ミニ典に2時間ほどのお留守番をお願いして
献血ルームへ。
今回は予約していたので、
1時間弱で終わりますよと説明を受けた。
早速問診に呼ばれて、程なく採血。
まあトントン拍子と思っていたら、その採血結果で
前回を下回る赤血球の値。
しかも今回は200mLの献血は制限がかかって受け付けないという。
ここで「お引き取りください」となった。
標準値の範囲内だが、人にあげるにしては薄いんだと。

そいやわたし、妊娠した時もそれを指摘されて
自己血輸血のために、しばらく鉄サプリ飲んだんだった。

およそ10分もなく終了。
忸怩たる思いを抱え、ミニ典へのせめてものお土産に
1階の本屋で見つけた「のらねこぐんだん」靴下と
マスキングテープを購入。
ついでにお向かいに渡って、BIGISSUEを6冊購入。
やはりコロナ騒動で、売り上げは激減しているというハシモトさん。
見るたびに痩せていく気がする…。

昼ごはんを買って帰ろと、ご飯カフェeatへ。
現在はお弁当のテイクアウトのみで営業していると
facebookで見かけてた。
日替わり弁当も惹かれたけど、
大きな唐揚げが5個も入っているお弁当を注文。
15分ほどかかるというので、じゃ、一旦出てきていいですかと
駅の近くのマックへ。
ミニ典にプッチンプリンのマックシェイクを買ってくると
約束していたのだ。
が
行ってみると、シェイクは機械のメンテナンス中で
ご提供できません、と。
何なの今日!?

唐揚げ弁当は無事購入して帰宅。
ミニ典と分け合って食べたけど、十分満腹。
プッチンプリンシェイクはまた今度。

新幹線のコンコースから
駅ビルに入っている本屋さんが見えるのだけど
このところ真っ暗になっているようにしか
見えなかったので、てっきり閉まってるんだと思ってた。
実際、営業時間は短くしてるのかもしれないが
今日見たら開いていた。

児童館のお迎えがない（入学式がなくなり
大典が1日一緒にいる）ので、つい寄り道。
古川のホームで電車待ちの間に、手持ちの文庫本を
読み終わってしまったのも大きかった。
その本の続編も出てるんじゃないかと期待してしまったのだ。
結果として出てなかったのだけど
他に読みたかった本と、愛しのハニーが装丁やった本と
昭和の落語家の本を見つけてしまい衝動買い。

イキオイでお高めのケーキも買ってしまった。
本当なら入学式だったわけだしさ。
面白い形のケーキだったので、珍しくミニ典もぱくぱく食べた。

後からSNSを見て知ったのだけど
今日の入学式に納品されるはずだった紅白饅頭が、
キャンセルのために大量に余り
そのうちの一部が駅ビルで売られていたらし。
そんなところにも弊害が…。
知ってたら買ったのにー。

お風呂上がりにtwitter見てたら
TLに仙台市の小中学校の入学式・始業式が
再び延期になったというツイートを発見。
慌ててネットで検索してみたら、本当なのね。

むー。
前日の夜発表か。
このタイミングでそいう発表があるとは思わないよね。
小学校の先生やってる芝居仲間や
フリーカメラマンやってる芝居仲間が
悲痛な投稿を上げている。

この状況で「やったほうがいい!!」とは言わない。
むしろ、延期になり、半分ホッとしている。
でも判断が遅すぎるだろ。
それでムダに振り回された人々がいる。
現場の努力や混乱に自治体上部や国は想像が及ばないんだろか。

ミニ典の口角炎、土日で酷くはならなかったけど
良くもならず。
これは単にビタミン不足ではないかと、はたと気づいた。
ここんとこ、わたしが早番の時は
大典が概ね残業して帰るから、夕飯がレトルトカレーだの
コンビニ弁当だの、スーパーの惣菜だの
ひどけりゃカップ麺になっていた。
多分週に3〜4日。

こないだちょっと野菜を摂ってないことに危機感を覚え、
コンビニ弁当買ったときはサラダも一緒に買っていた。

ミニ典がヘルペスにしろ口角炎にしろ
食べ物が偏って、免疫力が落ちたのだ。多分。

なので、今日は帰りが遅い大典の代わりに
ホッケを焼いて、温野菜のサラダと味噌汁を作って食べさせた。
ついでに食後、ビタミンB剤の噛んで飲めるやつ。
続けられるかはわからないけど、
ビタミン不足ではないか？という仮説は大典にも話しておいた。

