妄想更新日記
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2004年01月02日(金) あけおめん*

奥様方!あけましておめでとうでおじゃるー。って。2日だし♪(刺)

一日はバーちゃんところいって親戚からお年玉貰ってこどもウハウハ!
そんで今日「ドンキーコンガ」買って来て家族でプレイ!

いやー家がこわれるんじゃないかとおもくらいムキニなってたたいてしまいます。「桃色片思い」は難しいぞ!(一番簡単なのにしてるのに...)

すっげ盛り上がるよ!お勧め!

私も初売りで安物買いの銭失いしてきたよ!あーかいものってたのしいねー

年末はダンナと喧嘩しつつ家のリ婦オームの為クッションフロアやら板やらアルミやらかってきtなおに手付かず。

ダンナはビックカメラへ初売り。長男もついていきなんかわからんゲーム買ってました。もうだんだん息子はダンナと一緒が楽しいらしいです。

なんか楽しそうに毎日くらしてますが君たち宿題のラストスパートは?いつうもここらへんでペースがおちて工作やら習字が滞るのでした。

明日の飲み会がおじゃんになり寂しいけどリフォーム頑張るか!

何か毎日バタバタだらだらなにやってるんだっか....の正月です。


お友達に見逃したテニビデオ借りて、みた。桃海!ああん!

テニプリものんびり更新したいなぁー。最近エロ絵とか描いてないし(いや、そうじゃなくて...)




2003年12月31日(水) 今年もお世話になりました

本当に。去年の大掃除に子供の為に借りたテニプリビデオに自分がハマってもうすぐ一年になろうとしています。

あれからテニプリのお友達も少しづつ増え、自分は日記で丸ごと自分をだしてるので自分自身を丸ごと受け止めて貰えて日記では励ましても頂きありがたい一年でした。

今年もまだまだテニプリで煩悩吐き出しまくりたいと思っています。よろしくお願いいたします。

ちなみに大掃除は捨てました。新春から部屋の模様替えをする予定です。
古い家なので手入れが大変。

おせつもつくってません。今年はなんにもしない新年の予定です。ハハハ
どうよ。こんな新春は。





あけおめメール...できるといいなぁー。(希望かい)


2003年12月29日(月) 年末SSモドキ

今日で今年最後の部活が終わった。
みんなでタカさんの寿司屋でうちあげして、それぞれの帰路に向かう。

「なぁ、お前31日何か予定ある?」

今日は歩きながらのんびり帰りたいと言った俺に無言でついてくるんだからOKと言う事だろうと自転車をひきながら問いかけると

「別に何もないッスけど...。なんでですか?」

「....いやー初詣でにでも一緒にいかねぇかと思ってよ」
「うち、寺なんですけど...」
「あ!そうか!?やっぱヤバい?そういうの」

慌てて顔を覗き込むと俺の反応が予想通りとでも言いたげな顔でニヤリと笑って

「平気ッス。しょせんナマグサ坊主だし、オヤジ。」と返って来た。
ちくしょうと思うけど、こういう時のこいつの顔は結構グッとくる。

「なんだよ、おどかすなよ」
「それに...」

越前が言い終わらないうちにすごい勢いでどこからかバタバタバタと音がしたかと思うと


「菊丸ラリアーーーーートッ!!」



ドゴッ



俺はひっくり返って腰をしたたか打って悶絶した。

「ハハハ桃、大丈夫か?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!ゲホゲホゲホ...大丈夫じゃないッス!大石先輩頼みますからちゃんと躾けして下さいよ!」
「にゃにおう?!俺は動物かってーの!」
「山猫...」
「おチビまで!桃〜?どっちが躾がなってないんだよ!」

言いながらぐいぐい首を絞めてくる。

「ギブギブ!英二先輩ギブっす!」
「わかればよろしい」

「なぁ何の話をしてたんだ?」苦笑しながら場をさらりと戻すのはこの先輩の得意技。

「そーそー初詣でがどうとかって!」
さっきまで俺の首を絞めてた腕がしゅるりと肩にまわって密着して来た。

嫌な予感...。

「いやー...」
ちらりと越前を盗み見る。あちゃ、横向いてるし。

「いや、初詣でに越前と行こうかなーって話してたんですよ。年末年始家にいるとこきつかわれるんで...」

「えーどうせなら皆でいこうよう!」

言うと思った....。

「ねーねーもーもー!いいじゃん。」

この人俺より一cm背が高いはずなのに、こういう時は膝をまげて小首かしげて上目遣いで見上げてくる。無意識でやってるんだろうけど、すんげー可愛い。背中に密着して後ろから至近距離で大きな眼でじーっとみられるとおかしな気持ちになってくる。

「こら、英二。桃が困ってるだろう?」
「えーだってー...」

大石先輩ナイス!つか、今俺、危険信号だしてましたか?

冷え込む夜の9:00代に俺は汗だらだらだ。

「いや、そうなんすよ〜!前からこいつとは約束してまして...」


苦しい言い訳をしどろもどろしていると









「だけどこういうのは皆で行くほうが楽しいよ」





後ろから嫌な声がした。

振り返ったと同時にあちゃー...と俺は観念した。

「ふ〜じ〜〜〜〜!!いーーぬーいーーー!」


....最低最悪ブラックペアだ。

「年始に部の必勝祈願を皆でするのも悪くないと思うよ」
優しそうに微笑んで英二先輩の頭をなでた。

「だよね?だよね?ほらほら!」勝ち誇ったような英二先輩の笑顔。

「どのみち俺は葉末くんつれて海堂と参拝の約束だしな」
「すいません、乾先輩」

マムシまで...。

越前をみやると顎をあげてじろりとこっちをみてやがる。
俺はバッと大石先輩を振り返った。

先輩は両手を広げて肩をすくめた。

「なーいいじゃんかー桃〜おーねーがーいー!」
ぐわ〜〜〜!お願いだから!英二先輩それ以上ひっつかないで...。息が...髪が!!

