ミニ典が保育園に通い始めて今日でまる1年経った。
去年の4月、慣らし保育の途中で日記をサボり始めたので
うやむやになっていたが
順調に預けられることに慣れて行き、
下旬からのわたしの職場復帰に伴い、
3週間で全日預けに。
5月には離乳食が始まり
と言っても、昼の1回からで、朝夕はまだ母乳。
職場の昼休みに搾乳し、冷凍おっぱいを毎日持たせた。
今でも持たせているのだけど、搾乳の量は半分以下に減っている。

6月に川崎病で10日間入院したが、
今のところ後遺症もなく、7月からは保育園に復帰。
入院中なんとなくできそになっていたハイハイが
退院後、バックハイハイに発展し、あっという間に
前進ハイハイに。
かと思うと、ほぼ同時につかまり立ちができるよになった。
2、3歩ならつたい歩きも。
この頃から食事は、3食とも離乳食。
大典が製氷皿やシリコンの入れ物を駆使し
おかゆやおかずを作り置きしては冷凍ストック。
しかし、今思うとこの時期はかなり短かった気がする。
気がつけば、わたしらと同じ固さの白飯を食べていた。
今はおかずも、大人用を取り分けている。

10月ごろから、次第に頻度が増えてくる芝居の稽古のため
夜は大典が一人で面倒を見ることが増えた。
おっぱいを飲まなくても寝付いてくれる。
土日など、昼に稽古があるときは、ミニ典も参加。

11月の誕生日には、ホールケーキを買ってきてお祝いしたのだけど
イチゴのすっぱさがまだダメで、あまり進まず。

12月の無国籍の公演では
客入れ中はわたしが抱っこしながら会場案内。
本番中は大典とドライブ。
終了後に戻ってきて客出しの花道でお愛想を振りまくこともあり。

このあたりには歩いてるかもねーという大方の予想は外れ
実際に歩き始めたのは1月半ば過ぎだった。
その前から、保育園の先生たちの目撃談で
5歩あるいただの10歩あるいただの報告はあったのだけど
家ではやはり2、3歩がせいぜいだった。
今では、くつを履いておんもも歩く。
部屋の中はどこまででも歩くので、ネコのトイレや
奥の書斎など、危険な場所はやんわり回避させている。
保育園の送り迎えは、さすがにまだ抱っこ紐だけど
そのうち自分で歩いていくのねー。

そいえば、つい先週、保育園の発表会&卒園式があった。
0歳児クラスは、添え物のよに微々たる登場なのだけど
少ない出番のラストでミニ典は、ソデで眠ってしまい
先生に抱っこされて登場、ほっぺをぺしぺし叩かれていた。
そのまま目を覚まさず発表会は終了。
熟睡したミニ典を楽屋裏で引き取ったが
結局その後の卒園式終了まで起きなかった。

6年後はあの年長さんたちのよに、和太鼓を叩いて
英語劇を演じて、コンテンポラリーダンスを踊るなんて
想像もつかない。けど、思わず想像して、
ヨソの子たちの発表ながら感動してしまった。

預け始めは寝たきりで、寝返りも打てなかった。
今はおぼろげながら、「あんぱんち」（アンパンマンのことらし）とか
言葉がなんとなく発せられたり、こちらの言うことがわかったよな
反応が出てきた。
お気に入りの絵本は、いもとんちからのおさがりの
「コップちゃん」と「スプーンさん」。

園バッグを忘れ、一度部屋に戻った。
大典も既に家を出ており、
テーブルにはミニ典の食べこぼしがそのままに
すさんだよなリビング。

ミニ典は比較的よく食べる子供のよなのだけど
気に入らない食物は、ぽいと椅子の脇に捨てる。
味のついてない白米は、口に入れても、舌で押し出す。

保育士さんにこの話をしたら
園では全くやらない行動だと言われた。
園のご飯がおいしいのか、外ヅラがいいのか。

子供にも外ヅラがあるというのは
実家の姪っ子でも証明済みだ。
家ではホトケ様のご飯くらいの量しか食べない姪っ子が
幼稚園での昼食は完食だそだ。

ガキどもよ、何でもいいから食え!!

保育園から戻ってきたミニ典にご飯を食べさせ
お風呂に入れて、寝かしつける。
ミニ典を寝かしつけると
自分も寝かしつけられてしまう。

せっかく早めに寝てくれるので、その後
録り貯めてたドラマやら映画やらを観たいのに
気づくと深夜だったりする。
そすると諦めて寝なおす。つもりが
夜泣きで今度は寝かしてもらえない。

たいていの場合、同じよな道筋で
大典も一緒に寝てしまうので
夜9時以降は誰も起きてない場合が多い。

年末にハガキは買ってあったのだ。
でも、公演の疲れが残ってたのと
新年早々に大典のリーディングが入ってバタバタになり
どうにも年賀状が作れなかった。
でもまだ書く意思はある!!
お年賀を下さった方々、非礼をお詫びします。
でもまだ届くかも。
敢えて当選番号はみません!!

