Dozy days

2003年09月28日(日)

27日。椎名林檎の実演。席はとても良く、緊張のあまり吐きそうだった。東京事変のメンバーと林檎嬢がステージに現れる。空気が鳴っている。わたしの息は止まって、なにかがぶっ壊れた感じがした。

林檎嬢のやることはものすごく練られていて、複雑で、油断していたら何も掴めない。だからって変に分析するのも変な話なわけでして。彼女の行動は読めなくても、音楽を聴けば、声の届く場所に身を置けばこんなに単純にぶっ壊れることができる。ってことが大切で、わたしが彼女に夢中になる理由なのです。

理屈っぽいこと言ってても始まらないのよ、感情がどれだけ昂揚するかが大切。息の詰まるような昂揚感、眩暈、過呼吸、陶酔。感情の原始的な部分が疼々して弾けそうになる、気持ち悪いけどもっと欲しいようなあの感じ。ああ、こんな感情を呼び起こしてくれてありがとう椎名林檎。ラヴ。

そんな風に感情を揺らされたり、アンコールを求める際、メンバーがお出でになるまでずうっと「もう一発!」と絶叫し続けたりしたものですから終演後はもの凄い疲労がわたしを包んだのでありました。はふーん。

日記記録、未来。他 日々のインプット等。