妄想更新日記
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眠い...。色々書きたいもの満載なのだけど....。ハガレン好評(?)だったので最後にエロを書かせてもらっておわりにしたいんだけどやっぱり裏にかかないとダメかなぁー。私仕上げるのは好きなんだけどアップする過程が面倒でだいきらい。 たかがマウスを数回かちゃかちゃやるだけなんだけど...。
なんでテニでかけなくてハガレンなんでしょうか?きっとあまりにキャラがすきすぎてもう書けないのかも....。
あーちょっとタイム!眠い!
もの足りねぇなーもの足りねぇよ....
赤也FANは読まないでね*
もっとこう、なんていうの?
あの赤也の野郎をめっためたのギッタギタにして地面に這いつくばらせてヨダレと涙でヒィヒィ言わせて「こわいようこわいよう!」とあわあわと敵に背をむけ逃げ出す所をそのケツの穴にむかって一発つばめ返しとかお見舞いしてほしかった!みたいな?!
それくらいはやってほしかったけど
あくまで心綺麗な魔王様のスタンス崩さなかったな。こんな下衆にやりかえしちゃぁ品位がおちるってものでしょうか。
ちょっとスカッとしなかったけどまぁいいや。
最初の菊の「ああ!!」って声にすでにやられたしね。
コートに臥した不二が起きる所のお尻をこっちに向けたのも萌えだったしね!
そんで今回「んふ*」がいい解説者でいいです。この人私好きよ!
フェンス越しに「不二!」と叫んだ時は先週の伏線もわすれて手塚がかえって来たかととおもいましたよ...。
で、橘がコケた時不動峰の仲間が背の順に三角形を形どる感じで助け起こすあたりがとっても適当に描かれてるっぽくて泣けた。
フジは昔から弟思いだったんだね。あんな可愛い少年にとびかかられたら律っちゃんうれしくて鼻血だよ!そこのいじめっこ少年!かわれ!
リョマの解説にいちいち皆が見下ろしてる構図も萌!みんなのちびちゃン*
菊が抱き着くのが似合ってます*
そんな所?まー不消化だったんでこれくらいで御勘弁
私信
チコリさーん!今日サクラの紅茶のんだ!おいしかったー。梅のお香なんて初めて聞きましたよ!
水神さーん!洋服なんか水神さんっぽい気がする...私と違ってシンプルでセンスあるー。私は派手好きなの!
あきさん!おめでとうございます1おめでとうございます!もうほんとよかったですねー。金額もかかりましたが喜びもひとしおですね。ネットで残りは売るとか?喜び代金って事で!おめでとー!
雪ちゅんーラブ塚リョ!ナミさんもよかったよー。雪ちゅんの絵は結構リアルなつくりだよねぇー。
わらびさーん!何か虫のしらせか?ちょうど私前の日記をくって(実はハガレン関係をわらびさんが何てかいてるかなぁーと。絵もみました。あらためて。わらびさんのほうが原作に近いなぁー)全て読んだんですよ。9時前後に。どれもよかったのに。全部ひっくるめてわらびさんで。でも要は気合いのいれなおしですよね!日参してますよー。(^^)/
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昨日のラジプリで薫が英二の真似をして「ほーい」って言ったって.....
激しく萌えじゃぁ!この天然誘い受け野郎!!
あーーーーーーーん!おかぁさん!東京にいきたいよ!!
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最近洗濯をまたたたんでなくてオタクしてる母。
朝おきると
「かぁちゃん、俺、これ今日もう持って行くわ」
見れば綺麗にたたんで袋におさまった今週中に学校に返さねばならぬサッカー部のユニホーム...。
ありがとう息子。
「全部そろってるの?」
「うん、この(洗濯の)山から発掘した」
まさに発掘!君は手塚と共に山にのぼって遺跡でもほるといい...。
本当に役に立つ息子です。
ついでに今日は5キロの米もこめびつに普通に仕舞ってくれました。
自分の仕事と思ってるようです。
全国の子育て中の奥様!
最初は面倒でもきちんと仕込んでおくと、このように将来共働きに優しいこどもになりますよ!
