2001年03月06日(火) sky
 

目の前の景色を壊して
はだしで歩きつづけたら
迷わずあの人のところへいけるかもしれない。

誰にも邪魔されず
どんな間違いも起こさず
なんの躊躇いもなく

もう行けるわけないね。
だって、あたし道を覚えてない。
時間は経ちすぎた。

今度はもっと自分の気持ちに正直に
空を飛べたらいいな。





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2001年03月07日(水) 使い捨て
 

笑顔
幸せ
時間

全部全部奪った
もう要らないよ

バイバイ

心がないからあたしは平気。





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2001年03月08日(木) 愛って
 

なんか、愛って意味がわからない。
みんな、何を分かったふりしているんだか。
どうか、教えて頂きたい。

愛って

無理に押し付けるものですか。
縛り付ける事ですか。
体を求める事ですか。
相手を許す事ですか。
一種の感情なのですか。

人間に元々備えついている嘘の塊なのですか。





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2001年03月09日(金) すれちがい/性欲処理
 

いつもあなたの後ろ姿を追っていました。
いつか一緒に並んで歩きたかった。

あなたは人より
とても速く進んでいるような気がしました。
でもそれは違っていた。

時間がそうさせていた。
今ならよく分かる。

あなたは何も変わってはいなかった。
時間があたしとあなたの距離を遠ざけていただけ。

いつもあなたの後ろ姿を追っていたような気がしました。
でも本当はいつもあなたはあたしに歩調を合わせてくれていた。

気付かなかったのは、あたしのほうなんです。

+++++++++++++++

無造作に開かれた肉の塊
ただ見つめた自分の指先
痛みなんてなかった
誰にもいえなかった

謝りながらもやめてはくれない
謝りながらも何も変わってない
謝りながらもこれはずっと続く

あたしはいつまで我慢しなくちゃだめなんだろう





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2001年03月10日(土) 神さまとこども
 

暗闇の中、誰を疑う事もなく
ただひたすらに明かりを探した

やっと見つけた出口と見たことのない人間
躊躇いもなく話し掛けた
だけど相手は心を開いてくれることなく
暗闇から抜け出した人間を罠にかける

ああ、災いだ災いだ
村の平和が壊された

そんなことを呟いて

暗闇から探した光は、見かけだけで
光の中の人間は、闇から出てきた人間を境遇で判断した

人間とは、なんと脆く愚かなものか
神さまは自分の右手を噛み切った





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2001年03月12日(月) 揺り籠の中で
 

ゆらゆら
揺り籠の中で
浅く、永久に眠っていたい

どうか、誰も起こさないで
痛みに耐える体なんかいらないから

浅く、永久に眠らせてください





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2001年03月13日(火) それはきっとなくならない。
 

全部捨てたって真っ白にはなれないこと
全部消したって事実は変わらないこと
全部忘れたって確かにあった遠い過去

それはきっと捨てるべきじゃないよ
一緒に持って歩けばいいんだ

罪を悔やんで立ち止まるよりも
悔やみながら新しい道を探そう
辛い記憶を消すよりも
辛さを自分の強さに変えてみよう

全部君のものなんだ。





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