-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 50〜60歳になったら


昨晩、食事に御呼ばれしたMさんの元オフィスが閉鎖になる。
事務用品や家具など、「何でも好きなもの持っていって」
というので、お言葉に甘えて参上。

Yonge x Kingの一等地に立つビルのワンフロア。
所狭しとオフィス用品が並んでいる。
本当はソファや、机、キャビネットが欲しかったんだけど
運ぶ手段がないので、泣く泣く諦める。
その代わり、ビジネス書籍やファイル、ノート
クリップや金庫など、事務用品を大量にもらう。

二月に入って、スタジオのあるフロアに
新たに二人の日本人が入居してきた。
人見知りなんで、あんまり愛想良く出来ず。
一人の女の子は同い年ということでちょっと安心。
もう一人は、アンティークショップでバイトしてるとか。
面白い。

夜、カズさんがやって来た。
一昨日のミーティングの続きみたいな感じで
オイラなりの考えを聞いてもらう。
歳はカズさんの方が三つ上だけど
オイラ的には、タッグパートナーみたいに思ってて
ふと、将来オイラ達が50〜60歳になったら
お互いどんな立場になってるんだろう?と
想像してみる。

堅実派のカズさんに、感覚派のオイラってのは
変わらないだろうな。
カズさん→金持ちに
オイラ→相変わらず貧乏ヒマなし
ってのが妥当な線だろう。嫌だな。

もうすぐ夜中。
昨晩、Mさんにお土産でもらった餃子でも食べようと
レンジで暖めたところで、R子が突然来た。
週の前半は学校で忙しいので会わないし、
水曜日は遅くまで授業なので来ないと思い込んでいた。
二人で仲良く餃子を食べる。
夜中なのに。


2005年02月02日(水)



 食事に御呼ばれ


二月!
早いね、もう二月かよっ。

日頃からお世話になっているMさん家族と食事。
前々からずーっと誘われていたのに
全然予定が合わなかったんです。

夕方6時。
ちょっと早めに着いたんで
ビールを飲みながら、餃子を包むMさんとトーク。
去年、起業した会社の話が中心。
来月早々にも日本へ行き、営業活動をするそうだ。
地元が名古屋ということで
名古屋にいるオイラの知人を紹介したので
そのお礼も兼ねての食事会だった。

思い立ったら即行動!の人なんで
バイタリティに溢れてて、人脈の広がりも尋常じゃない。
こっちまで「起業しなきゃ!」と焦らされる。

Bitsのカズさん夫妻も合流。
娘、息子らと共に腹いっぱい食べる。
ソファに移って、大人の時間になってからも
話は尽きることなく、気付いたら深夜2時!

オイラは明日、何もないけど
カズさんはBitsの発行日なんで配達のために7時起きだ。
慌てて退散する。

2005年02月01日(火)



 律儀って、いいですね


昼よりRafiとミーティング。
昨晩のノブ・モーリーとの夜更かしが効いている。
眠い。
個展に向けて、オイラの書類関係をまとめてるんだけど
今まで雑誌や新聞、メディアに掲載された
オイラの記事を編集することになった。
掲載されたやつは一応、スクラップ状にして
コピーを取ってあるんだけど
それをコンピューターに取り込んで再編集。
これが思ったより量が多いんだ。
何とかレターサイズ5枚に押し込むのに苦労する。

それからRafiとケンジントンをぶらぶら散歩して
日本食品店【Little Tokyo】へ立ち寄る。
店長さんが「Jazz Exchangeのポスター人気ありますよ
販売しませんか?」と言う。
マジっすか?
大量に余ってます。
もう全然OKですよ、よろしく頼みます。
と言うことで、これから【Little Tokyo】で販売します。
よろしく。

Bitsにてカズさんとミーティング。
戦略的な部分で、オイラとカズさんの間に
意見の食い違いがあるので、その辺を修正。
今年、来年とBitsも変わるだろうなぁ。

本業のアートでオイラも忙しくなるし
去年みたいなスタンスでは協力出来なくなるけど
メディアが育っていく様を見届けたい気持ちは変わらないので
これからも、ぶらっとオフィスに立ち寄っては
アレコレと口を出していくのではないでしょうか。

夜、ニューヨークの【COOL】マガジンのKさんから電話。
色々とメールのやり取りで作業を進めているにもかかわらず
律儀に電話を掛けてくれるなんて
さすが【COOL】を完全自費で出してるだけの事はある。
小さい事だけど、その律儀さ一つで印象って変わるよね。
あとニューヨークに送った絵やカレンダーが届いたと
メールを下さった方もいるし、電話を下さった方もいる。
一本もらうだけで安心するもんね。
そういうの大事にしていきたい。

