-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 【kozyndan】個展

明日、ショーゴの【Welcomeバーベキュー・パーティー】
を開催するので、その下準備に追われる。
ケンジントンのいつもの肉屋でスブラキという
グリークの串焼き肉を仕入れ
【Honest Eds】で先日見つけたBBQプレートを購入。
これで、明日チャイナタウンで買出しをすれば
ほぼ完了だ。

夜7時、ショーゴとR子を連れて
【Magic Pony】のオープニングへ行く。
kozyndanというLA在住アーティストの
カナダ初個展だ。
メジャーどころのサブカル雑誌で活躍しているだけあって
注目度もかなり高く
店は大勢の若者でごったがえしていた。
オーナーのSteveとKristinがオイラの所へ来て
「Tomo、アーティストの一人は日本人なんだよ」
と教えてくれた。
え!?てか、2人組みなのも知らなかったオイラは
導かれるままに奥のパティオでサイン会をしていた
kozyndanのお二人に御対面。
日本人の「こずえ」さんと、アメリカンの「Dan」さんで
kozyndanなんだって!
へぇ〜、なるほどね。








それから暫し、こずえさんとアート談義というか
情報交換。
L.A.は熱いらしい。色んな意味で。
それからSteveにもらったkozyndanカタログに
丁寧に直筆ドローイングを描いてくれた。
メイン・ルームの壁には、大きな白黒のドローイングが
貼られてて、それが塗り絵になっていた。
皆楽しそうに色を塗ってたので
オイラもちょっとだけ参加。
やっぱスパイラルを描いて、自己主張してしまった(笑)









Ayaが遅れて合流したので
近くの【Juice For Life】で軽い食事。
もう外のパティオだと、寒くてやばいかも。
その後【SPIN Gallery】へ行くも
オープニングは昨日だったようで、クローズしてた。
仕方なく【Drake Hotel】で飲み直し。
今夜もかなり年齢層高し。
やっとの事で席を確保して、まったりと飲む。
Drake初体験のショーゴ、Ayaも
どうやらこのホテルを気に入ったようだ。
ちょっと寒かったが、歩いて帰宅。



2004年09月24日(金)



 映画【Super Size Me】









映画【Super Size Me】を観にいく。
マクドナルドを一ヶ月食べ続けると
どれくらい体に悪いか?を実体験する
ドキュメントリー・タッチの作品。
友達からは「きもち悪い」とか
「観た後は食事できないよ」とか
散々脅されていたものの、
いざ、観てみるとそんなに過激な内容じゃなかった。
むしろ
「帰りにマック行こうか?」という気になり
ショーゴとQueenのマックへ寄ってしまった。
残念ながら、カナダではSuper Sizeは販売打ち切り
になっているので、映画のような体験はできない。
それでもショーゴは【ダブル・ビッグマック】を
セットで注文。
オイラは、通常のセットでお茶を濁す。

食後、2人で
「きもち悪ぃ〜・・・」を連発。
深夜にマックを食うと、きもち悪いことを発見。

2004年09月23日(木)



 時差ぼけのリハビリ

時差ぼけが続くショーゴを連れて
Eaton Centreを中心にショッピング。
っつっても、別に観光で遊びに来た訳じゃないので
特に買うものなし。
 
オイラは、今日発売のジム・ジャームッシュ監督の
DVD【Coffee and Cigarettes】を購入。
劇場で観たかったけど、見逃したやつだ。

Rafiから【Toronto Fashion Week】の
フィナーレを観に行こうと誘われたが
時間が合わなかったのでパス。
ちと勿体無い。
年末の【NO KIMONO】展にモントリオールから
参加するデザイナーも出るとの事だったので。

ショーゴと激安定番の【Honest Eds】へ行く。
土曜日にWelcomeバーベキュー・パーティーを
やるので、その下見を兼ねて。
そこで激安BBQセットを発見!
いかにも即日で潰れそうな代物だったが
BBQセット$29は安い!
迷ったが、結局買わず。

クミと3人で、韓国料理を食べる。
そこに偶然、デザイナーY子が出現。
申請していたVISAが却下され、10月には退去
しなければならないという、かなりビックリの展開。
デリケートな問題なので、軽々しく
「大丈夫だよ!」とは言えないけど、
彼女なら、必ず戻って来れると思う。
芸は身をたすく。
じゃないけど、才能ある人に国境は無いのだ。