「償いの等価交換」
俺たちの旅なんてちっとも上手くいっちゃいない。
彼の乱世でここいらの街はぼろぼろだ。
石捜しの帰り道、帰りたくとも銀行なんぞ見つからず列車の切符も買えない始末。
大きな街まではまだ徒歩でずいぶんかかる。
辺りは暗くなって来た。
今日はまともなベッドでは眠れそうにないな。
そう笑いながら取りあえず腹ごしらえをしようと薄汚れたパブのような店に入った。
そこでは丁度俺たちとそう変わらぬ年頃の兄弟らしきコドモ二人が働いていた。
「ここの店はお前たちのようなコドモが切り盛りしてるのか?」
エドは言いながら椅子にすわる。ぶわりとほこりが舞った。
少年はにっこり笑うと
「ううん、本当はねおじいちゃんがやってるお店なんだけど今病気で......」
「いらっしゃい!」
兄らしき少年がドンとジョッキの水をテーブルにおいた。
「うわ!」
水が跳ね返る。
「御注文は?小さいお客さま?!」 コドモと云われ気にいらなかったのだろう。ニヤリと笑われ
「小さい!?小さいお客さまだと?!小さくて悪かったな!」と指をぱきぱき鳴らす。
「あーなんでもいいから取りあえず食事をくれないかな」
アルが場の空気を一掃するように話すと
「うぉー!この甲冑喋った!あんた等、何?腹話術師?」
「.....コスプレです!」
毎度この手の言い訳には苦労する。
出された食事は存外美味かった。
「こんなトコの食事の割に上等だ。」とエドが云えば
「こんな所で悪かったな」と兄が返す。
「兄さんは君の料理の腕を誉めたのさ」
アルがフォローすると兄が照れながら話だした。
「いや、こいつの...弟のおかげさ、軍に週に一回出向いて生演奏を聞かせるんだ。その代価にいくらか軍の配給を分けてもらえるのさ」
「生演奏?」
「ピアノだよ」
「へぇ!すごいじゃないか!聞かせてほしいなぁ!」
「ダメなんだ...ピアノは戦乱で僕達の家ごと燃えてしまったから...軍でしかひけないんだ...」
エドもアルも自分の家が燃える様を思い出した。
「こいつのピアノの腕はたいしたもんだぜ!軍のお偉方にも大絶賛さ!」
「僕はあんまりアソコ好きじゃないんだけどねー。好きなように弾かせてくれないんだモン。だけどここより綺麗だし美味しいものくれるしね。」
「昔のピアノの発表会みたいにはいかねぇさ、でもおかげで助かってる...」
「あ!でも!アコーディオンなら弾けるよ。今!特別にひいたげる!」
他に客もいないパブ。店の売り上げと云うよりはおそらくその軍の食料でほそぼそ暮してる状態の兄弟。
病気で臥せってる祖父のかわりになんとか店をたたまず逞しくやってるものの実際の生活はかなり苦しいだろう。
エドもアルもなんとなく昔の自分たちをこの兄弟に重ねていた。
弟の腕はたいしたものでこれなら確かにお金を払っても惜しくない演奏に二人は驚き拍手をおくり店はしばし笑いに包まれた。
兄弟も久々の来訪者に興奮気味のようだった。
「あ!」
突然アコーディオンの音がならなくなった。
「あー...前からヤバいと思ってたが....寿命か.....」
「貸してみな」
「あんた治せるのか?」
「これくらいならな!」
ドッ!
白い煙りと暴発のような音
「.....うわ......!」
「ひゃっ!」
おそるおそる眼をあけるとそこには元通りのアコーディオン。
エドがブワンと鳴らした。
「何?お前等魔法使い?」
「錬金術さ」
「錬金術ってあの?軍で聞いた事がある。何にもないトコからいろんなもん作っちまうあれだろ?すっげー才能のあるやつしかなれなくて錬金術の免許のあるやつはすげーえらいやつって聞いた!」
「ハハハ...正しくは違うんだけどね。まぁそうみえるかな?」
「すっげ!な?みたかおい、今の.....」
兄が弟を振り返ると弟は膝を震わせてこういった。
「お兄ちゃん達錬金術師なの?」
「まぁな?」
「なんでもなおせるの?」
「なんでもって訳じゃないけど.....」
だから今旅をしてるのだけど....
