昨夜「友達のうちはどこ？」を観た。
20年ほど前に話題になってたけど
そいや観てなかった作品。
他の子のノートを間違えて持って帰ってきちゃって
隣町に住むその子の家にノートを届けに行く主人公。
しかし行ってはみたものの、住所がわからず
誰に訊いても知らないし、なんなら無視される。
とにかく大人たちのモラハラが酷くて悲しくなる。
虐待じゃないか!!とまで思ってしまう。
ラストシーンのお花はちょっと良かったけど。

ウディ・アレンの映画を観たくてMOVIX利府。
もすぐ無くなっちゃう MOVIX利府。
「レイニーデイ　イン　ニューヨーク」
NY出身のギャツビーと、アリゾナ出身のアシュレーのカップル
大学新聞の取材で、大物監督のインタビューのために
二人でNYに旅行する。
NYが地元のギャツビーはアシュレーをロマンチックに案内したいけど
インタビューが変に長引いてなかなか合流できない。
それぞれが予定外に様々な人に出会い様々な場所に行く。

予想もできない展開、豪華なキャスト。
ウディ・アレン独特のNYの描き方。
どれもステキだったのだけど、
なんつーか、若い二人も大人たちもみんな浅はかなんだけど
それは別にいいし、そのドラマが面白いんだけど
結果的にギャツビーだけ最後、なんか悟ってて
あいつにウディ・アレンが自分を投影してるんだとしたら
女子に脳味噌はないと思ってんじゃないのかと思った。

夜、初の薬剤師ドラマ「アンサングシンデレラ」観た。
危惧してたイラッとする医療ドラマに仕上がっていた。
原作漫画は割と堅実なのにな。
コワイのが、
業界トップ3の巨大調剤薬局がスポンサーに相乗りで
他にも大手のGEメーカーに、各地方の薬学系大学。
テーマ曲はドリカム。
莫大なおカネが動いているニオイがする。
2話目以降も観るだろかわたし。

昨夜早寝したせいか、今朝は5時半くらいに起きたミニ典。
今日も早寝。
早く寝せるより早く起こした方が
朝型になれると誰かが言ってたらしけどほんとかも。

こちらも家事を済ませて
さーこれから何しよかとソファでフットマッサージャーに
足を突っ込んでたら
起き上がって長めの寝言を言い出すミニ典。
なんか怖い。
うええ〜と泣いて、「だいたんが死んじゃう、
だいたんとわかれたくない」と暴れ出した。
電気をつけて、水を飲ませて
大典も声をかけて落ち着かせたが
これは…
熱を出す前兆ではないだろか。

月曜日に観た「100分で名著」の「共同幻想論」の
解説が面白く、大典に話していたら
ミニ典がいつの間にか寝てしまってた。
「マツコをみる!!」と意気込んでたのに。

思想家の吉本隆明の「共同幻想論」は
ある世代ではマストな本だったらしけど
全く知らなかった。
神話や遠野物語を例に出し、
「なぜそのストーリーが生まれたか」から
そのコミニティがどいうものだったかが読み解ける。
遠野物語の一つのエピソードで
鳥を自由に操れる「鳥御前」と呼ばれる男が
山の中で出会った、赤い顔をした男女にいきなり斬りかかり
身をかわされて、逆に谷底に蹴り落とされてしまう。
近所の人に助けられるけど、「自分はこのために死ぬ」と言い、
実際3日後に死んでしまう。
その後村を通りかかった山伏にこの話を村人が聞かせると
「赤ら顔の男女は山の神で、その遊びを邪魔したために
鳥御前は死んだのだろう」と言われる。

なんかオチがあるんだかないんだか
「赤い顔の男女」が妙に怖いし、いきなり斬りかかる鳥御前も
意味がわからない。
なんだこの話？と思って聴いてたら
この事件を「山神のタタリ」と意味づけすることで
その村の人々の共同幻想として
「鳥御前の死」を受け入れることができる、ということらし。

なんか面白い。
今、益岡礼智が書いている脚本に通じるところがある気がする。
「共同幻想論」は古い本のよなので、図書館の検索で探したら
仙台市内では市民図書館にしか置いてなくて
貸出中だった。
その人も「100分で名著」を観たに違いない。

大典の腰痛と脚の痛みが治らない。
整体を変えて、そこで言われた仙骨と腸骨のずれが
原因では、と言うのが一番しっくりきてるらしが
ラジオで元フジテレビアナの笠井さんが
腰痛が治らないと思ってたら悪性リンパ腫だったと言うのが
気になって仕方ない。
仙骨が原因として、専門外来がある病院が仙台市内にあると言うので
そのうち紹介状をもらって受診したいと大典は言ってるので
多分そこならいろんな検査されると思うから
悪い病気なら早めに見つかって治療が間に合いますよに!!