その後、3人でルーフトップBARへ移動、で飲む。
白人率高し!のBARだったので
見事に隅っこの席に追いやられ、むかつく。
凹みつつ、飲むショーゴ↓





2004年09月22日(水)



 マスターの秘密

予想通り、時差ぼけで早起きのショーゴに合わせて
8時頃起床。
ややテンション高めのショーゴ。
とりあえず近所のカフェでモーニング・コーヒーで和む。

オイラのメイン銀行で、奴のオーストラリアン$を
カナダ$に換金。
対米比較だと、カナダ$よりちょい安めだった。
途中、某企業に立ち寄り
絵の代金を回収。

Sheraton Centreでノブさんと待ち合わせ、
昼食を食べつつ、ショーゴと初対面させる。
これからタッグを組んで頑張ってもらいます。

3時より、Bitsの会議に出て
夜7時からはJazz Exchangeのミーティングに出席。
場所は再びジャズ・バー【J】
手違いで何人かのメンバーは出席できず
最小人数で開催。
アートディレクターとして、これから処理しなければ
いけない作業が山積みである。
ポスター図案、
チケット・デザイン、
ポストカード・インヴィテーション、
フライヤー、
WEBデザイン・・・etc

コンセプト・デザインとは総合(トータル)で
評価されるものなので
資料がある順とか、締め切り順とかには仕上げられない。
イベントの詳細など、全体のイメージをカッチリ掴んで
からでないと、統一したデザインを創出するのは難しい。
今の今まで、参加アーティストが二転三転してたので
これらの作業もストップしていたのだ。

今夜で、ほぼ概要が決まったので
これから瞑想…というか、イメージを膨らませて
見えてきたヴィジョンを抽出していこうと思う。
しかし、締め切りがキツイ。
頑張らねば。

ミーティング後は、【J】の激ウマ料理を堪能。
おまかせコースなので、何が出てくるか分からないが
例外なく、いつも満足できる料理を出してくれる。
その分、お値段もイイので
財布がキツイんだけどね(笑)









ところで、
マスターのTさんが、アメリカの画家
【Edward Hopper】の大ファンだと判明。
オイラも同じなんです。
「好きな画家は?」と聞かれれば
一番にホッパーを挙げます。
Tさんが、珍しいホッパーのカレンダーを
持ってるというので見せてもらうと
何と、本当に観た事もない絵が満載のカレンダーだった!
何だこれは!?
確かにレア物ですよ。
控えめに「ください」と言ってみたが
あっさり却下。

2004年09月21日(火)



 親友【ショーゴ】来る!

ついに、新宿歌舞伎町時代の親友【ショーゴ】が
トロントにやってきた。
ピアソン空港に出迎えに行く途中、色々トラブって
ギリギリで空港に到着。
ほとんど同時にゲートからショーゴが現れた。

大勢の人が注目するゲート付近、
オイラを見つけたショーゴは
荷物を床に置き、【コマネチ】!(爆)
一瞬、周りの空気が固まった・・・
周囲がア然とする中、オイラは大爆笑!
ハイ・タッチで出迎えて
周囲の冷たい視線をよそに、出口へと向かった。

いや〜、コイツは変わってない。
むしろ、オーストラリアに住むようになってから
一層ハジけたかもしれん。

昔話をしつつ、バスでダウンタウンへ戻る。
少々腹が減ったというので、隣のバーへ行き、乾杯。
4年前に一度、ショーゴがトロントへ来たときは
ピザで乾杯した記憶が蘇る。








ショーゴが注文したラザニアは
なぜか冷たく、中を割ると「シャリ」っと氷の音・・・
二人とも「有り得ない」と同意し、
ウェイターを呼んで交換してもらった。
これからのショーゴの食生活を暗示してるかのような
出来事だった。

ビールを2杯くらい飲み、この夜は帰宅。
時差ぼけもあるだろうし、早めに就寝。



2004年09月20日(月)



 【Toronto Fashion Week】

朝7時起床。
昨日の【Queen West Art Crawl】にて
絵を購入してくれたアメリカのお客さんから
「税関で必要だから、レシートが欲しい」との留守電があり
朝一で届けることになった。
国を越える場合、アートは【美術品】扱いになるので
関税を掛けられることがある。
ただし、ポスターとか何とか言ってくれれば
大抵免除らしいけど、念のため。