「じゃ...じゃ...!俺の家をなおして!俺のピアノを直してよ!」
真剣なまなざしで裾をぎゅっとつかむ姿にエドは昔のアルを重ねた。
この兄弟は自分達に似すぎている。
エドは優しく弟の髪を撫で
アルはちりちりとシグナルのように鋼の身体が鳴った。
*********************
その夜の宿はここになった。
兄弟が上客をのがすまいとありったけの毛布をソファーにひいてくれたのだ。
弟は錬金術の話を瞳を輝かせて聞いている。
エドは話ながら弟と眠り込んでしまった。
「あーあ、兄さんはどこでもお腹だしっぱなしなんだから」
布団をかぶせるアルに
「どっちが上だかわかんねぇな、お前たち」 ともう一人の兄が笑った。
「ほんとに世話のやける兄をもつと苦労するよ。君も気を付けなきゃダメだよ。弟に心配されるようじゃ兄としてお終いだよ!!」
ビシと指差すと二人で吹き出して笑った。
暖炉がぱちぱちと燃える中
「なぁ...アル...」
「何?」
「弟のたわごとだけどよ...聞き流してくれよな。俺たちはあんた等に払う金なんか持ってないしそんなにしてもらう義理もねぇ」
「エド兄さんがどうするかは知らないけどお金とかそういうのが欲しくて術を使う事はないと思うよ。錬金術は人々の為に役立てるものだし....」
「....そうか....、でも、よ。家が戻っても俺たちの生活はもう戻れねぇ。ピアノは確かに欲しいけど...前の家やピアノがもどってもいい事ねぇ気がするんだよな....」
そう云ったきり黙ってしまった。
「弟さんの演奏はすごかったよね。僕も生ピアノで聞きたいよ」
おやすみといってアルも毛布にくるまった。
兄はずっと黙り込んで暖炉の火を見つめていた。
*****************
次の日丘に向かう二人の少年の姿があった。
「ねぇいいの?」
「ああ...」
「本当にいいの?」
「ああ、まだ家の瓦礫やらがある程度残っているならな」
「大丈夫だよ!僕らの家はちょっと街から離れてて誰が片付けるでもなくほおってあるよ。何?それを組み立てるの?」
「ハハハそんなわけねぇよ。ただ『等価交換の原理』っつってな?何かを作るにはそれ相応の代価がいるんだよ」
「それが瓦礫?」
「いや、瓦礫を使う訳じゃなくて...ま、わかんねぇならいいよ」
「あーーーー!どきどきするなぁ!」
「ピアノまで元に戻るかわかんねぇぞ?」
「うん!父さんと母さんの家が元通りになるならそれだけでもいい!」
「上手くいったら一番に俺にピアノ聞かせろよ?」
「うん!おにいちゃんに戻してくれたお礼にきかせたげるよ!これ『等価交換』?」
「アハハ!うん!そんなもんかな!?」
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果たして、術は上手くいった ....................................................
買い物をすませ換金をすませ、いよいよ別の街へ移動しようというその日 二人は例のパブに顔をだした。
「よ!元気か?!」
相変わらず人気がない。
ソファにはあの時の毛布
なおったアコーディオンはほこりをかぶったまま。
というか、あれ以来誰も居ない?
顔を見合わせたエドとアルは嫌な予感に例の家に走っていった。
丘の中腹までくると明かりがついてピアノが鳴っている。
「なんだ心配しちゃったー!」
「あいつら浮かれてて店はいいのかよ!もう一週間だぜ?」
「弟さんピアノうれしかったんだねぇ」
「まぁあんな小汚ねぇ店なんかたたんじまってちゃんとピアノ勉強し直したほうがもうかるかもしんねぇな」
「お兄さんの料理の腕も捨てがたいよ。」
いいながら玄関までくると大音量のピアノの音。
「こんちは.....?」
呼び鈴をならしても誰もでない...。
「こんちはーーー!!」
挨拶をしたものの何だかピアノの音がざわざわする。
あの時のアコーディオンの優しい調べでなく.....
「兄さん.....」
「ああ....」
鍵のかかってるドアをアルの手でブチやぶり中に強硬に入る。
ばたん
ばたん!
バタン!!
いくつかのドアは全て鍵がかかっている。
「誰だ!!」
「あ...お前.....」
奥の部屋からガラス越しに見える弟は一心不乱にピアノに没頭し、憔悴しきった兄は前室で床に寝転んでいた。 乱闘したかのように衣服は乱れところどころに血の跡があり食事がばらまかれたままの皿や水や毛布が散らばっている中でようやく身をおこしていた。
「何しにきやがった!!」
「どうしたんだ...これ....」
「なんで家を戻しちゃったんだよ!」
兄はよろよろとエドにつめよった。
「なんだよ...これ!」
「なんでピアノをもどしたんだ!なんで?!」
「おい!!」
「お前等がこなきゃよかったのに!お前等が家をもどさなきゃよかったのに!」
兄はエドの胸を叩いた。同じくらいの年令の彼はエドよりいくらか大きかったにもかかわらずおそらく一週間碌に食事をとっていないだろう身体は憔悴し切っていて叩くというよりはもたれるに近かった。
「ピアノがもどって家がもどって...あいつは何もかも昔に戻れる気になっちまったんだよ。ずっとピアノをひいてるんだ。もう一週間。無理に引き剥がしてもすごい力でピアノに戻るんだ。仕舞いには鍵をかけてでてきやしねぇ...」
見ると窓の向こうで狂気に触れた弟が楽しそうにピアノを弾いている。
「そんなはずねぇだろ?錬金術で家やピアノを戻せてもお前たち過去までもどしてやくれないだろ?」
「.....................。」
あの美しくも暖かい音色はどこにもなく、ただ大音量の音が鳴っているだけだ。
「だけど弟は!あんまり魔法みたいだから...心まで元に戻っちまって...今の苦しい生活が嫌でこの家でピアノを楽しく弾いてた頃に逆戻りしちまったんだよ!」
「アル!」
兄の言葉を聞くが早いかアルは弟の部屋を打ち破りピアノから弟を引き剥がした
弟は獣のような叫び声をあげ、皮がすり減り肉までずるむけてる指は血を流しながらひくひくと痙攣した。
が、
宙を泳いだ視線がエドを認めると急に正気のような顔になり
「ワ!エドだ!どうしたの?いつ帰って来たの?」
「........」
見つめる眼が落ち窪んであの愛らしい笑顔はどこにもない。
「ねぇアルおろしてよ。エド!僕ねこの間よりすごく上手に弾けるようになったんだよ!」
「........」
何もいわずアルが弟をおろすと弟は細く痩せた足でエドにとびついた。
「この間はありがとうね、僕、うれしくてうれしくて...!そんでさ、お願いがあるんだけどさ、僕エドのためにまたいっぱいピアノ弾くからさ、今度はパパとママをもどして?」
「..............!!」
それは...