久しぶりに家事に勤しんだ日曜日。
ソファとローテーブルで囲ってつくった
ミニ典の自由スペースは
あっさりと脱走されてしまった。

カイシャの新年会に、キモノで出席してみた。
今のカイシャに入って、今年で8年。
新年会は7回目なのだけど、
悪目立ちしそな気がして、キモノは避けていた。
が
なんかいろいろどーでもよくなったので
今年はキモノで行くことに。

ミニ典を産んでから、めっきりキモノを着る機会が
減ってしまっていたので、
着ると決めてから、あれほどイヤだった新年会が
少し楽しみになった。

意外と好評だった気がする。二度見されたりもしたけど。
困ったのは
産後の胴回りが思ったより迫力があり
帯を巻いた腹が大木のよだったのと
雪道を歩くことになるだろからと、選んだ草履の裏の
ウレタンが劣化してて、どんどん崩れていったこと。
失敗だ。

夕方、保育園から呼び出しがあったらしく
大典がムスコをお迎えに。
朝から鼻水は出てたのだけど、
どうも発熱したらし。

わたしが帰宅したのと
大典たちが病院から戻るのとがほぼ同時だった。

ふと
うんこ臭いと感じ、洗面所の灯りをつけてみると
シンクにりっぱな出たてのネコのうんこ。
まなしろボケたか!?
と一瞬思ったが、
よく考えてみたところ、大典がミニ典を迎えに行く前、
一度部屋に戻っていて、その時
まなしろを居間から閉め出したかたちで出かけた様だ。

我慢できなくてやむなくうんこしたわけだが
一番被害の少ない洗面所のシンクにやったのは
賢いとしか言いようがない。
１日１回早朝のみと決めている煮干しを、特別あげました。

ミニ典のならし保育十一日目。
今日から8時に登園。大典も一緒に。
この先は多分、朝はわたしが預け、お迎えは大典
というパターンが多くなるのだろ。

来週復帰に向けて通勤用の自転車の修理と
白髪染めのため、家事をさっさと済ませて外出。
自転車は前輪が空気が抜けやすくなっており
パンクではないよだが、ちゃんとみてもらおと
仙台で暮し始めて以来ずっとお世話になっている
自転車屋さんに持って行くつもりだったが
普通の家になっていた。
ああ…、オジさん結構トシだったしな。

自転車を修理に預けて、その間に髪をと思ってたのに
空振りしたまま美容院へ。
そこできいたら、どうもあの自転車屋さんのオジさんが
急に亡くなって閉店したそうだ。
ああ…。
毎回安くしてもらったり、頼んでないとこもタダでみてくれたり
良くしてもらってた。
オバさんものほほんとしてて、いい雰囲気だった。
今の家の近くに自転車屋さんが無いのもあるが
遠くなってもあそこのお店に通うのが一番と思ってたのに。

午後、寂しい気分を引きずりつつミニ典のお迎え。
昨日に続き、ミルクを飲んでくれたそで
今日はすやすやお昼寝していた。
やはり温度がポイントだったのか、単に慣れて来たのか。
どちらにしても、一番の不安材料が解消されて一安心。
しかし、いままで搾ってた量では足りなくなるのは
明らかなので、もっと増やさねば。
やっぱ職場でも搾らなきゃダメなのね。痩せるといいな。

ミニ典のならし保育十日目。
大典が午前の半休を取ったので
初めて同行。
保育士さんには「濃い顔してます」と予告しておいたが
「かわいいお父さん!!」とおだてられる大典。

保育園を出てすぐ大典は芝居仲間の引っ越しのお手伝いへ。
わたしは元無国籍のマスコット・仁美ちゃんと会いに駅へ。
仁美ちゃんはもう臨月の妊婦さん。
あまり歩き回らないうちに、ランチのお店を見つけ
まだ早いけど食べてしまうことに。
出産の話題を交えてつらつら話す。
仁美ちゃんもわたしと同じ病院で産むことに決まっているのだ。
いろいろ不安はあるよで
自分も妊娠中は怖くて仕方なかったなーと思い出す。
産んでからは怖くなくなったのかと言えばそではないが
出産後のことが想像できなかったので
毎日が新鮮だったのを思い出す。
もう何年か前のことのよだ。

