日々の戯れ言

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(えもしちより) 

2005年08月11日(木)  Miniおあずけ

実はデータ入れ替えの余裕がなくて以前買ったMacMiniはずっと飾り物になっております。ディスプレイもつないでいない(つまり電源も入れていない)状態だったのですが、こんなことではいけないと反省して、Miniデビューにとりかかることにしました。
が、まず気がついたことは、今までのようにでかい本体なら床に置いても問題なかったのに対して、弁当箱サイズのMiniでは、床に置いておくとうっかり踏んでしまいそうになるということ。っていうか、蹴飛ばして転がっていく可能性大。というわけで、置き場所を考え、電源を取る場所を考え、周辺機器の置き場所を考え……などしているうちに、結局机周りを大幅に模様替えした方がよいという結論に達し、思いの外大がかりなことになってしまいました。
昨日一日でやっとレイアウトを考えてデスクやら棚やらを移動させ、そこで時間切れになったので、そのまま帰宅。今日は出先直行で、ようやく午後に勇んで出勤して、さあディスプレイをつなげてセットアップだ! と意気込んでみたらば……え? コネクタが違う???
今まで使っていたMac純正のディスプレイ(Studio Display)は一世代前のディスプレイなので、最新のMacにはアダプタがないとつなげないのでした。ってういか、なんでだー!? 同じAppleなのにー!!
というわけで、アダプタを買うことにしました。約1万円。くそう、領収書取るぞ勿論。
そんなこんなで、やっぱりMiniは今も飾り物のままです。


2005年08月08日(月)  選挙です

ちょっと前まで北海道と関東圏を行き来する生活をしていた延長で、新聞は契約はせずに毎朝キヨスクで買っているのですが、今日は駅のスタンドが全部スポーツ新聞で埋め尽くされている! いくら昨日サッカーで日本が韓国に勝ったからって、世の中スポーツに関心のあるヤツばっかりじゃないだろう!!! と怒り心頭で電車に乗ったのですが、その怒りを家族にメールで送ったら、今日は休刊日だと教えてくれました。そういえば昨日の新聞はテレビ欄が真ん中にあったよママン。キヨスク関係者の皆さん、理不尽な怒りをぶつけてすみませんでした。

職場では、同僚と一緒に国会中継など眺めつつひとときを過ごしたり。言語能力がないのか論理的思考力がないのかもうわけがわからない白いたてがみを生やした彼の人は、このようなかたちで「ぶっ壊す」という公約を実現する道を、選択したわけですね。
さて、選挙の日には帰らなきゃ。

昨日気がついたのですが、今年の大河は源氏方に石原ジュニア、平家方に小泉ジュニアが出ているのですね。いえ、だからどうってわけでもないですけども。石原良純は好演していると思うなあ。トークでは、次男坊の悲哀がにじみ出ていますけども(笑)


2005年08月06日(土)  忘れていた

仕事が夏モードになって、少し余裕が出てきたなと思っていたのですが、明日、軽いプレゼンがあったことを、今日になって思い出しました。これから突貫工事で準備です。素人さん相手なので、基本的なアウトラインだけ描ければいいかなとは思っていますが、失敗するとクライアントに逃げられることになるので、それなりに気を入れて臨みます。

前回の日記の彼女は、ネットで闘病記を綴っていたのですが(それも後で知った)、遡って見ていたら、私との会話のエピソードが記されていました。私のことを“親しい同僚”と言ってくれていて、胸がいっぱいになりました。親しいと思っていてくれたことが嬉しい。もっと親しくなりたかったよ、Yさん。


2005年08月01日(月)  無念を思う

同僚が、3年間の闘病の末、先日永遠の眠りについた。
年が近かったし仕事の中味も近かったので、同じ職場になった当時はよく話しもした。赴任してすぐに発病してしまったので、親しくなる前に休職してしまったのだけれど、復帰してきたらきっと仲良くなれると思っていた。でも、その機会は永遠に奪われてしまった。
私よりもずっと能力があったし、すでにこの業界で注目されるような仕事をしていた人だった。これから、その仕事を発展させようという意欲に満ちていた。本人も生前は、悔しい、と何度ももらしていたという。悔しい。私も悔しい。悲しいということ以上に、悔しい。彼女を失ったことで、この分野は5年遅れる。なによりも、最後まで希望を捨てず仕事に復帰することを願って、壮絶な闘病を続けた彼女の努力が報われなかったことが、悔しくて、憤りさえ覚える。
怠惰で不健康な生活を送っている私がのうのうと生き残って、健康に気を遣い才能にあふれ何においても勤勉であった彼女が、どうして先の可能性を摘まれなければならないのだろう。何故、彼女なのだろう。
この世はかくも理不尽だ。