それは!!
「ね?できるでしょ?こんなおおきなお家なおしたんだもの。あ、でもまずはおじいちゃんをなおしてもらおうかなぁー。おじいちゃんにも僕のピアノ聞いてほしくて呼んだんだけどうごかなくなっちゃって.....」
ピアノの横の仮眠室らしき部屋を弟があけると腐敗をはじめた老人が車椅子で硬直していた。
横でみていた兄がぐぇと吐いた。
「.....人間はもどせないんだよ....」
エドは咽の奥から絞るようにつぶやいた。
「えー?そうなの?なんで?等価交換の原理で?僕のピアノじゃたりないって事?」
「....そうじゃなくて....」
兄が笑い出した。
「これが等価交換?アハハ!!何と?何となにを交換したんだ?俺たちの今と過去を?ピアノが戻って家が戻っても昔の幸せまで戻せやしねぇだろ!錬金術師!」
「........」
「どっちが幸せだったかなんて決められるのかよ!過去に縋って戻そうなんてそれが幸せとは限んねぇだろ?!本当に欲しかったものはピアノや家じゃねぇんだよ!?そうだろ?」
「兄さん...」
アルがエドをかばうように抱き寄せた。
「かえせ!もどせ!今を!弟を!」
兄は崩れ落ちて床を叩いて叫んだ
「おにいちゃん、もう、何おこってるの?あんな所にもどってどうするんだよ、もうやだよ、僕。僕のピアノを軍で聞いてもらうのも真っ平。みんな僕の事変な眼で見てピアノなんかきいてるかどうかわかんないんだもん。昔みたいにパパやママやおじいちゃんやおにいちゃんにきいてもらいたいのにさ。ただ前みたいに幸せになりたいだけなのに何で怒ってるのさ...」
弟はきょとんと足下の兄を見ている
エドはたまらず外へ駆け出した。
「兄さん!」
「幸せは戻せるのかよぉーーーーーーーーーーーー!錬金術師!!」
「あ!おにいちゃん待ってよ!また来る?僕練習しておくから絶対また来てね!絶対だよーーーー!!」
二人の声を背にエドは駆け出した。
幸せは戻せるのか?
過去は戻せるのか?
俺たちのやろうとしてる事に意味はあるのか?
「ただ前みたいに幸せになりたいだけ....」
俺たちの旅の始まりはあの弟の呟きと同じ
その先は狂気だとしても
「兄さん!!」 がしりと鋼の身体に掴まれた。
「アル.....」
固く冷たい身体に押し付けて涙した。
「かえせ!もどせ!今を!弟を!」
俺たちの旅はあの兄の叫びと同じ
お前を戻せるなら一歩も引かない。
この償いの旅路を。
この
俺の残りの人生と等価交換しても。
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もうしわけありませんでした!
にわかハガレン熱に浮かされ勢いで書いてしまいました。設定とか話とか蝶御都合主義でスイマセン!!
こういう悲痛なエドがモエなんです!!
わたしアル.エドなの!(カップリングにあらず)
といいつつアルエドでエロもおもいついてしまいました。ギャ!ロイエドと対になってるの!ギャッ!
あきさん私二次元なら兄弟でもモエれるかも....。(そんな事告白されても...)
雪ちゅん書き込みありがとう、どうにかおかげでテニに戻って来れそうよ...。あやうく引きづられるトコでした。おそるべし!ハガレン!
チコリさん!もー奥様私のなんなの?幼馴染み?どうして私のツボを御存じなの?ねーなんでわかるの?もう恐いよ!跡部様?インサイト?!ちなみにパトレイバーも大ハマリでした。当初。少年誌なのに後半の大人のセツナさ一杯の転回にズッキュンでしたよ!
あーちょっとすっきりしたよ。
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