妄想更新日記
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2002年11月17日(日) ミルモでポ○

ってビデオをチビが借りてきました。定番少女マンガでなんちゅーかオープニングの歌がまた「でっあいーはレモンパイ*あっまくてすーっぱくてー♪」といういかにも頭の悪...(ごふっ)コレを渡辺チェルが手掛けたってのが〜...。

そこの男の子が女の子の反応に赤くなったりするトキメキなやり取りが小学校3年生の長男には見るに耐えない代物らしく「わーなんじゃこりゃ早くこれもうやめようよー」と懇願します。もちろん鬼畜な私がやめるはずもありません。でもほんとうにこそばゆいはなしで自分達の小学生時代からこのノリは変わらないのかと目眩がします。親子で我慢大会みたいに見ています。私はりるむちゃんの魔法シーンが大好き*

そういえばこの間「トキメキトゥナイト」の蘭世のこどもと鈴世の子どもがしのごの...という話を休憩室でしていて私はさっさと少年マンガに落ちていった人ですが世の中には少女マンガを読み続けているひともいてコレも一種のオタク...とか思いました。私なんかあのいらいらする連載が嫌でやめたのに...
りぼんから花とゆめからジャンプに移行したですよ。


りぼんでは「小田空」てひとが好きで彼女の語るコミックスの欄外のコラムのサバ味噌は子どもながらにその日にサバ味噌が食べたくなるくらいのかたりっぷりでした。高橋由加利とか今もスキです。彼女の「しいたけの肉詰め」も印象深い(食い物がスキらしい)

有閑倶楽部にでてた日本酒も大人になったら絶対のもうと思ってたけど「剣菱」って私タイプじゃなくて...残念。清四郎がスキでした。すごく陰険にいじめられたかった...(マゾ)


あの頃おこずかいはマンガばっかりに費やしてたなぁーちょっとの文房具とおやつと。今はブックオフでてきていいよなー今のこどもたち。

今日はなんかあちこちいったわりにしっかりあそべなくて手違いの多い一日



もうインテリア雑誌よんでねよう。

汚い部屋を横目で見つつ綺麗なインテリアを夢見るのが楽しいよねー*


逃避型ですあはん。

オチがなくてスイマセン...(' ';)


2002年11月16日(土) 紅葉

いやー昨日の日記には「私は感性が鈍くて悲しくなる」っていうのが文の主旨なんですがみなさんから「まじめ」とか「絵本に取り組む姿勢に感じ入る」みたいな反響であれー?あれー?いやーなんで?(笑)

人様より劣っている部分を露呈したと思ったら私の真面目っぷりに感激されてかえって「んーーーー...じゃ深く考えなくてもいい?」みたいな結論に。(おい)

まー感性が鈍いのは仕方ないけどそのぶん人より真面目だから人それぞれのよさがあるという結論でいいか?(いいのか?)

私は仕事柄やはり色々考えてしまうけどふつーの人は考えなくてそれこそ感性でいいんですよ。

こんな感じのサイトやって「人様にみせたい、伝えたい」って思いのある人たちだもん充分感覚でイイと思います。


桃缶様の日記もありましたがなんにも記憶に残ってなくてもやはり本が好きな人の家にはなにかあったと思いますよ。

家でなくてももっと周りの影響とかね。私は友達の影響ではじめて小説と言うものの面白さを知りました。中学生でコバルト文庫です。おそいですよね。もっと以前から「本を読むのはかっこいい」みたいに私も江戸川乱歩シリーズからはじめましたよ(あれ、小学生ながらになんかひかれますよね)でも「おもしろい」と思ったのは中学生。

小説は読みごたえがあるけど絵本って一回よんだらもう私は読みたくないんだけど...。

子どもは繰り返し読みたいんですよね。
そして子どもと同じ感覚で読む人もいるんですよね。

絵もふーんって。しかもなまじ知識だけはいってるから(イラストレーター出身とか誰々さんがいいっていってたなとか卒園式でよく読まれる定番だよなとか)眼も曇ってるんです。

ふつーにすなおに選んであげてくださいなーみなさん。その感覚を大事にして欲しい。


私が保母になったのはエヴァ風にいうと(笑)「魂の補完」ですから...。

どろんこあそびして感激したんです。(うふふ)

こどもから今のワタシを補ってもらってるの。だから保育者としては向いてないもいい所で全然資質なんか備わってないけどしがみついてるの。
私がここにいたらまっとうになれそうな気がするの。

みなさんからのお便りとか実は長男の担任(今は主任)にメールをしたらすごい感激なお返事がかえってきて。

朝からちょっと泣いた。皆に受け入れられて嬉しくて泣いたみたいな。

そんな気分だったのでもうビデオ借りてきて子どもに見せて...