俺が真っ赤になっておたおたしてると




「いいですよ。みんなでいきましょうよ。ね?桃先輩*」


うっわーーーーーーー




「さーすがおチビ!よっしゃ決まりー!」
「じゃ、場所や時間は適当にビラにして俺がまとめてFAXしておくよ」
「わーい乾!手際いいぞーよろしくな?よーし、31日楽しみだにゃー*じゃ、みんなまったねーん。大石*かえろー?」


さんざんひっかきまわしといてあっさり踵をかえして足取りも軽やかに帰っていく英二先輩を恨みがましくみつめていると大石先輩が「スマン」とばかりに顔の前で手をあわせた。
いいんです。先輩のせいじゃないです...。ううう...。

英二先輩といれかわりにフジ先輩が背後にやって来てしなだれかかった。

「自分だけデートってのはずるいよねぇ?僕なんか相手も居ないのにさ」

こ...恐ッ!!ってかやっぱりそういう魂胆か!自分の相手が忙しいからって!

ブチョー!!タカサーーン!!助けてプリーズ!なんでいないんっすか〜!!
俺は心の中で絶叫した。

イヌイ先輩は先輩で
「ハハハ、桃!いいデーターをとらせてもらったよ!」
と眼鏡をクイと持ち上げた。

本当にうれしそうだ。この人たち。
絶対イジメだ。



俺はマムシに
「お前もなんか言えよ、せっかく乾先輩とのんびりじゃなかったのかよ?」
と八つ当たった。

「うるせーいいんだよ。葉末もみんなといるほうが楽しいだろうし」
「お前自分がふたりきりになれないからってな」
「そんなんじゃねー!」
「じゃぁーなんなんだよ」
「八つ当たりはみっともねぇぜ?」
「なんだと?こるぁ!?」
「やんのか?ああん?!」


顔面がすれすれにぶつかる直前でにらみあった。今年最後かな、こいつとの喧嘩も...なんて俺は場違いな事を考えてしまった。

「こら海堂、なにコソコソ喧嘩してるんだ。いくぞ」
「ウィッス、なんでもないっす。」

こいつ乾先輩といる時はみょーに素直なんだよな。俺といる時は憎まれ口ばっかなのに。
あーあ、頬染めちゃって。
俺はこいつにこういう顔させてやった事無い。
ついこの間まで俺が一番こいつに近いと思ってたのにさ。
この2人をみると何だか胸が苦しい。

「先輩...桃先輩!」



「あ、すまん」
「いきましょ」

また夜道をてくてく2人で歩く。
沈黙が痛い。


「悪かったな...。」
「なにがです?」
「いや...せっかく2人で行こうと思ったのによ」
「先輩きっぱり断ってくれなかった癖に」
「うう...悪ィ」
「先輩、英二先輩にはよわいっすよね」
「んな事ァねえよ。」
「そんな事あるっす。.....あの人可愛い...し。」

およ?なんか...こいつ...
さっきの海堂みたい....?

うつむいてつぶやくこいつに

「そっだな、越前はかわいくねーし!へへっ」
俺は茶化して言ってみた。

越前は動きをとめて俺をみつめた。

「...俺が可愛く...ねだったら2人きりになってくれました?」


ざぁぁっと北風が吹いた。


....反則だろ。その顔は。

赤い顏して泣きそうな怒ったような...切ない瞳で....

俺は今にも抱き締めてしまいそうな衝動を押さえて越前の頭をくしゃくしゃっとなでた。

「...ホントに悪かったよ」


「いいっす。あの場はしょうがないよね」

うつむいて薄く笑った。

生意気で尊大な態度かと思えばときどきこんな消え入りそうな態度もとる。
ほんとにこいつはつかめねぇ。

だけどそんなギャップがたまらなく俺を惹き付ける。

.....ヤバいかも。


不埒な事を考えてる俺の妄想をかき消すように越前の凛とした声が響いた。

「それに神頼みもしなくちゃだし!」
「なんだよ?青学優勝?」

「違うッス。」

ぱっとあげた顔はいつもの越前で斜下から見上げて俺の鼻先で指をまわし

「『桃先輩の浮気癖がなおりますように』って!」

と言って、例のあいつのふてぶてしい笑いになった。

「コノヤロ!誰が浮気だ!...って?あれ?」

「ここでいいです。おやすみーー!桃先輩!」

「おい!越前!」

がちゃんと門の向こうに消える小さな影。

おい、浮気ッてなんだ?俺とは本気って事?っていうか、あいつ俺の事そういう意味で好きだって.....?


振り上げたゲンコツとだらしなくあいた口をしまいながら

ぼりぼりぼりっと後ろ頭を掻きむしった。


「たまんねーな、たまんねーよ...」


俺は体温が上昇するのを冷やすため自転車にとびのって全速力で家にむかった。


31日まではあと3日。



年始の乾葉末薫バージョンも頭にはあるけど書けないよなぁー...きっと。




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