気付けばミニ典のお迎えギリギリの時間になっており
慌てて解散。
次に会うときはもう生まれているのだろな。
ああ、安産のお守りもあげれば良かった。

お迎えに行くとミニ典は保育士さんに抱っこされて
ご満悦。置くと泣くのだそだ。
家で寝かせててぐずっても、放って置けば寝ちゃうから
あまり気にしてなかったが、これも抱き癖だろう。
今日は哺乳瓶でミルクを飲んだ!!という。
遂に観念したか!!天晴れじゃ!!やっと搾ってる甲斐が…。
午前中は少ししか飲まなかったが
午後あげるとき、いつもよりも熱めに調整したら飲んだそだ。
それでも量としては圧倒的に足りないので
帰宅したらおっぱいをごくごく飲んでお昼寝した。

わたしも一緒にうたた寝した後、
夕方再び駅方面へ。
メトロポリタンホテルで踊りのお師匠様と会う。
ほんとはご自宅にお伺いしよと思ってたのだけど
都合が合う日を探したら
丁度お師匠様が仙台に用事がある今日、出先でお会いすることに。
お稽古に行けずに1年半以上お会いしてなかったが
お師匠様にお変わりなく安心した。
ミニ典をとても可愛がって下さったが
お膝に抱いてもらったら泣き出してしまい、すぐ交代。
仕事に復帰したら職場が近くなるのでお稽古も復帰したい。

ケーキとお茶をご馳走になり
お師匠様の次の予定の時間になりお別れ。
何となくお店を見て行ことエスパルに入ったら
偶然大ラビリンス・たまみさんにばったり。
つらつらお話ししながら一緒に帰った。

1日に3人も人に会うと、何か充実した気分になるね。

ノイズを嬉々として紹介する大友良英と
お菓子を食べ始める佐渡さんの温度差が面白い
日曜朝の定番「題名の無い音楽会」を観て
大典と二人洗濯物を干して
午前中のうちにせかせかと榴ヶ岡公園に出掛ける。
桜は満開だったが、
道端でおにぎりとか食べる人々を眺めるのがメインに。
足早に園内を1周して帰って来てしまった。

お昼をせかせか食べて、10-BOXに送ってもらう。
言言の「東京裁判」を観に行く。
思ったほど堅苦しくないテキストに
実力のある若手の役者さんたちの魅力たっぷりで
観ごたえがあった。
演出が多少テキストに寄りかかっているよには感じられたが
力のある若い人たちが元気なのは
今の仙台の演劇界の魅力ねと思う。

同じ公演を夜は大典が観に行き
意外とハードな日曜日が暮れた。
同じ回で公演が観られるっていうのは
すごい時間の節約だなと今は思う。

珍しく午前中に家を出て福島の祖父母宅へ。
出産後行ってなかったので、
ミニ典とじいちゃんがまだ会えてない。
ばあちゃんは生後1ヶ月ほどの頃に
ままんちに連れられてうちで会っている。

先月行こかと思ってたのだが、連絡したらばあちゃんが
体調が優れないから、も少し先にしてくれといわれてた。
転んだりムチウチになったりしてたのだ。
すっかりとは言わないが、人を招けるくらいには
復活したよで、ばあちゃんからそろそろ来いと連絡をくれた。

ミニ典は移動中ずっと寝てて
じいちゃん宅に着いた途端目覚めて泣き出した。
なかなか泣き止まないので
じいちゃんらは人見知りしたと思ったよだが起きぐずりだ。
やがて落ち着いたら後は機嫌もよく
ニコニコえうえうとお喋りして曾祖父母に好評を博す。

今までの写真も見せよとiPadを持って行ったが
一番ウケたのは、父方の叔父がミニ典を抱いている写真。
叔父は父方の亡くなったじいちゃんにそっくりになって来ていて
その写真はまるで、じいちゃんがミニ典を抱いているみたいに
みえるのだ。
じいちゃんどうしはとても仲が良かったので
かなり感慨深かったよだ。

お昼をいただき、夕方までいろいろ昔話をしつつ過ごす。
去年じいちゃんが免許更新のための高齢者教習を受けたとき
認知症のテストがあって、もちろん受かったのだけど
最高齢で最高点だったと教官にこっそり言われたそだ。
そんなじいちゃん
10年ほど前のうちのいもとの結婚式でもらった
新婦からのメッセージカードの内容に現れる
いもとの洞察力や文章力に、
最近気付いたという。

帰りにいろいろ持たされたが
わたしがコドモの頃に使ったと言う
ミッキーのグラスも持たされた。
先月実家に帰ったときも思ったが
コドモの頃使ったグラスは、思ったよりも小さい。
わたしの手が小さかったのだなあ。