でも今日は兄ちゃんの作品展でした。

腫らした眼で作品を見て好い絵を描いてて...作品も双六だったのですが楽しそうな作品で...。

にいちゃんは「友達と遊ぶー」というのでチビと二人で近くの庭園に。

近くにこんな公園や庭園があって我が家は恵まれた条件。

鯉に餌をあげに行ってきました。¥200の入場料¥50の餌

そんで庭園内を散策というか走り回る。これだけで楽しいらしい。

走り終わったらひろい芝生にチビがごろごろ寝転がりだして「かーちゃんもおいでよ」というので最初は「えー...
かーちゃんはいいわ」と断ったのですが芝生で寝転がって空をみるのも気持ちイイかもと寝転ぶと予想外にきもちよくて青い空に鰯雲(?)で飛行機飛んでて周りは紅葉でまっかかや黄色やオレンジのオンパレードで。


自然の癒しってすごいんですねー。心がすっきりしてきました。さむかったんです。風は。でも。

「そろそろいこうか...」とチビが言い出したら「あ!かーちゃんまって!」


ずっと取れなかった乳歯がぬけました。


「なかなかぬけなかったのにねー」
「歯も『ぬけろぬけろ』と言われると力入ってぬけないけど今みたいにのんびりしたら歯ものんびりして身体がふわーってなった拍子にぬけたんだよ」というと「えへっへーそうかもしれんー」って。

そんでなんかまったりしたくなってそこの茶店で「ぜんざい」と「ホットケーキ」を食べました。あたたまって...おいしかった。心もからだもほかほか*

そんでそこを出たらさむ〜〜〜い!急いでお家に帰ってホットカーペットでぬくぬくしました。

にいちゃんと父が帰ってきてサッカーに行ってしまった。

私はチビと御飯食べて一緒にお風呂に入って今ぐーすか寝てしまいました。



癒される〜チビはほんとに癒し系なんです。

ゆっくりした土曜日でした。



ところで...実は今日の作品展。

やる事は知ってたけど朝家族でみにいくんかと前日まで思ってたらにいちゃんが
「なにいってるの?かーちゃん!今日朝から学校だよ?そんで昼に帰って1:30に集合して学校にかーちゃんと行って作品紹介するんだよ?そんで俺達は2:30までは学校に居てそれから解散だから友達の家に行くけどかーちゃんたちはどうするの?」
「うーん...どーしよ?」

「あーそんで月曜日は振り替えで休みで朝から学童だからね?わかってる?」

ううんわすれとったー...


本当に長男がいないと家庭がまわりません。自立してるー...(親として反省しろ)今日はよっぽど私が信用なら無かったらしく朝自分で起きてさっさと支度してました。そんで私も起こされました(ちゃんと目覚ましかけたよー)

私は感性豊かな育児はしてなくて反面教師で申し訳ないンだけどなんかさーまー子どもは良い子かなー?


まーいいかー?







2002年11月15日(金) 絵本

今日は絵本の学習会でした。絵本がこどもにとって果たす役割や子どもに何を育てたいか..そんな理論的なお話と「読み聞かせライブ」ってのを...。

よみきかせって大人がこどもにやるものですが、今回は保育者が私達親に読んでくれたのです。
どれも楽しくて楽しくて....。でも何だか涙が出てきました。

コレをやるまえにアンケートをとったのです。親が子どもの頃どんな絵本が好きだったか、子どもの好きな絵本は?とか。

私は保育者なのに絵本が苦手です。

いや、保育の手段としてはすきな部類ですし、読むのも下手でもないとおもうけど実は絵本の楽しさを知りません。

よんだ事のある親って「いかにも小さい時よんでもらっただろうな」っていうのが、ありありと解る人たちでした。別にゆうふくじゃなかったかもしれないけど絵本を買おうと言う気持ちになるくらいの安定した生活のなかで育まれてきた大人だなって。もちろん子育ても素敵で。

うちは私が3歳から入院しちゃって絵本所じゃない。きゅうきゅうに入院費で首がしまって共働きを余儀無くされてストレスで母は心が病んでしまったし父も家になんか帰らない。私はひとりっこでマンガやテレビばかり。

それでもそこそこ楽しんできたし自分なりに頑張ってきたと思うけどやっぱりすごいこういう会に出るとコンプレックスを刺激される。テレビやマンガを否定されるとそれを楽しんできた自分を否定される気になるしそれは子ども時代そうでない生活を選び取れる選択肢のない自分の生い立ちが情けなくなる。

いざこんな風に親になって私みたいな思いはさせたくないと子どもと図書館に行って本を選ぼうにもどれを読んで良いか解らない。有名な所でお茶を濁して帰るけど友達に本スキの子がいるけどさっと手にとって「おもしろい」とか「そうでない」「コレ借りよう」とかそういう感覚全然わからない。
絵本も、くすっとかホッとかなるほどとか思うけど新聞のコラムを読むのと私としては変わらない。のめり込む面白さとかわからない。読んでいるのも喉が乾いてくるしいだけ。子どもに読むのも仕事の手段としては楽しめるけどわが子に読む気になれない。

こんなボロボロの感性で絵本は選べないし楽しめないし義務で読んで子どもはスキになるのかとか私は絵本に自分にないなんか暖かいものを感じる。それは私にないもので私が欲しかったものだ。でも今はない。


そんな訳で今日の読み聞かせライブはなんか泣けてしまった。

あー私もこうして本をよんでほしかったなぁー


癒されると言うか、せつなくなったというか私にもこういう風に誰かに読んで欲しかった。あったかくてゆっくりした時間が欲しかった。それは苦しい家庭にこそ必要で絵本を普通に読めてる家にはいらないのかもしれない。

きっとコレが絵本のもつ魅力で子どもはこうやって私におもってるんだなぁーと

とても本がスキになりたい。絵本を読める家でありたい。

絵本は私の憧れの代替物かも知れません。


会は終始「絵本の素晴らしさ」「絵本の楽しさ」を訴えてたけど

私みたいな「読みたくてもわからない」親はいなかったのかな....。

保育園で文庫を作る事になりさっそく借りました。


ちょっとずつ読んでいこう。


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