その後で、スタジオに絵やら荷物を降し
レンタカーの返却へ。

午後、Rafiの奥さん、Maiが出展している
【Toronto Fashion Week】という大規模なファッション
マーケットへ出掛ける。
Maiは本業、大学のプロフェッサーだが
趣味でハンドメイドの帽子を作るデザイナーでもある。
会場のCNEには、インディー・デザイナーらが200以上も
参加、出展して一大セール会場と化していた。








会場前でRafiが出迎え、パスをもらって入場。
ケンジントンの住人らも、大量に参加してるようで
あちこちで顔見知りのデザイナーに会う。

Maiの帽子は、一点ごとにデザインが異なる
手作り感溢れるもので、なかなかの人気を集めていた。
このショーの為に、ほとんど寝ずに作ったというので
Maiは少々疲れ気味。
「もう来年は出ない!」と言っていた(笑)












何か買おうと、ブラブラしてみたが
結局何も買わず、Rafiに貰った【NO KIMONO】T-シャツ
だけを持って帰宅。


2004年09月19日(日)



 【Queen West Art Crawl】

二時間弱の睡眠で朝を迎える。
今日は、【Queen West Art Crawl】という
トロント・アートシーンでも特に重要なイベント。
オイラが参加する野外セールは今日のみだが、
他にも週末にかけてオープンスタジオや
ギャラリー、レストラン、ショップも巻き込んでの
一大アート・ウィークになる。
Distilleryでも野外ショーがあるし、
雑誌【Canadian Art】主宰のGallery Hopも同時開催。
アートづくしの一日だ。










8時に慎也さんが迎えにきて、絵を積み込む。
心配された天気は【快晴】
雨の心配なし!
しかし、かなり肌寒く、慎也さんなど皮ジャンを着込んでる。
10時、セットアップ完了前からかなりの人出。
コーヒーを買う間もなく接客に追われる。
昨日に引き続き、アシスタントとしてクミが手伝ってくれ
何とかトイレに行くくらいの時間はあったが、
それでも朝10時から夕方5時までの間
ひっきりなしに忙しかった。

売れ行きの方は、なんと過去最高。
100枚近くのプリントが売れ、
最後には800枚用意した配布用のポストカードが品切れ。
予備で持っていた名刺まで全て無くなってしまった。
甘く見ていたわけではない。
今日のために、いつもの数倍の在庫を用意してきたし。
単純にその予想を上回ったとしか言いようがない。








中でも、この日最高額の買い物をしてくれたカップルは
やはり、アメリカからの旅行者。
【やはり】と言うのは、オイラの顧客の半数以上は
アメリカ在住なのだ。カナダに住んで、
アメリカで一切の展示をしてないにも関わらず。
そのカップル、二度も戻ってきて
まとめ買いをしていったのだが、
最後の最後に彼の正体が発覚。
なんと、マイアミの某誌ジャーナリストだったのだ。
将来、アメリカで展示する際は
是非記事として取り上げたいと申し出てくれた。
いや〜、思わぬところでコネが出来た。

今年最後のアウトドアショーということで
友達も大勢来てくれた。
UofTの講演を抜け出して来たDavidや
フレームショップのJohn、
勉強の合間に来てくれたR子は
最後の手伝いまでしてくれた。
それにトロントニアンクラブのHさんに
紹介された画家Tさんなど
初めてお会いする方も数人いた。

店じまいを始めても客足は止まらず
5時終了のはずが、7時過ぎまで掛かってしまった。
かなりの充実感に包まれる。

一旦、絵のデリバリーのため市内のホテルに寄ってから
慎也さんの家に荷物を降ろす。
それからクミ、R子と3人で
スペイン料理【セゴヴィア】で晩餐。
特上のパエリアとエスカルゴ。
もう何も言うことなし。

いつもなら近所のパーキングに車を止めるのだが
今日は土曜日。
クラブへ行く馬鹿者達の群れのお陰で
駐車スペースが全くない。
30分くらい彷徨ったあげく、2ブロックほど離れた
駐車場に入れることにした。
密集するクラブ街、どこも長蛇の列で歩くのもままならず。
ほんとにこの馬鹿者達には消えてほしい。

帰って速攻ベッドに潜り込む。

2004年09月18日(土)



 寝るタイミングを逃す

馴染のフレーム・ショップへ行く。
顧客からオーダーされたフレームの注文。
膨大なストックから、ひとつひとつ合わせてみるが
結局オーナーのすすめで黒檀調のワイドなやつにする。
たかが額縁、されど額縁。
お値段は$875なり!
うわっ、高っけー。
もう一枚、絵買えるじゃん。