余談だけど
児童館にお迎えに行ったら、ミニ典が子供用マスクをつけていた。
どしたのこれ!?と訊いたら、児童館で配ってくれたものらし。
布マスクを着けさせよかと大典からも提案があった。
大典の会社の保育園で、保育士さんたちから
マスクを着けない園児が多いことに不安の声が揚がってるそな。
縫うか。

さらに関係ないけど
今履いている長靴、ワークマンのオリジナルのやつで
靴紐がついたショートブーツなのだけど
カーキ色の本体に、カーキ色の紐だったので
以前履いていた同型の長靴（ワークマンじゃないけど）についてた
ブラウンの紐に付け替えて履いている。
児童館の先生に、そのことを指摘された。
な、何故それを…とたじろいだが
その先生が徐ろに取り出したのは、わたしのと同じ長靴だった。

風邪ひいてから今朝まで自主隔離で書斎で寝ていた。
あの部屋はなんだか眠りが浅い。
寝過ごすのじゃないかという不安があるためなのか。
今日は日曜だから、昨夜寝るときの心構えが違うのか
ぐっすり眠れた。

午後は運転の練習。
映画館への道も考えたが、錦町公園のあたりの
丁字路が怖いし難しそなのでやめた。
夕飯の買い物のため、ショッピングモールへ。
ガソリンがなくなりそなので、行きがけに
ガソリンスタンドに寄るよに経路を辿ったが
結構混んでいて、後回し。
いや、後続車もいる中で、順番待ちした上に
スタンド横に一発で付けられる自信がないからやめたのだ。
モールは立体駐車場で、後続車がない上の階になんとか停めた。
帰りのガソリンスタンドは大典に運転してもらう。
給油はちょっとやってみたけど。

昨夜大典のお母さんと電話でちょっと話したが
今年のGWは岩手に帰省できそにない。
うちの両親も含めて、会いに行く人はみんな高齢者だ。
いつ終息するかわかんないけど
それまでみんな無事でいてほし。
今度行くときは、大典と運転を代わりながら行くのだ。

午前中は仕事だったけど
土日のお出かけはやはり自粛が広がってるのか
道を行き交う人は少なかった。
帰りの新幹線は、ホームがガラガラ。

おうち帰って午後は運転の練習。
いつもは卸町まで、大典に運転してもらうのだけど
今日は自宅出発から自分で運転し、
10-BOXで車庫入れの練習をして、
新寺の通りを通って自宅まで戻ってきた。
10-BOXまではひとりで行けるかも!!
次は仙台フォーラムとか、利府のMOVIXとか
長町のモールとか、
レイトショーを観に行く映画館への道順を練習しよかしら。
今レイトショーやってないけどさ。

帰ってきてすぐに昼寝。
肩こりが半端ない。

お迎えに行ったら、お口の症状がひどくなってたミニ典。
ヘルペスの薬は1日2回で、
ちゃんと朝塗って送り出しているはずなので
ひどくなってるということは
ヘルペスではないんだろか。
やはり皮膚科受診は免れないだろか。
むー。

夕ご飯食べて、チコちゃん観た後
金曜ロードショーの「コナン」待っている間に
寝てしまったミニ典。
寝たままパジャマに着替えさせて布団に運んだが
遅く帰ってきた大典と談笑していたら
夢遊病のよに起きてきて、ソファのわたしの隣に入り込み
そのまままた寝てしまった。

通勤時、今は椎名誠の昔の私小説を読んでいる。
文庫の発行年をみたら1990年だった。
わたしが中学生の頃だ。
描写が時々ぎくりとするものがある。
犬の甘える鳴き声を
「女が泣き叫ぶような恥ずかしいくらいにカン高い声」と
例えるくだりとか
「眼鏡の奥になんとなく魚を連想させる丸っぽい目」とか。

「女が…」というのは
やっぱ時代を感じさせる。
当時読んでいたら、気にも留めなかったんだろか。
いやしかし、高校生の頃クラスの男子が
「女が腐ったようなやつ」と言ってるのを聞いて
かなり不快に思った覚えがある。
今はそいう表現は椎名さんもしないんだろな。
文体自体は、古さを感じなくて、
最初のうちは、昔のことを思い出して書いているんだろかと
思いながら読んでいたけど。