オイラも負けてられない!と思い
数日間ほったらかしにしてあったメールの返信などを
夜中まで掛かって処理。
最近、筆不精なんですわ。



2005年01月31日(月)



 ノブ・モーリーの相談


暖かい!
この時期のトロントには珍しく
気温はマイナスひと桁台。
R子と【Tim Horton】で朝食。
最近、めっちゃドーナツにハマッてる。
ほぼ一日置きに食べてるくらい。
甘いものはあまり好きじゃないのに、おかしい。
カナディアン化してきてる証拠??

それから二人で図書館で勉強。
というより、日曜の午後をダラダラと
本を読みながら過ごしたと言うべきか。

頭の中では悶々と【浮世絵プロジェクト】が渦巻いてる。
目下、悩みの焦点は【技法】だろう。
街を歩いていると、とにかくポスターや看板
その外、あらゆるヴィジュアルが気になる。
「これはどうやって描いたか?」と
見たそばから考えてしまう。
オイラがやろうとしてる事を、誰かが先にやっていないか
その辺が凄く気になる。

オアシスに戻って夕飯を作る。
久々の自炊だ。
と言っても、オイラはフライパンを振っただけ。
茄子の味噌炒めとスープ。
漫才師 ノブ・モーリーからTELがあり
折り入って相談があるというので
今夜はスタジオに戻ることにした。

ノブ・モーリーは、カナダに来て一年に満たないが
今じゃ、ちょっとした有名人だ。
「日本のお笑いを世界に広める」として
Bitsで自虐ネタ系コラムを書き、
【昭和ショー】というコメディーショーを主催してたりする。
その【昭和ショー】にオイラが何か協力できないか?という
話から今夜のミーティングはスタートした。

オイラは「もっと高度な漫才が観たい!」と言った。
変にカナディアンに合わせず
日本のレベルそのままでやって欲しいと。
(彼がやろうとしている事も分かるのだが一ファンとして、あえて)
松本人志に代表される禅問答スタイルの
即興インプロヴァイズみたいなやつを
ノブ・モーリーがやったらどうなるか?を観てみたい。

そっから色々ありまして
何と、オイラも出演してしまうことに決定!
お笑い VS アート
そんなんぢゃないよ。
絵なんか描かないし。
思いっきりノブ・モーリーの手のひらに乗せられるつもりです。
あーやばい。

他に、スポンサーを取る方法とか
印刷の事とか話してたんだけど
真面目だね、すごく。
頭がいいし、客観的に自分のことを見れてるし。

ひょんなところから
二人の共通の趣味(?)を発見!
【北の国から】オタクだったのです!
オイラは、リアルタイム観てたし
今でも二年に一回はビデオで全話見返すので
その辺の奴には絶対負けないと自負していたけど
ノブ・モーリーには負けた。
反則なんだよ。
モノマネやるんだから。
田中邦衛が超そっくりで
大滝秀治とかまでやっちゃうんだから。
しかも、セリフ完璧に憶えてるし。
あまりにも【北の国から】で盛り上がって
ノブモーリーが帰ったのは朝6時(笑)
オッサン二人して何してんねん。


2005年01月30日(日)



 あっちの世界と、こっちの現実

前夜の疲れから、昼に起床。
運転研修を終えたR子が来たので
しばしマッタリする。

彼女がロフトの上で寝てしまってから
ニューヨークから届いているメールの返信。
この先、数ヶ月のうちにトモレノン作品が
あっちで露出されるかもしれない。
今、複数のメディアとコンタクトを取りつつ
慎重に事を進めている状況です。

「心ここにあらず」ではないが、
ニューヨークと仕事をしていくことが
オイラのモチベーションになっているのは確か。
ここ数日、レストランやカフェを廻って
展示場所を確保したりしていても
自分の作品に需要があるのは実感するが
気持ち的には、もうすでに一歩先へ行ってしまってるので
あのままの絵を展示することに
多少の義務感を伴う感情が生まれている。
いや、でも必要なのは分かってるよ。
アレはアレで、継続してやる意義がちゃんとあるのは。

夜、寿司が食べたくなり、久々に【HoSu】へ。
オイラはチラシ丼を注文。
R子は“韓国風”チラシ丼。
具は同じだが、単にコチジャンが入ってるだけと見た。
それからパーティーへ出掛けるR子を見送り
再びスタジオで作業。

