なんだか大勢の人が集められているところから
100人ほど、各々の次の場所に移動するように指示が出る。
ああ、じゃあ、出勤するのには間に合うから
ここから地下鉄を使って…など考えつつ、別室に移動するが
そこでしばらく待機させられ、丁度いい電車の時間が
過ぎ行きてしまう。

でもまあ、まだ間に合う電車があるから…とか思って
呑気にしているとやがて、出入り口が全て施錠されており
全員閉じ込められていることに気づく。

この瞬間がものすごく怖かった。
「虐殺が始まる!!」と感じた。

が、特にガスが噴射されるわけでもなく
銃が乱射されるわけでもなく、
室内がちょっとパニック気味にざわざわし出したくらいに
突如アナウンスが流れる。
「この会場には皆様が昔、ご自宅でご使用されていた
食器などの思い出の品が展示されております。
一人1品、必ず見つかるはずです。
確かにあったけど、いつの間にか失くしてしまった品々が。
どうぞ、ご自由にお探しください。」云々。

見ると、会場の端ぐるりに変な飾り棚のよな展示スペースがあり
湯飲みやら茶碗やら汚れたぬいぐるみやらが置いてある。
そうやって気を緩ませておいて…という警戒は持ちつつ
展示物を見て歩いていると、ままんちとすれ違う。
心配な気持ちにもなるが、反面安心もあり
曖昧に視線を交わし合う。

やがて、ままんちが見つけた品物を見せてくれたが
全く見たことのない、木製のカトラリーセット。
「こんなのうちにあった!?」と訊くと
「あったあった。覚えてないの？」と言われ、心外な気分になる。
更に、わたしの思い出の品は見つからない。
見覚えのあるよなないよな
「見返り美人」みたいな絵のついた湯飲みを見つけたが
あったとしてもうちじゃなくてじいちゃんちだよな…とか
思ってるうちに目が覚めた。

仕事帰りに労基署に行った。
もーやれることはなんでもやったろと思って。
結果は半分期待外れだったが
利用できるものは何でも利用してやる。

夜、以前お世話になった方からの電話あり
思いがけないアドバイスをいただく。
検討しますと返答したものの
人生の一大事に発展してしまいそだ。
つーか、不当解雇されそになってる今の段階で
充分一大事なのか。

ココロを落ち着かせるために椎名誠を読んでいる。
あべさーん、会いたいよう。

職場が門前薬局になっている内科の最後の日。
昨日までは混雑していたが、今日は妙に静かだった。
最終日は患者さん自体が避けたのか、
Dr.の誘導が良かったのか。

夕方は行かれるがわからないので
パートさんが2人揃う午前中の終わりに挨拶しに行った。
お花とお菓子を持っていくと、老Dr.はお花を喜んでくださり
「どこに置こうかな」と花籠を持ってウロウロした後、
結局飾る場所が無く、床に置いた。
「後で一番いい場所に飾るから」と。

急激に体調が悪くなったらしく
自分でもこんなに早く病院を閉じることになるなんてと
述懐していた。
こちらの薬局は、経営者の横暴で閉じるし全員解雇になると話すと
全く知らなかったらしく、驚いていた。
同じ建物の2階でやってる眼科は続くので
薬局も続くものと思っていたらし。
しかし眼科のDr.は既に、院内で薬を出す用意を進めているはずだ。
内科Dr.は眼科Dr.の岳父なのだけど
そいう話ってしてないのね。

それより驚くのは、うちの薬局の経営者を殆ど認識してなかったこと。
普通薬局経営者なら、門前Dr.のところに
盆暮れなり挨拶に行ってるもんだし
今日のよな日は、当然自ら挨拶に来てしかるべきだろ。
が、結局現れないのだ。
Dr.も、数えるほどしか会ったことがないとのことで、
看護師長さんに「社長さんて？」と訊いていた。

接待交際費のために引き出しの中に貯めているという領収書には
そのDr.を接待したことになってるものが数多くあると聞いている。

職場の事務さんが体調に支障を来し始めた。
明らかに心労のためだ。まだお子さん2歳くらいだし。
家計の半分を担っている、その事務さんの収入がなくなったらと
思うだけでかなり不安だろうことは想像がつく。
わたしも、日に日に仕事のやる気が無くなっていく。

こんな非道なことを平気でやってる経営者がいますよーと
世に知らしめてやりたく
多分役には立たんだろなと思いつつ、
市、県、全国の薬剤師会に連絡。
どの組織も、労働相談の窓口、もしくは
そのようなことに問題意識を持ってるところはなかった。
こんな状況、ほっとくんですか!?と
どの組織にも伝えたが、暖簾に腕押しというか…。
関係ないんだよな。
医師会にぶら下がることしか考えない、お茶濁し集団だから。
各薬剤師会の対応にイライラしすぎて、午前中から頭痛発症。

