想
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ピッキングの代わりに、
ガスバーナーで鍵を焼き切るという手口が流行っているらしい。
NHKの夜のニュースで、キャスターの男性が言っていた。
「‘焼き破り’という手口が・・・」
僕にはこう聞こえた。
「‘マキャベリ’という手口が・・・」
↓
【マキアヴェリ】
イタリアの政治思想家・歴史家。(略)
政治を倫理や宗教から分離して考察、近代政治学の基礎を築く。
著「君主論」「ローマ史論」「フィレンツェ史」など。
(1469〜1527)
『広辞苑 第五版』より
どんな手口。
ちなみに、マキャベリズム=目的のためなら手段を選ばない、という考え方。
それはそれで、意味的には合致している気もするが。
あと10分で、10時だ。
僕はかなり急いでいた。
この辺りでは、多くのファミレスは10時から深夜料金が加算される。
値段が10%高くなれば、税込み650円のつもりが715円になる。
結構な出費だ。できれば無駄な金は使いたくない。
やっと仕事を終えて帰ってきた僕は、まず重い荷物を部屋に置き、
それと引き換えに読みかけの小説を鞄に突っ込んで、靴を履き直した。
ドアを開け、マンションの廊下に出る。
このマンションは、1つの階に10くらいの部屋があり、
それが1列に並んだ造りになっている。
僕が暮らしているのは1階で、端から3番目の部屋だ。
その、廊下の端の方から僕の部屋の前辺りにかけて、
最近、電気が点かなくなってしまっている。
目の前は駐車場になっているが、
ちょうど廊下の端の部分に階段が作られているため、
廊下自体のライトがなければ、本当に真っ暗になってしまう。
ただ暗いだけなら、どうということはないのかもしれない。
だが、この暗い廊下の突き当りには、隣のアパートのドアが見えるのだ。
真っ暗な闇の中に、白く浮き上がる洋風のデザインのドア。
イメージするより、実際ははるかにそれっぽい雰囲気がある。
最近は怖いので、あまりをそちらを見ないようにしながら生活してきた。
が、今日は、自然とそちらに目が行ってしまった。
人がいたのである。
二十歳前後の女の子で、緩やかなラインの白いワンピースを着ている。
階段の方を向いて歩いているので、顔はわからない。
僕の目は、その女の子の後ろ姿に釘付けになってしまった。
動きが静か過ぎる。
買い物らしいビニール袋を提げているので何か音がするはずだが、
その女の子の周りからは、音という音が除かれている気がした。
やばい、と思った。
もしかしたら、これはやばいかもしれない・・・。
僕が見つめていた数秒の間、彼女は階段に向かって音もなく歩いていたが、
突然、その足を止めた。
僕の心臓は、彼女の動きとは正反対に、バクバクと音高くなっている。
今にも、彼女がくるりとこちらを向くのではないかと思った。
無表情か。あるいは、思い出すのも恐ろしいような形相か・・・。
だが、彼女は振り向かなかった。
ただ立ち止まっただけだった。
すると、階段の陰になっているところから、ひとりの男が出てきた。
大学生風の若い男だ。
どうやら、彼女は、その男を待つために立ち止まったようだった。
何だ。
別にただのカップルじゃん。
そう思って、僕はすぐに目的のファミレスに向かった。
階段を上っていった彼らの姿が、
その後本当に掻き消えなかったのかどうかは、
だから僕にはわからない。
転寝、と書いて、うたたね、と読むようだ。
意味的にはとてもよく表されている気がするが、
発音的には、ごろね、の方が近い気がする。
さて、今日は転寝をした。
中休みで、1日丸ごと自由だったため。
言い添えておくが、働いているときに転寝したりはしない。
というか、ほとんどできない。
本を読んでいて、
眠くなったのでうとうとして、
1度目が覚めたが結構眠かったので、
部屋の電気を消し、眼鏡をはずし、
座椅子の角度を調節して、気合いを入れて寝た。
次に目が覚めたら1時間半くらい経っていて、
もう外が暗くなっていた。
***
だいぶ、日が短くなった。
******
街で見つけた懐かしいもの。
飲み物の缶のプルタブ。
プルタブだけがポツンと落ちていた。
昔は、あれだけを集めて車椅子を作れるとかいう活動があった気がする。
未だに、プルタブが取れるタイプの缶が市販されているのか。
情報求む。
宮部みゆきの『ブレイブ・ストーリー』を読んでいる。
最近は忙しかったので、やっと下巻の3分の1を読み終えたところだ。
宮部みゆきは凄い。
もう、先生と呼ばせて欲しいくらい凄い。
敢えて言うなら、手塚治虫くらい凄いってところか。
いったい、この人の頭の中はどうなっているのだろう。
物語の中にも出てくる言葉だが、
頭の中に文字が一杯に詰まってるんじゃないだろうか。
そうでなければ、この人は、人間でないに違いない。
日本には八百万の神々がいる。
世界中にも、精霊とか妖精とかそういう類のモノが沢山いる。
宮部みゆきは、差し詰め‘お話の精’といったところだろう。
だから、不可思議な者たちを描くのがとても巧いのだ。
そうだ。そうに決まっている。
そういうことで皆さん、ここはひとつ
お話の精の言葉に、共に耳を(目を?)傾けようじゃないか。
| 2003年08月19日(火) |
寝不足なのかなんなのか |
眠い。
特に昼。
眠くて仕方がなかった。
寝不足なのか、
はたまた働きすぎなのか、
働きすぎで寝不足なのか。
こんなこと書くために起きているくらいなら、
30分早く寝た方が自分の身のためだという気がする。
日付が変わるまでには、寝よう。