私が先日行ったあるアーティストのコンサートに、彼女も行くつもりだったと、訃報を聞いた後に知った。彼女はもう長くそのアーティストのファンで、コンサートに行くのを目標に治療をがんばっていたのに、結局諦めたのだという。
号泣した。もしかしたら会場で会えたかもしれなかった。ファンだと知っていたら、もっと色々な話もできた。でも、もう遅い。

お葬式の日はとても蒸し暑い日だった。きりっとした遺影。厳しさの中に優しさのある人だった。

彼女ができなかったこと。彼女がするはずだったこと。彼女だったらこうしただろうこと。彼女の遺志を継がなければならない。


2005年07月26日(火)  訃報

杉浦日向子さんがガンで亡くなったという記事を、昨日読みました。ショックです。司馬遼太郎や藤沢周平が亡くなった時とはまた違ったショック。私にとって彼女は、「さん」づけて読んでしまうほど、親しみのある作家でした。
彼女に初めて遭ったのは、「合葬」という作品でした。何かの記事で彰義隊を扱ったマンガだと読んで興味を持ったのがきっかけでした。実際に読んでみて、想像していたようなものとは全く違ったけれど、その文学的な独特の深さと淡泊さや粋と間がやみつきになって、早い話が「はまって」しまったのでした。
後になって、彼女の作品には「とんでもねえ野郎」や長屋モノのようなコミカルなものもあると知りましたが、そのどちらの作風も大好きでした。文章も好きでよく読みました。のちに東京に繋がっていく江戸という町が生き生きとイメージできて、江戸を愛しているんだなあという感覚が肌身に伝わってきました。
漫画家を廃業すると聞いたときは心から惜しいと思いましたが、それでも文章でまたあの世界を味わえるのだと、その時は思うことができました。今度は本当にこの世から去ってしまった。江戸の、体温の伝わる営みを教えてくれた師匠がいなくなってしまったような、そんな喪失感に、途方に暮れる思いがします。ご冥福を心よりお祈りします。


2005年07月23日(土)  揺れました

今日は家でお持ち帰りのお仕事を片付けていたのですが、夕方に大きな地震が。丁度紅茶を入れたばかりで、マグカップに半分ほどの紅茶がじゃぶじゃぶ揺れたのにはびっくりしました。っていうか、弾みでばっしゃりこぼれて、机の上の書類が被害甚大(泣) 先日のコーヒーに続いて見事な染まり具合です。しかも、あわてて拭いたお気に入りのハンドタオルにも大きなシミが付いてしまって、洗っても取れません〜。がっくり。
今日は近所で花火大会があるようなのですが、昼間の地震が影響するなんてことあるのかなあ? 毎年マンションのベランダから見えるので、実はちょっと楽しみにしているのですけれども。


2005年07月22日(金)  予告編

創作メモ。

季節は夏。
山すその村。調査を邪魔する気配。
村役人と箕作。
過去の記憶。吹雪。

中断した調査を引き継いだ藤堂半左衛門は、矢野と共に村へ赴く。
村役人、古老。
文書の検索の必要。御筆方へ。
一度帰るが妻は留守。
再び村へ。真の語り部を捜す。

という筋の話を、今書こうとしているところ。
タイトルは「夏の雪」。

「雪女」というキリ番リクエストにお答えしようと構想を練っていたのですが、練れば練るほど長くなってしまって、もう収拾がつかなくなりそうだったので諦めて書くことにしました(何か間違っている……)。すみません、長々とお待たせしております。
とりあえず、月が開けたら本格的に書き出そうと思います。
と宣言して自分を追いつめようという作戦です。こと私に関していえば、あまり有効ではないのですけれどね。とほほ。


2005年07月21日(木)  曜日感覚の欠如

連休中は札幌で快適な夏を過ごして参りました(笑) 湿気がないってすてき。

という話はさておき。休みも終わってまた果てなきルーティーンに戻ったわけですが、おかげさまで日記に書くほどのこともなく(もしくは日記には書けないことばかり(笑)で)、曜日感覚がなくなってしまうほどです。ついさっきまで、今日は金曜日だと思っていましたホントに。しかも、「明日は土曜日だー♪」ではなくて「今日はゴミの日だったのに出さなかった……」という感覚。なので、今日が木曜日だとわかって目下の北条、喜びにつつまれております。
ささやかな幸せって大事ですよねルーティーンの毎日には。