ニューヨークで始まる某誌の連載記事の草稿。
書いては消し、書いては消しの繰り返し。
う〜ん
マジでスランプだ。
絵も、文章も書けないのだよ。
原因は分かるんだけどね。
単に、意気込みの空回りさ。
気持ちをニュートラルに、
出したいものを自然に出せれば
きっと全てが上手くいくんだろうけど
今はその過渡期。

オアシスへ移動して
映画【Chelsea Walls】を観る。
そう、イーサン・ホークが撮った
チェルシーホテルの映画だ。
ロビー、階段、スタンリー、屋上のタールビーチ・・・
一ヶ月前の出来事が蘇る。
ここにオイラは居たんだなぁ。
あっちが現実?
それともこっち?
隣で寝息を立てるR子の存在が
辛うじてオイラをこっちの世界に繋ぐ。


2005年01月29日(土)



 本音でビックリ


ジャパン・ファウンデーションの図書館にて勉強。
巴水の画集を探すも、無し。
本のセレクション、偏りすぎだっつーの。
ここのギャラリーで展示した作家の本を中心に集めてんのか?
4時半の閉館も早すぎ。

Yorkvilleへ行き、数軒のギャラリーへ入る。
もう終わってるな、この地区。

用事があってHiltonホテルへ寄り、
それからブラブラとFront Stへ。
洒落たレストランがあったので
作品でも売り込むことにした。
そんな感じで3〜4軒廻ってKing Stへ。

久々に【Wagner Rosenbaum Gallery】を覗く。
去年、個展をやった会場だ。
風景画を描くグループの定期エキシビションだった。
ディレクターのPaulaに挨拶でもしようと思ったが
すでに帰宅していたので
一階のレジのおばちゃんと雑談する。

「売れてるねぇ、上のアーティスト達」と言うと
  「彼らはビジネス上手いもの」と返してきた。
「え?どういうこと?」
  「ほら、BMOとかファイナンス関係のスポンサー付いてるから」
「あぁ、なるほど。バリュー上げるの上手いかもね。」
  「ビシッとしたカタログ作ってさ、まるで“プロ”みたいじゃない?」
「いいんじゃない?それでお客さんの信用得てるんだから」
  「ま、盲目よね」
「ははは・・(苦笑い)」

何だよ、おばちゃん。
しっかり見る目持ってんだなぁ。
本音トークでビックリしたよ。


2005年01月28日(金)



 リトルイタリー


リトルイタリー地区にて営業活動。
絵を展示してくれるレストラン、カフェを物色。
2軒決まった。
【Utopia】と【College St Bar】。
後者は2年ぶり、2度目の展示で
オーナーのマリーンさんは
以前の展示の時に
原画を買ってくださったので
Wオーナーでもある。
ここで問題発生。
2つの店の会期が重なってしまった!

それぞれのレストランでは
現在、別のアーティストが展示していて
それが終わってから・・・と言われ
後で確認してみたら
ほぼ同時期に終了することが発覚。
どちらかをズラすか
別々の絵を2店同時に出すか。
それしかないんだけど。

今夜は送別会。
Bitsの編集部で1年間のインターンを終え、
アヤヤが帰国します。
素直で本当にかわいい奴でした。
何度泣きッ面を見たことか(笑)

まずタイ料理店で食事。
それからリトルイタリーのクラブへ移動。
また戻ってきちゃったよ。
今日2度目です。
前日から続く【別人格ミーティング】の疲れもあって
ちょっと早めに退散してオアシスへ。
夜中、Rafiから電話。
「Tomo、どこにいるんだよ!」
クラブの場所が分からず
タクシーでグルグルと探し廻ってたらしい。
う〜ん、2時じゃもう終わってるんじゃないか?!
遅すぎだよ。



2005年01月26日(水)



 人格くん


うーん、描けない・・・。
スランプです。

いよいよ【浮世絵プロジェクト】に出す作品を
少なくとも2枚は仕上げなければいけないのに
全く手が出せない。

頭の中では、ここ数ヶ月溜め込んだ
膨大な浮世絵に関する知識や、オイラの見解、
そしてNYでのワンダフルな経験がプラスされて
混沌ミクスチャー状態なのである。

ひとつに絞ろうとすると
次から次へと連想ゲームのように発展していって
気付けばまた、元に戻っているという袋小路。

オイラの中にある別人格たちが
それぞれの主張を携え、ミーティングを繰り返している。

「は、早く!」
締め切り担当の人格くんが
何とか結論を導き出そうとしているが
理論担当の人格くんが
「ちょっと参考書読みたいから、待って」と
ミーティングをストップさせたりしている。
そして、素の人格くんが
「おい、今晩ノブ・モーリーの漫才観に行くんだぜ
早く支度しろよ!」と急かしているんだけど
最後にマネージメント担当の人格くんが
「今日は漫才行っちゃダメ!」と
NGを出した。

よって、今もミーティングは続いている。
記録担当の人格くん、つまりオイラは
「ちょっとだけ日記書かせてよ、
もう3日も更新してないんだからさ!」と
逆ギレして、これを書いています。
v

2005年01月25日(火)



 運が良かったのは・・・?


