新し職場初日。
数年ぶりの新幹線通勤だが
やはり乗った気がしない。
調べたら乗車時間は12分だった。道理で。

薬局で行われることはほとんど一緒なのだが
使われてる機材やら薬品やら決まりごとやら手順やら
細かいことは薬局ごとに全部違う。
同じ会社であっても、全く同じことをやる店舗は
存在しないと思う。

その、細々した決まり事もあるが
わたしが個人的にやったことない仕事もあるので
大変緊張。
今日はまだ教わらなかったけど。

とりあえず、まともに働いたのは半年ぶりなので
疲れた。
調剤室のエアコンが壊れてたので、暑かったのもある。

そして仕事後に稽古があるということに
救われたよにも感じると同時に、体力的な絶望も感じる。
痩せますよに。

稽古前に道具を取りに自宅に寄ったのだけど、
帰ってきたミニ典がやたら可愛く感じるのは何故なのだ。

明日から就業ということで
最後の失業認定のためハローワークへ。
朝イチが混んでいるイメージがあったので
ちょっと昼近くなってから行ってみたが
やはり混んでた。午後がいいんだな。

番号札を渡されてベンチでKindle本を読みながら待ったが
同じベンチに座ってるカップルの男が
「チンタラやってんじゃねー」とか「誰か殴りたい」とか言ってて
イヤな気分になる。
あまつさえ、後ろのベンチにもなぜかカップルが座り
やはり男が「どのくらい待たされるんだ」とか
「何番で呼ばれるんだっけ？」（番号札渡されてない）とか
「名前で呼ばれるわけなくね？」とか言ってる。
彼女に。
そもそもカップルで来てる意味もわからんが
隣は彼女の方も自分の用事で来ているらしかった。
後ろの彼女は付き添いのよだ。
付き添いの彼女は冷静に、
「名前で呼ばれるから」とかなだめている。
案の定、名前で呼ばれて男は窓口へ。

ハローワークの人は、アンタらのために働いているよ。
少なくともチンタラはやってないよに見えるよ。
今仕事してないのに、君は何が忙しいんだ!?

医療機関や役所で待たされることを
極端に嫌う人がたまに見受けられるが、
他ならぬその人のためにその時間は働いてるわけで
それを待つのは良しとせよと、強く思う。

長いお暇も今日を入れてあと2日。
新し会社に提出する書類にいろいろ記入する。
こないだ転職したカイシャでは
こんなに書類書かなかったなー
その時点で気づくべきだったなーとか
考えてしまう。

ミニ典はルービックキューブが欲しと騒ぐ。
自分で買うから、店に連れてってくれ、とも。
結局大典がAmazonで買うことに。
明日届くと伝えると「がまんする」と言ってた。

最近毎晩稽古があるため
流石に母恋しくなったらしミニ典。
昨夜もわたしの部屋で勝手に大典とミニ典が寝てたのだけど
追い払った後もミニ典は留まり
わたしがお風呂に入ってる間も一人で待つから
一緒に寝たいという。

先日は保育園にお迎えに行くと
珍しくわたしの服の裾を掴み
「今日も夜れんしゅう行っちゃうの？
お休みしてもいいんじゃない？
毎日行って、あんまり無理しないでね」という。
へー。
やっぱ連日姿を見ないと、不安になるものなのね。

かと行って、家にいる時間特にわたしにべったりするわけでもなし。
ただ、寝るときは今日も
「母ちゃんのところで寝たい」という。
やることがあるから、明日ね、と言ったら
「じゃあいちにちおきに一緒に寝る」とな。
うーん。
嬉しけど、昨夜はミニ典に抱き枕を奪われ
狭い布団で寝相の悪いミニ典に苛まれつつ寝たので
夜中に首の痛みで目が覚めたり、起きてからはしばらく頭痛がしてた。
早めに川の字で寝るいつもの布団に戻らねばいかんのだろ。

労働審判3回目。
始まるなり相手方の話を聞くとのことで
部屋を出された。
戻ると、
こちらからは「審判を出してくれ」という上申書が出てて
あっちからは「24条審判」（裁判にしてくれ）という
要望が出てたという。
審判員で協議するとのことでまた
部屋を出される。

その後、弁護士さんだけ呼び出されたり
何度かそれが繰り返され
なんだか廊下にいた時間の方が絶対に長かったと思う。
最終的に全員呼び戻され、審判が下りた。

地位確認として解雇日（と相手方がしてる日）以降も
労働契約が続いているものとする。→解雇無効!!
今日をもって各々の労働契約を終了とする。
相手方は申立人に各々いくらいくらの支払いを命ずる。
それ以外の請求はなし。

解雇無効は勝ち取った。
金額として裁判官が提示したものは、相手方は払えないと
言ってた額だから、多分向こうが不服申し立てをする。
もしくは、その金額はこっちにしてみれば
全然足りないので、こちらからもするかも。
というわけで、また再来週にミーティングすることになった。