「眼鏡の奥の…」は、丁度昨日か一昨日思ってたことだ。
わたしもそなんだけど、ど近眼のメガネをかけていると
眼がすごく小さく見える。
今の職場にはメガネをかけている人が多く、
その人たちがみんなメガネを外してしまったら、きっと
全く顔の印象が変わってしまうんだろなと
ぼんやり考えていた。

本当なら今日がミニ典の入学式だった。
が、コロナ騒動のために1週間延期。
休みを取っていたわたしは、ちょうど風邪をひいていて
今日は静養の日にしよと思ったけど
今朝ミニ典の口の周りに水疱を見つけてしまった。
数日前から唇が荒れていて、物を食べるときにしみたり
口を大きく開けるとひび割れたりするよだった。

こりゃヘルペスじゃないかと
慌てて小児科を予約。したつもりだったけど
なんか呼び出しのメールが来ないので
「待ち人数2人」となったところで病院に行ってみると
わたしの予約は午後受付になっていた。
でも他に待ってる人がいなかったので診てもらえた。
助かった…。

先生は、聴診して、口を開けて「あー」と言わせ
しばし眉間にしわを寄せてミニ典の口元を診ると
「ヘルペスのお薬を出しておくけど、
それで治らなかったら皮膚科を受診するように」と。
アズノール軟膏と、抗ウィルス剤の軟膏を出してもらった。

帰りは近所のカフェにより昼ごはん。
好物のシーフードクリームパスタを、痛い痛い言いながら完食。
おうち帰って早速軟膏を塗ってやると
そのままprime videoで「ペット2」を観始めた。

午後はわたしの受診。
家の目の前の内科が水曜午後は休診だったので
若干離れた内科へ。
受付で熱はないか何度も訊かれる。
喉が痛くなってから毎日測っているが、ない。
「喉が痛むのと、今朝くらいから鼻水。痰は黄色です」と
Dr.に話すと「副鼻腔炎ですね」と言われた。
風邪ひいて誘発されたのだろという。
なんか半分納得いかないが、丁寧な説明だった。

処方箋が出たが、すぐお隣の薬局には
どやらわたしが学生時代バイトしてた時に一緒に働いたことがある
おっさん薬剤師がいるらしことがわかり
お会いしたくないので、自分ちの近所の薬局に持ってった。
（自分の働いてる薬局に持ってくのも考えたが
在庫にないやつがあった…）

仕事が休みなのに、2軒も薬局に行ってしまったよ。

ミニ典のお迎え行って、おうちに帰ってきたら
先日稽古に遊びにきてくれたUさんから着信。
珍しこともあるもんだと出てみたら、
小畑次郎さんが亡くなった、との連絡だった。

次郎さんとは、10年前の仙台市プロデュースの
演劇公演「はだか道」でご一緒して
結局それっきりだった。
プライベートでばったりお会いすることは多々あったけど。
主に映画館。劇場。
うちの劇団に出てくださいねと言ってはいたものの
結局それは為されなかった。
お声がけするタイミングと、わたしの度胸が定まらず。

うちの公演を観てくださると、鋭い視点で
感想をくださり、いつもドキッとさせられた。
次郎さんがプロデュースする公演は
いつも演劇に対する愛情と、石川裕人さんへの憧憬が
いっぱい詰まっていて、
こんな風に役者に愛されたらなと思ったりした。

次郎さんの遺言で、葬儀もやらないし
お香典もお供物も弔問もお断りするとのことで
しかも奥様でありマネージャーであるあやのさんのブログによれば
本当は、「誰にも知らせるな」ということだったみたいで
実に次郎さんらしと思った。

次郎さんが数年来ガンを患っていたことは知っていたけど
なんとなく、死なないのじゃないかと思っていた。
だから、ちょっと演劇シーンに出てこなくても
きっと今は、ガンと一戦交えている時期なんだろなと
きっとも少ししたら、劇場でもらうチラシの束の中に
次郎さんの名前がちらほら出てくるのだと
この先もついうっかり思うのだろな。
次郎さんは死なず、ただ消え去るのみなのだ。

あの世が、「リメンバー・ミー」のよな世界なら
本当にいいなと思う。
死ぬのが怖くなくなる。
先日亡くなった志村けんさんもいるし
大好きな勘三郎さんもいるし
次郎さんもいるのだ。
演劇をやってても楽しけど
あべひげのあべさんと石川さんと次郎さんで
お酒飲んで、どしよもないクダを巻いていてほし。

次郎さん、本当にお疲れ様でした。