腰が痛いので、大典がおうち帰ってくるのが早くなった。
今日もわたしがお迎えにも行けたけど
大典が行ってくれるので、なんとなく
チーズケーキを買って帰った。
夕飯が焼き肉で、腹いっぱいになりほとんど食べられなかった。

関係ないけど
ミニ典が学校でもらってきた児童図書の販売のパンフ
一頻り大典と盛り上がったが、
ほとんどディズニーだのドラえもんだのクレしんだのジブリだの
キャラをダシに使った学習本で驚いた。
読書は大好きだけど、ミニ典も本を好きになってほしけど
このラインナップは一体どこに食いつけばいいのだ。

芝居仲間がご家族で遊びにきてくれた。
ミニ典の小さくなった服を、お下がりにもらってくれるため。
ミニ典のいっこ下の長男を筆頭に3人きょうだい。
所狭しと遊びまわる子どもらと
会話を時々子どもの叫声でかき消されつつ
ゆるゆる世間話をする大人たち。

久しぶりに中国茶の道具を出してみた。
しばらく忘れていた淹れ方。
作業が楽しのだよね。

みんなお元気なよでよかった。
大人どうしは距離を保っていたけれど
子どもどうしはどしよもないよな。
何事も起こりませんよに。

コンタクトを買いに。
左眼が、-0.5度を下げても(上げても？)視力1.5出ていて
右眼は左眼より少し見えていないので
左眼の度を軽くすることになった。
それでも両眼1.5の視力が出ている。
疲れ目があると言ったら、
ビタミンB12の点眼を処方されてしまった。

結構サクサク買えたので
17時から始まる舞台の生配信に間に合った。

三谷幸喜の「大地」
ある独裁者に支配された国家で
収容所に入れられた俳優たち。
演劇好きな看守。
昨日チャプリンの「独裁者」を観てたのも
なんかタイムリー。
ソファでお茶を飲んだり、
インターバルに洗濯物を干したりしつつ。
挙句に夕飯食べながらも観た。
生の舞台がもちろん好きだけど
こやって観るのもたまにはいい。
三谷さんの舞台は近年どんどん長時間化しているので
腰が痛い大典にも、今は好都合だ。

この脚本の構想がいつ立ち上がって
いつ書き上げたのかわからないけど
ノンポリに見える三谷さんにさえ、こいうお話を書かせてしまう
時代なのだな。と思った。
原因は決してコロナだけじゃない、時代の閉塞感、
先の見えなさが描かれていた。

整体で鍼治療も受けたという大典。
日中はよかったそだけど、夕方やはりダメになり
夕飯作る気力がなくなってた。
かと言ってわたしも作りはしないので
夕飯は久々のデリバリーピザに。

金曜日の映画はあまりそそらないので
チャップリンの「独裁者」を観ることに。
最後の演説のシーンは、結構ことあるごとに
話題になるから観てるのだけど
全編通してみるのは、中高生の頃以来かもしれない。
ざっくりとしたストーリーは分かってたけど
歴史のナチスドイツの動きをよくわかんないで観てたから
今の方がすんなり理解できる。

ミニ典はことあるごとに「ドリフだ!!」と言う。
ドリフの方がパクってたのよ。
しかし、今回は1/3にも満たないあたりで寝てしまった。
わたしは一人で最後まで観て泣く。
大典は早めに力尽きていた。

20時に予約が取れた整体に行くために
大典が早めに児童館へお迎え行ってくれた。
一応児童館に向かってる途中でLINEに気づいたので
なんとなく経路をそちらに合わせてみたら
信号待ちで大典ミニ典と合流できた。

さっさか頂き物のソーメンで夕飯を済ませて
大典は整体へ。
わたしとミニ典はお留守番。
チャップリンを観て過ごした。

職場会議で今日も帰宅は遅かった。
ミニ典は寝るところで、
大典は腰痛のため布団に横になりつつ、
洗濯物を畳んでいた。
洗濯物干すときは起き上がったけど。

支給はまだだけど、ボーナスが出るらし。
明細が職場の机に置かれてて、
思わず「うれしー」と雄叫び。
コロナのせいで、処方箋の受付数が減ってて
会社の売り上げが落ちてるから、どなんだろと思ってたが
ちゃんと労組が一時金について、社員のアンケートを取り
経営側に申し入れをしてて、
今期は団交せずに合意になってた。
出るとは分かっていても、うれしー。

考えてみるとボーナスは、
前の前の会社を退職して以来なので、数年ぶり。
冬の時は入植したばかりで出なかったし。
本当に買っちゃおうかなチャプリンの長編BOX。

昨日帰宅したとき、
自転車から降りるとき傘に引っかかって
自転車ごとこけて壁に激突した。
左半身を打撲し、擦り傷を作った左手首だけ
その場で痛みは感じた。
今日になって、左肩が痛む。
そして数週間前から、右足の指の付け根が痛む。
職場の中履きを変えてみたが、改善しない。

大典は最近、腰痛からくる脚の痺れや痛みで
毎日苦しんでいる。
日によって痛む場所や、痛み方が違うそだが
ヒドイ日は世の中を恨みたくなるほど痛むそな。

遅番で帰宅すると、大典が布団に横になっていた。
こないだ整形外科でもらってきた薬が効くといいのだけど。
ブロック注射的なものもされたそだけど
よかったのは翌日までで、痛みは日々戻ってきているよだ。
大典は割と健康な方なので、
調子が悪いと、なんだか悪い想像ばかりしてしまう。
わたしも大典も、そろそろ
うっかり死なない努力をしなきゃいけないのだな。