とりあえずスッキリなので
帰りに長老のKさんの呼びかけで、
申立人4人でお昼を一緒に食べた。
入った中華屋さんには、弁護士のO先生もいらしてた。
図らずも一緒にお昼。
Kさんにご馳走になってしまった。
美味しかったねす。

新し職場の見学のため古川へ。
新幹線の各駅停車に乗る。
帰りもそなのだけど、1時間に1本しかない。
でも乗車時間は20分弱なので、
乗った気がしない。
連れてってくれた採用担当の方と話してたので尚更だ。

新し職場は広くて、お薬も機材も多く
新しことも沢山あり、覚えなきゃいけないことが多そ。
ちょっと怯んでいる。
クルマも運転しなきゃいけなくなりそだし。
ペーパーを卒業できるだろか。

入社時のオリエンテーションも兼ねてだったため
就業規則などの説明を聞いてるうちに
帰りの新幹線を1本逃した。
ミニ典のお迎えを大典にお願いし、
稽古に直行。

おうちに戻ると寝るとこで、大典が漫画を音読させられてた。
久しぶりに大典のお迎えはどだったかと訊いたら
ミニ典は「もうちょっとおそくむかえに来ていいのに」と
言ったという。
嬉しくないの？と訊くと
「ぼくはそんなことでよろこぶタイプじゃないの」とな。
「ぼく」って言ってましたよ！

失業認定日なので、ハローワークへ。
再就職先が決まったので、その旨書類に書いたら
採用を証明する書類も出せと言うので
先日届いた採用内定通知書を出した。
そしたら、10月1日から入社という確認が取れないので
もらって来いという。
通知書を見たら確かに「10月採用」となってた。
採用担当者から一緒に届いた手紙に、
「10月1日出勤時に」という一文があったので
それも見せたけどダメだって。
まあどっちみち、採用日の前日にハローワークには
行かなきゃいけないみたいだから、いいんだけど。

ミニ典をお迎えに行った時、
同じ年長さんの女の子から
「ミニ典くんてあたまいい？」と訊かれ、うっとなり
「あたまいい？」とミニ典本人に訊ねたら
「あたまいい」と即答された。
こいう時、「そんなことないよー」と答えちゃうのは
家で散々「すごい」だの「賢い」だの褒めてるのと矛盾してしまう。
稽古で丁度、日本人は謙遜の文化で、そのために
自己肯定感が低いのではという話になった。
「あたまいいよ」と胸張って言えないのは、
まだわかんないというのもあるけど
謙遜文化が染みついてるせいなのだろな。
ミニ典本人が自分のことを「あたまいい」と言えるのは
ある程度自己肯定できているということなのだと思うけど。

来週の今日はもう働いているのねと思うと
残り少ない休みが惜しまれる。
映画や本や、溜めてたものはたくさんあるが
あまり減らなかったな。
小道具作んなきゃいけないし
明日は失業認定日だし、
明後日は古川の職場の見学だし、
明々後日は最後の労働審判だし、
稽古は夜ずっとあるし、
自由な時間は限られている。

まずは、珍しく観続けてしまった月9「監察医朝顔」の
最終回の動画配信を観て
震災当時を思わせる、遺体安置所などの描写でボロ泣きし
泣いた跡が退いたくらいにジムへ行き
フロも入ってスッキリして帰宅してスコーンを作る。

夕飯は、大典が残業すると言うので
ミニ典と近所のカフェで済ます。
席の配置が変わってた。
シーフードパスタをお代わりしたいと言い出すミニ典。
ほんとは食欲あるんじゃないか。

朝ごはんの後居眠りして昼になり、
昼ごはんの後、昼寝して夕方になった。
何もやってない。
小道具とか作ろと思ってたのに。

ミニ典の上の前歯が抜けた。
下も同じところが抜けているので
歯を合わせても穴ができている。
ストローを通したくなる。

日曜日の踊りのお稽古。
今日はミニ典と同い年の男の子もくる。
来年の春、一緒に道成寺の所化を踊るのだ。
二人揃って、所化のお稽古。
二人で踊るけど、振りはそれぞれ違うので
こいうのお稽古するのは楽しそだ。

いつもは早くお稽古が終わるよにぶつくさ言うのに
今日は何だか大人しくお師匠さまの言うことを聞いていた。
相手の男の子は、お返事が清々しく、可愛い。

お稽古が終わって、一緒に来ているおじいちゃんが
お稽古している間、おにぎりを3つも食べていた。
ミニ典は1個がせいぜいだ。
同じくらいの体格なのに!!
きっと運動量が違うんだろな。
ミニ典、もやしっ子だし…。
わたしがおにぎり3個のことをあまり言うので
お昼ご飯は「だいたんの握ったおにぎりを食べる」と騒いだ。