽りなのですか
一瞬にして連れ去られた愛
それはきっと強い風のせい
この世界を全て受け止めるのは
まだボクにはできない
だから少し笑顔でいていいよね
心地よいメロディーが
少しでもボクのココロに戻ってくるように
そして
少しでもキミにも戻ってくるように
笑ってバイバイしようね
きっときっとボク達
笑い会えたのは
偽りなんかじゃないんだから
甘いメロディーが
ボクのココロを癒そうとしてる…
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「脱☆キレイごと」
キミに全てを隠しとおそうとしたボクは
カッコよく終わりたかったから
キミを傷つけたくないなんて
嘘だったのかもしれない
本当は涙も流したくて
キミに本当のボクを最後の最後に
見て欲しくて…
ボクはこんな奴じゃないんだ
キミに全てを打ち明けた時にだけ
言ってもイイ言葉がある
まだそれは言っちゃいけないよ…
なのにキミはそれをもらしちゃったね
ごめんね。
そう言いたいのはやまやまなんだけど
謝るボクは
ただ情けなく感じるだろう
人は後悔なしには生きていけない
だけど…避けたい道。
どうしてもボクの明日は
今 怖いものに見える
キミも本当の気持ち
ボクに伝えてくれるなら
きっと悲しみだって
ボクらの力で
笑顔に変えられる
たとえボク達二人が
離れる事になってもね…
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「じぶんおもい」
くちびるがないている
ゆびのさきがないている
からだぜんぶがないている
いつわってたのは
ほんとうはぼくなんだ
きっと
きみのくちびるもないていたよ
ぼくたち
もっとじぶんを
たいせつにしよう
からだをかさねることで
さめたあいを
もとどおりもどすことなんて
できっこないんだからね
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「本当の愛」
隣にいるキミ
ボクは知らないうちに
見つめなくなってた
だからキミの心境の変化にも
気づいてあげられなかったんだ
だけど
ボクはどうしても
つき通したい気持ちを
ココロにひそめていたから
キミが平気な時に
打ち明けるつもりだったのに
ボクが先に気づかせてしまった
そう思う。
今はキミの本音待ち
遠くを見つめるボク
キミにはどう見えたんだろう
波のない生活が
一番いいと思ってたボクが
つきとおそうとしている想いを
どうかあの人に伝えて…
そんな気持ちで
ココロはパンクしてた
恋すると何も見えなくなるって
こういう事だったんだね きっと…
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「人生で最高のチャンスを。」
あなたに会いたい
最後に会えた日
クリスマスイブの夜
二度とあなたに
触れられないだなんて
これっぽっちも思ってなくて
きっと少しはできたスタンバイ
もし最後だとわかっていたなら…
あなたが最後の優しさを
あたしにくれたつもりなのかもしれない
だけどあたしはあの日
交わした言葉を
きっと最後にはしない
これ以上後悔は
したくないから
あたしの姿があなたの瞳に映ったなら
笑顔で迎えてほしい
あの夜が最後だなんて
思いたくないんだ
もう一度チャンスをください
あなたに会えるチャンスを。