午後、慎也さんと待ち合わせて
レンタカーのピックアップ。
そのまま慎也さん宅で絵を積み込む。

夕方、ダウンタウンに戻ったオイラは
元・居候クミの取材に付き添う形で
Union駅近くにある高級日本食【竹寿司】へ。
これで3日連続、またしても極上料理にありつく。








まさかトロントでビントロやタラバ蟹を食えるとは!
日本酒の利き酒セットとかも出てきて
かなりご満悦。
板前の大将から「こんど猫の写真を持ってきてください」
という変なオファーを受ける(爆)
寿司カウンターの奥には沢山の猫写真が!
なぜだ!
うーん、理解に苦しむ。

夜、近所のライブハウスに出演するFrog Pilotを
激励に出掛ける。
竜次にリストバンドを貰ったのでタダで入場。
今夜は【勝ち抜きバンド・バトル】らしく、
ステージ前に審査員が陣取って座ってる。
Frog〜の演奏は、今までで一番の出来。
サウンドのバランスも良かったし。
ただMCなどは、やっぱり難アリかな。
審査員も苦笑してたし。
人種の坩堝トロントなので「英語喋れません〜」
というのは通用するけど、あんま露骨だと
ちょっと引く。

深夜帰宅してから、明日の準備をちょっと。
さて、寝るぞ!という頃に隣人Aがやってきて
Photoshopなどの画像加工を相談される。
昨日は3時間しか寝てないので、ちと迷ったが
簡単な加工だったのでやってあげた。
それが早朝4時半まで掛かった。
あと2時間しか寝れないじゃん!


2004年09月17日(金)



 Drakeで飲む

今日は昼から某ジャパレスにお呼ばれ。
マグロのたたき、巻き物にビールをご馳走になる。
寝坊して出掛けたので、いきなりビールは
辛かった。

帰りがけ、DrakeHotelに寄ってミーティング。
10月末の【Tokyo Doll2】の件で。
あとBits用に建物ツアー&取材を受けてもらうよう要請。
一階のカフェで茶を飲んでいたら
SPINのスチュアートに久々に遭遇。
相変わらずホ○だった(苦笑)
Adfactorのマシューも後から現れ、
彼が今、取り掛かっている映画のコンテを見せてもらう。

何だか、久々にアート界に戻ってきた気分だ。
何しろ近頃はめっきり日系づいていたからね。
その後、ちらほら知人が増えてきて
そのまま2階のスカイデッキでパーティー。
きもち悪いほどアジア人の姿がない。
イエローは本当にオイラだけ。

深夜、スタジオに戻って
週末のショーに向けての準備に入る。
プリント関係で足りないものをリストアップして補充。
額装してない絵を一枚一枚仕上げる。
どれも自分の作品ではあるが、
こうも数が多いと、何だか工場で作業してる気分になる。

原画の値段が上がってるのに
プリントの値段設定は去年から据え置き。
例えば、レターサイズの自作プリントだと
一枚$15、二枚で$20という具合だ。
かなり激安。
ま、値段を上げれるクオリティじゃないので
しょうがないか。

週末は天気も良さそうだし
宣伝も充分されているので客足は良いだろう。
いつもより、かなり多めに在庫を持っていこう。

2004年09月16日(木)



 回転寿司

トロントで初の回転寿司を体験。












昔、バンクーバーで回転寿司へ行った時
フライドチキンやらプティーンが普通に流れてて
「これ、寿司ちゃうやん!」と突っ込みを入れた記憶があるが
今回は正真正銘【寿司】の回転寿司(当たり前か?)

しかも今夜は、オーナー直々に招待してくれたので
幾らでも食べ放題という幸運にありつけた。
板前の人の顔を、どこかで見た覚えがあるのだが
暫く思い出せずに、黙々と食べ続けること皿6枚。
あ!
思い出した!
「カラオケ・ビストロでお会いしましたよね!?」
そうだ!板前さんとは
深夜のカラオケ・バーで挨拶を交わしていたのだった。
あの時は、ただの酔っ払いかと(失礼)思い
社交辞令で済ませたのだけど
何だ、ここの板前とは・・・。

次から次へと、新鮮なネタがオイラの前に
差し出されるものの
いかんせん、人並み外れた【胃下垂】のオイラは
食べきれず、ギブアップ!
しかし、そこから更にデザート攻撃!
すいません、許してください。

いや、でも満足度【大】です。ここの回転寿司。
今度はプライベートで、ちゃんとお金を払ってきます。



2004年09月15日(水)
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