このクソ寒い中でも、路上を彷徨うストリートキッズがいる。
もう夜中、R子をバス停まで送って
さて、帰ろうかと思ったその時、
オイラの背後には3人組みのキッズ(男2、女1)がいた。
酒が入ってるらしく、大声で
「ファーーーック!」
叫び声を上げたので
ふと振り返ると、その中の1人と目が合った。
顔面にピアスが数個。
若い。

オイラの視線が気に食わなかったらしい。
そいつはツカツカと歩み寄り
「hey, can i ask some money?」とオイラに言った。
タダでさえ図々しい事なのに
コイツは「金くれよ」と言ってきたのだ。
しかも、その言い方が気に入らない。
丁寧語のPlease?もないし、
Change(小銭)と言うべきところを
わざわざMoney(金)と言ってきているのだ。
明らかに挑発している。

昔なら、その瞬間にブチのめしているところだが
伊達にオイラも年輪を重ねていない。
全く無視して、目も合わせずに歩き続けた。
しかし、「話しかけてるんだから答えろよ」と
執拗に絡んでくる。
連れの1人は「よせよ、そいつPolite(かしこい)だぜ」
と宥めるが、そいつを止めようという意志はない。

思うんだよ。
コイツが犯している罪を、一体誰が罰してくれるんだろう?と。
本人はそれが罪だとは思ってないだろう。
でもさ、もしオイラがブン殴って、失明でもしたら
オイラは加害者となって、逮捕されてしまう訳じゃん?
国外退去とか、裁判とか、いくらでも最悪なことに成り得る。
人生狂っちゃうわけだよね、そいつのせいで。
一度、痛い目見てるんだよ、オイラは。
20歳前半の頃なんて、それが将来どんな形で
自分に返ってくるかなんて考えてなかった。
それで大いに苦しんだことがある。
だからさ、どんなにムカついても手は出さないって
そう心に決めてるんだけどさ。
じゃぁ、一体誰がこのバカどもを処罰してくれるんだろう?って。
考えるだけ無駄なんだろうけど
オイラが代わって、バシバシっとお仕置きしてあげたい
そんな2つの感情を抱えながら
ゆらゆらと歩き続けた。

相変わらず
そいつが横でゴチャゴチャほざいている。
やべーな、どんどんムカついてきた。
ついに家の前を通り過ぎ
ピザ屋のところまで来た。
連れの2人がピザ屋に入り、そいつも中へ。
やっと飽きたのか。
オイラはそのまま少し歩き
Uターンして家に戻ろうとした。
その時、そいつがピザ屋から出て
横の路地で立ちションするのが見えた。
一瞬、ここならボコボコにできる、と思った。
うーん、マズイ。
それをやったらダメだ。

戻ってきたオイラの姿を見て、明らかにそいつは驚いていた。
オイラはじーっと立ち止まり
イカン
イカン・・・と、静かに葛藤している。
立ちションが終わったそいつは
直立不動でオイラの動向を伺っている。
目を見開いて、オイラはそいつに向かって歩き出した。
何をしようとも思っていない。
何も言うべき言葉もない。
ただそいつに向かって歩き
ついに正面に立った。
饒舌だったはずのクソガキが
一言も発しないオイラの
瞬きひとつしない目をみて
明らかにたじろいでいる様子だった。

ケンカだったら、この時点で勝負アリである。
戦わずして、勝つ。
本当の喧嘩師とは、戦わないものだ。
英語でアレコレ言うのも面倒くさいし
オイラは、どうしようかな?という感じで
「う〜ん」と唸った。
こういう時は日本語だ(笑)
本当にどうしようかと思っていたのだ。
そいつは完全にビビって
足元を見ると震えている。
多分、オイラのことを中国マフィアか何かみたいに
思ったのではないか?