2005年07月16日(土)  コーヒーそしてカレー

今日は本当は午後から都内でとある会合に出席する予定だったのですが、朝から頭痛がひどくて欠席してしまいました。内容的にも面子的にも、今月は是が非でも出席したかったのになあ。夏の予定の打ち合わせもしたかったのにそれも叶わず、ちょっとがっくしです。週明けにでもメールしとくか……。

そんなわけで午前中は使い物にならず、よもや風邪ではあるまいなと思って熱を測ってみたのですが、熱があるどころか低体温で要するに血がめぐってないってことだったんでしょうかね。安静にしつつ、あんまり頭を使わないものをと思って、読みさしの小説を読み切ることにしました。鎮痛作用を期待してコーヒーを飲みながら。更に、家でおとなしくしているのもそう滅多にないし、本を読むついでにとネイルカラーを塗ってみたのですが、これが悲劇のもとでした。乾ききっていない爪を意識しつつ、マグカップを取り上げたらば、手を滑らせてしまい、中身がざぶんと文庫本を直撃! 本読みならだれでも一度はやってしまう粗相を、派手にやらかしてしまいました。びっくりしたー。
慌ててページを拭きましたが、これってどっからどう見ても敢えて掛けただろっていうくらい、見開き全面コーヒー色に染まってしまって。ちょっとしずくが飛び散ったりってのは何度もあるけど、これだけ堂々と染めたのは初めてです。古本屋に持って行くのが恥ずかしいシロモノになってしまった……。持ってなかいけど。
本をすっかり拭いてから、足にもタップリこぼれているのを思い出して、即洗濯しました。そっちは幸い、きれいに落ちましたけどね。

夕方近くになってようやく痛みが治まってきたので、晩ご飯をどうしようと悩んだ結果、低体温に効きそうなものをということで、この前行ったカレー食堂心でカレーにしようと決断。ついでにこの前買ったメガネを取りに行って、それからカレーを食べました。前回の教訓を生かして今回は追加料金で辛さを前回の倍のレベル15にしてみましたが、これでやっと札幌標準くらいかなあ、というところ。でも、まわりはみんな7とか9とか言ってるので、やっぱり東京標準はあまり辛くないところで落ち着いているみたいですね。隣に座った女性は、ご注文はと聞かれてまず「ビール」、そして「辛さ3にチーズのトッピング」。チーズのトッピングはナイスチョイスですが、チーズをつけるならもっと辛い方がお勧めですよ姉さん。っていうか、カレー屋に来てまずビールはないだろう……。
などと突っ込みながら、底まできれいにスープをさらって大層満足です。おかげさまで夜になってから元気が出て参りました。
火曜日は札幌で所用なので、明日にはもう飛ぶのです。ドアを開けたら倒れそうな気候とも、しばしおさらばなのです。


2005年07月14日(木)  マツケンの夢

なかなか梅雨が明けず、世界に目を転じても不穏なことばかりの毎日ですが、皆様は元気でお過ごしでしょうか。
いろいろあったけどわたしは元気です。(魔女の宅急便)

部屋がもうジメジメして辛抱たまらん! 毎日洗濯しても干すところがなくて、浴室洗濯乾燥モードと除湿器と扇風機を回しっぱなし。電気代が恐ろしいことになっているに違いありません。それでもここ数日は、気温が上がってないのでエアコンは使ってないんですけどね。これでもっと暑くなったら、もっと大変なことに。

今朝、何故かマツケンのコンサートに行った夢を見てしまいました。しかも、客席後ろにも小さいステージがしつらえてあって、それがどうやら「ピンステージ」という名前らしく(たぶん北条の夢オリジナル)、そこからマツケンサンバに乗ってマツケン登場。客席を歌って踊りながら大ステージへ向かうマツケンに向かって握手を求める私……っていうか、真っ先に握手してもらったのが私ですけど。しかしそのあとのステージは、マツケンの代わりにその座員らしき若手の歌ばかりで(しかも何故か「3年目の浮気」とか歌っててカラオケ大会?)、客席のおじちゃんおばちゃんたちの私語がうるさく、みんな会場を歩き回って席を替わったり何だりで、何の集会やらわけがわからなくなったところで目が覚めました……。なんだったの一体。別に私、時代劇は好きだけど、特にマツケンのファンとかそういうわけじゃないんですけどね。

私の見る夢はたいてい、脈絡のない場面がいつの間にか切り替わっているというのが多くて、思い出そうとしても混沌として不条理なものがほとんどなのです。フルカラーで映画のようなストーリーの夢を見るという人が時々いますが、そういう経験は皆無で、うらやましいというか何というか。まあ、脳みそも混沌としていますからね私!




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