明日で終わる内科のドクターが、こちらにやってきて
お酒とお菓子をくれたので
明日お返しとお花を渡そということになり
お菓子の買い出しを申し出てしまった。
頭痛を抱えたまま電車に乗り、心底後悔していたが
駅についてお買い物してたらあら不思議
なんだか頭痛が良くなっちゃったので、ついでに
玄米パンとお茶も買っちゃったわよ。

踊りのお稽古、今週もお行儀は良くなったので
カラオケははぐらかして行かず。
行ったら行ったで、お昼ご飯も食べられると思うし
悪くはない寄り道なのだけど。

出かける前、ミニ典に、
「かあちゃんと「ウマーベラス」うたいたいの」と
言われたのも、ちょっときゅんとしたけど。

家に戻ると、カイシャから書留が届いてた。
専務のブタめ。
何が「不本意ながら」だ。
組合のわたしらは分かっているけど
カイシャから何も言われていない人もいるのだ。
直接説明に来いやブタが。

とりあえず弁護士さんにfaxしといた。
パートさんの一人は、週明けに労基署に行くそだ。

どこの会社も、どこの経営者も
ロクなヤツがいない。
人を使う立場になる人間に、何も資格がないのは何故だ。
資格試験に落ちたら経営者になれない、もしくは
なれてもランクを提示しなければいけないと言う
法律でもできないものか。

まーね
国のトップがあんなアホだからね。
誰でもやっていい社会なんだよな。どんなにバカでも
どんなに厚顔無恥でも、どんなに幼稚でも
どんなにアホでも。どんなに最低野郎でも。
自由万歳。

ミニ典としては、金曜ロードショーは
週末の楽しみの一つとなっているらしが
今週はなんだかクイズ番組になっちゃってて
仕方ないので、先週と同じ配信サービスで映画を観ることに。

「今日から俺は!」にハマったミニ典
同じ監督の「斉木楠雄のψ難」を選んでみた。

俳優の顔を覚えてきているミニ典。
「みつはし」や「きょうこちゃん」や「りこちゃんのお父さん」
を見出す。
アニメが観たかったよだが、最終的には気に入ったよだった。
ゆるゆるな映画。
面白かったけど、劇場に行ってまでは観ないな…。

数日前に大典のために買ったチョコ菓子の詰め合わせが届いていたが
バレンタインに開ける、と言うことで、ロイズの青い箱は
冷蔵庫に仕舞い込まれた。

満を辞して今日、食後のお茶の時間に開封された。
一度わたしに手渡され
手渡して欲しいと言う要望と共に。

ミニ典に、バレンタインに父ちゃんにチョコと手紙をわたして
母ちゃんたちは付き合い始めたんだよと教えたら
拍手された。

しかし、正直その辺の詳細を覚えていない。
確か前日の2/13が無国籍旗揚げ公演の日で…。
大典に関する記憶については自信があったのに。
これが老いなのか。

昨日の団交を受けて、上部団体と提携している
弁護士事務所の弁護士さんと相談。
会社側の弁護士の大学の先輩だと言う。
話していて、とてもキレがある感じ。
無駄なことは省いて、必要な情報だけ集めていく。
ついつい感情的になってしまう労働問題の相談で、
さくさくと話が進んで、方向性が決まった。

最後に
「その人たち（会社の役員）お金持ってるんだよね？」と
念押しされる。
「持ってます!!金も土地も車も!!」
と答えると
「よし、じゃ、頑張りましょ」
と弁護士さん。
ちょっと希望が持てた。

今日はぱぱんちの誕生日。
ミニ典にお電話しようとけしかけたら
動いて喋る、とのことで、動画を送った。

第2回団体交渉。
前回突っ返した閉店と整理解雇は
「検討した」とは言うけど、何も撤回せず。
整理解雇の4要件が揃ってないと突っ込むと
「揃ってます」と言い張る無能弁護士。

政府答弁や官僚の答弁、スガの会見と一緒じゃ。
「批判には当たらない」みたいな、根拠も論拠も示せない
アホの一点張り。
国のトップがあんなんだから、市井のバカが真似するんじゃ!!
みんなまとめて死ねばいい。

そもそも、うちの会社のクソ専務
わたしが追求した途端、逆ギレして怒鳴ってきた。
反射的に「そー言う問題じゃねーだろ!!」と怒鳴りかえした。
テーブル叩いて。
そしたらあっちもテーブル叩いて反撃。アホか。
バックアップしてくれてるおじさんの一人が
「労働者に向かってそう言う態度はやめなさい!」と一喝してくれ
収束した。
お前が怒鳴るのとわたしが吠えるのとじゃ意味が違うんじゃボケ。
お前はパワハラになるんじゃボケ。
そんなこともわからんのかボケ。
わたしに怒鳴られて悔しけりゃ、経営者なんかやめちまえ!!

団交は決裂。裁判になるかも。