そして、口から出た単語が
「Nothing(何もないよ)」・・・。
本当、殴るつもりも、説教するつもりも無かったし。
そいつはピザ屋にそそくさと戻っていった。
時折こっちを振り返りながら。

そいつがピザ屋へ戻ったのを見届け
しばらく外で待ったが戻ってくる様子がないので
そのまま家に帰ってきた。

オイラが尊敬する格闘家の前田日明は
現役時代、オヤジ狩りをする若者グループを
ボッコボコに制裁したことがある。
地位も名誉もある人がそんなことをすれば
一歩間違えれば社会から抹殺されるのに
日明兄さんは平然とその行為に及んだ。
それって実は凄いこと。
昔、近所にいた「説教じいさん」を思い出し
オイラはちょっと感動した。

「悪いことは悪いんだよ」
有無を言わさぬ強引なやり方だけど
大人にはそのくらいであって欲しい。
子供をいい子いい子しすぎて
逆に手を噛まれちゃってるのが現代だからな。
「殴られた!」って裁判とかする
アホガキもいるから嫌になっちゃうね。
オイラが裁判長だったら
「帰ってクソして寝ろ!」って判決下すけどね。
権利がどうのっていう前に
義務を果たしてから言えって。

親も
弁護士も
裁判所も
法律も
国も
いちいちそんなの取り合わないで
「お前が悪い」
「自業自得だ」
で終わらせちゃえばいいんだよ。
骨折れたって、怪我したって
そんなの自業自得ですよ。

あの島田伸助が女性社員を殴ったのだって
昔の芸の世界だったら
女性社員が「アホか、お前が悪い!」って怒られて
終わりですよ。
一応、伸助さん本気で謝罪してるけどね
誰か擁護してやれよ!って思う。
「芸の世界はこうなんじゃ!」って。

話はズレたが(笑)
要するに、その顔面ピアスのガキんちょみたいのを
生んだ責任はオイラ達にもあるってこと。
子供って素直だからさ、
これをやったら怒られる、殴られる、痛い
って知ったら、そこで学ぶのに
誰もそういうことをせず
見てみぬ振りをしてきたから
奴らみたいな半端なボンクラが
舐めくさったような行為に及ぶのね。
それ、分かるもん。
オイラもそうだったから。

運が良かったのはアイツかオイラか?
神のみぞ知る。

今夜はちょっと熱くなった。
この文章の中でもさ、
さんざん汚い言葉、クソガキとかボンクラとか言ってるけど
自分自身の過去に向かって言ってるところもあるのね。
過去の自分へ向けてのメッセージ(笑)


2005年01月24日(月)



 見送り!?

本来なら、先頭をきって
「ショーゴ、頑張れよ!」と見送る役目だ。
しかし、それが出来そうもなく自己嫌悪気味。
今日、夜の便でアイツは帰国する。

昼間はR子にくっついて図書館で勉強。
空港へ出発する時間が決まり
St.George駅でショーゴと待ち合わせた。
R子がいるお陰で、少しは明るく、多少の笑みを浮かべて
再会することができた。
道すがら、オイラ達はいつものように
とりとめのない会話をし
まるで明日もまた会えるかのような雰囲気。

空港に着くと、別便でクミコも到着。
4人になった。
Cathey Pacificでトロント→バンクーバー→香港を経由して
帰るショーゴの便には長蛇の列ができていた。
それにしても他の航空会社に比べ
この列の異様なまでの長さに驚く。
やがて、その理由が判明…

「飛行機はキャンセルになりました」

えぇーー!?
意味わかんない。
吹雪なわけでも、他の離陸不可能な理由もない
単に【飛行機が一機もない】というだけのキャンセル。
まったく意味が分からない。
カウンターでは、搭乗客のホテル手配が進み
めでたくショーゴもヒルトンホテルに一泊できることになった。
4人で笑う。

ヒルトンへチェックインし
このシチュエーションには不釣合いなくらい豪華な部屋で
とりあえずコーヒーなぞ飲む。
昨晩、「最後の晩餐」を済ませたはずだが
エクストラで用意された今宵を満喫するべく
近くのステーキハウスへ。
昨日とはうって代わって満腹になった。
それからホテルには戻らず
バス停でショーゴと別れることにした。
さらっと。
永遠に会えないわけじゃないんだから。
世の中がこんなに小さくなって
国と国とが近くなって
日本とカナダに住んでるのなんて
全然大したことないよな。
ちょっと電話が長距離になるくらい。
まぁ、電話もしないけど(笑)

とにかくショーゴ、
これからもよろすく!


2005年01月21日(金)
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